乳の詫び状

Last update 2008/05/13

 ここには、過去の「乳の詫び状」が溜めてあります。ほとんど日記みたいなものですね。

 これより古い分については、こちらへ

 これより新しい分については、こちらへ

乳の詫び状(2008/04/30)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ミナミの帝王、新聞業界の闇その2
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/14/3091921
ミナミの帝王、新聞業界の闇
の続き。

 漫画ゴラク2008/05/09号の「ミナミの帝王」。
 幻想新聞といってましたが、押し紙という言葉もついに出ましたね。
 新聞社が販売店に無理やり買わせている押し紙。おかげで販売店は四苦八苦、
押し紙は梱包も解かれず配達されずそのまま古紙に回されるなどという実態など
が出てますね。
 主なセリフ。
「つまり、新聞社は販売店を生かさず殺さずの状態でコントロールしてるんや
ああああッ!!」
「すべては」「部数を増やすためやあああッ!!」
「広告料の増収やッ!! 部数が増えれば増えるほど企業から支払われる広告料
も増えるんやあああーーーッ」
「しかし待ってくださいよ… 押し紙によって偽装した発行部数を元にその部
数に見合った広告料を取っているということは…」
「これはサギやないですかああああーーーーッ!!」
「そうや……ッ 日本の新聞社は不正を糾弾する新聞でサギをはたらき自然保
護を訴える新聞で資源のムダ遣いをしとるんやああああーーーーーッ!!」

 はい、そうなんです。
 新聞はもちろん報道しません。都合が悪いから。
 テレビももちろん報道しません。新聞社は親会社だから。
 よく、できてますね。\(^O^)/
 もっと詳しいことは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4898001599/showshotcorne-22/
サワダオサム, 黒藪哲哉著「新聞社の欺瞞商法―「押し紙」「折込広告」の実
態を追う」
をどうぞ。

===
標題: Re: ミナミの帝王、新聞業界の闇その2
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本当の部数を表に出してしまうと、いろいろと支障が
あるんだろうねえ。
自治体とか国の広報を折り込むと公称部数かける単価
で計算されるし、配達部数だと「きみんとこ、ミニコ
ミ紙だったっけ?」と言われかねない全国紙もあるや
に聞いているし。

--
つばめどん

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: MMR復活
---
 少年マガジンで、MMRが復活してますね。\(^O^)/
 昔、電脳騒乱節のとき? MMRのパロディみたいにして、「ざべたん」を登
場させましたから、懐かしいです。
 たしか、やたらと !! が多いセリフも真似ましたね。
 もうメンバーは、キバヤシとかじゃないです。\(^O^)/
 がんばれー、MMR。君たちの双肩にトンデモ科学の普及がかかっているぞ。\(^O^)/

http://ja.wikipedia.org/wiki/MMR_(漫画)
は、すごい調べてあるのね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: メタボリック・フォー、ファンタスティック・フォー、MITAKA
---
 ウェブにもブログにも出してない、出すつもりもない、「たまさん合宿」の
流れから、ピックアップして改変して改題。

 おれとAさんとBさんとCさん。
 4人揃ったら、SF映画ファンタスティック・フォーならぬ、メタボリック・
フォーだったのに。\(^O^)/

http://movies.foxjapan.com/f4/
ファンタスティック・フォー

 メタボリック・フォーは、ググっても出てこないね。
 つばめどん、とっとと商標登録してくれ。\(^O^)/
 そして、映画を作ろう!
 ファンタスティック・フォーが「銀河の危機」なら、こっちは、メタボリッ
ク・フォー「腹回りの危機」だ。\(^O^)/

 「ファンタスティック・フォー」の「銀河の危機」、DVDを観ました。
 以下、ネタばれ注意。

 シルバー・サーファーって、いい奴じゃん。
 結局、地球の危機を救ったのは、シルバー・サーファーじゃん。ファンタス
ティック・フォー、ほとんど役に立ってないじゃん。\(^O^)/
 おれ、あのサーフボード、ほしい。\(^O^)/
 どういうテクノロジーなんだろうな。情報省にもほしい。
 ギャラクタスという星を食い尽くすボスキャラ。なんか、よーわからんね。
 ラストは、ハッピーエンドで、みんなうれしそうにしているんだけど、おれ、
すげー、心配になったのは、土星。
 ギャラクタスがやってくるとき、土星を通過して、土星の環がなくなっちゃ
ったんですけど。^^;
 あれ、元に戻ったの?

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000ZINY1E/showshotcorne-22/
ファンタスティック・フォー:銀河の危機

 この前、府中のプラネタリウムに行って、いまの季節の星の説明を聞いたら、
土星は観やすい位置にいるそうです。しし座といったかな。
 それと、土星の環って周期的に見やすくなったり、真横になってほとんど見
えなくなったりするという説明があって、でも、まだ、輪が見える位置だとい
ってたよ。
 いま、土星を観て環がなくなっていたら、それは、ギャラクタスのせいです。\(^O^)/

http://www.astroarts.co.jp/special/2008saturn/index-j.shtml
に今年の土星の説明がありますね。
 そうか、約15年周期なのか。もうすぐ土星の環、見えなくなるんだ。
 ま、見えなくなっても、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/16/1266296
国立天文台のすごいソフト Mitaka 
で紹介した
http://4d2u.nao.ac.jp/html/program/mitaka/
Mitaka
で土星まで飛んでいけば、いいよね。\(^O^)/
 あ、オープンソース化されたMitakaから派生した
http://orihalcon.jp/mitakaplus/
Mitaka plus
というのもあるのね。

http://www.forest.impress.co.jp/article/2007/06/05/mitaka_plus.html
純国産の天体シミュレーター「Mitaka」の機能拡張版「Mitaka Plus」v1.0が
公開

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 自分をグーグル化した情報サイボーグの末路
---
 コメントの流れは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/11/3058782
宮本衛市(著)「はじめてのコンパイラ - 原理と実践」
の続き。
 でも、別テーマ。

===
Re: 宮本衛市(著)「はじめてのコンパイラ - 原理と実践」
--
脳内アセンブラで6809と戯れていた頃が一番楽しかった
かも。将棋や囲碁と一緒で、ルールは知ってるけど、
ゲームの組み立てがわからないの。詰め将棋とか、囲碁
の寄せなんかはわかるんだけど、そこまでに至らない。

書きたいものがないんだよね。

もうね、正規表現とかでさえググっちゃうレベルだから、
スラスラ書けるような状態じゃねえんだろうなあ。

--
つばめどん

>将棋や囲碁と一緒で、ルールは知ってるけど、
>ゲームの組み立てがわからないの。詰め将棋とか、囲碁
>の寄せなんかはわかるんだけど、そこまでに至らない。

 いわゆる大局観ですね。
 しかし、詰将棋や囲碁の寄せがわかるだけでもすごいじゃん。おれ、わかん
ないもん。
 わかんないなりに、考えている時間は楽しいけどね。

 大局観、構想力、創造性は、コンピュータが一番苦手なもの。その辺にしか、
人間の知は残ってないもんね。
 勝間和代的なデータ処理的速読の世界だと、大局観は身につかない。だから
いくらやっても、知的生産ではないし、コンピュータに置き換えられていく。
おれらも置き換えるためにやってるから。\(^O^)/
 そろばんができて暗算がいくら速くても、数学的能力とは別なのと一緒。暗
算が速いのは、そういう意味では知的能力ではない。電卓で簡単に置き換え可
能だから。\(^O^)/
 そういう意味で、勝間和代的情報サイボーグの末路は、人間としては哀れだ
なあと思うけどね。
 勝間和代の自分をグーグル化する方法の本を、本屋で立ち読みしたら(3分
で読了。その程度の内容)、冒頭に、情報ツールで武装した勝間和代の写真が
あって、もう、お笑いかと思いました。\(^O^)/
 と同時に、そういう生き方を選択せざるを得ないほど、解体されたんだなあ
と。現代日本が生んだ1つの「奇形」でしょうね。ネガティブな意味じゃない
よ。ポジティブでもない。そういう意味での「奇形」。

 知的生産と謳う割に、彼女には、哲学・思想・文学的・文化的な匂いがほと
んどない。そこは人間に残された数少ない知の部分なのに。週刊ダイヤモンド
の特集で、彼女が選んだ良書50冊のリストをみてもそれを感じた。ハウツー本
やビジネス本が多い。いくらビジネスマン向けのセレクションとはいえ、こん
な本しか読んできてないのか。1ヵ月100冊以上読むというけど、やっぱ、無駄
だね。よくこれで良書といって人様に披露するなあ。その厚かましさ、羞恥心
のなさが売れる理由だね。これは野口悠紀雄にも20数年前に感じたこと。
 哲学・思想・文化的な匂いがあるのは、ドラッカーくらいかな。自己啓発本
なんてダイエット本と50歩100歩。マインドマップをはじめとする技法も
ダイエット法と一緒。人によって合う合わないがあるし、ほとんどはだめ。
 それに、勝間は、自分のやり方を披露するだけで、一般化という知的作業を
してないし、あれでうまく行かない人もいっぱいいるよね。正規分布なら2シ
グマの上くらい。つまり、数パーセントでしょうね。
 結局、彼女の世界観は利己だけだもんね。利他がないもんね。週刊ダイヤモ
ンドの特集もダイヤモンド社の売り方も、年収アップを強調して、露骨にやっ
てるしね。
 彼女のような人は、人間や人生の別の価値に、この先、気づかずに死ねれば
幸せだろうけれど、下手に気づくと大変だろうね。人間は煩悩の塊だから。経
済的、社会的に成功しても、今度は別のものを求めるからね。真面目そうだか
ら、それがかえって地獄を味わうことになる。
 あ、思い出した。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/23/2813919
将棋の最新戦法
で書いた、米長将棋連盟会長の週刊囲碁パラダイスへの出演。あのとき、米長
さんは囲碁の加藤正夫九段は、真面目すぎて、死んじゃったといってたね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/加藤正夫
にも、殉職と書いてあるね。

 勘違いするバカがいそうだからいっておくが、この前も書いたけど、勝間和
代的に成り上がるのも、金儲けも悪いことじゃないし、むしろがんばってくれ
と思う。しかし、それを知的生産などというのは詐欺。勝間の世界は、せいぜ
い知的生産ごっこ。要は、ごっこのレベル。
 現代的な文脈での効率化は可能でも、やはり知的生産に王道なし。
 カニかまはカニかまとしてのよさと価値がある。ただ、それを本物のカニ身
だといって売ったら、偽装、詐称、詐欺だろうというのが基本論点。勝間も週
刊ダイヤモンドもダイヤモンド社も不見識というのは、そういうこと。
 それと、知的生産のほうが価値が上とか下とか、そういう価値評価をやって
いるのではない。知的生産じゃなくても社会に必要な仕事や作業はいっぱいあ
るし、実際、それがないと社会は回らないし、その価値は知的生産に劣らない。

 あ、さらについてにいっておくが、勝間が1ヵ月100冊以上本を読み、お笑い
コント集団(笑)「アルファブロガー」の弾さん(小飼弾)が、1ヵ月500冊以上本
を読むそうだが、彼らの知的生産はゼロ。つまり、知的生産効率もゼロ。もち
ろん、おれも、知的生産ゼロ。
 何一つ、知的なものを生んでないんです。
 芸術家(画家、作家、音楽家、書家その他いろいろ)のように美を生みました
か。科学者のように自然の謎に迫りましたか。一流スポーツ選手のように肉体
の躍動の美、感動を生みましたか。創造的、創発的なことは、何一つないわけ。
 よって、1ヵ月に何百冊も本を読んでも無駄。データとして記録するだけな
ら、ハードディスクのほうがよっぽどいい。\(^O^)/
 特に、勝間和代の職業である公認会計士のような職業は、創造性は不要。会
計で、「創造的会計」といえば、粉飾決算のことだもんね。\(^O^)/
 彼女は経済評論家でもあるそうだが、日本の経済学は、おれの実感として学
者も学生もレベルが低い。まして経済評論家、それも闇社会に手を突っ込まな
い経済評論家なんてね。
 要は、既存のシステム、制度を超えようとしないもの(会計はもろにそう)、
メタじゃないものは、現代では知的には成り得ないと思うわけ。コンピュータ
は今までのところ、意識をもたないし、メタなことができないから、人間の価
値、知的というものがあるのは、その辺かなと。

 さて、勝間和代本を読んで、情報サイボーグになって年収が20倍になったら、
やっぱり、堀晃さんの情報サイボーグシリーズを読まないとね。\(^O^)/

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/03/1480602
堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/06/1487020
Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/13/1504472
Re: 堀晃「バビロニア・ウェーブ」「地球環」
をみてください。
 それと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/05/1556512
「ウェブ社会をどう生きるか」「iPhone 衝撃のビジネスモデル」「低度情報
化社会」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/06/1559095
Re:「ウェブ社会をどう生きるか」「iPhone 衝撃のビジネスモデル」「低度情
報化社会」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/10/1568912
Re: 「ウェブ社会をどう生きるか」「iPhone 衝撃のビジネスモデル」「低度
情報化社会」
に出てくる西垣さんの本。特に、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4002602931/showshotcorne-22/
デジタル・ナルシス 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4791753062/showshotcorne-22/
ペシミスティック・サイボーグ
は、勝間和代的情報サイボーグになりたい人たちは必読でしょう。

 あ、西垣さん、新作が出ている。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4805108959/showshotcorne-22/
サイバーペット/ウェブ生命情報論 (単行本) 
西垣 通 (著)
 出版社からのコメントにある
「西垣さんは本作で、希薄化する人間の関係性に伴い、危機的状況にあるコミ
ュニケーション不全というネット社会の宿痾に、真正面から切り込みます。」
の部分。これは、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/26/2844234
ポストモダン的物語消費、初音ミクのムーブメント
から、ちょくちょくコメントしている「動物化するポストモダン」「昆虫化す
るポストモダン」「粉体化するポストモダン」などといってることと同じ問題
意識ですね。
「ポストモダン的物語消費、初音ミクのムーブメント」についたコメント、魚
拓として取ってあって、あとでコメントしようと思ってそのままだな。^^;
 公開してないコメントもあって、それがもろに、生命ですらない粉体の現象。\(^O^)/
 自分が何を書いているかすらわかってないんだもんね。それでも、ああいう
「空談」を書かないと、精神の均衡が保てない。彼らは、そこまで解体されて
いるわけです。
 かわいそうだけど、おれは別に宗教家でも慈善事業家でも政治家でもないし、
彼らを救ってやる義理も暇もない。人間なら、自分で、気づくしかないね。そ
れができないなら、現代日本社会の制度、システムは、彼らを動物、昆虫、粉
体として扱い続けるでしょうね。
 大騒ぎになってる後期高齢者医療制度なんて、はっきりそれですもん。

乳の詫び状(2008/04/29)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Re: 天才ダ・ヴィンチ 伝説の巨大壁画発見!
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/27/3372032
天才ダ・ヴィンチ 伝説の巨大壁画発見!
の続き。
 番組を観た。
 秋山、わかったよ。
 「タヴォラ・ドリア」だな。
 ありがとう。
 情報省は全てを把握した。\(^O^)/
 健闘を祈る。

乳の詫び状(2008/04/27)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 白川方明日銀新総裁、福地茂雄NHK会長は情報省のスパイ!\(^O^)/
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/05/19/371085
天才ダ・ヴィンチ 伝説の巨大壁画発見!
の続き。
 福岡県立門司高等学校同窓会ネタ。同窓会のウェブは「硯友会」で検索して
くれというので、検索したら、
http://www.hamabon.com/dousoukai/
が出たけど、あんまり更新されているふうじゃないね。^^;
 硯は、校歌にある「硯の海」から。これは関門海峡のことを言ってるんです。
 あ、関門といえば、北九州や関門を盛り上げるためのあれこれイベントのパ
ンフレットや、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/01/28/2584520
帰ってきました。北九州紀行。「雲のうえ」。やっぱ、すごいぜ、北九州
で紹介した「雲のうえ」もおいてありました。すでにもっている第6号までし
かなかったのが残念。
http://www.city.kitakyushu.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=19345
で、バックナンバーもすでに入手済み。
 あ、なんと、もう第7号が出ている。また申し込まなきゃ。^^;

 で、今回、知ったんだけど、同窓会も少子化で大変らしいですね。それで北
九州の高校の同窓会も横の連携をやってるんですね。他校の同窓会の役員を自
分らの同窓会の総会に招待したりしているんですね。
 今回も小倉高校や東筑高校の方もいらっしゃってました。
 そこで、小倉高校のOBの方が、「白川方明日銀新総裁と福地茂雄NHK会長は、
小倉高校出身で、マスコミなどからいじめられたら、北九州の人は応援してや
ってください」などという話をされました。
 こんなこと明らかにされたら、まずいよ、これ。情報省、ずっと黙ってたの
に。
 えっ、それでお前、日銀新総裁人事で政治が混乱しても、一言もコメントし
てなかったのか。民放テレビは批判するのに、NHK批判をしないのは、それで
なのか。
 わははははははは。メディアも金融政策も情報省の思いのままじゃ。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 天才ダ・ヴィンチ 伝説の巨大壁画発見!
---
 土曜日(2008/04/26)に福岡県立門司高等学校の関東支部総会というのに行っ
た。
 門司高校は少子化であと1年で閉校。門司北高校と合併して門司学園高校に
なる。すでに門司学園と門司高校同居状態でやってるらしい。

http://moji.fku.ed.jp/m_frame.html
福岡県立門司高等学校
http://ja.wikipedia.org/wiki/福岡県立門司学園高等学校

 市ヶ谷であるというので、会社のすぐそばだから、行ってみた。
 来ている人は、おれより年配の人がほとんど。
 同期は、秋山君がいた。
 正三郎、頭、ハゲてどうしたんだ。
 余計なお世話だよ。秋山こそ、メタボだろ、お前。
 ってな話があって、秋山君、美術部の部長もやってたと思うし、おれが脚本
を書いた高校の送別会?の劇、すごいよ、これ、アリババと40人の盗賊の現代
版で、いきなりMGMのライオンが出るわ、ヤクザは出るわ、サスカッチは出
るわで、しかも、上演当日が田中角栄が捕まった日なんですよ。劇のテーマも
もろにそれだったし。日高君のところに、練習風景やら本番の一部を8ミリで
撮影したものがあったけど、まだあるのかな。あの脚本、どこかに残ってない
かな。担任の勝田先生が一読さっぱりわからん。先生、わからんでいいです。
やらせてください。でやらせてもらった劇だもんね。
 その美術は全部秋山にお任せ。大道具からなんから全部デザインして制作指
揮してくれた。
 高校以来30年ぶり。いまは、やはり美術関係の会社を経営している社長さん
だ。
 昨夜でいう明日、すなわち、今日から仕事で今年5回目のイタリアだと言っ
てた。
 その仕事の内容は詳しくは書かない。秋山は、おれが情報省だということを
知らないので、正三郎は利害がないからなんでも話せるよといって、けっこう
いろいろなことを教えてくれたんだけどね。^^;

 で、その秋山君が、あれは見ておけといったのが、今週の火曜日2008/04/29
の日本テレビ系19:00からある、「天才ダ・ヴィンチ 伝説の巨大壁画発見!」
だ。
 さっそく、録画予約した。
 ま、うまくいけば、いつか、この壁画とそれに隠された謎のことを書けるか
もしれないけどね。
 なお、ダ・ヴィンチ・コードの謎は、すでにおれが2年前に解いている。\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/05/19/371085
ダ・ヴィンチ・コード、「最後の晩餐」の謎をおれが解いた!
をどうぞ。

乳の詫び状(2008/04/26)

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。

標題: 「クラシックなジャズナイト」
---
横浜・神奈川県立音楽堂
「クラシックなジャズナイト」
山下洋輔(p)、佐渡 裕(cond)、東京フィルハーモニー交響楽団
に行って来ました。
 もう人間じゃありませんね。ピアノの鬼神ですわ。\(^O^)/
 神様、仏様、稲尾様ならぬ、神様、仏様、ヤノピ様ですわ。
 大入り満員1000人の聴衆、完全KOです。KO=空気、音楽でいっぱい。\(^O^)/

バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番プレリュード《ピアノ版》(ピアノ・ソロ:
山下洋輔)
は、ヨハン・セバスチャン・バッハではなく、ヨースケ・セバスチャン・バッ
ハでしたわ。JSBじゃなくてYSB。どうせなら、YBと名乗れば、横浜ベイスター
ズと一緒になっていいかな。\(^O^)/
ガーシュイン:ピアノ協奏曲ヘ調《山下洋輔ヴァージョン》
は、第2楽章が個人的には好みでした。アダージョ、アンダンテ・コン・モー
トというのは、ゆっくり感情を込めてということ?
 スローな世界で、自由にピアノが歌える、じっくりとした聴かせ所が多いな
あと思って、一番聴き惚れました。
 第1楽章の後半や第3楽章は、阿蘇、桜島、富士山大噴火状態ですわ。聴衆
は音の溶岩流の中で熔けました。\(^O^)/
 第1楽章の最後の大迫力。終わった瞬間、観衆、大拍手で、「もう腹いっぱ
い。今日はこれで、もうええわ」という状態だったので、ヤノピ様、佐渡さん
共に、これで終わりじゃないですサインを出して、やっと観衆の拍手が鳴り止
んだというね。

