自然農見学会のご案内

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2021年 自然農見学会のご案内

耕さず、草や虫を敵とせず、肥料農薬を必要としない
生命の営みに、ひたすら沿う農……


コロナ禍という現象界を越えて

1992 年、福岡自然農塾は、糸島市唐原の地にて産声を上げました。その後、早くも30 年が経過し、 その間一度も途切れることなく学習会を開くことができ、今年も続けて学びを重ねていくことを、 たいへん有難いと思っています。 ここで学んだ人たちは、各々の自給のための農園を開き、あるいは学びの場を開き、 また、営農の道を開き、それぞれの自然農を、その心を日々営んでおります。
一昨年より、世界中で新型コロナウイルスによる感染症が広がりました。 以来その恐怖におびえ、多くの人たちが病魔に冒される中、自然農を自らの新しい生き方として希望と、 感心を抱き、学習会に参加される方は、回を追うごとに増えております。
コロナ禍において、むしろ人々は、気付きを始めております。この混迷をこれ以上深めないために、 一人一人が本来のところに立ち帰り、この先をどう生きて行くべきかという、大きな課題をあらためて認識し、 自らの変革に取り組み始めようとしています。
そのために、深いところで澄んだ意識の中で、自らの生命のことと、人という生命のこと、 この地上に生きとし生ける全ての生命たちのことに思いを馳せ、生きるとはどういうことなのか、 本来、生命の営みはこの地球生命圏において、どうなっているのか、整理して明らかにしてゆかねばなりません。 さらにその問いに終 始するのではなく、その答えを生きてゆかねばなりません。また、新型コロナウイルスだけが、問題なのでは なく、この地球環境の大いなる変化、気象変動や、化学物質汚染や、放射能汚染など、様々な問題はつながっ ています。
先日、九州国立博物館で開催された、奈良・中宮寺の弥勒菩薩半跏思惟像の展覧会に行って参りました。
その慈悲深いお顔、お姿に自ずから手を合わせ、私の中の、心の有り様を、仏様の前に素直に、さらすことができました。 この日本において、仏像はあまたあるけれども、この中宮寺の仏像が作られた、 飛鳥時代には、他に類を見ない、優れた仏像が、沢山あります。 そのお姿は素朴で、高い造形美と造り手の尊い精神性が伝わってきます。
仏像に限らず、人の手による形ある全てのものは、作り手の人間性とその時代を反映しているものです。
私たちが生きている今というこの時、目に映るものは全て、自然の産物というよりも、 人の手によるものばかりですが、その一つ一つが人間社会の都合や願望、そして多くは欲望からなっています。 それは、飛鳥時代の仏師達の心にはほど遠いと想像します。
私たち人は、わずか100 年前後を生きる生命ですが、この生命は、一度も途切れることなく繋がってきたいのちでもあります。
生命の営みの尊さに気付いて、自らの生命と、その生きる舞台を、自然農を営むことで、 少しでも爽やかに美しく永続可能なものに整えてゆけたらと、願っています。

2021年 年間学習内容

月日
学習内容
4月18日(日) 春の仕事
○学びの場、実践地の見学
○お米の苗床作りと種降ろしの仕方
○春夏野菜の種降ろし数種の仕方
※お米の種籾を希望の方にお分けします。
6月6日(日) 田植えを中心に ○学びの場、実践地の見学
○夏野菜の手の貸し方、支柱の立て方など
○一貴山の田んぼで田植えの実習、畦塗や水の管理の仕方
8月1日(日) 夏の仕事
○学びの場、実践地の見学
○田の草への応じ方、田の夏の管理について
○果菜類(ナス,トマト、ピーマン、キュウリなど)の手の貸し方
○秋冬野菜の種降ろし
10月17日(日) 秋の仕事

○学びの場、実践地の見学
○稲刈り、稲架かけづくり及び稲架かけの仕方
○麦の種降ろし
○畑の野菜への応じ方と手の貸し方
11月21日(日) 実りを手にする
○学びの場、実践地の見学
○お米の脱穀、唐箕、調整(籾摺り、精米)
昔からの道具を使い手作業で行います。
○精米したお米と自然農の野菜で作ったお味噌汁を その場で炊いていただきます。
(弁当不要。各自、箸、おわん2つ持参)
2022年
2月27日(日)
冬の仕事
○学びの場、実践地の見学
○お米の苗床の準備 (畑の作物の苗床作りにも応用できます。)
○新たに畑の畝を立てる、低くなった畝を立て直す。
○エンドウの種おろし等

