電子メールから絵画にて その4
E-mailから思い出したシュルレアリスムを調べようと図書館に行ったところ、
この本しか無かったんです。(^ ^;;
ところが、これが当たりで、メッセージたっぷりで、示唆に富んだ本でした。
「詩は<別の場所>なのだ」としていたことを強調する。しかも「こ
の<別の場所>とは、精神的な、また世俗的な場所を指してはいない。
<別の場所>はどこにもない」のである。それがシュルレアリスムな
のだ。「超」現実シュルレアリテを求めるという「超」シュルが誤解
のもとであり、さきにも言ったように上方を指す「超越性」を連想さ
せる「超」シュルではなく、シュルレエエル(レエエルは現実的の意)
なるものは、人と人の間に、あるいは下方にあるのであり、シュルレ
アリスムの詩は「無意識」であり、「巨大な笑い」に触れることだと
思った方がよい。
やっぱり、考えることはいいことだ、うん。
なんというか、くびきから解き放たれてインスピレーションがバチバチ飛び始
めて、最近取り組んでいる3D-CGに対し、刺激するところ大です。2-3日内に
詩を付けてアップロードできると思います。
やっぱり、今少しシュールレアリスムの線で頑張ってみようと思う。
「一期一会」「熱と誠」これ、うちの会社の創業者が会社のモットーに掲げた
言葉なんですが、そんな気持ちで、「真剣勝負」やってみると良いですよ。
犬も歩けば棒、トムも本を手に取れば歩ける、ってな具合で、次に目に止まっ
たのが、筒井康隆「文学部唯野教授」1990.01.26発行、岩波書店1300円。
文学部の中年独身教授のロマンを絡めながらの、印象批評、ニュークリティシ
ズム、ロシアフォルマリズム、現象学、解釈学、受容理論、記号論、構造主義、
そしてポスト構造主義に至る9講は、ばったばったと総括しちゃってなかなか
の力作でした。もちろん筒井康隆一流のスラップスティックどたばたも盛りだ
くさん、電車で立ち読みしながらついフフフと堪えきれずに笑ってしまう私を
見て、周囲はきっと気味が悪かったに相違ありません。
最新作のこの「An Isolated Angel」は、実はちょっと思い入れがあります。
中学の頃、天文年鑑別冊のカラー天体写真集に魅せられてしまって。宇宙空間をカプセルで漂流するようなイメージ浮かべてうっとりしたりして。
GALAXY.INCの画像がその頃の記憶を呼び醒ましたものだから、以前創った人形を添えてPOV-Rayで創ったもので、自分自身とても気に入ってます。
なんか最近、あれもこれもと手を出したくなることが沢山あって、今はちょっ
と拡散の時期なのかな。時間かけて皆まともなものに完成させるつもりです。
最近、VRMLで、画像をグリグリやるのに凝りはじめちゃってます、いくつ手
出したら気がすむんだか、我ながら呆れてます。
皆様のお考えも、お聞かせください。
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