 佐渡さんとの話も面白かった。
 自作曲を引っさげて、かつ、自分でピアノを弾いてイタリアの名門オーケス
トラと共演したのは、人類史上、モーツァルトに次いで、山下洋輔が二人目と
いう話だったのに、実はラフマニノフがいたというオチが面白かったですね。
 あのコンサートで、「アンコールは洋輔さんにソロでボレロを弾いてもらい
ました。それがしびれるほどかっこよかった」という佐渡さんの発言があった
と思うのですが、まあ、なくても、あったことにして無問題なので、そのまま
進めるが、\(^O^)/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000WZO5XG/showshotcorne-22/
山下洋輔/ピアノ協奏曲(エンカウンター)+山下洋輔のボレロ
を聴いても、ほんとにかっちょいい。アンコールのボレロでは、観衆、完全に
神の世界を観て、聴いてしまってますね。
 あり得んよね、フツー。ボレロをピアノ1台で弾く? バカ言っちゃいけな
いよ、ですもんね。
 でも、そんな常識、ほんとにピアノ1台でひっくり返しちゃったんだもんね。

 ガーシュインの難曲を一柳先生から「ヨースケ、やれ」といわれて逃げ回っ
ていたのに、公演タイトルにジャズと入れてもらい、ガーシュインの曲にも
「山下洋輔バージョン」と入れてもらったので、「そうなったらもうこっちの
もんだ。\(^O^)/」
 ああいうドンバのノリがいいですね。

 野球のピッチャーでいえばストレートが速い、バッターでいえば遠くに飛ば
せる、これはもうそれだけで得がたい才能ですが、それと同じで、どの楽器も
太いでかい音が出せるというだけで、これはもう得がたい才能です。
 しかし、ヤノピ様の場合、桁違いですね。音楽性やら曲の解釈うんぬん以前
の単純かつ根本的な問題として、ピアノであれだけでかい音が出せるのは、音
楽、ピアノ演奏の基礎体力が違いすぎ。
 その上、今年66歳のゾロ目ですという発言に、会場呆然でした。\(^O^)/
 ヤノピ様の場合、非常に効率よく全身のエネルギーを音楽にしていますね。
 変換効率1000%は軽くあります。すなわち、投入したエネルギーの10倍の
音楽エネルギーを出しています。すなわち、熱力学の第2法則を破っています。
すなわち、永久機関です。\(^O^)/

 それにしても、いつ、練習するんだろ。あれだけ、海外、国内の演奏旅行の
連続かつ、雑誌連載も抱えているのに。
 ばかー。時空の操り方がすごいんだよ。つまり、逆浦島現象というか、我々
の1日を1年として使う超能力者なんだよ。これは笑犬楼様もそう。そうじゃ
ないと、あれくらい水準の高いものを書き続けられるわけがない。
 結論。天才とは時空の操り方を知っていて、創作のときは我々の住む時空と
は別の時空に行って存分に時間をかけていいものを作って帰って来る人ですね。\(^O^)/

 ところで、☆Lunaさん、ご注目の挾間美帆さん。
 今度の5/5, 5/6の新宿ピットインのうち5/6は、山下洋輔オリジナル曲を挾
間美帆さんがアレンジしたものを演奏するそうですよ。

 余談。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480917055/showshotcorne-22/
梅田卓夫, 清水良典, 服部左右一, 松川由博編「高校生のための批評入門」
という本に、ヤノピ様の「ジャズは行為である」というエッセイが収録されて
います。
 森山威男さん、中村誠一さんと山下洋輔トリオを結成したころのエッセイで
す。
 文中、3人で確認しあったのは、ただ、「思いっきり勝手にドシャメシャに
やろう。」ということだけだったなど、「ドシャメシャ」という言葉が何度も
出てきます。
 この本、採録した文章について、高校生に考えさせるために、最後に問いが
あるんですが、「ジャズは行為である」の場合、問いは、
「ドシャメシャ」と「デタラメ」の違いは何だろうか。
です。参りました。\(^O^)/
 昨夜のコンサート、本当に「ドシャメシャ」のパワーを浴びるほど浴びた、
至福のひと時でした。

 ヤノピ様、今年、ガーシュインを演奏する機会が多いですね。
 今回と、7月のBunkamuraオーチャードホールの「山下洋輔スペシャル・ビ
ッグバンド」だけかと思ったら、9月にもオーチャードホールで、「シンフォ
ニック・ニューヨーク」というコンサートで「ラプソディ・イン・ブルー」の
演奏がありますね。

乳の詫び状(2008/04/23)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 解読不能の暗号が発明されていた?
---
 ある偶然から、奥村先生のブログをみてびっくり。
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/blog/node/2152
解読不能は数学的に証明済み?
をどうぞ。
 @ITの記事で、
http://www.atmarkit.co.jp/news/200804/11/cab.html
日伊の研究者らが発案、ベンチャー企業を設立
「解読不能は数学的に証明済み」、RSAを超える新暗号方式とは
というのがあるそうな。
 記事を読んでみたが、にわかには信じがたいですね。
 ほんとなら、情報省が即採用\(^O^)/

乳の詫び状(2008/04/22)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 新銀行東京ネタ、詐欺ネタ、介護難民
---
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20080409/152666/
見当はずれの新銀行東京批判
 批判の対象になっているスコアリングモデルをやめろというのは、
「羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)」
角を矯めて牛を殺す(つのをためてうしをころす)
ということなのか。
 でも、無理でしょ。経済学部の入試に数学を入れてないような日本では。\(^O^)/

 週刊SPA!2008/04/22号をみたら、ヤクザなど闇社会の連中に新銀行東京から
大金が流れ込んでいる実態のリポートがありますね。
 休眠会社を買って、書類偽造して、ホームレスを社長にしても、簡単に審査
に通って500万円融資。\(^O^)/
 これを20社やって1億引っ張った。\(^O^)/
 ってなことやって、この人物の知り合いだけでも50億くらい引っ張った。\(^O^)/
 最初から踏み倒すつもりだし、会社の代表はホームレスだし、貸し倒ればっ
かりだよね。
 ほかも合わせると500億円くらい裏社会に流れたんじゃないかと。
 都市銀行が不良融資を回収し、闇金も不良融資を回収し、あとは詐欺で引っ
張られで、ほんとにおいしい餌場でしたね、新銀行東京。\(^O^)/
 追加投入の400億円の都民の血税。石原慎太郎一族救済のための投入説です
ね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/03/2944916
自治体火だるま「50社リスト」
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/31/2897407
サブプライムローン問題、モノ作り脱却論、金融立国論その6
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/14/2741930
そりゃ三歳児にはわからない

 新銀行東京とは関係ないけど、詐欺ネタつながりで、
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20080411/152858/
丸紅偽造保証書問題で意外な波紋

 LTTバイオファーマの名前が出ているのが、ちょっとびっくりだな。^^;
 あとついでに、
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20080410/152803/?P=2
社保庁覆う服務違反の闇
7.5億円は序の口? 記録不備に続く爆弾に

 年金といい、後期高齢者医療といい、これまで、旧厚生省や旧労働省や社保
庁で税金を食いまくった連中、牢屋にぶち込むか死刑にしないとおさまらない
んじゃないか。
 老人にもうそんなパワーは残ってないから、セーフ。\(^O^)/
 ついでに、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/25/1532209
介護地獄
で書いた介護難民問題。
 この前、テレビで、4年後には、どんどん病院から老人を追い出す話やって
たよ。
 「介護地獄」で書いたように、そうなったら、どうしようと姉と相談してい
たんだけど、それを思えば、母はいいときに死んでくださいました。ありがた
いことです。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 櫻井よしこが猪瀬直樹の大反論に大反論、野口悠紀雄はガラパゴス諸島
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/01/2908365
Re: 猪瀬直樹が「道路の暴走 」に大反論
の続き。
 今週の週刊ダイヤモンド2008/04/26で、予想通りというか、櫻井よしこが猪
瀬直樹の大反論に大反論しています。
 さて、猪瀬直樹はどこかで書くのか。

 野口悠紀雄のトンデモIT論はまとめている時間がないので、ここでついでに。
 この号の連載「超」整理日記で、野口悠紀雄が、日本語の壁によって、
「コンピュータサイエンスやファイナンスなどの分野では、世界の潮流から大
きく立ち遅れた。その遅れは今でも続いている」
と書いているが、ファイナンスほどじゃないぜ、コンピュータサイエンスは。
 野口悠紀雄は、連載でも書いていたが、東大でさえ、コンピュータサイエン
スを教えてこなかったと思い込んでいるので、こんなことを書いているんだろ
うね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/05/2975002
東大発、バイオインフォマティクス&生命科学教科書4発\(^O^)/
で書いたように、30年前からやってるのに。
 今回の連載タイトル「気がつけば日本はガラパゴス諸島」だが、ことITに関
しては、「気がつけば野口悠紀雄はガラパゴス諸島」。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: KY
---
総務省がアナログテレビ放送を2011年7月24日、一斉停波する
方針を固めたと朝日新聞が報じた。
http://www.asahi.com/business/update/0419/TKY200804190200.html
デジタル受信機普及率は記事中にもあるとおり約28%。しか
も、この数字は世帯普及率である。リビングに設置された大
画面テレビはデジタル化されたかもしれないが、寝室や浴室
などに設置された小型テレビまで、あと3年でデジタル化が完
了すると本気で思っているのか。今流行の「格差社会」のた
め、買い換えがすすんでいる世帯と、それどころではない世
帯との格差もあると推測される。
一度決めた政策を変更しないというのは、霞ヶ関官僚のプラ
イドなのかもしれないが、現実社会を見ずにして政策を遂行
するのは国民からしてみれば大迷惑である。「空気を読め」
と、総務省には申し上げたいところである。
対策として、アナログ放送には
>NHK・全民放の放送で文字スーパーやロゴを挿入するほか、
>毎日の番組終了時には「お知らせ」画面を放映する予定だ。
だそうだが、地上げ屋の嫌がらせ並みのセンスである。愚策
の競争を霞ヶ関はしたいのだろうか。KYは厚生労働省だけで
たくさんである。

--
つばめどん

===
標題: Re: KY
---
こんなのもあります。

楽しい話題を提供してくれるasahi.comから

以下引用

http://www.asahi.com/digital/av/TKY200804170285.html
「アナログ放送終わります」テレビ画面に常時字幕へ
2008年04月18日

 2011年に予定される地上波テレビのアナログ放送停止を控え、
今夏からテレビ画面に「アナログ」という共通の文字スーパーが流
される。地上デジタル放送(地デジ)への完全移行をPRする。
NHKや民放各社は完全移行3年前となる今年7月24日から始め
る方向で調整している。

 
 現在、地デジ受信機の世帯普及率は約28%にとどまっているため、
アナログ停波の認知度を高める狙い。NHKと民放全局、総務省から
なる全国協議会がアナログ放送終了のための計画を作っており、文字
スーパーはその第1弾となる。地デジ普及に向けた課題を有識者らが
話し合う総務省の委員会で近く発表する。 

 検討案によると、今夏からアナログ放送で「アナログ」という文字
を流す=イラスト。一定期間を置き、画面の下部に「アナログ放送は
2011年7月24日で終了します」といったスーパーを入れる2段
階方式。番組を録画しても文字スーパーは残る。スーパーのデザイン
や文言は今後詰める。 

 民放はCM放送中も流すことになりそうだ。だが、民放には「広告主
の理解を得られるか」(キー局幹部)との懸念もある。NHKは03年
12月から地デジ視聴者向けに「NHK G(総合テレビ)」などの
スーパーを入れており、新たなスーパーを前倒しで始める可能性もある。 

 07年3月の調査では、地デジ受信機は全国約1400万世帯に普及。
今夏の北京五輪時に約2400万世帯、11年4月までに全世帯(5千万)
に普及させる計画。だが、「地方での認知度が低い」(総務省幹部)ため、
全局がスーパーを流す。ただ、低所得者に対する受信機の普及対策、高層
ビルの影響などで地デジ難視聴となる650万世帯への対策など課題は多い。

ここまで

災害情報や緊急ニュースなどはCMタイミングでは送出していないのにね。
本当にできるのかなあ。

あ、忘れてた、現在搬入されるCMのほとんどはHDではなくてSD素材です。
これにアナログのマークが出ると、スポンサーは自分が非難されているるよ
うな気になるだろうなあ。

で、HDでCM作るとめちゃくちゃ高いというより、HDでCMを作る意味は果たし
てあるの?とさえ思う。
やっぱり電博さんがもうかる仕組みになっているのだろうなあ。
デジタル放送の売りの一つデータ放送をCMに仕込んでっう手もあるけれど、
また製作費がバカ高いだろうし。
そういったCMを流すことができない仕組みしかもっていない放送局も多いん
だろうし。

はたしてこの話どんなふうに落ちがつくのか、数年後が楽しみ。

ますますスポンサーのテレビ離れが加速する???

でも、そんなうざい字幕が出るぐらいならニュース以外は地上波は見なくなる
だろうと思う自分です。

FAT'N

===
標題: Re: KY
---
手口が地上げ屋みたいになってきましたな。組の代紋を
みせるか、国策だから(国会は通したのか?)と言い張る
かの違いでしかありませんもん。

--
つばめどん

===
標題: Re: KY, 地デジ難民、地デジ詐欺
---
 血で痔。\(^O^)/

http://www.nozomu.net/journal/000228.php
アナログ放送停止で発生する大量の地デジ難民
で、ははあ、ありがちな話と思ったのが、
「私のまわりで(私の大叔母がそうなのですが)、地デジテレビを買ってきた
だけで、地デジ放送を見ているつもりになっている人が多いのです。(彼女も
もう地デジを見ていると言い張っています)」

 ほんとどうやって移行するんだろうね。
 地デジ詐欺もどんどんやってますね。手口は、テレビがだめになるならとい
って、法外な値段のテレビとアンテナを売りつけるとか、地デジ使用料といっ
て架空請求するといったのが多いらしいですが。

http://tideji-tuner.com/2007/05/post_10.html
地デジ詐欺の手口
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/col/20060619/117237/
シニア層は要注意!これからが本番「地デジ詐欺」にだまされるな!

 じいちゃん、ばあちゃん、絶対ひっかかるって。
 制度が変わるときは、詐欺の絶好のチャンスですね。
 ま、悪人は違法行為として詐欺をやるけど、役人は自分らに都合のいいよう
に合法化して詐欺をやるからね。年金が代表例。ヤクザよりたちが悪いよね。

中村(show)

乳の詫び状(2008/04/21)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: “勝ち組”以外のキャリア教育 その2
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/15/3111214
“勝ち組”以外のキャリア教育
の続き。
 山形県立長井工業高校のケース、第2回が掲載されていますね。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20080415/153147/
工業高校が地方小都市を再生する(2)
〜教育を守るヒントは「七人の侍」に
をどうぞ。

乳の詫び状(2008/04/20)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ブログの変身
---
 いろいろ調整して、多くのデザインでもカレンダーなんかもそれらしく表示
できるようになった。
 いま、女の子らしいテーマのデザインにしてる。
 もっとピンクなのもあったけど、それだと字の色と地の色のコントラストが
あまりないので、また、ponさんが、やめてくれといいそうなので、やめてま
す。
 アマゾンのグルグル、調子に乗って3つも入れてみました。\(^O^)/
 さらに調子に乗って、ピアノの菊池先生のバナーも入れてみました。\(^O^)/
 多摩地区でピアノを本格的に習いたいなら、一度連絡してみてください。
 どういう教え方なのかは知りませんが、少なくとも、おれには非常に厳しい
です。
 って習ったことないけど。\(^O^)/
 お前、ほんと、テキトー。
 だって、ほとんど徹夜だもんね。脳が朦朧の滝だよ。

 週末だけじゃなくて、しばらくずっとこの乙女チックな奴でいくかな。
 だって。女の子だもん。\(^O^)/
 アタックNo.1か。
 だって。おとめ座銀河団星人だもん。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 小倉魚町の寿司「もり田」が漫画ゴラク「江戸前の旬」に!
---
 週刊漫画ゴラクの2008/05/02号、ま、今週号というか、先週の金曜日に出た
奴。
 寿司漫画、九十九森(原作)、さとう輝(画)「江戸前の旬」は、いま、福岡・
博多で寿司バトルをやっとります。
 主人公が悩んでいると、ある人物がやってきて、今晩にでも訪ねて来なさい
といって名刺を出すんやけど、それには、小倉魚町の「もり田」と書いてある
っちゃ。
 これ、実在の寿司屋なんよねえ。地元では超有名。帰省したとき数回行った
ことがある。とってもおいしいっちゃ。
 漫画では、ちゃんと魚町のあのビルの螺旋階段が描いてあって、ほんとに
「もり田」やけ、びっくりしたっちゃ。
 なお、同じフロア(2階)にフランス料理屋があって、名前は思い出せんけど、
ここもいいよ。
 ご主人がジャズの巨人マイルス・デイビス大大大大大大大大大ファンだから、
店内、マイルスの写真があり、BGMはマイルスです。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 府中のプラネタリウムと多摩地域天文施設スタンプラリー、はやぶさ、すざく、あかり、ひので
---
 府中の郷土の森にあるプラネタリウムでは、すぐそばにある世界的に有名な
五藤光学のバーチャリウム2というデジタル映像をドーム全天に投映する装置
を期間限定で入れていて、フェスティバルをやってます。
 詳しくは、
http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/event/planet.html
府中市、郷土の森、プラネタリウム
http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/event/planet.html#01
春の新番組 日本初! 全天デジタル映像フェスティバル
http://www.goto.co.jp/products/virtuarium2-j.html
バーチャリウム2
http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/event/planet.html#stamp
多摩地域天文施設スタンプラリー がんばれ!日本の科学衛星
をどうぞ。

 何度も書くけど、府中に住むようになって、郷土の森に行って、近所を散歩
していたら五藤光学があったのにはほんとびっくりしたよ。
 フェスティバルにはもう行ってきたよ。また行くよ。いつもは、真っ暗にな
って説明聞いていると、気持ちのいいリクライニングシートを思い切り倒して
いるから寝ちゃうけど、今回は、最後までちゃんと起きていたよ。
 あ、でも、X線天文衛星「すざく」の模型、ちゃんとみてない。^^;

 あ、思い出した。電車に乗っていて、望遠鏡メーカーのビクセンが見えたん
です。
 ああ、そうか、武蔵野線に乗って東所沢近辺を通過していたときなんだ。
http://www.vixen.co.jp/
ビクセン
http://www.vixen.co.jp/co-info/co-map.htm
ビクセン所在地地図
 高校の頃、阿南君はビクセンの望遠鏡買ったんだよな。酒井郁夫先輩(漢字
合ってるかなあ)は、高橋の望遠鏡買ったと思う。それとも五藤光学のだっけ?
http://www.takahashijapan.com/index.html
望遠鏡の高橋製作所

 いまどきはどうか知らないけど、イメージとしては、ビクセンは大衆機、高
橋は高級機って気がしていたね。35年くらい前の高校生のころは。

 多摩地域天文施設スタンプラリーは、4箇所のうち3箇所行けばいいから、
あとはサイエンスドーム八王子と三鷹の国立天文台に行けばいいのね。
 サイエンスドーム八王子はまだ行ったことない。「はやぶさ」の模型がある
んだね。
 それは行かなきゃ。

 「はやぶさ」、どうなってるんだろう。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/13/2737542
不死身の探査機「はやぶさ」情報
から、変わっていませんね。なんとか地球まで戻ってきてほしい。
 おいおい、X線天文衛星「すざく」のページ
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/suzaku/index.shtml
に行って、
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/suzaku/relate.shtml
関連記事
をみたら、すごい発表があったよ。
http://www.astro.isas.jaxa.jp/suzaku/flash/2008/0416/
300年前に眠りから覚めた天の川銀河中心のブラックホール
だって。「銀河中心のブラックホールは300年前には現在に比べて100万倍も明
るかったのです」だって。\(^O^)/
http://www.jaxa.jp/article/special/astro/mitsuda01_j.html
X線で見る高エネルギーの宇宙
もいいなあ。かっちょいい。

 赤外線天文衛星「あかり」のページ
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/akari/index.shtml
に行って、
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/akari/relate.shtml
関連記事
の中から
http://www.jaxa.jp/article/special/astro/murakami01_j.html
赤外線で探る宇宙の冷たい世界
を読んだら、やっぱ、かっちょいいねえ。すごいねえ。

 太陽観測衛星「ひので」のページ
に行って、
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/missions/hinode/relate.shtml
関連記事
の中から、
http://www.jaxa.jp/article/special/astro/shimizu01_j.html
私たちに最も近い星、太陽の新しい素顔
を読んだら、これも、面白いねえ。府中のプラネタリウムで先週までバーチャ
リウム2で上映されていたのが太陽の話「シークレット・オブ・ザ・サン」で
した。