見学学習会の一日の流れ

9:00 集合・受付(松国学びの場−糸島市二丈松国 )
9:30 開始
午前中は松国学びの場の見学と畑の実習を行います。その後、一貴山へ移動して昼食をとっていただき、 午後は、鏡山農園と一貴山学びの場の見学、田んぼの実習を行います。見学実習終了後は、言葉を交わし ながらの学習会となります。参加者の皆さんの質問等に応じ、また、自然農の世界について、深いところ から視野を広げてあらゆるテーマで話し合いたいと考えております。
17:00 終了
●参加費: 1,000 円
●持ってくるもの:軍手、帽子、長靴、あればノコ鎌、弁当( 11月は不要 )、水筒
※毎回、種の交換コーナーを作りたいと思います。余分に採れた種を皆で持ち寄って分け合いましょう。

●見学学習会についての問い合わせ先

鏡山 TEL 092-325-0745
村山 TEL 090-7927-2726
木下 TEL 090-8418-5801

福岡自然農塾各学びの場と農園


福岡自然農塾 (代表:鏡山 悦子) とは、松国、一貴山、花畑の 3 ケ所の学びの場と農園を総称しての名称です。 見学学習会においては、主に松国と一貴山がその対象となります。 個々に農園等を見学されたい方は、必ず前もってご連絡ください。

松国自然農塾

◆所在地 福岡県糸島市二丈松国
◆代表 村山 直通[TEL 090-7927-2726]
現在、70 名の方が一年間を通して、自然農のお米づくりと野菜づくりを学んでいます。
田んぼが約2.2 反、畑約3.5 反、果樹1 反で一人当たりの広さはそれほど広くはありませんが、週末や休日を利 用して福岡市内や近郊より通って楽しく学んでいます。毎月1回(第2 日曜日)に指導と共同作業をやっています。
周囲の斜面や山林もお借りして果樹やシイタケの栽培にも取り組み、年末には育てた稲藁でしめ縄作りなど、総 合的な学びを心がけています。

一貴山(いきさん)自然農塾

◆所在地 福岡県糸島市二丈一貴山
◆代表 鏡山英二[092-325-0745]
一貴山は松国から、少し山手に入った、空気と水のきれいな中山間地の棚田地帯です。2002 年に学びの場が開か れ、鏡山家を中心にして現在32 名が学んでいます。広さは田と畑を合わせて約9.7 反ほどあり、1人当たりの広さ もかなり広く、将来の農的暮らしを見据えての学びの場です。自然農に目覚めるのは、農地を持たない都市生活者 が多いので、具体的に農的暮しを始めるとなると、一貴山のような中山間地の放棄された棚田がいろいろな視点か ら最適だと思います。平地にはない厳しさもありますが、生きるための総合力を身に付けられたらと思っています。

鏡山農園

◆所在地 福岡県糸島市二丈一貴山
◆代表 鏡山悦子[092-325-0745]
1992 年より夫婦で自然農を学び始め、今年で30 年目を迎えます。「唐原」と「上の山」での学びを経て、1996 年より一貴山で自然農を営み始めました。1999 年には家を建て、長年の夢であった農的暮らしが始まりました。現 在は、田んぼ8 畝、畑3 反、果樹地1反を営んでいます。果物を加工したり、コンニャクや豆腐を作ったり、日々 の暮らしに田畑の恵みを様々に利用する知恵は、昔は当然だったことを、今は一つ一つ学びながら自らに備え、次 の世代にも伝えていくことが静かな喜びです。今年は、お醤油造り4 年目です。今年は9 家族が醤油造りに取り組 むことになり、先日、各々1年分の醤油を搾ることができました。また、ニホンミツバチを飼い始めて10 年目に なります。感動がいっぱいです。

木下農園

◆所在地 福岡県糸島市加布里
◆代表 木下まり[090-8418-5801]
自然農に切り替えて今年で27 年目になりました。糸島半島の海沿いの温暖な地域にあります。田んぼは2 反2 畝ありますが、そのうち8 畝程でお米を作っています。畑は7 畝で、自給用の米と野菜はほぼまかなっています。 食卓を囲む家族の人数も少なくなり、作付面積を少なくしたり、周りの方にお分けすることも増えました。農園の 周囲は慣行農法の田に囲まれています。獣の害はあまりありませんが、カモの食害や、潮風の害が、まれにありま す。また、近隣の田と水を入れる時期の調整など、ここなりの工夫も要します。醤油、味噌、豆板醤、マスタード等、 自然の恵みを手作りして日々楽しんでいます。

花畑(はなはた)自然農塾

◆所在地 福岡市南区花畑3丁目
◆代表 村山直通[090-7927-2726]
都市の中の自然農学びの場です。現在 2 8 名が約 2 反の畑で学んでいます。下記の日程で見学会を開催しています。。

<花畑自然農塾見学会>2021年の予定
3/7(日)、5/2(日)、7/4(日)、9/5(日)、11/3(祝)、2022年1/9(日)
集合場所:福岡市南区花畑3 丁目 花畑小学校正門付近
集合時間:午後1時30分 (参加費無料)

福岡自然農塾学びの場の地図

地図は、クリックすると拡大します(ダウンロードできます)

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