07月01日
07月20日

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2004年07月20日
いつもの店がなくなって、はや3週間が経とうとしています。
ほんとに、時間が過ぎるのは、はやい、はやい、早い、速い……。
こんな風にして、三月が過ぎ、半年が過ぎ、そして、一年が過ぎて行く。
そう、坂口さんがあっちの方へ行って、アッと言う間に一年が過ぎてしまいました。
本当は7月13日に書かなければいけないことなんだけれど、あまりにも思い入れが強すぎて『坂口さんが死んだ !! 』と認めたくないのです。
そのせいで、坂口さんのことについて、無理矢理、無視するようになっていました。
でもね、やっぱり、あの人はあっちへ行ってしまったのだし、それを認めなければ、私の後がない。
坂口さんの“死”を認めるのは本当に悲しい。悲しいんです。
(まだ、認めたくない)
今、書いてるうちに、涙が出てきてどうしようもなくなっています。
まだ、駄目なんだな。
まだ、坂口さんのことを思うと、泣けてくる。
気持ちの整理がつかない。
ごめんなさい。もう駄目だ。
落ち着いたら、ちゃんと書きます。
本当にごめんなさい。
本当に泣きながら、いつもの店 II にて

▲お友達のユカちゃんと一緒に楽しく飲
んでいます。そしてここが“いつもの店 II”
です。前の“いつもの店”とは対称的で、いかついマスターがお店を切り盛りしています。マスターとは子供の頃からのおつきあいです

吉延
2004年07月01日 TOPへ
みなさん、誕生日、お祝いメッセージありがとうございます。
ここ何年か、誕生日に「おめでとう!」と言われたことがないので嬉しいです。
49才……。次は50才。
劇団に入って45年。早いもんだなぁ……。
いろんな人に会いました。素晴らしい人に会えました。
ひとり、ひとりは覚えていないけれど、全ての人が私を育ててくれました。
全ての人に感謝しています。
これから、会うであろう人達にも感謝できるようにしていきたい。
この文章、6月30日「いつもの店」で書いています。
このお店、今日で店じまいです。
29年間、お世話になりました。
ここで出会った人にも感謝しています。
もちろん、ママさんには一番感謝しています。
ワガママな私を、マァ、よく受け入れてくれたもんだ、と思います。
本当にワガママなんだから。私は。
今日、最後の日に、ユゲラ、他称・母さん、ショッカーO野、等々、私の仲間が来てくれています。
みんな、残念がっております。
でも、しょうがないか。しょうがないんだよね。
ウン、しょうがないんだ。
アキラメタ !!
でも、残念。さびしいな。
ここで、メッセージを書くのが最後なんて、今でも信じられない。
ちっともアキラメてないね。へへへ……。
次のメッセージは、どこか別のところで書くことになります。
明日から、どこで酒、飲もう……。
いつもの店「めぐみ」にて 吉延

↑28日、誕生日プレゼント(DVDプレイヤー)を片手に持って、「めぐみ」のママさんと。
この翌日、我が家では『ワタリ』、『赤影』の連続上映会でした。オフクロ曰く「アンタ、頑張ってたんだねぇ」だそうです。


↑坂口さんの大好物だった「めぐみ」名物“〆鯖”です。この〆鯖、目当てのファンはかなり多かったようです。私は苦手なので、一切れしかつまみません(笑)。

↑「めぐみ」の最終日に集ってくれた私の友人達です。私の隣にいるお嬢ちゃん、かわいいでしょう。実は、私の隣にいるのは……。

→娘じゃありませんよ(笑)。先日、週刊「現代」で私を取材してくださった記者さんの娘さんです。愛称“ナッチ”。ナッチからの花束で喜んでいるママさんです。

↑坂口さんのマネージャーさんからいただいた“赤影マスク”です。どうです、最終回が観たくなりましたか?

←これは私が「めぐみ」で愛用していた革のボトルです。最初はピカピカでしたが、20年以上愛用していたので、革が馴染んできました。


 
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