 あ、
http://www.jaxa.jp/article/special/astro/index_j.html
果てしない宇宙の謎にせまる 〜日本が誇る天文観測衛星の成果と未来〜
に行けばよかったのか。\(^O^)/
 電波天文衛星「ASTRO-G」の話もあるね。
http://www.jaxa.jp/article/special/astro/tsuboi01_j.html
活動銀河核の真の姿を見てみたい

 宇宙空間でVLBLをやって、人類史上最高の分解能を持つ電波天文衛星にする
わけですね。
 VLBIは、三鷹ネットワーク大学で仕入れてきたよ。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/06/22/23970
「おれも天文学者だ」シリーズ第2弾
 もう3年前なのか。ほかのは、「三鷹ネットワーク大学」で検索したら出る
はず。

 いま、月に行ってる「かぐや」が一番注目されてるけど、みんな、他の衛星
にも注目してね。
 そして、国土交通省。税金無駄遣いばかりしやがって、この野郎。直ちに10
兆円くらいひねり出して、宇宙開発と高エネルギー物理と生命科学に回しな
さい。日本の未来、ひいては人類の未来はそこにしかない。
 おとめ座局所銀河団星人より。\(^O^)/

 なんにしても、地球人は、よくやってるほうだよ。貧弱な脳みそといつまで
も争いが絶えない民度の低さの中で。それでも、おれら、おとめ座銀河団星人
の科学からすると軽く10億年は遅れてるけどね。\(^O^)/
 おとめ座銀河団星人の話は、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/04/11/1389249
橋元淳一郎著「時間はどこで生まれるのか」
をはじめ、「おとめ座」でググって(検索して)ください。

乳の詫び状(2008/04/19)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ブログ週末変身
---
 気づいている人は気づいていたけど(笹塚のピープルの江川さんとか)、先週
末から、ブログのデザインを週末だけ変えています。
 デザインが変えられるのに、先週末気づいたから。\(^O^)/
 ほとんどのデザインで、レイアウトが壊れて、カレンダーあたりがおかしく
なるんだけど、まあ、いいかなと。カレンダーで記事に飛んでいる人、すみま
せんね。週末だけのことなので。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: グーグル(Google)本
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/17/3164685
読むべし!「ビューティフルコード」
で、GoogleのMapReduceを紹介したので、思い出したこと。以下にMapReduceや
GFS(Google File System)の論文などあります。

http://labs.google.com/papers/mapreduce.html
MapReduce: Simplified Data Processing on Large Clusters
http://code.google.com/edu/parallel/mapreduce-tutorial.html
Introduction to Parallel Programming and MapReduce
http://labs.google.com/papers/gfs.html
The Google File System

 「ビューティフルコード」にある解説は、「MapReduce: Simplified Data 
Processing on Large Clusters」のちょっと簡略版かな。

 Googleが使っている技術について、日本語で詳しい解説を読みたい人は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774134325/showshotcorne-22/
Googleを支える技術 巨大システムの内側の世界 (WEB+DB PRESSプラスシリー
ズ) (単行本(ソフトカバー)) 
西田 圭介 (著)
がいいんじゃないでしょうか。未読だけど。
 Googleのページランクについては、
http://www.kusastro.kyoto-u.ac.jp/~baba/wais/pagerank.html
Google の秘密 - PageRank 徹底解説
が定番でしょうね。何年前かな。最初に見つけたときから、学生にはちょくち
ょく紹介しています。いま、自分のブログをググったら、紹介してないね。何
年も前に紹介したと思っていたけど。
 あ、ウェブのほうに書いてる。^^;
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo42.html
乳の詫び状(2001/03/03)の「標題: Googleの秘密」です。うひー、8年前かよ。
4,5年前に紹介したと思っていたけど、そんなに経ってるのか。しかも、読
むと、
「 上の文章は03/01に書いたものですが、いま調べたらjouwa/salonでは、2/
23に同じタイトルですでに上で紹介した「Googleの秘密」のことを書いていた
んですね。すっかり忘れていました。最近、物忘れがひどい。」
と書いている。もっと、物忘れがひどくなってる。\(^O^)/

 さて、Googleは、MS(マイクロソフト)が邪悪な存在であることに対抗して、
「Don't be evil(邪悪になるな)」というスローガンを掲げている。でも、い
くらそう言葉でいっても、すでに存在自体が人間社会にとって邪悪なレベルな
んです。

http://en.wikipedia.org/wiki/Don't_be_evil

 他の選択肢がなくなってきていて、Googleの検索によるフィルタによってし
か世の中をみない奴が増えてきているし、それに気づかずに使っている。
 何度もいうけど、勝間和代の自分をグーグル化するなどといって、Googleに
全面依存するやり方、それを知的生産術などと詐称してそのチョウチンをもつ
週刊ダイヤモンドの特集やダイヤモンド社の売り方は、勝間和代とともに、ほ
んと不見識だと思う。勝間和代に思想・哲学や見識を求めるのは、八百屋でパ
ソコンを買うようなもんだから、バカだなと思うだけだけど、週刊ダイヤモン
ドはなあ。

 特定個人や特定集団からの検索リクエストに対して、特定の思想・イデオロ
ギーをもつ結果を返さないようにしたり、逆に特定の思想・イデオロギーをも
つ結果しか返さないように情報操作して、洗脳的、マインドコントロール的な
ことは技術的には十分可能だし、実際、中国政府からいわれてGoogleがやって
ることがそうでしょ。
 Googleは、中国で商売したいから、中国政府が認めないものは、グーグル八
分にして検索結果に出ないようにする。中国人の多くはそれに気づいてない。
十分Evilな中国政府に協力してどこが「Don't be evil」なんだと思うけれど、
金儲けのためにはほいほい協力しちゃうんだよね。私企業だし、商売だから。
 もちろん、日本でも、すでに我が情報省の命令でGoogleは情報操作に協力し
てくれています。\(^O^)/
 要は、「動物化するポストモダン」の消費者社会の消費者は、養鶏場の鶏で
すよ。適度に快適に、でも、コントロールされた環境で卵を産むよう(商品や
サービスを買うよう)に刺激を与えられているけど、鶏たちはそのメカニズム
には気づかない。
 自分を取りまくシステムのメカニズムに気づくというメタ思考能力がない以
上、人間の知性はないといっていい。しかも、最近のシステム、制度、権力の
巧妙さを考えると、以前も書いたように、「動物」扱いどころか、「昆虫」扱
いどころか、「粉体」扱いでも十分というくらい、個人は解体されている気が
しますね。
 それが、「昆虫化するポストモダン」「粉体化するポストモダン」です。\(^O^)/
 これもすでに書いたように、昆虫化という意味は、群体。学術用語しては、
群体は別の意味らしいけど、虫がいっぱい集まって、まるで1つの意識がある
かのように振舞う様を想像しています。映画やアニメでよくあるパターン。平
成ガメラだとレギオンです。\(^O^)/ 小さなレギオンが集まると大怪獣レ
ギオンになってしまうというね。
 粉体のほうは、砂や粉がたくさん集まると不思議な性質を持つ話。粉体の不
思議を知ったのは、講談社出版科学文化賞を受賞した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121012682/showshotcorne-22/
砂時計の七不思議―粉粒体の動力学 (中公新書) (新書) 
田口 善弘 (著)
を読んだとき。この本で、雑誌連載のどこかで紹介したはず。田口氏は、
Linux使いでもあって、「Linux Japan」に連載してたときに、田口さんも記事
を書いていて、えっ、あの「砂時計の田口さん?」とびっくり。
 一度、読んでみてください。不思議な現象がありますから。もう忘れたけど。\(^O^)/
 それと、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/07/2479808
蔵本由紀著「非線形科学 (集英社新書 408G)」
もね。
 で、「粉体化するポストモダン」でぼくがイメージしているのは、砂や水が
突然怪人、怪物になって襲ってくるようなもの。映画「ハムナプトラ」でも砂
漠の砂が、おれが教えた超能力で意志をもった生命体になったかのように襲っ
てくるシーンがあるでしょ。それとか映画「スパイダーマン3」のサンドマン
(砂男)。ああいうイメージです。

 いやあ、ほんと「〜化するポストモダン」って便利ね。テキトーに「〜」に
何か言葉を入れればそれらしくなっちゃうものね。
 「牛丼化するポストモダン」「チャンポン化するポストモダン」「豚マン化
するポストモダン」「麻婆豆腐化するポストモダン」
 お前、食い物ばっかりやん。
 いや、そろそろ昼だから、腹減ってきた。\(^O^)/
 「〜化するポストモダン」という言葉、異化効果が高いからね。とはいえ、
こうやって際限なく記号消費をしちゃうとこの言葉も日用品になっちゃって、
異化効果も薄れてきちゃうんですよね。これもまたポストモダン消費ですわ。

 ってな現実を前に、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4270001534/showshotcorne-22/
グーグル八分とは何か (新書) 
吉本 敏洋 (著)
以外にも、ちゃんと、そういう本が出てるんですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000226177/showshotcorne-22/
Googleとの闘い―文化の多様性を守るために (単行本) 
ジャン・ノエル・ジャンヌネー (著), 佐々木 勉 (翻訳)

 フランスはとりわけ自国文化への他国文化の影響に対してうるさいけれど、
実はフランスだけの問題ではないのよね。

 まずいよね、こういう本が出ると。情報省の仕事に支障をきたす可能性があ
る。アマゾン(amazon)に圧力をかけて、この本が買えないようにしないとな。\(^O^)/

http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/09/04/62645
amazonで買えない、関岡英之「拒否できない日本」
の世界ね。

 あと、ずっと紹介し忘れていて、たぶん、まとまった感想も書けないと思う
けど、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756150950/showshotcorne-22/
ウェブ国産力―日の丸ITが世界を制す (アスキー新書 047) (新書) 
佐々木 俊尚 (著)
は、面白いです。Googleにできない検索をどう日本のベンチャーなどが研究し
ているかという話。RFIDやらセンサーネットワークがやはり肝。リアルとの融
合です。

 ただ、これはプライバシーの問題があるから微妙なんですよね。だから、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/17/3147269
ソフトな大量監視社会 
で書いたように、メリットばかり強調して、デメリットに人民が気づかないよ
うにして普及させないといけません。もちろん、情報省はそうやってます。\(^O^)/

 あれ? そうすると、お前。勝間和代や週刊ダイヤモンドの知的生産革命特
集に批判的なのも戦略? 勝間本やあの特集は、格差社会で勝ち組になれるぞ、
年収アップだぞと、もろに、「メリットばかり強調して、デメリットに人民が
気づかないようにして普及させる」ものだよね。そういう露骨なマーケティン
グで売れてるよね。ああいうのが知的生産なんだと真に受けるバカが増えれば、
情報操作も支配されていると気づかせないソフトな支配も可能になるよね。引
っかかりやすい連中は、批判するとさらに批判対象に興味をもって惹かれてし
まう粉体の性質を利用しているのか。それが狙いで、批判してきたのか、お前。

 君、しばらく、遠くに行ってみないか。\(^O^)/

参考:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/06/17/409892
いま読むべきGoogle(グーグル)本 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/09/24/536516
LLRingのフォロー
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/23/1598777
「Web2.0の嘘」参考図書
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/03/2599268
買ってきた本、超ひも本、ウェブ国産力、傑作パズル本
をみると、佐々木俊尚の本は1冊しか読んでないように書いているけど、何冊
か買って読んでるね。1年半経ったら忘れてるのね、おれ。3歩歩くと忘れる
からなあ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ギタリスト、マーティ・フリードマンのインタビュー
---
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20080416/153213/
「日本の底力は『おもしろければなんでもあり』にあり」
マーティ・フリードマン氏(元メガデス・ギタリスト)インタビュー【前編】
をどうぞ。

 マーティさん、テレビ東京だったっけ?
 何年か前、ギターバトルをやる番組やってましたよね。
 イントロ早押しクイズみたいなもんで、イントロが流れたら、即、その曲を
ギターで弾きまくってたと記憶している。あれ、ちょくちょくみてた。
 最近だとNHKの外国人向け?の日本の番組にも出てたと思う。いろいろ、活
躍の場を広げてますね。

 それにしても、
(なお、マーティ氏の発言をできる限り忠実に再現するため、いくつかくだけ
た表現がございます。ご容赦下さい)
とあるのは、オヤジ・オバサン雑誌日経ビジネスの読者層を考えてのことなの
か。事前にお断りを入れてないと、オヤジやオバサンどもからクレームが来る
ってこと?
 このインタビュー記事、これが一番面白かった。\(^O^)/

乳の詫び状(2008/04/17)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 読むべし!「ビューティフルコード」
---
 原書をamazon本家でみつけたとき、気にはなっていたが、エッセイだしなあ
などと思いつつ、円高、大人買いのときに買い忘れた。
 しかし、買い忘れて正解。いい翻訳が出ました。\(^O^)/

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4873113636/showshotcorne-22/
ビューティフルコード (大型本) 
Brian Kernighan (著), Jon Bentley (著), まつもとゆきひろ (著), Andy 
Oram (編集), Greg Wilson (編集), 久野 禎子 (翻訳), 久野 靖 (翻訳)
です。

 目次をみたら、驚くよ。綺羅、星のごとく並んだ人たちが、プログラミング
の美しいコードについて語ったエッセイ集です。
 オライリー・ジャパンのサポートページは、
http://www.oreilly.co.jp/books/9784873113630/
です。
 目次は、
http://www.oreilly.co.jp/books/9784873113630/toc.html
をどうぞ。
 おお、なんと、太っ腹なことに、久野先生、CLUの資料をダウンロードでき
るようにしてくれてますね。懐かしの共立出版「bit」におけるCLUの連載です。
 CLUは、MITのLiskov先生の設計した言語。
http://ja.wikipedia.org/wiki/CLU
http://en.wikipedia.org/wiki/CLU_programming_language

 日本だと東工大です。そしてそこに久野先生がいたと。管理工学研究所時代、
隈井さんは東工大出身でCLUに詳しかった。当たり前か。^^;
 でも、おれはAdaの規格書や本を訳して共立出版から出したた九大牛島研究室
だったが、Adaはあまり詳しくなかったもんね。^^; ま、そこらの素人よりは詳
しいが。\(^O^)/

 日本版は豪勢なことに、Rubyのまつもとさんと久野先生の対談が巻末にあり
ます。
 この対談だけは、さっき、読んだ。
 型のことをいってるけど、たとえば、Ozは形なしというか動的型言語だけど、
CTM(CTMは、上の検索窓で検索してね)では、型による設計の重要性をちゃんと
教えてます。
 型を使って定式化すると、宣言的なプログラムが書きやすいと。

 以下は目次と本文をざっと眺めた印象。

1章 正規表現マッチャ(ブライアン・カーニハン)
3章 私が決して書かなかった、一番美しいコード(ジョン・ベントリー)
は、大御所中の大御所ですね。
 お、
http://www.oreilly.co.jp/editors/archives/000158.html
カーニハンが、ベントリーが、「コードの美しさ」を熱く語る珠玉のエッセイ
集、『ビューティフルコード』今春刊行予定!サンプルPDFを公開
http://www.oreilly.co.jp/editors/archives/000164.html
『ビューティフルコード』著者、ジョン・ベントリー博士より日本の読者の方
へのメッセージ
というのもありますね。
 ジョン・ベントリーのプログラミングのエッセイのことは、
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo84.html
乳の詫び状(2004/10/25)の「標題: 日経ソフトウェアに書きました」で書いて
ます。

 昔は、ベントリーさんのCACMでの連載「Programming Pearls(プログラミン
グ言語Perlの話ではないです。Pearl、すなわち、真珠です)」をまとめたもの
といえば、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4764901587/showshotcorne-22/
プログラム設計の着想 (単行本) 
J.L. ベントリー (著), 野下 浩平 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4764901773/showshotcorne-22/
プログラマのうちあけ話―続・プログラム設計の着想 (単行本) 
J.L. ベントリー (著), 野下 浩平 (翻訳), 古郡 廷治 (翻訳)
だったけど、いまは、改訂されて
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894712369/showshotcorne-22/
珠玉のプログラミング―本質を見抜いたアルゴリズムとデータ構造 (単行本) 
ジョン ベントリー (著), Jon Bentley (原著), 小林 健一郎 (翻訳)
になってますね。
 ネタばらしになるので書かないけど(といいつつ、何度かどこかで書いた記
憶はあるが)、ベントリーの本を読んで、違う発想で問題を変形してしまうと、
とてもエレガントな解決策が得られることに、非常に感動したんです。
 ちょっとネタばらししちゃうと、コンピュータの専門家だからといって、問
題解決にコンピュータを使う必要がないこともある!!

8章 画像処理のためのその場コード生成(チャールズ・ペゾルド)
は、WindowsのBitBltのことを、あの名著プログラミングWindowsのペゾルドさ
んが書いています。Windowsでは、ラスタ・オペレーションのBitBltコードを
その場で生成して実行します。そのことを書いている。
 昔のコンピュータだと、自己書き換えコードはかなり当たり前だったけど、
ハードウェアやOSの監視が厳しくなって、コード領域は書き換え禁止になって
自分自身を書き換えるコードは書けなくなった。
 で、どうしたかというと、スタック上にプログラムをその場で生成してそれ
を実行するわけです。実際にWindowsのBitBltはそう実装されています。って
な話も懐かしいね。

12章 BioPerlにおける美しいコードの成長(リンカーン・シュタイン)
については、BioPerlだけじゃなくて、BioRubyなどBioナントカはあれこれあ
って、BioLisp(旧名BioBike)もあるしね。いずれ、紹介しようと思っています。

23章 MapReduceでの分散プログラミング(ジェフ・ディーン、サンジェイ・
ゲマワト)
は、Googleの、かの有名なMapReduceの開発者による解説。MapしてReduceする
のは、Lisp屋の発想ですね。\(^O^)/

 そうそう、Lispといえば、
25章 構文の抽象化:syntax-caseマクロ(ケント・ディヴィグ)
もSchemeのことだし、ほかにも
33章 「本」のためにプログラムを書く(ブライアン・ヘイズ)
で、Lispで書く話がありました。

24章 美しきかな、並列(サイモン・ペイトン・ジョーンズ)
は、話題のソフトウェア・トランザクショナル・メモリの話だね。トランザク
ショナル・メモリのことは、最近、書いた記憶があったけど、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/28/2670355
インテル スレッディング・ビルディング・ブロック ―マルチコア時代のC++
並列プログラミング
に書いたかと思ったら、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/29/2672473
注目のコンピュータサイエンス本
でしたわ。^^;

 各エッセイ、人によって、プログラミングの美、コードの美しさをどこに求
めるかは違うだろうけど、それぞれに主張があるはずなんだよね。どれに共感
するか、反発するか、それもまた楽しみ。

 本書の推薦の言葉は、大御所Lisperの竹内郁雄大名人、査読はこれまた大物
Lisperでありいまや大物分子コンピュータ屋の萩谷昌己先生ですわ。
 翻訳は久野(くの)先生ご夫妻。対談部分を読む限り、非常にこなれた日本語
です。
 ばかー。そこは最初から日本語で対談してるだろ。\(^O^)/

 つーことで、プログラミングやソフトウェアの関係者は、せめて一読してく
ださい。ほんとは、二読三読ね。

 この1週間、中国で書かれた、ほんとに腐りきったウンコより汚いコードの
バグ取りをしていたので、本書は心洗われる思い。
 ちっとも、AES暗号の問題じゃないじゃん。そのずっと手前が腐り切ってた
から、暗号がだめなんじゃん。ぷんぷん。\(^O^)/
 ほんとに美しいコードは、速くてコンパクトでメンテナンスもしやすいんで
すよね。自分のコードに美を求める人(まっとうな人間、技術者ならそうする)
は、ヒントになること多いんじゃないかな。
 アンテナハウスの人間も、中国人も読め! ぷんぷん!\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: アレゲすぎるDIY雑誌「Make」のイベントがあります\(^O^)/
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/22/2808407
『CORE MEMORY』イベントに行ってきました。
に書いたように、そこで初めて知った雑誌「Make」。
 オライリー・ジャパンが送ってくれたんです。ありがとうございます。
 第1巻、第2巻は割とちゃんと読んだ。第3巻、第4巻はさっと見た。
 詳しい感想はそのうち書ければ書くけど、一言でスラドJ風にいえば、アレ
ゲすぎます。

http://slashdot.jp/
スラッシュドット・ジャパン : アレゲなニュースと雑談サイト

 もう、思いついたら何でも自分で作る。それもフツー作らないようなもの、
あり得ないようなものを作る。この精神がすごい。
 一歩間違えると、狂人かテロリストです。\(^O^)/
 っていうか、もう、間違えちゃってるような記事もあるんだよね。\(^O^)/
 そんなMakeのイベントがなんと日本であります。
 4/20だから、今度の日曜日。なんで、もって早く教えんか。などといっても、
おれがいつも紹介するのが遅いからね。^^;
 詳しくは、
http://jp.makezine.com/blog/
Make: Tokyo Meeting
をどうぞ。
 第2回なんだもんね。去年の秋に第1回やってるのね。知らなかった。

