電子メールから絵画にて その2
そういえばインターネットのお付き合いで、御本人の表現を借りますと「押し
掛け弟子」さんが一人おられます。こちら、
* SEVENTH HEAVEN *
http://www.asahi-net.or.jp/~ff7k-ssk/
彼は、「素晴らしい色彩なので、それを生かす。線の中を色で塗りつぶすので
K.SASAKIさんの描く瑞々しい詩、青春の夢。
光彩をまとう人物達の彼の世界に在るまなざし、ヴィヴィッドな表情は、
はるか昔に置き去ってきた大切なもののように想います。
なく、色の上に線を置く感じで。」とアドバイスしただけで、言わんとする表
現や技法を理解していただけたようです。素敵な絵を描かれています。
自分のこころのままに描く、そのこころを見るひとのこころが共振する、そん
な感じで広がっていったらいいなあ、と思います。
大上段に、人に見せることを意識した「作品」を描くのもいいんですが、ちょ
っと「綺麗だな」と思ったものに対して鉛筆を走らせてみてはいかがですか。
素描も楽しいですよ。
私の先生は、プロフィールにも書きましたが新制作協会の田澤茂で、今でもかわいがってもらっています。猪熊源一郎の弟子で新制作協会会員、若い頃漫画家を志したこともあったそうです。
今年の新制作展には「百鬼夜行」の絵を出されていました。
私の場合、全体の場というか空間を見つめてそのまま紙に定着させようとする
ので、いわゆるアカデミックもどきのデッサンになっていますが、それはただ、
いろいろなデッサンの在り方の中の一つに過ぎません。
おっしゃるように、描くというのは、「描くときにイマジネーションが自然に
湧いてきて、表現されたもののなかに無意識のうちに「なにか」がこめられる、
じぶんのこころを揺り動かした何か、だれかに伝えたいと感じたもの、描いて
いるときの高揚した気分、などなどが絵に込められる」っていうことなんです
ね。
レッテルで見てしまうのでなく、自分の感じた印象を伝って作品に迫ってゆく
のは、結構、作品の本質に向かい合えるように思います。
皆様のお考えも、E-mailや 伝言板Villa CYBERBUSTなどにてお聞かせください。
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