☆. DM-53:ミッキー&ドナルド .☆

(MICKEY & DONALD)

- S57.11.12 Released (\.6000) -

任天堂お得意の版権モノが マルチスクリーンにも登場。その第1弾はミッキーマウスドナルドダックでした (といっても、マルチスクリーンでは、このゲーム以外版権モノは発売されなかったのですが (笑))

さて、さっそくゲーム内容についてですが、とある古ビルで火災が発生。火元は1階らしく炎は1階から徐々に屋上へと向かっていく。だから、下で消火活動をすればノープロブレムのはずなのですが、やはりそれではゲームにならないのでした (笑)

消防士ルックに身を包んだドナルドダックは無謀・・・もとい、勇敢にも屋上に陣取り、上ってくる炎めがけてホースから水をかけます (水滴が1つずつ出るのも凄いなぁ (苦笑))。

しかし、このホースには所々穴が空いており、放っておくとそこから水漏れを起こしホースの先から水が出なくなってしまいます (ドナルド、ピンチ!!)。そこで、登場するのが我らがミッキーマウス。彼を動かしてホースの穴を手で塞ぎ、常に水が出るようにしてあげるのです!

ただ、これだけじゃ済まないのがG&Wの常 (笑)。ホースは当然、給水車につながっているのですが、運転手のグーフィーはとっても怠け者。放っておくと給水を止めてしまうというバカモノぶりを発揮してくれちゃうのです。そこで、プレイヤーはミッキーマウスを操作してグーフィーを監視&注意しなくてはならないのでした (操作的にはホースを押さえるのと同じなので難しくはないのですが)

迫りくる炎を上手く鎮火させるとミニーマウスが祝福に現れボーナスとなります。もっとも、祝福を受けるのはミッキーマウスだけで、一番頑張っているドナルドダックには何も無しという非情さでした (可哀相・・・)

また、ミッキーマウスがホースから水を漏らしてもミスにならないのに対し、ドナルドダックが炎を消せなかったらミスになる (ミスマークは炎) など、ドナルドダックの待遇の悪さが目立つゲームでしたね (苦笑)

このゲームでは、プレイヤーはミッキーマウスとドナルドダックの2人をバラバラに動かさなければならないのが非常に難しいです。ライオンも2人のキャラを別々に動かすゲームでしたが、移動方向がどっちも同じだったので、直感的に動かしても何とかなりました。

しかし、このゲームの場合、ミッキーマウスは上下方向ドナルドダックは左右方向、と動かすベクトルが全く違うので難易度もかなり高かったのです。しかも操作キーが長方形になってて、ちょっと使いにくかったというのも難易度を高める一因となっていたように思います。

そうそう、ミッキーマウスの大の仲良しであるプルートがアラームマークとして登場してます。なかなか、ディズニーのキャラクタの良さ (というか性格) を上手く捕らえているゲームです。某ゼoト\.12800で売られていたのも分かるような気がしますね (納得はしないけど (ぉぃ))