 おれ、これ↓、けっこう気になるなあ。いかにも、Make的。
http://jp.makezine.com/blog/2008/04/matryomin.html
マトリョミンを自動制御
 あ、
http://jp.makezine.com/blog/2008/04/extending_ir_range_with_b.html
双眼鏡でリモコンの射程距離を高める
も、ちょっとしたアイデアだね。
http://jp.makezine.com/blog/2008/04/tokyo_meeting_tesla.html
歌うテスラコイル+レーザープロジェクター @ Make Tokyo Meeting
は、アレゲだね。しかし、これ↓はすごいね。
http://jp.makezine.com/blog/2008/04/tokyo_meeting_nit.html
真空バズーカ N.I.T. 物理体感工房 @ Make: Tokyo Meeting
 危ねえな、こいつら。大好き。\(^O^)/

 とかやってたら、全部、書き並べることになるので、
http://jp.makezine.com/blog/2008/04/tokyo_meeting_schedule.html
タイムテーブル
やら、ブログのエントリやらをみてください。

 20日は、たぶん、行けそうにない。残念。

 あれ?
協力:YCAM InterLab(山口情報芸術センター インターラボ)
って何だよ。山口って人名じゃなくて、地名?
 あ、そうだ。
http://www.ycam.jp/
をみると、山口市にある。さすが長州、おれに隠れてこんなことをやってやが
ったのか。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 観ました劇場版サンダーバードとキャプテンスカーレット
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/01/2911974
実写版サンダーバード
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/05/2974885
実写版サンダーバードのここが見所^^
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/05/2974934
サンダーバード、キャプレンスカーレット、ジョー90、謎の円盤UFO、マッハ
GO GO GO
の関連。

 笹塚の江川さん 
http://www.sasahata.com/d010/index.html
<笹塚十号坂商店街>ピープル 
http://d.hatena.ne.jp/pegawa/
ピープル江川映画日記
のところに行ったら、ありがたいことに、劇場版サンダーバードとキャプテン
スカーレットのビデオがあって、すぐ貸してくれました。

 観たけど、サンダーバードは、なんかイマイチだね。メカ好きは、とにかく
サンダーバードやらいろんなメカが出てくるだけでうれしいだろうけど、火星
に行くロケットがテロに遭う話なんだけど、話自体はイマイチなんじゃないか
な。
 これなら、似たような話なんだけど、子供のころにテレビで観た、太陽号の
話のほうがわくわくどきどきはらはらした。子供だったせいかな。いま、太陽
号の話を観てもイマイチと思うのかなあ。
 ファンにとっては、サンダーバードのメカが映画館の大スクリーンに出てく
るだけで満足かもしれない。
 そうそう、ペネロープの吹き替えが黒柳徹子じゃなかった。
 そういえば、スタートレックの最初の劇場版では、延々とエンタープライズ
号をなめるように写しているシーンがあるんです。5分くらいあったかな。こ
れ、ファンサービスだろうけど、ファンじゃないとこのシーン退屈するんじゃ
ないかと思った。

 キャプテンスカーレットは、また訳のわからん話だった。ま、敵がミステロ
ンという火星の知性体で訳がわからんせいもあるけど。結末は結局、そういう
ことなの?
 でも、思い出したことがある。SIG!
 会話の最後に、SIG(エスアイジー)っていうんです。たぶん、了解という意
味なのか。これ、学校でちょっと流行った。というか、おれだけ流行ったのか。
 なんか、話をしたら、最後に必ず SIG という癖をつけました。\(^O^)/
 みんなも、癖をつけてください。はい、一緒に、SIG!\(^O^)/

 ビデオの最後に、サンダーバードやキャプテンスカーレットやジョー90や謎
の円盤UFOを作ったジェリー・アンダーソン作品の簡単な紹介があったが、ス
ティングレイを忘れていた。これも子供のころ、テレビで観ました。潜水艦モ
ノです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/サンダーバード_(テレビ番組)
をみると、いろいろ調べてあるなあ。これによると、観たのは、1966年のサン
ダーバード劇場版ですね。
 はうあ!!
http://www.thunderbirds.jp/
サンダーバード九州博物館
なんて、サイトがある! しかも、ドメインは、thunderbirds.jpだ。\(^O^)/
http://www.thunderbirds.jp/modern/index.html
TBモダン展inスペースワールド
http://www.thunderbirds.jp/daimaru/index.html
福岡天神大丸クリアランスモダン展レポート
http://www.thunderbirds.jp/z-side/index.html
岩田屋Z-SIDEレポート
を観ると、スペースワールドをはじめ、けっこう、九州でやってるね。
 スペースワールドは、スターウォーズ展に行ったことあるんです。それで、
時計かなんか買いましたよ。シリアル番号入りの。あの時計、どこに行ったん
でしょう。\(^O^)/

 スティングレイで思い出したが、おれ、子供のころから、やっぱ、潜水艦が
好きなんですよ。関門海峡を浮上航行する自衛隊の潜水艦なんてのも見たこと
あったし。この話は、写真付きで電脳騒乱節には書きましたね。

 それと潜水艦ドラマでは、「原潜シービュー号」。これ、ハマりましたね。
ネルソン提督、クレイン艦長、あれ、コワルスキーは大尉だっけ? 副長の名
前はなんだっけ。フというかFがついてた記憶があるが。
 フライング・サブ、好きだったなあ。原潜シービュー号の艦首部分に格納さ
れている小型潜航艇で、これ、空を飛べるんですよね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/原子力潜水艦シービュー号
をみると、クレイン艦長じゃなくて、クレーン艦長なのか。副長はモートンじ
ゃん。どこにも、Fやフがないじゃん。記憶は当てにならんなあ。\(^O^)/

 潜水艦漫画といえば、やはり、小沢さとるの「サブマリン707」と「青の
6号」でしょう。「青の6号」はこの10年くらいの間にリメイクというかア
ニメ化されたんですよね。観てないけど。小沢さとるといえば「エムエム三太」
も好きだったなあ。

 青の6号では、ノボという海底基地の監視ロボットが見張りをしているんで
すが、あれも好きだったなあ。黙々と監視しているロボットって好きなのかな。
謎の円盤UFOでも、コンピュータ衛星シドが好きだったし。

http://ja.wikipedia.org/wiki/サブマリン707
http://ja.wikipedia.org/wiki/青の6号

 で、江川さんとこに、借りに行ったときに話題になったこと。
 横山光輝はすごいね。おれの漫画のキャラクターは、パチンコ屋に使わせる
なというのが遺言だったらしい。
 道理で、あれだけパチンコやスロットにアニメ台が増えているのに、「鉄人
28号」も「ジャイアントロボ」も「伊賀の影丸」も「仮面の忍者 赤影」も
「魔法使いサリー」も「バビル2世」も「地球ナンバーV7」もないんだ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ソフトな大量監視社会
---
 センサーネットワークが、悪い方向に進めば
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/17/3147149
Sun SPOTの解説記事
と、関係あること。

 情報省はセンサーネットワークに非常に関心を持っております。
 人民に気づかれないような、また気づかれてもこんなに便利、あるいは犯罪
防止、危険から身を守るためなんだから監視されても仕方ないと納得していた
だける、ソフトな大量監視社会を実現するために。\(^O^)/

 いま、実際にやっているのは、GoogleやMixiのようなSNSやマーケ屋のブロ
グ解析ですね。ユーザの書き込みを自然言語処理で解析していろいろやってま
す。スキャンされまくってるけど、一般の人は気づかないし、危険性より利便
性のほうが優っていると思わせることに成功しているので、受け入れられてま
すよね。実際、便利だし、人は楽なほうに流れるから。
 勝間和代の自分をグーグル化するのが知的生産革命だというアホな話の週刊
ダイヤモンドの特集でも、無料で使えて便利だからとGoogleに全面依存ですも
ん。
 勝間和代やジャーナリズムに欠けたあの特集担当者は、Googleがなぜ日本に
サーバというかディスクを置いてないか、考えたこともないでしょうね。いざ
というとき、Googleにある自分のデータの扱いが担保できてないと思うけどね。
グーグル八分をみてもわかるように、国や法や制度の壁は、厚いよ。
 特集担当者は、片田江康男、清水量子介、藤井一、勝間和代なんだけど、藤
井さんが入ってて、あれかよと思いましたもん。

 前、書いたっけ?
 NTTでもKDDIでもソフトバンクでもどこでもいいけど、電話もプロバイダも
メールサーバもウェブやブログも1つの業者に頼っていると、その業者、やろ
うと思えば、特定個人についてかなりの情報を得られますよね。契約時に本人
確認しているから、本名、住所といったリアルデータはもちろん知っているし、
銀行引き落としなら口座番号もわかっているし、GPSで位置もわかるし、何時
にどこに電話したりメールしたりネットでアクセスするかという生活パターン
もわかるしね。
 でね、こういう業者がSNSを始める場合、法や制度や契約の話を脇におけば、
最近1ヵ月で何度か電話した相手やメールした相手を自動的に「お友達」とし
て登録することだって可能性としては可能。
 そのSNSの会員になって初めてログインしたときに、自動的に「お友達」が
登録されていることに、薄気味悪いと感じるか、まあ、なんて気が利いていて
便利なんだと感じるか。なんとなく、後者の人間が多いのではないかと。特に
若い層は。いいのかな、それでと思うんだけど。
 ばかー。いいんです。もはや個人は生命ですらない「粉体化するポストモダ
ン」の消費社会ですから。\(^O^)/

http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/01/08/1101250
今日、買ってきた本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/03/1833800
吉本敏洋著「グーグル八分とは何か」 

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Sun SPOTの解説記事
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/30/2892138
Sun SPOT(無線センサーネットワークデバイス) 
で紹介したSun SPOTの解説記事があります。
http://sdc.sun.co.jp/java/series/sunspot/index.html?cid=e5740
Sun SPOT:無線センサーデバイスの新潮流
をどうぞ。
 やっぱ、リアルとつながると楽しそうだな。

乳の詫び状(2008/04/16)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: CTM/CTMCP/ガウディ本で気になった訳語その3
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/03/2686540
CTM/CTMCP/ガウディ本で気になった訳語その2
の続き。
 CTMの日本語版 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4798113468/showshotcorne-22/ 
セイフ・ハリディ, ピーター・ヴァン・ロイ, 羽永洋訳「コンピュータプログ
ラミングの概念・技法・モデル」
の訳は、やはり問題多いね。

 「6.6 状態に関する推論」では公理的意味論が出てくる。そして、「6.6.1 
不変表明」(453ページ)で、precondition, postconditionをそれぞれ「前条件
(まえじょうけん)」「後条件(あとじょうけん)」(ふりがなは、索引から推測)
と訳しているが、これも標準的な訳語ではない。
 普通は、事前条件、事後条件。
 普通は「表示的意味論」という、「Denotational Semantics」の訳を「記述
的意味論」としていることといい、訳者の羽永洋には、プログラム基礎論の知
識がない。彼はある大学の教授らしいけれど。名前は、翔泳社の「翔泳」のヘ
ンとツクリをばらして作ったペンネームだけどね。

 516ページの、
「次のクラスCは正しい。Cの中で、2つのメソッドmが使えるからである。」
は、完全に間違い。意味が通らないので、変だなと思って原書を確認した。
 原文は、
「The Class C below is also illegal, since two methods m are available
 in C:」
 つまり、「次のクラスCも正しくない」のが正解。
 逆。この人、ほんと逆に訳すね。全然、理解できてないのに訳しているから
こんなことになる。illegalをlegalだと訳すのはいくらなんでもひどいよ。そ
の前に、クラスCがillegalだという正しくない例を出してあって、それを受
けての「also」なのに。
 そうか、これは、クラス継承グラフの問題を理解する以前のレベルでの間違
いですね。

 delegateも、「委任」と訳しているが、プログラミングの世界では、普通は
「委譲」ですね。

 夜中にうたた寝から目が覚めて、たまたま7章のオブジェクト指向プログラ
ミングを読み出したら、これだもんね。ちゃんと読むと、まだ問題箇所はあり
そうだね。
 原書がいい人は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0262220695/showshotcorne-22/
Peter Van Roy and Seif Haridi著「Concepts, Techniques, and Models of 
Computer Programming」 
をどうぞ。

 それはそれとして、Oz/Mozartで定義するオブジェクト指向機能は、すごい
ね。好みだね。実行時クラス定義だし、リフレクションも簡単だし、メソッド
のラベル(他の言語の通常の意味ではメソッド名)は、
meth !A(bar:X)
 % メソッド本体
end
のように、変数Aに入っている名前によって実行時にメソッドが動的にも定義
できるし、メソッドの選択は、メソッド頭部(たとえば、foo(a:A b:B c:C))と
のパターンマッチだし、otherwiseというどのメソッド頭部ともパターンマッ
チしなかった場合の処理メソッドもあるし。
 これらのオブジェクト指向機能は、Oz/Mozartが備える基本的な言語機構か
ら構築されている。たとえば、パターンマッチは、元々、Oz/Mozartにあるユ
ニフィケーション機構とレコードを使っている。
 小さな宣言的な核言語から出発して、計算モデルや技法に応じて、言語を拡
張しながら、計算モデルや技法の解説するのが本書のスタイルだけど、オブジ
ェクト指向機能の追加は、少数のよく考えられた気の利いた言語機構だけあれ
ば、強力な言語機構が簡単に実装できるよい例になっている。

乳の詫び状(2008/04/15)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: JavaScript, Ruby, Lisp, Scala, Java
---
http://d.hatena.ne.jp/brazil/20050829/1125321936
[翻訳]JavaScript: 世界で最も誤解されたプログラミング言語
から、
JavaScriptは、「Cの皮を被ったLisp」。
 同じ言い方をすれば何度もいうけど、
Rubyは、「ALGOLの皮を被ったLisp」。

 Scalaは、JavaVMで動くオブジェクト指向+関数型プログラミング言語。
http://www.scala-lang.org/
Scala公式サイト。The Scala Programming Language
http://ja.wikipedia.org/wiki/Scala
http://en.wikipedia.org/wiki/Scala_(programming_language)
http://www.ibm.com/developerworks/jp/java/library/j-scala01228.html
多忙な Java 開発者のための Scala ガイド: オブジェクト指向のための関数
型プログラミング
http://www.ibm.com/developerworks/jp/java/library/j-scala02198.html
多忙な Java 開発者のための Scala ガイド: クラスの動作
http://www.thinkit.co.jp/free/article/0711/4/3/
【新・言語進化論】次にくる!新登場言語
第3回:オブジェクト指向と関数型を兼ね備えた「Scala」

 さあ、また寝よう。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: “勝ち組”以外のキャリア教育
---
 面白い連載が始まっています。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20080408/152578/
“勝ち組”以外のキャリア教育
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20080408/152564/
工業高校が地方小都市を再生する(1)
〜「こんにちは」が自然に響く元教育困難校

--- ここから ---
 違和感の一つ目は、キャリア教育を、マニュアル化して誰にでも当てはめ可
能な教育プログラム、単に従来のカリキュラムに付け足すべき教育コンテンツ
であるかのようにとらえる風潮についてだ。これはちょっと違うのではないか。
--- ここまで ---

--- ここから ---
 キャリア教育論に対するもう一つの違和感は、それが子どもたちに「勝ち組」
をめざさせる、動機付けの道具のように扱われていることだ。
--- ここまで ---

 示唆的ですね。

--- ここから ---
 わかりやすい例をあげよう。メディアがセンセーショナルに取り上げるキャ
リア教育実践は、都会の進学校のものが多い。キャリア教育に力を入れること
で、生徒の意欲が高まり、有名大学への進学率がアップした、といった「物語」
が目立つ。筆者もその価値をまったく認めないわけではない。しかしキャリア
教育が直面するべき今の時代の本質的課題はもっと別のところにあると思う。
--- ここまで ---

 これなんか、ちょっと書き直せば、勝間和代の「自分をグーグル化する」バ
カ批判になりますね。
--- ここから ---
 わかりやすい例をあげよう。メディアがセンセーショナルに取り上げる「知
的生産術」は、ダイエット本程度のものが多い。真に受けてやっても大半は失
敗し、別の「知的生産術」を求めて彷徨うのだ。知的生産術を身に付けること
で、生産性が高まり、年収がアップした、といった「物語」が目立つ。筆者も
その価値をまったく認めないわけではない。むしろお金儲け、成り上がりは大
いに賛成だ。しかしそれは知的生産とは別物だ。知的生産の本質はもっと別の
ところにある。
--- ここまで ---

 おお、普段ウェブやブログ用に使っている軽い文体を使わないと、なんか、
偉くなった気分だな。\(^O^)/
 コンピュータができることはコンピュータに任せて、人間しかできないこと
に人間は注力すればいいのにね。

 著者の松田尚之氏は、
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20070621/127965/
『現代の貧困 ワーキングプア/ホームレス/生活保護』〜岩田正美著(評:
松田尚之)読破時間 4:00
も書いています。
 現代の貧困を扱ったもので、もう1つ注目したものが、
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20080403/152090/
心も体も壊れてから、申請にいらっしゃい〜『生活保護VSワーキングプア』
大山典宏著(評:三浦天紗子)

 北九州市の生活保護切捨てと話題になった、いわゆる北九州方式。厚生労働
省が全国に広めている方式だと知られるようになってきたが、これが、血も涙
もないやり方だと一概に批判できないという。
 ヤクザが生活保護を食い物にしている現実もあるよね。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480063625/showshotcorne-22/
現代の貧困―ワーキングプア/ホームレス/生活保護 (ちくま新書 (659)) (単
行本) 
岩田 正美 (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569697135/showshotcorne-22/
生活保護VSワーキングプア (PHP新書 504) (新書) 
大山 典宏 (著)

乳の詫び状(2008/04/14)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ミナミの帝王、新聞業界の闇
---
 漫画ゴラク連載中の「ミナミの帝王」。
 先週までは、葬儀業界のぼろ儲けぶりの話でした。
 中国でも葬儀業界はぼろ儲けでした。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20080403/152087/
「暴利業界ランキング」に見る中国社会の変化
 暴利業界ランキングを出しているのがすごいね。

 「ミナミの帝王」、最近だと、先物業界の話がエグかったですね。
 さて、今週から新聞業界の闇がテーマです。
 押し紙の話も出てきています。

参考:
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/09/20/1810407
日本の新聞はなくなるの? 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4898001599/showshotcorne-22/
サワダオサム, 黒藪哲哉著「新聞社の欺瞞商法―「押し紙」「折込広告」の実
態を追う」
 ウェブのほうはまだブログをやる前だから、直接リンクじゃなくて、該当部
分までスクロールしてください。
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo73.html
乳の詫び状(2003/11/01) 「標題: Re: 新聞社の詐欺商法と小森君の小説」
http://www.asahi-net.or.jp/~ki4s-nkmr/wabijo35.html
乳の詫び状(2000/08/06) 「標題: 渡邉恒雄 メディアと権力(その2)」

ASAHIネットのkick/salonから。

先々週の試合について。

===
標題: FC東京、ホームで勝ってた\(^O^)/
---
 どうせ、ホームの味スタでは勝てないと思って、チェックもしてなかったけど。
 なぜか、ホームで初勝利でした。
 韓国Kリーグの昨年の得点王カボレのゴールで1-0だったそうな。
 対戦相手の札幌に昨年までいたDFのブルーノ・クアドロスの守備も光って
いたそうです。
 やはり外国人がかみ合いだすと、安定感が出てくるんでしょうね。
 コンビネーションはまだまだのようですが。

 次のホームの試合は、久々に味スタに行ってみるか。
 でも、おれが行ったら負けそうだもんな。\(^O^)/

と書いたけど(ウェブにもブログにも出してなかったが)、土曜日の試合、

===
標題: FC東京、東京ダービーに勝つ\(^O^)/
---
 東京ヴェルディとの東京ダービー。
 ホーム味スタで、なぜか、また、勝ちました。\(^O^)/
 しかも、2-1で逆転勝ち。
 おれが観に行かないと勝つんだもん。今日、ずっと仕事だったもんね。あん
な腐れコード、全部、書き直したいけどね。
 FC東京が勝ち続けるためには、ずっと仕事してろってことか(泣)。
 千葉から来た羽生選手がゴールしてました。Nara Localさん、ごっつあんで
す。^^;

となりました。しばらく、観に行かないほうがよさそうです。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: Franz Tech Corner News
---
 ACLのFranz社から、Tech Cornerのニュースが来ました。
 最後に出ている
Lisp Jobs - http://lispjobs.wordpress.com/
をみたら、海外はけっこうLisp屋AI屋の仕事がありますね。
 インドでもLisp屋求めてますね。
http://lispjobs.wordpress.com/2008/02/28/lisp-developer-analytics-
teleonto-technologies-hyderabad-india/
Lisp Developer, Analytics, Teleonto Technologies, Hyderabad, India 
28Feb08

 日本はだめぽ。みんな早く海外で活躍してください。

追伸:
 アマゾンのぐるぐるウィジェットというのがあったので、Lisp関係の本を
集めて上のほうに置いてみました。ぐるぐる、よー回るわ。\(^O^)/

--- ここから ---
The Franz Tech Corner, April 10, 2008

In this issue:

1. A Web Application Delivery Framework for AllegroServe
2. A major CLIM update on all platforms
3. Free Webinar: Social Network Analytics using an RDF Database
4. European Common Lisp Meeting, Amsterdam, April 19-20
5. JavaOne Conference, San Francisco, May 6-9
6. Semantic Technologies Conference, San Jose, May 18-22
7. 1st European Lisp Symposium, Bordeaux, France, May 22-23
8. Training Schedule


1. A Web Application Delivery Framework for AllegroServe

This Tech Corner article describes a simple framework for delivering
AllegroServe web applications. It includes built-in code to run a
server as a daemon or NT Service, allows on the fly reloading of the
published application, offers telnet access for debugging from the
localhost only, and automatically sets up logging with additional
support for log rotation. It also includes a sample web application to
demo these capabilities.

