折り紙作品

川井淑子による創作の折り紙から新作を選びました。

編集:近藤純正
私の姉・川井淑子の作品の中から新作を選びました。
一千年も昔から折りつがれてきた折り紙は日本の誇る文化遺産であり、 今や世界中に広がっています。紙はやさしいぬくもりと無限の可能性を みずみずしくたたえています。手は「心のおつかい」であり、 手遊び(てすさび)を通して紙の生命(いのち)に語りかけ、美しい世界 を創造します。 「都の春」、「吉野雛」、「ふくろう」、などを絵画的に構成して色紙絵に 表現しました。「ふくろう」や「あけぼのびな」は、折り方も 示してあります。

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折り紙の目次
5. 2017年の干支「酉」の折り紙 折り図を参考にして折りました (新作)
4.正月を迎える干支の折り紙 12年分が揃いました
3.あけぼのびな ひな人形の色紙絵、折り方も示しました
2.ふくろう ふくろうの色紙絵、折り方も示しました
1.都の春など4点 吉野雛、都の春、バラのメヌエット、ビール



和紙折り紙の特徴を活かした川井淑子 の作品
和紙を使った折り紙の特徴は、やさしい風合いがでて、自然な 作品ができます。伝承的な「つる」や「やっこさん」などにと どまらず、さらに発展させ、それらを絵画的に構成して色紙絵 などに表現しています。出合った時の感動を大切にし、これま でに仕上げた作品は 1,000点以上に及びます。

作り方
折り紙作品の作りかたとして「ふくろう」を例として、作品 「2 ふくろう」の後半に示してあります。 また、その4分の1の面積の和紙をつかった ブローチの作り方 と、フクロウのことわざなども掲載してあります。

作者の紹介
	川井淑子(かわい よしこ)
	1931年生まれ、高知市在住
	日本折紙協会理事
	現在、高知県内の高新文化教室や社会保険センターをはじめ老
	人大学、女性大学、短期大学などで多くの折り紙教室を開いて
	いる。県外や外国でも指導や親善などで活躍中。
	著書
	 花の折り紙(ブデック社):暮らしに咲かせる和紙折り紙
	 四季の花(日本ヴォーグ社):和紙で折る花を色紙やカードに
	 節句を折る(ブデック社)(共著)
     花暦(日本ヴォーグ社)(鶴見雅子と共著)
     おり紙 花散歩(廣済堂出版)(鶴見雅子と共著)
	 保育原理(三晃書房)(共著)、ほか