Read the full article here:
http://www.franz.com/support/tech_corner/aserve-framework.lhtml


2. A major CLIM update on all platforms

The update was made available in mid-March. There are different
Windows and UNIX/UN*X-like versions. Updates are downloaded with
sys:update-allegro or, on Windows using the IDE, with the Download
Patches dialog accessible from the Help menu. The following issues are
among those dealt with in the update:

* Added support for international character input/output on Motif
platforms.
   
* Added support for loading pixmaps from CL streams on Motif by
passing an explicit format argument to make-pattern-from-bitmap-file.
   
* Modified the minimal width of text fields on Windows so they can now
be narrower than 75 pixels.
   
* Fixed behavior of multi-value selection list boxes on Windows.
   
* Fixed the cursor positions reported by text-field-cursor on Windows.

All CLIM users should get the update. The CLIM documentation has not
changed.

for details:
http://www.franz.com/support/tech_corner/#clim-patch-033108


3. Free Webinar: Social Network Analytics using an RDF Database

Wednesday, May 7, 10:00 - 11:00 am Pacific.

Many enterprise databases contain information about people, companies,
along with relationships between people and companies. The Semantic
Web carries the promise that we can use Semantic Technologies to
analyze networks of people and companies as well as events in time and
space. In this seminar, we will show how we can combine the current
state of the art for RDF and OWL reasoning with a number of well-known
Social Network Analytics.

Register for this event at:
https://www1.gotomeeting.com/register/447096814


4. European Common Lisp Meeting, Amsterdam, April 19/20, 2008

Arthur Lemmens and Edi Weitz are proud to announce the European Common
Lisp Meeting 2008. The meeting will consist of a Sunday full of talks
on April 20, 2008, with optional dinners on Saturday and Sunday
evening.

See http://weitz.de/eclm2008/


5. JavaOne Conference, San Francisco, May 6-9

We will be participating on a panel, PAN-5542 "Developing Semantic Web
Applications on the Java Platform". Save $100 by registering before
May 5th.

For more information on the conference and to register:
http://java.sun.com/javaone/sf/index.jsp


6. Semantic Technology Conference, San Jose, May 18 - 22

Registration is now open. Franz, as a Gold Sponsor of this important
event, will be there exhibiting our products and services. Will you
join us? Semantic technology is here, and SemTech 2008 is THE place to
learn about it. We will be giving a talk, "GeoTemporal Reasoning and
Social Network Analytics for Business Intelligence".

For more information on the talk:
http://www.semantic-conference.com/session/505/

The conference organizers are offering Franz customers $200 (USD) off
registration fees when you use the coupon code "ST8FNZ"! We hope to
see you in May in Silicon Valley!

For more information and to register:
http://www.semantic-conference.com/


7. 1st European Lisp Symposium, Bordeaux, France, May 22-23

Important Dates:
* Author notification:              April 14, 2008
* Versions for symposium proceedings:    April 28, 2008

Accepted research papers will be invited for a special issue of the
Journal of Universal Computer Science (J.UCS). See the symposium
website for more details.      

See http://prog.vub.ac.be/~pcostanza/els08


8. Training Schedule

Allegro CL Certification Program - Basic and Intermediate courses
available. Next 3-day sessions in 2008:

- Basic, May 7, 14 and 21
- Intermediate, June 11, 18 and 25

Ask us about previously recorded programs that are available if you
are unable to attend the live course.

http://www.franz.com/services/classes

Make the most of your Allegro CL application by utilizing our
consulting services,

http://www.franz.com/services/consulting/

Lisp Jobs - http://lispjobs.wordpress.com/

For more information about other Franz products and services, please
contact your product application manager or email sales@franz.com.
--- ここまで ---

乳の詫び状(2008/04/11)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 宮本衛市(著)「はじめてのコンパイラ - 原理と実践」
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/17/2768032
コンパイラ本
で、名前だけは出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4627817215/showshotcorne-22/
はじめてのコンパイラ - 原理と実践 (単行本(ソフトカバー)) 
宮本 衛市 (著)
 これ、いいですわ。ボリュームはたった200ページくらいなのに、基本的話
は、みっちり詰め込んであります。しかも読みやすい。パージング中のスタッ
クの動きなども丁寧に図解してあるし。
 そして、C言語風の小さな言語のコンパイラを2種類書いています。
 1つは、再帰下降型のもの、もう1つはSLRを使ったもの。
 ソースコードも全部載ってます。
 やっぱり、あれですね。再帰下降型は人間が書く気になるけど、LR系はとて
も人間が書く気になりませんね。やっぱり、yaccなどコンパイラコンパイラが
自動生成すべきものですね。状態遷移表をどこまでコンパクトにできるかとい
うのが、肝ですね。
 なお、森北出版にサポートページがあって、そこからソースコードが入手で
きます。
 本では、ソースの各所に、もっと詳しい解説が入っています。

http://www.morikita.co.jp/mkj/81721.html
をどうぞ。

 円高だから、いまのうちに買おうと思って注文した
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/29/2672473
注目のコンピュータサイエンス本
で名前を出したコンパイラ関係の本3冊。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/31/2897410
Lisp, Scheme, Gauche, CLOS, STklos, Gaucheのオブジェクトシステム
じゃ、船便だから数ヵ月後になるだろうと書いたけど、もう着いた。\(^O^)/
 時間があれば紹介しますけど、いっぱいたまってるから、無理かな。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 九州NGN研究会第1回技術セミナー
---
 九州NGN研究会で第1回技術セミナーがあるそうです。
 詳しくは、
http://ngn.qgpop.net/
九州NGN研究会
http://ngn.qgpop.net/seminar.html
九州NGN研究会のセミナー
をどうぞ。

乳の詫び状(2008/04/10)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: アンテナハウス「Text Porter V4.2MR5」公開
---
 Office2007 (Word2007/Excel2007/PowerPoint2007)、PDF 1.7(パッケージ形
式にも対応)、一太郎2007からテキスト抽出可能になり、ますます好評をいた
だいているText Porter V4.2の改訂5版を出荷開始しました。
 改訂情報は、
http://www.antenna.co.jp/AXX/fixinfo.htm
を、TextPorterについては、
http://www.antenna.co.jp/AXX/
をどうぞ。
 資料請求は、
http://www.antenna.co.jp/sales/query.htm
を、評価版のお申し込みは、
http://www.antenna.co.jp/AXX/tps_kyodaku.html
をどうぞ。
 これ、サーバ系では、いろんなところで使われています。
 名前は出せないけど、みなさんもよく知ってたり、よくお世話に
なっているサービスやソフトでも。
 テキストマイニング、自然言語解析、マーケティング、ウィルス
チェックソフトなどなど。
 よろしくお願いします。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 数学者の密室
---
 三島久典さんからのメール。遅くなってすみません。

--- ここから ---
中村様

初めてメールを送ります。
The BASIC の頃からずっと読んでいます。

最近数学ネタが多いようなので、そこまで興味があるのであれば、
私のページを紹介したいと思います。
一度、下記を眺めて見てください。

数学者の密室 〜 整数論の未解決問題への挑戦
http://www.asahi-net.or.jp/~KC2H-MSM/mathland.htm
(英語版ページ
http://www.asahi-net.or.jp/~KC2H-MSM/mathland/overview.htm
にサマリーあり)

楕円曲線上の有理点
http://www.asahi-net.or.jp/~KC2H-MSM/ec/index.htm

例えば、

436942788245669642512 = 1909190001999001011109190090109911991001
(0, 1, 9 の3つの数から成る2乗数の最小解)

とか、

(x+y+z)(1/x+1/y+1/z)=n の整数解が、
n=100の時は、(x, y, z)=(5, -56, 595) だが、
n= -100 の時は
(x, y, z) = (4450012553, 219887106322, -663397965750)

のような例を見ると、ラマヌジャンから手紙をもらった
ハーディーの気持ちがわかるのではないかと思います。

三島 久典
--- ここまで ---

 三島さん、お便りありがとうございます。
 と言いたいけれど、ここ、危険すぎます。\(^O^)/
 行ったら、ハマりまくりますね。さっぱり、わからんことも多いけれど、そ
のわからんのが気持ちいいというね。

 個人的には、
http://www.asahi-net.or.jp/~KC2H-MSM/mathland/math06/index.htm
6章 自然数の加法回文性(palindromic numbers)
(F32 Conway's RATS and palindromes)
というのが、お気に入り。
 回文好きなんですよね。昔のポンキッキには、「回文21面相」という歌も
あったし。

http://www.asahi-net.or.jp/~KC2H-MSM/mathland/math06/math0606.htm
の1997年のメールにある、「回文数の計算をPC9821Xa(Pentium90MHz,メイン
RAM24MB)」
http://www.asahi-net.or.jp/~KC2H-MSM/mathland/math06/math0607.htm
の1998年のメールにある、「現在「日立3050RX」(注:UNIX WS)というマシ
ン」、の1999年のメールにある、「研究室のマイマシン (Sun ULTRA 10, 
Ultra SPARCIIi 300MHz)」
でやってみたなどというのは、とっても懐かしいですね。

 数といえば、ぼくが一番好きな数の本が、「数の事典」(数(すう)の事典)で
す。
 電脳騒乱節で、紹介したことがあります。調べたら、「The BASIC」1992年
1月号に掲載された「「目玉チックゲーム」presented by なるな、人間にな
るな 中村」ですね。もうほとんど20年前ですが。
 いま、読んでみたら、我ながら、めちゃめちゃ、面白いなあ。あ、回文のこ
とを書いている。やっぱ、数の不思議と回文は、おれの中でつながっているん
だなあ。
 この「目玉チックゲーム」は、もちろん、GEBや「ゲーバー本」こと、「ゲ
ーデル、エッシャー、バッハ」のホフスタッターが書いた「メタマジックゲー
ム」のもじり。
 最近では、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/03/14/1260227
円周率音楽、ゲーデル、エッシャー、バッハ、モーツァルト
で、GEB20周年記念版が出ていることも紹介しています。

 「目玉チックゲーム」でネタにしているのは、小見出しを並べると、
頭の体操
有名中学入試問題
クロスワードパズル
ニコリ
アナグラム
スクラブル
回文
コン・ジョルトレーン
ハナモゲラ語
言葉のマジック,一応の締め
絵のマジック
数のマジック
数と絵のマジックの共演
となっています。
 「ハナモゲラ語」では、タモリ、坂田明、中村誠一のレコードを紹介してい
ます。タモリのレコードは発禁になったと書いていたけど、いまはもうCD復刻
版が出てますよね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/10/21/1863129
タモリ、坂田明、中村誠一、山下洋輔、ハナモゲラ語
で紹介している。
 中村誠一のレコードはCD復刻版がないんですよね。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/11/23/151936
Re: Lisp特別イベントその2
http://iiyu.asablo.jp/blog/2005/11/24/152957
スピロヘータ・ブルース
もどうぞ。

 「言葉のマジック」では、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4469021040/showshotcorne-22/
北原保雄『日本語逆引き辞典』(大修館書店)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061490427/showshotcorne-22/
国広哲弥『誤用小辞典』(講談社現代新書)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101168148/showshotcorne-22/
井上ひさし『私家版日本語文法』(新潮社)。実際に紹介したのは単行本のほう。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101168199/showshotcorne-22/
井上ひさし『自家製文章読本』(新潮社)。これも実際に紹介したのは単行本の
ほう。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309462340/showshotcorne-22/
ジェイムズ・ジョイス 著,柳瀬尚紀 訳『フィネガンズ・ウェイク』(河出書
房新社)。これも実際に紹介したのは単行本のほう。大著だから、文庫は分冊
にもなってるのね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309405363/showshotcorne-22/
・柳瀬尚紀『英語遊び』(講談社現代新書)。あれ? 実際に紹介したのは講談
社現代新書なんだけど、いまは河出文庫で出ているのね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/430940541X/showshotcorne-22/
柳瀬尚紀『ナンセンス感覚』(講談社現代新書)。これも、講談社現代新書から
河出文庫になっている。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309262694/showshotcorne-22/
マイク・ウィルクス 著,高橋康也・高橋迪 訳『不思議の国のアルファベット』
(河出書房新社)。紹介したのは、これじゃないほう、すなわち、普及版じゃな
いほうですね。
 「論理のマジック」では、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121004485/showshotcorne-22/
野崎昭弘『詭弁論理学』(中公新書)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121005937/showshotcorne-22/
同じ著者の『逆説論理学』(中公新書)
 「絵のマジック」では、スコット・キムの名前がありますね。懐かしい。
 「数のマジック」では、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061328891/showshotcorne-22/
大野栄一『パソコンで挑む円周率』(講談社ブルーバックス)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061178482/showshotcorne-22/
マーチン・M・ガードナー 著,高木茂男 訳『数学ゲーム1』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061178490/showshotcorne-22/
マーチン・M・ガードナー 著,高木茂男 訳『数学ゲーム2』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406117777X/showshotcorne-22/
コンスタンス・C・レイ 著,芹沢正三 訳『ゼロから無限へ』。あ、これ、著
者名、間違っている。レイじゃなくてレイドなんだ。レイドさん、20年遅れま
したが、お詫びして訂正します。それにしても、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000JA2BDU/showshotcorne-22/
ゼロから無限へ―数論の世界を訪ねて-1971年-芹沢-正三
は、同じ内容の本のように思えるけど、古書でマーケットプレイスで5999円か
らだって。どういうこと?
 そして、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4489002424/showshotcorne-22/
D・ウェルズ 著,芦ヶ原伸之・滝沢清 訳『数(すう)の事典』(東京図書)
 はうあ!! マーケットプレイスで9,596円からだって。\(^O^)/
 ははあ、
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=27831
にも、復刊希望がありますね。
 あ、「日経サイエンス」1991年11月号の「数学レクリエーション」で出てき
た「リヤプノフ空間へのワープ」なんてのも紹介してます。がしかし、いま、
「リヤプノフ空間」が何だったか、思い出せない。\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061457993/showshotcorne-22/
松田道弘『超能力のトリック』(講談社現代新書)
も紹介していますね。

 「目玉チックゲーム」から、「数(すう)の事典」の紹介部分。
--- ここから ---
 またしてもブルーバックスだが,ぼくはコンスタンス・C・レイド 著,芹
沢正三 訳『ゼロから無限へ』を読んで,数の不思議を知った.
 数の不思議にハマりたい人にお薦めしたいのが,D・ウェルズ 著,芦ヶ原
伸之・滝沢清 訳『数(すう)の事典』(東京図書)だ.これ,k16さんかkmoriさ
んに紹介してもらったのだが,実に面白い.今回これを紹介するために,ここ
まで書き続けてきたようなものだ.数年前から早く紹介しようと思ってようや
く今日の佳き日をだ.
 数そのもので,その数に関する話題を引ける事典である.数秘術やピタゴラ
ス学派が出現するのもうなずける不思議に満ちている.数の昇順に並んでいる
が,どこから読んでもいいし,読み出したら止められない.カタラン数,カプ
レカー数,フェルマー数,プラトン数,メルセンヌ数などなど,知らない人は
ひもとくと不思議がびっしり.索引からはこれらの言葉で引ける.
 この索引が楽しいのは,言葉の説明があるページ数ではなく,数そのもので
説明のありかを示していることだ.全体の構成が数の昇順になっているので,
これが可能なのだ.
 46の説明を引用する.
 「知る人ぞ知る数秘術の一例.詩篇,第46篇の46番目の言葉は 'shake' で
あり,うしろから46番目をさがすと 'spear' が出てくる.ふたつあわせて '
Shakespear' になる.なぜって? そう,ジェームズ王の欽定訳聖書は1610年
に完成したが,そのときシェイクスピアは46歳だったからだそうだ! ガビー
ン!」
 まったくもってガビーン! である.
 みなさんの多くがお世話になっている9801にも説明がある.カプレカー数で
あり,8712とともに各桁を逆順に並べた数で割り切れるたった2つの4桁数であ
る.だから98はウレタンだよ.マットじゃないって,マッドだよ.
 クヌース先生の名前も,グラハム数の説明に出てくる.これはギネスブック
に載ったという,全宇宙の物質をペンとインクにしても書ききれないほど大き
い数で,その表記法にクヌースが出てくる.
 かように目玉チックな話題がごろごろと発見できる本である.数に興味があ
る人は必携でしょう.
--- ここまで ---

 文中の9801は、もちろん、当時、全盛だったNECのPC-9801のことです。
 こういう20年前の本、おれ、どこにやったんだろう。^^;
 置く場所がなくて実家に送っちゃったのかなあ。
 でも、父が大病になって回復した後、姉のところで同居することになって、
引越しのとき、全部、捨てられたのかなあ。そうだったら、残念だなあ。本そ
のものとしても残念だけど、Lisp本同様、すごい値段が付いているものあるも
んねえ。

 あ、そうそう。「目玉チック」ゲームは、小見出し直後の最初の言葉を、あ
る規則で書き始めているんですよね。気づいた人がいるかどうか。単行本にま
とめるときに、タネ明かしをしています。
 そういうのは、作家はいろんなところで仕掛けてます。こういうの、勝間和
代みたいな速読やフォトリーディングをやってる連中は気づかないと思うよ。
データとしてテキストを処理しているだけだからね。想像力が育たないし、創
発的な発見ができる読み方じゃないから。
 たとえば、おれの20年来の読者は、知的で感覚も鋭い人が多いので、
「目玉チックゲーム」presented by なるな、人間になるな 中村」
の「なるな、人間になるな」が回文だと、すぐ気づくだろうけど、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/26/2844234 
ポストモダン的物語消費、初音ミクのムーブメント
でコメントをつけてきたような、批評の「ひ」の字も知らないような連中の中
で、気づいた人、何人いるんだろうと思うのね。
 「読む」というのは、複雑なんですよね。「書く」ほうもいろいろ仕掛けて
いるから、。「ポストモダン的物語消費、初音ミクのムーブメント」に引きつ
けていうなら、この場合、「書く」というのは、システム・制度・権力による
情報操作も含意しています。

 忘れてた。「目玉チックゲーム」が入っている電脳騒乱節は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4874085423/showshotcorne-22/
電脳騒乱節〈オブジェクト指向臨死体験編〉 (単行本) 
中村 正三郎 (著)
です。1円からですので、どうぞ。^^;

 それから、数学が苦手な人でも大丈夫な小説が、大ベストセラーになって映
画もヒットした、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101215235/showshotcorne-22/
小川洋子「博士の愛した数式」(新潮文庫)
 江夏豊投手の大ファンである作者小川洋子が、28が完全数であると知ったと
きに、ぱぱーんと心に小説が振ってきたんですよね。ってな話は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480687114/showshotcorne-22/
藤原正彦、小川洋子「世にも美しい数学入門」(ちくまプリマー新書)
をどうぞ。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/01/07/203039
小川洋子「博士の愛した数式」(新潮文庫)
にも書いているなあ。
 あ、秘密にしているのに、お前、バラしちゃったんじゃん。江夏の背番号28
が完全数だって。
 す、すみません。
 超常超天才ラマヌジャンのことも書いてるなあ。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/12/1647337
算数、数学は、いま、インドがブーム!? ラマヌジャンのことも
にもちょろっと書いてるなあ。

 三島さん、すみません。数学者の密室から離れたことばかり書いて。

http://www.asahi-net.or.jp/~KC2H-MSM/
から、
http://www.asahi-net.or.jp/~KC2H-MSM/self.htm
をみて、びっくり。
 共立から、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320029917/showshotcorne-22/
インターネット時代の情報セキュリティ―暗号と電子透かし (単行本) 
佐々木 良一 (著), 手塚 悟 (著), 吉浦 裕 (著), 三島 久典 (著)
を出してらっしゃる暗号と電子透かしの専門家じゃないですか。
 道理で、
http://www.asahi-net.or.jp/~KC2H-MSM/ec/index.htm
楕円曲線上の有理点
なんて話があるんだ。
 「フィネガンズ・ウェイク」を真似て最初に戻ると、三島さんからのメール、
「ラマヌジャンから手紙をもらったハーディーの気持ち」になりました。
 お手柔らかにお願いします。^^;
 っていうか、もう、情報省のスパイ兼暗号研究者として勝手に採用済みにな
りました。\(^O^)/

 いまのところ、ウェブやブログで書いている文章だから、「「フィネガンズ・
ウェイク」を真似て最初に戻ると」とタネ明かしをしてるけど、これ、「電脳
騒乱節」的に仕掛けるんだったら、「三島さんからのメール、「ラマヌジャン
から手紙をもらったハーディーの気持ち」になりました」としか書かない。で
も、この文章には、「フィネガンズ・ウェイク」が出ているから、「フィネガ
ンズ・ウェイク」を知っている人には、「あ、なるほど、「フィネガンズ・ウ
ェイク」を真似たな。にやり」という具合になるわけ。ちゃんと「読む」能力
を育ててきた人にはね。

 あ、また、思い出した。
 つい、先日、アンテナハウスに来ている佐川急便の人が、おれの20年くらい
前からのファンだったことがわかって、じゃあってんで、社内のエレベータの
前でお会いしたんですが、ありがたいことです。
 「Lispをやってみようと思っているんです」
とおっしゃったので、どんどんやってくださいと。

 ファンは大切にしないとね。
 そうそう。
 おれを。\(^O^)/
 そっちかい!

 なるほどね。2重の意味をもたせたのね。
 「ファンは大切にしないとね」は、フツーは、「おれが、ファンを大切にし
ないとね」の意味に取るけど、文章自体は「ファンが、おれを大切にしないと
ね」にも読めるからね。
 今回タネ明かし、多いね。
 いや、それこそ、メールをくださった三島さんや佐川急便の人のように、20
年来のファンなら、「ファンは大切にしないとね」だけで、その辺の意味も読
み取ってくれるだろうけど、「ポストモダン的物語消費、初音ミクのムーブメ
ント」にコメントをつけてきたような連中は、そういう能力がない。文章に対
しても現象に対しても。
 いま、表に出しているのは、まだマシなほうで、もっと単に染みみたいなの
もあって、それはそれで面白いので、ネタにしようと思っています。

 三島さん、重ねて、すみません。数学とは関係ない話ばかりで。
 暗号にからめていうなら、仕事で、この数日、AES暗号と格闘しています。
まだ解決せず(これ、ほんと)。
 うまく復号できないケースがあるんです。復号処理の実装が間違っているの
かと思って調べたら、そうじゃなかった。もっと手前でおかしくなってる。\(^O^)/
 しかし、なぜ、そうなっちゃうのか、まだわかりません(泣)。
 他人の腐れスパゲッティコードは、もう、うんざりです。

乳の詫び状(2008/04/08)

ASAHIネットのtti/salon(筒井康隆会議室)から。

2008/03/28と2008/03/30にtti/salonに書いたものから。
間にたまさんのコメントがあるけど、他の会議室の書き込みなので転載しない。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/26/2844234
ポストモダン的物語消費、初音ミクのムーブメント
のみならず、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/05/2974934
サンダーバード、キャプレンスカーレット、ジョー90、謎の円盤UFO、マッハGO GO GO
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/05/2975002
東大発、バイオインフォマティクス&生命科学教科書4発\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/06/2990620
佐藤勝彦、二間瀬敏史(編)「宇宙論(1) (シリーズ現代の天文学 第2巻)」
にも出した、「動物化するポストモダン」ならぬ「昆虫化するポストモダン」
「粉体化するポストモダン」に関係ある話。

===
標題: 宮台・東対談『動物化するポストモダン』を読む
---
宮台真司氏と東浩紀氏の対談、『動物化するポストモダン』を読む
というのがありますね。

http://www.miyadai.com/texts/animalize/
宮台・東対談
〜『動物化するポストモダン』を読む〜
をどうぞ。

中村(show)

===
標題: Re: 宮台・東対談『動物化するポストモダン』を読む
---
 「納得的」は、ほんとにそう言ってるんじゃないかな。
 だって、「便利的」だから。\(^O^)/

 それはそれで置いておいて。
>もっと切実に、現在の私たちには「まったり」しかないような気がする。
>消費社会と官僚システムと電子テクノロジーで武装された、記憶なき動物た
ちの世界……。
>いまの私たちは、動物化して、低め安定でまったりと生きていく方向を選ん
でいる。これは最低なのかもしれないけど、歴史的に他の選択肢がつぶされて
しまっているので、なかなかそうとも言えない。オタクが動物化しているのは
結構なんじゃないか、オウムみたいなことも起こしそうにないしな、というの
が僕の実感なんですよ。
>パターン認識の訓練だけで、「猫耳」でもいいし「シャネル」でもいいけど、
ある記号を見た瞬間に勝手にドーパミンが出るようになってしまった消費者が
いまや大量に存在している。
>動物化しデータベース化してしまった消費者は、記号的差異に身体的に反応
してしまうわけですよ。
などなど、印象的な話がいろいろありました。
 で、この週末に「動物化するポストモダン」を読みました。これを読んで対
談を読むと、二人が言ってることがなおよくわかります。

 「ダンシング・ヴァニティ」が若い読者が買いやすいようにしたのに、その
層にあまり売れてないという話がありましたが、初音ミクのようなわかりやす
い萌え要素がないからではないでしょうか。
 つまり、データベース消費という言葉でいえば、「ダンシング・ヴァニティ」
が参照しているデータベースと、若い層が参照しているデータベースが違うん
でしょう。
 筒井さんの場合、どう書いたって、神話に遡る長い、物語、文学、演劇の人
類的な蓄積を大なり小なりデータベースとして参照してしまう。でも、教養が
ない若い層は、もっと、単純なデータベースでないと理解不能なんじゃないか
な。
 ぼくのイメージでいうと、大海原を自由に泳いでいる生きている魚じゃだめ。
奔放で活動的過ぎて手に負えない。生命そのものの奔放なエネルギーを発散さ
せているから。まして、それを釣って自分で調理して食うなんてあり得ない。
食えるのは、鮨屋のカウンターにある、仕込みを経て、きれいに切り揃えて並
べてあるああいう魚。
 そこまで解体し、咀嚼し、わかりやすくして、かつ部品化したものを格納し
たデータベースじゃないと、受容できない。というか、センサーに引っかから
ない。猫耳がないとセンサーに引っかからないのと同じ。そんな気がします。
 だから、「時をかける少女」のリメイク映画が若い層にも大ヒットしたのは、
中性的な少女を配して、萌え要素も入れたライトな感覚の作りが、ウケたので
はないか。
 逆に映画「パプリカ」の場合は、「時をかける少女」より作りがヘビーだし、
主人公も少女じゃなくて大人の女性ですから、その辺が若い層に拒絶されたん
じゃないかなと、愚考しますね。^^;

 筒井さんも出席された文学界2008年4月号の大座談会を読みました。その感
想は別に書く時間があればと思いますが、「動物化するポストモダン」と密接
に関係するところだけ。
 ネットのビジネスは、コミュニケーション志向のものがウケているわけです
が、そのコミュニケーションと称する正体すらも実は、非常に空疎で当たり障
りのない記号的やり取りの水準が大半でしかない。
 こんなレベルだったら、我々が日々プログラムしているようなコンピュータ
の通信プロトコルのほうが、よっぽどましという気にもなってきます。そのほ
うがよほど効率的で正確ですから。^^;
 それと、実は何も読んでないに等しい、単なる脳への記録でしかない、特に
文学的にはまるで無意味な徒労であるフォトリーディングや速読の流行。
 諏訪哲史さんの発言がこの辺に対応していますね。
--- ここから ---
たとえば漱石の『草枕』で、那美さんが画工に言う有名なせりふ「(小説なん
て)筋を読まなけりゃ何を読むんです」というものがあります。漱石にとって
は、これらの思考の主は文学的文盲です。つまり、ズール(精読者)に対するレ
クトゥール(普通読者)であって、一蹴すべきなんです。現代はこの受動的読者
であるレクトゥールによる多数決に商業的メディアが追随して、また同じマス
メディアが多数派をさらに持ち上げることで、本の売れ行きから内容の評価ま
でが左右されてしまうんです。その結果、読者に悪いハビトゥス(読書教育)を
施して、より文学的文盲が増えるという悪循環にあるような気がします。
--- ここまで ---
--- ここから ---
キャッチコピー的な言葉が安易に用いられ、共通言語として普及することによ
って、非日常の文学的言語が理解されない世の中になっているような気がしま
す。それはハイデガーが言う「空談」と同じで、中身のない共通な言葉をただ
交わしているだけなんです。文学的に考えれば、その人たちは生きてないのと
一緒です。そこに自分の生、あるいは生き方を一瞬見いだすために、言葉の異
常さを持ち込み、世界を「異化」するべきだと考えています。でも文学的言語
を理解する人の数が、かなりのスピードで減りつつある。それを僕の言葉で言
うと、「読者が死んだ」という言い方になるわけです。
--- ここまで ---

 なるほどなあと思いますね。

 現代日本社会の個人の解体のされ方と、昆虫の走光性のように、単純な刺激
でわーっと一方に流される傾向をみると、「動物化するポストモダン」という
より、「昆虫化するポストモダン」というほうが、ぼくの感覚にはフィットし
ます。
 この場合の昆虫は、単体の昆虫ではなくて、あえて群体といいますが(学術
用語としては、こういう使い方はしないみたいです)、同じような個体がたく
さん集まると、大した知能もなく、刺激に対する低レベルの反応だけでも、実
は、けっこう、自律的にみえる、もっといえば知的にさえみえる行動を取る、
そういうイメージの昆虫です。
 ほかに例を挙げれば、いわしの大群が捕食者を察知して取る回避行動だとか、
鳥が編隊を組むルールだとか。こういうのは、非常に単純なルールだけでそれ
らしく動かせる、つまりあたかも知的であるかのように振舞うので、ゲームプ
ログラミングで使われている技法です。
 ロボット工学というか、かつてのサイバネティクスといったほうがいいのか、
その方面でも、それらしい動きをさせるには、AI(人工知能)のような大げさな
情報処理は不要で、センサーからの入力に単純に反応させるだけでそれらしく
なるんだという話がありました。
 この場合、知能は低下しているか、なくてもよくて、その代わりにセンサー
が発達してないとだめなんです。
 そう考えると、「空気読めない」をKYと略すKY式日本語が流行っているのも、
ミョーに納得できるんですね。
 高度な情報処理を行なうための知的水準が低下していれば、周りの空気を読
むセンサーが発達していないと、集団の中、群体の中では生きていけませんか
ら。

 なお、昆虫のイメージで気持ち悪いという感情を抱く人もいますが、ぼくは、
自分の生理的な感情はどうでもよくて、無個性で知能もないものでもたくさん
集まると、簡単なルールだけで、不思議な動きをするそのメカニズムに興味が
あります。
 この辺を研究しているのが、非線形科学や複雑系と呼ばれる学問分野です。

 ここまで書いて、思ったけれど、さらにいえば、ひょっとすると、昆虫レベ
ルでもない。\(^O^)/
 生命ですらなくて、実は、粉体や粉粒体と呼ばれるものに近いんじゃないか
という気さえしてきました。
 よって、「粉体化するポストモダン」\(^O^)/
 砂などは、集まると個体、液体、気体とは違う不思議な性質を示すことが知
られていて、これは大きな研究テーマです。

 ということで、現代日本の消費者行動を分析し、マーケティングによって消
費者の欲望を刺激してモノを売りつけたり、文学の動向を探るには、昆虫の群
体や粉体の研究をするのが近道じゃないか。\(^O^)/

http://ja.wikipedia.org/wiki/走性
http://ja.wikipedia.org/wiki/粉体工学

 うーん、ここまで書いて、さらに思いついたぞ。
 AI(人工知能)は、1960年代から研究されて、1980年代にピークを迎えます。
日本では第五世代コンピュータ計画が推進されました。学術的にはいろんな成
果があったし、いまでも影響のあることはあれこれありますが、結論としては、
結局、コンピュータによるAIは、人間の知能、知性を超えられないというもの
でした。
 でも、人間の知がこれほど劣化してくれば、AIでも超えられる!\(^O^)/
 ハードウェアの驚異的な進化やAI的な技法の洗練によるAIのレベル上昇より、
人間の知的レベルの低下が激しいので、AIでも人間を超えられるようになりつ
つあるのが、現代日本ではないか。\(^O^)/
 勝間和代の、自分をグーグル化して年収アップという知とは関係ない本が、
知的生産革命と詐称することで、徹底的に解体され、実験室の試験管や養鶏場
よろしく、コントロールされた環境で計算された刺激によって飼育され、反応
を制御され、ああいうものにすがれば自分が知的な存在になれると錯覚する人
たち、実は大変に追い詰められている人たちに大量に売れているのも、「動物
化するポストモダン」ならぬ「昆虫化するポストモダン」ならぬ「粉体化する
ポストモダン」で考えると、実に「納得的」です。\(^O^)/

中村(show)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061498835/showshotcorne-22/
ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (講談社現代新書 1883) (新書) 
東 浩紀 (著) 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061495755/showshotcorne-22/
動物化するポストモダン―オタクから見た日本社会 (講談社現代新書) (新書) 
東 浩紀 (著) 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103145293/showshotcorne-22/
ダンシング・ヴァニティ (単行本) 
筒井 康隆 (著)

乳の詫び状(2008/04/06)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: バイオインフォマティクス人材養成
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/05/2975002
東大発、バイオインフォマティクス&生命科学教科書4発\(^O^)/
で、紹介した
http://www.bi.s.u-tokyo.ac.jp/bs_pro/index.html
生物情報科学学部教育プログラム
に行った人は気づいただろうが、東大生以外でも聴講ができる。
http://www.bi.s.u-tokyo.ac.jp/bs_pro/japanese/f_course.html
をみると、
--- ここから ---
聴講生手続きについて 

東京大学理学部生物情報科学学部教育特別プログラムでは学内の学生以外にも
広く一般の方にも門戸を開いていますので、聴講を希望される方は、東京大学
理学部の規定(理学部HP参照)により正規の手続きをして下さい。
--- ここまで ---
となっています。希望者は応募してみてください。まだ、募集しているかどう
かわからないけど。
 以前、他に調べて引っかかったのは、
http://www.bic.kyoto-u.ac.jp/egis/index_J.html
京都大学ゲノム情報科学研究教育機構
http://training.cbrc.jp/modules/tinyd0/
CBRC 生命情報科学技術者養成コース
の2つ。
 京大は、一般人は募集してないようですね。
 CBRCは、独立行政法人産業技術総合研究所の生命情報工学研究センターです。
無料コースもあるので、バイオインフォマティクスの知識と技術を知りたい人
は、応募してみてはどうでしょうか。
 速習コース1は、平日夜だから社会人も参加しやすいと思います。
 でも、終わるのは、お台場のテレコムセンターで夜9時過ぎだけどね。
 ばかー。やる前から、そんな根性なしでどうするか、きさま。
 あ、でも、もう募集満員になったみたいね。応募のリンクをクリックしても
反応がない。\(^O^)/
 ちくしょー、行きたかったなあ。
 お前、徴兵から逃げ回っていたのに、終戦後に戦争に行きたかったといって
悔しがる奴みたい。

 なお、バイオ業界は、IT業界より、給料が何割増しだったか忘れたけど、給
料はいいようです。
 IT業界の連中は、バイオインフォマティクスに必要な半分はわかっているわ
けだから、あとは分子生物学のほうを勉強すれば転職しやすいんじゃないかな。
 ただ、製薬業界は世界的な再編の中にあるから、この先、何がどうなるかわ
かりませんけれど。
 その辺、自己責任でお願いします。
 そして、めでたく転職できて給料が上がったら、おれにいっぱいおごるように。\(^O^)/
 その「いっぱい」は、グラス一杯でいいの?
 いや、たくさんという意味の「いっぱい」。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 佐藤勝彦、二間瀬敏史(編)「宇宙論(1) (シリーズ現代の天文学 第2巻)」
---
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/21/2648157
富阪幸治, 花輪知幸, 牧野淳一郎編「シミュレーション天文学 (シリーズ現代
の天文学 第14巻)と「シリーズ 現代の天文学」
で名前を出した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4535607222/showshotcorne-22/
佐藤勝彦、二間瀬敏史(編)「宇宙論(1) (シリーズ現代の天文学 第2巻)」

 紹介し忘れていたので、簡単に。
 おれ、数式萌え〜〜〜なので、これはいい。\(^O^)/ っていうか、本書
を眺めていて、おれ、数式萌え〜〜〜だと確信した。

 第1章は、数式ほとんどなしの宇宙論入門。文系でもわかるでしょう。
 第2章からが本格的。
 第2章は相対論的宇宙論で、フリードマン方程式ってこういう形になってる
のね。初めて知った。もう忘れたけど。\(^O^)/
 観測事実と数学的な理論から、いろんな仮定や上限、下限が出てきて、そこ
からまたいろんな問題やアイデアが出てくるのね。たとえば、ド・ジッター宇
宙やら地平線問題やら平坦性問題やらインフレーションやらも出てくるのね。
 教科書として書かれているので、たぶん、式の変形、展開もそれなりに丁寧
なんだと思う。おれにはできないけど(泣)。しかし、ポイント、ポイントでし
っかりその式の物理的な意味が説明してあるので、読んで理解できないわけで
はない。
 読み進めていると、いままで数式なしの本で読んできたいろんなことに、ち
ゃんと背骨ができてくる感じ。
 第7章はホーキングの無境界条件仮説(ハートン-ホーキングトンネル波動関
数)、超弦理論(超ひも理論)、高次元宇宙論が出てきて、当然、ブレーン宇宙
論も出てくる。実際、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140812397/showshotcorne-22/
リサ・ランドール著, 塩原通緒訳「ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く」
のリサ・ランドールたちのランドール-サンドラム余剰次元モデルがどういう
ものか数学的にちゃんと書いてある。
 「ワープする宇宙」で彼女は、数式なしで、あれこれ比喩を使うなどして表
現しているが、本書だと、なるほど、そういうモデルなのかと数学的にすぐわ
かる。
 「ワープする宇宙」については、まとまった感想は書いてないけれど(書こ
うとは思っているが)、上の検索窓で「ランドール」で検索してみてね。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/25/2836932
竹内薫著「ゼロから学ぶ超ひも理論」読みました
で、
--- ここから ---
 最近、おれ、数式は、水族館にいる魚のように見えるようになってきた。\(^O^)/ 
 つまり、鑑賞している。自分ではそういう数学をやれないけれど、鑑賞はで
きるようになってきた。
--- ここまで ---
と書いたけど、それを実感したのが、本書。つまり、竹内薫著「ゼロから学ぶ
超ひも理論」より前には読んでいた。紹介する時間と機会がなかっただけで。

 本書を読んでいて、数式のどこに萌えるかといえば、やっぱ、添え字でしょ
う。\(^O^)/
 女性の鎖骨フェチという趣味の男がいますが、あれと同じなのかもしれない
ぞ、添え字フェチ。
 しかも、文字通り記号そのものに萌えていて、数学的なことはさっぱりなの
で、記号消費の
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061498835/showshotcorne-22/
ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (講談社現代新書 1883)
 (新書) 
東 浩紀 (著) 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061495755/showshotcorne-22/
動物化するポストモダン―オタクから見た日本社会 (講談社現代新書) (新書)
東 浩紀 (著)
に出てくる「動物化するポストモダン」そのもの。\(^O^)/
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/11/2725375
物理数学入門本、大人買い\(^O^)/
なんて、オタク消費そのものだもんね。
 つくづく思うけど、数学や物理学(の数学的な部分)は、人類の知的遺産とし
て無償公開されたものなので、趣味としてはほとんど金がかからないし、いい
ね。物理学でも、加速器を作るとなると、1兆円くらいは用意しないといけな
いから、趣味でやれるのは、おれくらいだろうね。\(^O^)/
 そういえば、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/26/2844234
ポストモダン的物語消費、初音ミクのムーブメント
には、バカなコメントがついていたね。
 ああいうのが、「動物化するポストモダン」だと、連中、気づいてないんだ
ろうね。

 添え字フェチに話を戻すと、本書に出てくる数式は、添え字ありまくり。上
下左右裏表に添え字が付きまくり。
 魚でいえば、なんか、トゲトゲ、ギザギザ、ビラビラがたくさん付いている
ハリセンボンやミノカサゴのような魚をみているような気がする。\(^O^)/
 本書で一番すごいと思った添え字は、205ページにある | という添え字。
 単に2乗などというものではなく、脚注によれば、これは「背景時空(今の
場合は平坦なロバートソン-ウォーカー時空)での共変微分を表す」そうです。
 時空そのものを背負った魚とは、どんな魚なんだろうね。\(^O^)/
 ヤドカリなのかな。^^;
 (数学の)行列は群体を思い出すし、おれにとって本書は数式水族館でした。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 新タイプの超伝導物質発見
---
 さっき、NHK教育「サイエンスゼロ」で、東工大(東京工業大学)の細野秀雄
が発見した新タイプの超伝導物質を発見したことをやってました。
 問い合わせがすごいらしいです。
 鉄、砒素、ランタンの組み合わせだった。
 それぞれ、他の原子に置換可能で、組み合わせは1000通り以上などといって
ました。
 これまで見つかっている金属系は温度が低い。セラミックス系は温度が高い
がもろくて加工しにくい。今回の発見は、その中間だが、温度はもっと高くで
きる可能性が高いそうです。
 一番いいダイジェストは、
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20080218/index.html
新系統(鉄イオンを含む層状化合物)の高温超伝導物質を発見
高温超伝導材料の新鉱脈の発掘
ですね。
 東工大応用セラミックス研究所の広報ページ
http://www.msl.titech.ac.jp/info/publicity.html#2008
の2008/4/1にも出てますね。

http://lucid.msl.titech.ac.jp/~www/
細野・神谷研究室
をみると、やっぱ、いろいろやってるなあ。
 物性、材料、デバイスは怖いですよね。一発で世の中をひっくり返しますか
らね。野球でいえば満塁ホームランがありますからね。
 ソフトなんて、結局、それらの上で遊んでいるようなもんですからね。

乳の詫び状(2008/04/05)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: アンテナハウスメールニュース2008年4月号
---
 TextPorterは、近日公開予定になっていますが、もう公開が始まってます。
 ぼくの担当なので、買ってください。
http://www.antenna.co.jp/AXX/
 それと、XSL Report Designerもよろしくお願いします。
http://www.antenna.co.jp/designer/

 どっちも個人じゃ買えないけど、宝くじが当たったら買ってください。
 企業で購入決定権のある方は、宝くじと関係なく買ってください。

--- ここから ---
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■ 〜変換一筋20年〜  http://www.antenna.co.jp
   アンテナハウスメールニュース          2008年4月号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※配信停止はメール返信の【1行目】に【削除希望】と記入の上ご返信ください。
━━━━━━━━━━━━━■  目 次  ■━━━━━━━━━━━━━

 <1>「リッチテキストPDF4」用 PDF Driver V3.2MR3 改訂版公開
 ………………………………………………………………………………………
 <2>「書けまっせ!!PDF3」改訂版公開
 ……………………………………………………………………………………… 
 <3>「PDF Tool V2.6MR3」Solaris 版 改訂版公開
 ……………………………………………………………………………………… 
 <4>「XSL Formatter V4.3」4月末公開予定
 ……………………………………………………………………………………… 
 <5>「Text Porter V4.2MR5」近日公開予定
 ……………………………………………………………………………………… 
 <6> XSL関連のセミナーのご案内
 ……………………………………………………………………………………… 
 <7> 4月の中国語セミナーのご案内

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆ │「リッチテキストPDF4」用 PDF Driver V3.2MR3 改訂版公開
━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「リッチテキストPDF4用 Antenna House PDF Driver」の不具合などを改善した
改訂版(アップデータ)をご用意しました。

改訂版(アップデータ)についての詳細は、下記をご覧ください。
http://www.antenna.co.jp/rpd/update01/drvup_a.html

━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆ │「書けまっせ!!PDF3」改訂版公開
━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「書けまっせ!!PDF3」の不具合などを改善した改訂版(アップデータ)を
ご用意しました。
このアップデータは、現在、お持ちのバージョンが3.0.0〜3.0.4までの方向け
となります。

改訂版(アップデータ)についての詳細は、下記をご覧ください。
 http://www.antenna.co.jp/kpd/enhance.htm

━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆ │「PDF Tool V2.6MR3」Solaris 版 改訂版公開
━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇ PDF Tool V2.6MR3(Solaris 版)を公開しました!
 改定内容:http://www.antenna.co.jp/ptl/update.htm#v26mr3
 評価版のダウンロード:http://www.antenna.co.jp/ptl/download.htm

◇ PDF Driver V3.2MR4 を公開しました!
 改定内容:http://www.antenna.co.jp/pdv/update.htm#v32mr4
 改訂版のダウンロード:http://www.antenna.co.jp/pdv/updater.htm

━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆ │「XSL Formatter V4.3」4月末公開予定
━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
XSL Formatterの次期バージョンであるV4.3は4月末に公開予定です。V4.3では
以下の機能が付加される予定です。

・Windows x64版がラインアップに追加されます.大容量組版に威力を発揮し
  ます.
・CGMオプションが追加されます。CGM画像をネイティブにPDFに描画できます。
・INX(InDesign interchange file)出力オプションが追加されます。
  XSL Formatterの組版結果をInDesignで編集することが可能になります。

V4.3についての詳しい情報は、公開日までお待ちください。XSL Formatterに
ついての情報は以下を御覧ください。

 http://www.antenna.co.jp/XSL-FO/

━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆ │「Text Porter V4.2MR5」近日公開予定
━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 Office2007 (Word2007/Excel2007/PowerPoint2007)、PDF 1.7(パッケージ形式
にも対応)、一太郎2007からテキスト抽出可能になり、ますます好評をいただい
ているText Porter V4.2の改訂5版を近日出荷開始する予定です。

Text Porterについての詳しい情報は、弊社Webページをご覧ください。
  http://www.antenna.co.jp/AXX/

━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ◆ │XSL関連のセミナーのご案内
━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆「XSLスクール」
期日:2008/4/24(木)10:00〜17:00
場所:アンテナハウス セミナールーム
受講料:\42,000-(税込)

☆「XSL-FO指南セミナー」
期日:2008/4/25(金)10:00〜17:00
場所:アンテナハウス セミナールーム
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「100万人の中国語」コースを毎月開催しております。
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中国語を習ったことがない人でも、2時間の授業1回だけで中国語の発音が理解でき、
ピンイン(発音記号)が読めるようになります。

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第1回 4月 6日(日)/ 第2回4月13日(日)/ 第3回4月27日(日)
毎回14:00〜16:00
全く中国語を習ったことのない人のための全3回の入門コースです。

授業料 4,200円/回(税込) 全3回計 12,600円
テキスト1,890円(税込)「これ以上解り易く出来ない!中国語」(CD付)
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◇「中国語現代文を読む」コース(全1回)4月12日(土) 10:00〜12:00
毎回、ニュース、法律、契約書、小説等等、中国語の様々な文章を読みます。

授業料 4,200円(税込)
テキスト1,050円(税込)「誰でも書ける!中国語」  
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★このメールは、
「アンテナハウス製品を購入いただき、ユーザ登録された方」※
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--- ここまで ---

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 東大発、バイオインフォマティクス&生命科学教科書4発\(^O^)/
---
 何年も前から、生命科学やバイオインフォマティクスの本を紹介するといい
ながら、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/27/1537622
買ってきた本
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/29/1687846
ワトソン「DNA」、遺伝子診断、遺伝医療、分子人類学 
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/07/29/1687847
榊佳之著「ゲノムサイエンス」、岸宣仁著「ゲノム敗北」
で、散発的に紹介しただけ。
 今日、自分のブログにGoogleが配信してきた広告に、東大発生命科学の教科
書の第3弾があった。年貢の納め時と思って、東大が作った生命科学&バイオ
インフォマティクス教科書を4発簡単に紹介。これも書き出すと発散するので、
手短にする。

 前述「榊佳之著「ゲノムサイエンス」、岸宣仁著「ゲノム敗北」」の最後に
書いたことを補足しておくと、21世紀の科学者やエンジニアを育てるなら、分
子生物学と情報科学(あるいは情報工学やコンピュータサイエンス)の両方がわ
かる人材を育てないといけないという話は15年くらい前からはあって、東大で
もなんとかしようとしていたわけ。
 容易に想像できるように、東大くらい巨大な組織だと学科の新設は大変。
 すったもんだの挙句、去年(平成19年、2007年)にやっとできたのが、理学部
の生物情報科学科。
 学科の新設を待っていたんじゃ、とてもじゃないが世界から取り残されるの
で、国の予算はついたけれど、おれに言わせれば、ほとんどゲリラ的といって
いい形で、生物系、情報系の先生、学生をかき集めて、特別な集中講義をやっ
ていた。
 夏休みを使って、平日だけじゃなくて土曜日も朝から晩までどっぷり2ヵ月
くらい集中的にやる講義。どんどん新しい知見が出てくる世界で、定番の教科
書があってそれを教えておけばいいという成熟した分野ではないから、学生も
大変だけど、先生も大変。それでも人材育成が急務なので、学生も先生方も必
死になってやってきた。
 そういう必死の努力(もちろん文部科学省との折衝なども大変)がやっと実っ
て、できたのが、生物情報科学科。東大理学部では情報科学科以来、約30年ぶ
りの新設。情報科学科が約30年前にできていたことは、野口悠紀雄のドンテモ
IT論のネタになるんだけど、それはまた別の機会に。
 いま、
http://www.bi.s.u-tokyo.ac.jp/
に行くと、2つに分かれるほうの1つ。
http://www.bi.s.u-tokyo.ac.jp/bs_pro/index.html
生物情報科学学部教育プログラム
が、かつての集中講義の発展形。
 数年前に九大に行って、高木利久先生のバイオインフォマティクスの講義を
聴いたときに、前述の集中講義の話があったが、2ヵ月も会社を休めないしな
あなどと思っていた。
 で、その後に、発見したのが、前述集中講義のうち、バイオインフォマティ
クス概論の部分の講義ノートをベースに作られた本。それが
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4897068819/showshotcorne-22/
東京大学バイオインフォマティクス集中講義 (単行本) 
東京大学理学部生物情報科学学部教育特別プログラム (編集), 高木 利久
です。

 この本の発行が2004年で九大で話を聴いたときより前。あの講義後に、この
本の存在を知ったとき、
「ばかー。高木。なんでおれに教えん。おれに知らせておけば、情報省の力で
毎年嘘800人くらいは学生を志願させられたのに。やっぱ、高木は中洲で再教
育する必要があるな」
などと思ったわけ。\(^O^)/
 ばかー。お前こそ、何年も紹介しなかったじゃないか。知らせても無駄だっ
ただろうに。
 す、すみません。

 「東京大学バイオインフォマティクス集中講義」の目次は、羊土社のサイト
http://www.yodosha.co.jp/book/9784897068817.html
に行けばわかる。羊土社はおれのイメージでは、コンピュータ系の世界でいう
共立出版みたいな感じがしている。
 読むとわかるが、最初の印象はおそらく非常にバラバラに感じると思う。記
述の水準も自分の馴染みの分野はやさしく感じるだろうし、そうでない分野は、
とても難しく感じるだろうと思う。
 おれの場合、Kyoto Common Lispを作ったLisperの萩谷さんが書いている
「講義3◆情報科学の学び方〜バイオインフォマティクスの基礎として」はご
く普通にわかる。
 ほかには仕事と関係している、高井貴子さんの「講義12◆生物がもつ機能の
原理を探る〜パスウェイデータベース」、森下真一さんの「講義9◆知識発見
技術入門」、中井謙太さんの「講義10◆ゲノムデータベース入門〜つくる人と
使う人のために」などは、頭に入ってくる。しかし、ほかはなかなかね。特に
おれみたいに年取って50歳になろうという人間にはね。^^;

 思い出したから、脱線しておくが、たびたび触れている勝間和代の自分をグ
ーグル化するのが知的生産などというふざけた話。あの週刊ダイヤモンドの特
集で、アルファブロガーの弾さん(小飼弾)が、いやしかし、アルファブロガー
って浮いた日本語だなあ。どう考えても、お笑い芸人の名前かコント集団の名
前にしか思えないね。^^;
 ということで、弾さん、コント集団アルファブロガーの一人ね。\(^O^)/
 ところで、話、何だっけ?
 ばかー、週刊ダイヤモンドの特集のことだろ。
 あ、そうそう。そこで、弾さんが月に500冊本を読むといってたでしょ。勝
間和代も月に100冊以上読むといってたよ。それでフォトリーディングや速読
術を身に付けたなどといってたよね。
 これ、かなり速い方だと思うかもしれないけど、生命科学のような世界中の
天才、秀才、俊英が本気でやってる知の世界では、読むのがあまりに遅すぎて
話にならないんです。恐ろしいことに。
 ざっくり言って、最低でも一桁(10倍)遅い。ひょっとして3桁(1000倍)遅い。
 10倍の月5000冊ならありうるかもしれないけど、1000倍はいくら天才でも無
理。つまり、人間じゃ、どうしようもない世界。だから、「講義9◆知識発見
技術入門」にあるように、コンピュータに読ませる技術開発をずっとやってき
ているし、すでに実際にコンピュータが読みまくって、新しい知の蓄積と探索
をやっています。
 そういう世界をずっとみているので、勝間本が知的生産なんていってるのは、
知や芸術をなめやがって、ふざけるなと、詐欺、詐称、偽装に思えてならない
のね。そして勝間本が25万部突破なんて聞くと、「動物化するポストモダン」
「昆虫化するポストモダン」、さらには「粉体化するポストモダン」だとさえ、
思っちゃうもんね。\(^O^)/
 あ、この話、tti/salonに書いたけど、ウェブやブログには転載してないの
で、ASAHIネットのtti/salonを読めない人には、意味不明かも。
 発散してきたので、この辺でやめておきますね。^^;

 「東京大学バイオインフォマティクス集中講義 」は、発行が4年ほど前な
ので、書き直されるべき事柄も少なからずあるかもしれないが、バイオインフ
ォマティクスを志す若い人(若くない人ももちろん)が、この分野を概観するに
はいいのではないか。少なくとも、ごった煮ぶりがわかるのではないかと。
 この分野15年くらいは経ってるけど、まだうまく煮えてなくて、生物は生物、
情報は情報というモザイクっぽいところはあります。ま、そういう大まかな見
取り図がわかるだけでもいいとは思います。

 さて、冒頭に述べた東大発生命科学の教科書の第3弾とは、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4758107211/showshotcorne-22/
文系のための生命科学 (単行本) 
東京大学生命科学教科書編集委員会
のこと。目次などは、
http://www.yodosha.co.jp/book/9784758107211.html
東大が作った文系のための生命科学
をどうぞ。
 序文、
http://www.yodosha.co.jp/bookdata/9784758107211/9784758107211_preface.pdf
をみると、「生命現象の解析が級数的なペースで進む現代」とあるでしょ。こ
れが、さっき書いた、月に500冊しか読めないんじゃ遅すぎてどうしようもな
い世界のことです。
http://www.yodosha.co.jp/bookdata/9784758107211/9784758107211_contents.pdf
目次詳細
をみると、第10章「生命倫理」、第11章「生命技術と現代社会」がもろに、マ
イクル・クライトンの新作(といっても半年前に出版。訳者の酒井さん、送っ
てくださったのに紹介もせずすみません。やっと先月読んだので、なるべく早
く紹介します)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152088524/showshotcorne-22/
NEXT 上 (ハヤカワ・ノヴェルズ) (ハヤカワ・ノヴェルズ) (単行本) 
マイクル・クライトン (著), 酒井 昭伸 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152088532/showshotcorne-22/
NEXT 下 (ハヤカワ・ノヴェルズ) (ハヤカワ・ノヴェルズ) (単行本) 
マイクル・クライトン (著), 酒井 昭伸 (翻訳)
に関係するところですね。中でも、「人体的自然の商品化」がそうでしょうね。

 第3弾がある以上、第1弾、第2弾がありますが、第1弾が、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4758107203/showshotcorne-22/
生命科学 改訂第2版 (単行本) 
東京大学生命科学教科書編集委員会 (編さん)
 目次などは、
http://www.yodosha.co.jp/book/9784758107204.html
生命科学 改訂第2版
をどうぞ。
 これ、紹介を延々後回しにしたせいで、今年、改訂第2版になってます。さ
ぼったことも時に役に立ちますね。^^;
 第3弾が文系向けだったけれど、第1弾は理工系向け。つまり、生物系を専
攻しない理学部や工学部の人間も知っておかなければならない話をまとめたも
の。21世紀の科学者、エンジニアはこれくらいは知っておかないと、生きてい
けません。\(^O^)/
 実際、これらの知識がないために情報省に捕まった人を知っています。おれ
だったりして。\(^O^)/
 第2弾は、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4758107114/showshotcorne-22/
理系総合のための生命科学―分子・細胞・個体から知る“生命”のしくみ (単
行本) 
東京大学生命科学教科書編集委員会 (編さん)
 目次などは、
http://www.yodosha.co.jp/book/9784758107112.html
理系総合のための生命科学
分子・細胞・個体から知る“生命”のしくみ
をどうぞ。
 この第2弾は、理工系一般向けの第1弾から話がもっと本格的になっていて、
「理・医・農・薬・歯学部など生物系を専攻する」人向けとなっています。
 ページ数も、この第2弾が一番多く、次が、第1弾、一番少ないのが第3弾
です。
 つまり、最初は理系一般向けに書いた。それがうまくいったので、ページ数
を増やしてもっと詳しく書いた。それもうまくいったので、じゃ、文系向けに
ページ数を減らして書いた。こういう流れでしょう。

 この3部作は、コレクターでなければ、どれか、自分のレベルや専攻に合わ
せて1冊読んでみればいいと思います。コレクターか、東大ブランドには憧れ
とコンプレックスがある場合は、全部揃えなさい。\(^O^)/
 新書や講談社ブルーバックスより、もっと総合的、本格的で、でも、あんま
り難しい話はいやという場合、身近なネタから入っているし、ページ数も少な
い、文系向けの第3弾が一番読みやすいでしょうね。
 東大発生命科学の教科書3部作は、バイオインフォマティクスに特化した話
ではないけれど、もし、バイオインフォマティクスで使われているアルゴリズ
ムが知りたいなら、
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/05/23/1527799
共立出版「アルゴリズム・サイエンスシリーズ」
で紹介した
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4320121783/showshotcorne-22/
阿久津達也著「バイオインフォマティクスの数理とアルゴリズム」
をどうぞ。

 なるほど、約1年前に、渋谷のブックファーストで買ったのか。
 それで思い出した。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/02/03/2599268
買ってきた本、超ひも本、ウェブ国産力、傑作パズル本 
では、渋谷のブックファーストが全館入っていた6階建てか7階建て大きなビ
ルは、改装工事で、改装が終わるまでブックファーストは移転しているのかと
思って書いているが、そうじゃないんだってね。
 あのビル取り壊して、パチンコだか、なんか、そういうビルを建てるらしい
んです。
 実際、この前、あの辺り(渋谷のドンキホーテがあるところ)を通ったら、ビ
ルがもう取り壊されていました。
 いろいろウワサがあるそうで、ビルのオーナーがヤバそうな連中に代わった
から、本屋なんてものは追い出して、パチンコやスロットなど手っ取り早く儲
かるものにしたんだとかね。
 いまのブックファーストは、あのビルに入っていたときに比べると品揃えは
見る影もないもんね。
 かつては、大盛堂とか理工系に限らず専門書を多く揃えていた本格書店が渋
谷にもいくつかあったけど、どんどんなくなりましたね。あるのは、漫画、ア
ニメ専門店か、そうでなければ、雑誌と新書と文庫をかき集めて並べておくの
が関の山の本屋ばかりになってますね。
 若い連中が多い渋谷の客層なら、そっちのほうが売れるからね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/01/2911974
実写版サンダーバード
の続き。

===
標題: サンダーバード、キャプレンスカーレット、ジョー90、謎の円盤UFO、マッハGO GO GO
---
 笹塚の江川さんから、サンダーバードのことが。
--- ここから ---
サンダーバード ピープル江川です。

どうも
サンダーバード映画版66年製作
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=9298
でしたらございます、ビデオテープ吹き替え版ですけど。

あと

キャプテン・スカーレット(1967)
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=28360
もビデオで一本だけあります。
--- ここまで ---

 キャプテン・スカーレット! うひゃー、懐かしい。
 うひゃー、マニア向けのがありますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006G90S/showshotcorne-22/
キャプテン・スカーレット コレクターズボックス 5.1chデジタル・リマスタ
ー版

 ジョー90はあるのかな。\(^O^)/
 ジョー90は単体はなくて、トリプルパックというものになってますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000793D3K/showshotcorne-22/
ジェリー・アンダーソン トリプルパック
 CDはオリジナルサウンドトラックが単体であるけど。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000F9038U/showshotcorne-22/
Joe 90 [Original Television Soundtrack] [Soundtrack] [Import] [from US]
 ジョー90のあのくるくる回る機械の中に入りたかったもんね。入れないから、
自分でぐるぐる回って目が回って倒れたもんね。\(^O^)/
 あのころ、何歳なんだ、おれ。
 ふむ、
http://ja.wikipedia.org/wiki/ジョー90
をみると、1968年だから、9歳のときか。小学3年なのか。あ、ジョー90は9
歳という設定だから、おれ同い年だったんだ。激しく感情移入したはずだ。\(^O^)/

 あ、やっぱり、そう来たか。謎の円盤UFOがある!!\(^O^)/
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00009KMII/showshotcorne-22/
謎の円盤UFO COLLECTORS’BOX PART1
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000DJ29C/showshotcorne-22/
謎の円盤UFO COLLECTORS’BOX PART2

 シャドーのストレイカー司令官。\(^O^)/
 月面基地の髪の毛の色とおっぱいがすごいお姉さんたち。\(^O^)/
 インターセプター、発進。\(^O^)/
 スカイダイバー、発進。\(^O^)/
 しかーし、おれが一番好きだったのは、コンピュータ衛星シド!\(^O^)/
 「こちら、コンピュータ衛星シドです」
 ああ、いいな。ああ、懐かしいなあ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/謎の円盤UFO
を読むと、日本での放映は順序を変えたり、カットした部分があったんですね。
たしかに、よくわからんときがあったのよ。
 シドって、SID(Space Intruder Detector)の略だったのか。うわぁ、40年経
って初めて知った事実。\(^O^)/ 生きててよかった。\(^O^)/
 あ、そうそう。エリス中尉、エリス中尉。月面基地の髪の毛の色とおっぱい
がすごいお姉さんたちの一人がエリス中尉です。あれ、レイク大佐は記憶がな
いなあ。

http://www.geocities.jp/mujirushi_sos/ufo.htm
に行くと、プラモがありますね。エリス中尉のフィギュアまであるんだ。

 うかつに金があるからなあ。DVDとか揃えられるくらいは。
 危ない、危ない。完璧、
 「動物化するポストモダン」
 「昆虫化するポストモダン」
 「粉体化するポストモダン」
の消費世界ですわぁ。\(^O^)/
 ま、それもいいぞぉ。
 だめだめ。TOTO BIGで6億円が当たったらね。\(^O^)/

 あ、江川さんがこの前教えてくれたけど、「マッハGO GO GO」が、ハリウッ
ドで実写でリメイクされるんだそうです。もうすぐ公開らしいです。
 あ、
http://ja.wikipedia.org/wiki/マッハGoGoGo
にも書いてある。「スピードレーサー」だ。そうそう。「マトリックス」のウ
ォシャウスキー兄弟が監督なんです。これも江川さんが教えてくれた。
 マッハ号のプラモ作りましたよ。鳥のメカがバネで飛ぶんです。あ、ギズモ
号っていうのか。
 オープニングの、マッハ号がオートジャッキでジャンプして、象を飛び越え
て、象が長い鼻を振ってパオーンなどというシーンを思い出しますね。

 ああ、なんか、生きててよかった。
 今日もがんばろう。\(^O^)/
 みんな、元気出してがんばろうね。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/01/2911974
実写版サンダーバード
の続き。

===
標題: 実写版サンダーバードのここが見所^^
---
この作品は映画館で見て、はまって、DVDは
サンダーバード2号の形のケース入りの限定版
を買ってしまいました。
英語版から入ったからか、吹き替えはいまいち
だけど、V6のイメージソングは良いなぁ。
よし、やるぞっていう前進する力がみなぎる歌
だと思います。
と、ここまでは蛇足。
まず、前半でキャラクターの設定を紹介してい
るのですが、原作(でいいのかな。TV版のこ
と)の少し前の世界なんですがサンダーバード
は全世界的なヒーローで末っ子のアランも憧れ
ているって所が導入。ここから、メカの登場シ
ーンがいくつか入って、サンダーバードを知ら
ないお子様にも設定が分かるという仕掛けです。
中村さんが見始めたのはこの後のフッドが島を
占拠するところからだから、国際救助隊の勇姿
は見れなかった訳ですね^^;。
TV版の様に全編に渡ってメカニックが描かれ
ているわけではないので、この導入部が見所だ
と私は思いました。

後は補足
ペネロープさんとパーカーの、
「パーカーやっておしまい」
「はい、お嬢様」
の件は欲しかった^^でも、美味しい所もって
っちやうパーカーは好き\(^o^)/

持田(pochi)

===
標題: Re: 実写版サンダーバードのここが見所^^
---
 ぼくもパーカー大好きです。\(^O^)/
 サンダーバードの中で2号かパーカーかというくらい好き。

 パーカーって、いい意味でも悪い意味でも、イギリス上流社会の批評にみえ
るような存在ですよね。ああいう存在がそばにいることをうらやましがってる
ようにもみえるし、からかっているようにもみえるし。
 パーカーの直系の後継者は、スターウォーズのC3POですね。\(^O^)/
 C3PO, 喧嘩は弱いけど。^^;

中村(show)

乳の詫び状(2008/04/03)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: フジテレビ:江原さん出演番組「非科学的」と誤り認める
---
 いよいよインチキ霊能力者江原啓之の問題が大きくなってきましたね。
 おとめ座銀河団や情報省が認める霊能力者は、おれだけなんだから。\(^O^)/

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080403k0000m040187000c.html
フジテレビ:江原さん出演番組「非科学的」と誤り認める
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080403ddm041040109000c.html
フジテレビ:「霊視は荒唐無稽」 江原啓之さん出演番組、制作の誤り認める
をどうぞ。

 ほかにもありますね。
http://blog.livedoor.jp/news2chplus/archives/51042193.html
「善意のボランティア」をペテンにかけた江原啓之とフジテレビ

 江原啓之もひどいけど、テレビ屋も視聴率のためならなんでもやる人間のク
ズだと思ったほうがいいですからね。

 テレビ局のお詫びが目につきますね。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080329k0000m040039000c.html
抗議文:福島県会津若松市がTBSに…クイズで史実歪曲
http://mainichi.jp/kansai/news/20080303ddf041040024000c.html
朝日放送:誤解を与える映像でおわび−−「ジキル&ハイド」

 会津若松のTBSへの抗議。番組作ったのが、もし、山口や鹿児島の奴だった
ら、大変ですね。\(^O^)/
 おのれ、薩長だもん。作った奴、会津若松に呼んで、3日3晩思想教育・歴
史教育でしょうね。\(^O^)/

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 自治体火だるま「50社リスト」
---
 第3セクターにはどれほど赤字があるかわからないといわれ、自治体破綻の
時限爆弾になっていますが、破綻しそうな50社リストというのが出回っている
んですね。詳しくは、
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20080401/151860/
自治体火だるま「50社リスト」
をどうぞ。

 福岡は、ソフトリサーチパークが入っているじゃん。大丈夫か。\(^O^)/
 北九州は、帆柱ケーブルーがあるなあ。ケーブルカーですよね。帆柱山いい
ところなのにね。夜行くと、関門の眺めは絶景ですよね。それでもだめなのか
な。
 岡山の倉敷チボリ公園は、この前、親戚の葬儀で倉敷に行ったときにありま
した。倉敷駅のまん前だもんね。野球の星野仙一監督の出身地なので、駅のお
みやげもの屋には、名物の桃などにまじって、星野監督のラーメンがありまし
たよ。
 佐賀は有田焼がだめということ?
 某所の某女性は、当代の柿右衛門と小学校の同級生。同窓会があると、みん
な、子供時代に戻っているから、相手が人間国宝だろうがおかまいなし。\(^O^)/
 特に女性は、人間国宝を柿右衛門君、柿右衛門君と、君付けしておもちゃに
していじりたおすそうです。\(^O^)/

中村(show)

===
標題: Re: 自治体火だるま「50社リスト」
---
土地公社、開発公社、住宅公社なんてのは、すでに火だるま
どころか、救急車を通り越して警察の鑑識課を呼ぶべき段階
の悲惨な財務状況のところがあるやに聞いております。

官に民間会社の経営センスを求めることはかなり無理難題な
のではないかと思うのと同様に、第三セクターにすれば経営
がなんとかなるなどというのもかなりの無理難題。
外国銀行を自治体が買収して中小企業向け融資を行うなんて
誰も想定してなかったもんだから、新銀行東京はまともな検
査体制も整っていなければ、所管官庁もない、らしい。もっ
とも、新銀行がうまくいっていれば、あれは俺の手柄だと自
慢するヤツが五万と出てきたことだろうと思いますけれど。

産業再生機構のやり方が万事うまくいったかと言われれば、
疑問もあるわけですが、地方版産業再生機構を作って50社を
処理すれば万事OKなどと思っては、いないでしょうね。こう
いうリストってのは作成されてしまうとその本来の目的を逸
脱して一人歩きしてしまう。今回のリストが社会にとって有
効に活用されることを期待します。

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つばめどん

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標題: Re: 自治体火だるま「50社リスト」
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>外国銀行を自治体が買収して

 今週の週刊ダイヤモンド2008/04/05号の鈴木棟一「新・永田町の暗闘」でも
新銀行東京のことが出てます。
 石原慎太郎は、外形標準課税で大銀行を叩いたけど、裁判に負けて2300億円
返還。金融庁にも文句を言われたくなかったので、BNPパリバ信託銀行を買っ
たと。
 大銀行は、有料中小企業は囲い込み、ここぞとばかりに、カスな中小企業を
新銀行東京に押し付けたと。
 新銀行東京は死んだことはみんな知ってるけど、事実が明るみになると、石
原慎太郎にもまずい。よって、400億円を入れて葬式を先延ばしと。
 結局、石原ファミリーの被害を最小限に抑えようとしている。
 こういう流れですね。

 新銀行東京のでたらめ融資。ヤクザに相当金が流れたともいわれているけど、
そう思うね。1400億円全部とはいわないけれど、都民の血税をヤクザにくれて
やったというのが、新銀行東京の総括の一面じゃないか。

中村(show)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 将棋ネタ
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 実は、将棋ネタより囲碁ネタのほうが書きたいことが多いけど、とりあえず。
 佐藤2冠は、すごいね。羽生2冠と戦っていた棋王戦。瀬戸際だったけど連
勝して逆転で防衛。
 佐藤さん、調子がよくなくて、順位戦も最終戦でぎりぎり降級を逃れました
が、NHK杯も連覇して、今度は棋王も防衛。悪くても高いレベルで踏みとどま
って調子を上げてタイトル奪取というのがすごいですね。
 次は、羽生さんが永世名人をかけて、先に永世名人になった森内名人に挑戦
する名人戦ですね。

http://www.shogi.or.jp/osirase/prize/2008_taishou.html
第35回将棋大賞
が決まってました。
 羽生さんすごいなあやっぱり。
 でも、注目は、升田幸三賞。この賞は、いい新手を編み出した人に贈られる
賞です。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/23/2813919
将棋の最新戦法
で紹介した、今泉健司奨励会三段の2手目△3二飛が升田幸三賞です。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/12/30/2537115
真部一男九段、幻の4二角
で紹介した亡くなった真部一男九段の幻の4二角が、升田幸三賞特別賞ですね。

 名局賞は、深浦康市八段が念願の初タイトルを奪取した第48期王位戦七番勝
負第7局の羽生善治王位-深浦康市八段戦。
 これ、最後の最後で、羽生さんの勝ちがあったんだけど(6七桂打ちだっけ?)、
別の手を指して、お互い詰めろ逃れの詰めろの連続というすごい接戦で、
桂が6筋にいなかったがために、深浦さんの香車が利いてきて、羽生さんの王
様に詰みが生じたんですよね。

 清水市代女流二冠が最優秀女流棋士賞なのは、清水ファンとしてはマンモス
うれP.\(^O^)/
 そうそう、いま、将棋マンガがブームらしい。
http://www.asahi.com/komimi/TKY200803260271.html
将棋マンガ花盛り、3作競演 プロ棋士も注目

 ハチワンダイバーは知ってたけど、ほかは知らなかった。
 囲碁、将棋は、脳の活性化にいいというので、年寄りにもいいし、子供にも
いいというので、最近、お母さんたちが熱心だったりするんです。
 やっぱり、おれ様が興味をもって、ちょっとプッシュすると何でもブームに
なるな。\(^O^)/
 いよっ、さすが、情報省!←ばか?

 そろそろ、将棋から囲碁に重心を移すかな。^^;
 だって、大好きなレドモンド九段の囲碁講座が4月からNHKで始まるもんね。

乳の詫び状(2008/04/01)

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: ブラックホール訴訟
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/26/2844343
日経サイエンス2008年5月号はLHCの大特集
で、物理学に革命を起こすと期待されているLHCのことを紹介した。
 そしたら、あなた、ぼくが最初に就職し、お世話になった元管理工学研究所
社長の吉村さんから、以下のメール。
--- ここから ---
正三郎君:

ご無沙汰していますが,いつも愛読しています.貴君向きのニュースを見つけ
ました.

今日付のNew York Times website 科学欄 "Asking a Judge to Save the
World, and Maybe a Whole Lot More" です.

http://www.nytimes.com/2008/03/29/science/29collider.html?_r=2&oref=slogin&oref=slogin

ではまた.

2008/03/31

吉村
--- ここまで ---

 吉村さん。ありがとうございます。
 読みました。LHCの実験で微小ブラックホールができて、それが成長して地
球を飲み込んで人類が滅亡するからLHCの稼動をやめろという訴訟なんですね。
 これ、4月1日だったら、さすが、ニューヨークタイムズ、素晴らしいエイ
プリルフール記事。かつてそうだったように、これを信じてそのまま配信する
バカな日本の新聞社続出だろうなと思ったけれど、この記事、
By DENNIS OVERBYE
Published: March 29, 2008
なので、現地時間でMarch 29, 2008なんですね。
 じゃ、ほんとなんですね。こういうのも相手にしないといけないのか。大変
だな。
 おれなんか気が短いから、訴訟を起こした奴を、ブラックホールに沈めてし
まえと思うけどね。\(^O^)/
 「ブラックホール訴訟」で検索したら、日本語でも記事が出てますね。たと
えば、
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20080330STXKA009930032008.html
「加速器で地球消滅」・米の元政府職員ら提訴
 これ、エイプリルフール記事だったら、恥かくところですけどね。^^;

http://www.technobahn.com/news/2008/200803291833.html
CERN、LHCの運用で地球が崩壊するというのはまったくナンセンス
http://d.hatena.ne.jp/active_galactic/20080329
2008-03-29 LHCとストレンジレットとブラックホール訴訟
もどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 地図で読む世界情勢
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http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/04/01/2911974
実写版サンダーバード
で書いたサンダーバード実写版を観ていたら、一瞬、サンダーバードの島(ト
レイシーアイランド)の地図上の場所がわかるシーンがあって、左右でいえば、
大西洋上の真ん中付近、上下はアフリカの真ん中から左に行った付近にあるの
ね。
 あの辺り、世界中に助けに行くのは便利なんですか?
 国際救助隊といっても、西洋の視点での国際なので、どうせ、欧米だけ助け
ればいいんだから、極東なんてどうでもいいよね。\(^O^)/

 それで、思い出したのが、
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794216092/showshotcorne-22/
地図で読む世界情勢 第1部 なぜ現在の世界はこうなったか (大型本) 
ジャン-クリストフ ヴィクトル/ヴィルジニー レッソン/フランク テタール 
(著), 鳥取 絹子 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794216106/showshotcorne-22/
地図で読む世界情勢 第2部 これから世界はどうなるか (大型本) 
ジャン-クリストフ ヴィクトル/ヴィルジニー レッソン/フランク テタール 
(著), 鳥取 絹子 (翻訳)

 おれ、ディエゴガルシア島、よく聞くけれど、どこにあってどういう歴史が
あるか知らなかったのね。なんとなく、大西洋のどこかくらいで。
 そしたら、あなた、上記の第1巻のほうだったかな。ディエゴガルシア島が
出ていて、歴史や地政学的な話があるんですが、これ、イギリスが目をつけて
原住民を追い払ったのもわかるし、アメリカが手放さないはずよ。沖縄と一緒
ね。
 すごいところにある。
 すぐ折れて?海に沈んでしまいそうにみえる環礁なんだけど、位置的に便利
すぎるわ、ここと思いました。

http://bungakubu.kokushikan.ac.jp/Chiri/EarthWacht/Feb2008/RSgazou.htm
「ディエゴガルシア島(Diego Garcia)インド洋にあるアメリカ」 
もどうぞ。
 おお、アメリカ海軍がやってるディエゴガルシア基地のサイトがありますね。
http://www.dg.navy.mil/web/
をどうぞ。

ASAHIネットのjouwa/salonから。

標題: 実写版サンダーバード
---
 野球の大リーグ開幕戦をみようとおもって、早めに寝て夜中に起きたが、雨
のためゲーム開始が遅れて、ヤンキースの試合なんか順延だって。
 試合開始までと思って、他のチャンネルを観たら、日テレで実写版サンダー
バードをやっていた。
 途中からだから、よくわからなかったが、宇宙ステーションのサンダーバー
ド5号はやられて、地球に落ちそうだし、サンダーバードの島は、スキンヘッ
ドの超能力者にやられているしという状態。
 気づいたこと。ペネロープ嬢が黒柳徹子じゃない!\(^O^)/
 ペネロープ嬢が、カンフーアクションなんかばりばりやってるの。
http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/08/24/496985
朝日のWeb 2.0記事と西垣通の著作
http://iiyu.asablo.jp/blog/2007/06/02/1551137
エネルギー問題のひとつの解決策、メタルカラー、極限環境生物、チーム★ア
メリカ
http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/11/2728075
Joe Armstrong著, 榊原一矢訳「プログラミングErlang」その2
で言及した、お薦めの
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000B5IM0Y/showshotcorne-22/
「チーム★アメリカ ワールドポリス」
でも、釣り人形でアクションをやっているけど、滑稽になっちゃうんだよね。
その点、実写はちゃんとアクションになってます。
 ストーリーとしては、他愛ないというか、サンダーバードの島を襲って、2
号を奪って、ジェットモグラを使ってロンドン銀行の地下金庫を襲うもののよう
です。それに立ち向かう末っ子アランとブレインの息子などの成長を軸にした
ビルドゥングスロマンですわ。日本語でいうと現代の感覚では明らかに誤訳と
思える「教養小説」です。

訂正:2008/04/05
 モグラの4号と書いていましたが、4号は潜水艇ですね。
 とんこうさん、ありがとう。
 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00017YVCA/showshotcorne-22/
サンダーバード (2004年劇場公開版)
は新品はなくて、中古が400円からですね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000VXR7F2/showshotcorne-22/
サンダーバード (ユニバーサル・セレクション第6弾) 【初回生産限定】
に取って代わられたんでしょうか。本や音楽CDに比べてエディションが多すぎ
て、DVDの世界はほんとわからん。

 あ、人形版の劇場版もあるんだ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000W6IWL6/showshotcorne-22/
サンダーバード 劇場版

 こっちのほうが面白そうかな。どっちでもいいけど、笹塚の江川さんところ、
あるかなあ。こういうお子様向け(おれのような年を取った大きなお子様も含
めて)は、たぶん、ないなあ。^^;

ASAHIネットのjouwa/salonから。

http://iiyu.asablo.jp/blog/2008/03/30/2891741
猪瀬直樹が「道路の暴走 」に大反論
の続き。

===
標題: Re: 猪瀬直樹が「道路の暴走 」に大反論
--
反論は直接掲載すればいいんです。そのあと、再反論を
またすればいい。
まあ、ついでに新銀行東京について聞いておくぐらいの
時間と余裕があれば満点ですね。

民主党は以前の国政選挙の公約で「高速道路無料化」を
盛り込んでいたわけですが、あの清算はどうなった?
公党が掲げた公約を推進するのか、引っ込めたのかぐら
いは有権者に明らかにする必要があると思うのだが。

ダイヤモンドは最近また頑張り始めましたね。ここで
みんながくさしたおかげでしょうか、大きな記事よりも
小さな記事に「おっ」という記事が見つかる。これは
皆さんにここでご披露する話でもないと思うので、内緒
にしておきましょう。興味の所在はそれぞれで異なると
思うし。

同じ週刊誌でも日経が創刊した日経ヴェリタスはなかな
かの苦戦を強いられているようですな。中身が薄い、
相場欄が中途半端、中身の割に強気な値段。一応あれは
週刊紙だから何とか生きていけるのかしら。でも、プロ
には物足りない記事、財テク(懐かしい言葉ですね)を
めざす個人投資家にも物足りない記事。日経金融新聞の
赤字を止めるために代替媒体が必要だっただけのこと
だったりするのかなあ。

--
つばめどん

===
標題: Re: 猪瀬直樹が「道路の暴走 」に大反論
---
>ダイヤモンドは最近また頑張り始めましたね。ここでみんながくさしたおか
げでしょうか、大きな記事よりも小さな記事に「おっ」という記事が見つかる。

 今週号(2008/04/05)だと、ぼくは、Insideの双日の話が「おっ」と思いまし
た。
 特集の教育問題。個人的に一番の白眉は、ゆとり教育の推進者だった元文部
科学省審議官の寺脇研へのインタビュー。方向性は正しいのに実装が間違って
いた感があるもんね。
 入試に数学を必須にしない日本の経済学部は、論外という話も出てくる。お
れの長年の主張(爆)。だから、日本の経済学は、だめなんだと思う。
 国際学力テストPISAのテストの大人版を作って、各国の大統領、首相、大臣
に受けさせてみたら、面白いと思うんだけどね。

中村(show)

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