自然農見学会のご案内

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2022年 自然農見学会のご案内

耕さず、草や虫を敵とせず、肥料農薬を必要としない
生命の営みに、ひたすら沿う農……


今年も始まりの季(とき)となりました。
庭の梅の花は、寒風の中、散らずにじっとして、春の訪れを待ちわびています。足元では、ツクシが今に も顔を出さんと待ち構えています。
32 年前、川口由一氏に出会い、自然農に出合い、それ以来、ずっと、田畑と向かい合う私の日々です。
自然農の世界は、ただ、自分と家族の食を賄うためだけのものではありません。そこには、生命(いのち)の営みが あふれていて、人もその営みの中にあり、私という生命(いのち)も、家族の生命も、さらに、この世界全体にも、思い を馳せれば、1 人1 人のすべての生命が、誰一人として、この生命の営みから外れることができないというこ とに、思いを至らせてくれます。
すべてが一体であること、それでいて、一つ一つの生命は個々別々であること。花も草も木も。山も川も 海も。そして、小さな虫や動物たちも‥‥。すべてが、つながり合って存在していることに、自ずから思い至 り、そこに信を置くことができます。
今は、コロナ禍の中にあって、様々に惑わされ、思い煩うことも多いです。
本来の人の人らしい生き方を望んでいても、人類は、長い長いその歴史の中で、必ずしも最善の答えを出 してきたかというと、そうではありません。むしろ、解決不可能と思える課題が山積しています。
私達は、1 人1 人の深いところの澄んだ魂を呼び起こし、この地上に生きとし生けるすべての生命たちの ことに思いを馳せ、生きるとはどういうことなのか、本来、生命の営みは、この地球生命圏において、どうな っているのか、整理し、明らかにしてゆかねばなりません。
さらに、その問いに終始するのではなく、答えとなるところを生きてゆかねばなりません。
自然農を実践することで、真智を深く抱いて、人としての成長を成したいものです。

汚され 損なわれ 病み続ける地球が
地球上のあらゆる生命(いのち)たちが
そうして私達人間がこれ以上に
生命衰えさせていくことなく
浄化を盛んとして 生命寿(ひさ)しく
美しい姿して巡りつづけてくれますように

迷いの中の私達人間が
真の知恵に目覚め
優れた能力よく働かせ
崇高な精神忘れることなく
清くして 心平和に 楽しく
美しい姿して巡り続けること出来ますように

「妙なる畑に立ちて」川口由一著より

2022年 年間学習内容

月日
学習内容
4月17日(日) 春の仕事
○学びの場、実践地の見学
○お米の苗床作りと種降ろしの仕方
○春夏野菜の種降ろし数種の仕方
※お米の種籾を希望の方にお分けします。
6月5日(日) 田植えを中心に ○学びの場、実践地の見学
○夏野菜の手の貸し方、支柱の立て方など
○一貴山の田んぼで田植えの実習、畦塗や水の管理の仕方
8月7日(日) 夏の仕事
○学びの場、実践地の見学
○田の草への応じ方、田の夏の管理について
○果菜類(ナス,トマト、ピーマン、キュウリなど)の手の貸し方
○秋冬野菜の種降ろし
10月16日(日) 秋の仕事

○学びの場、実践地の見学
○稲刈り、稲架かけづくり及び稲架かけの仕方
○麦の種降ろし
○畑の野菜への応じ方と手の貸し方
11月20日(日) 実りを手にする
○学びの場、実践地の見学
○お米の脱穀、唐箕、調整(籾摺り、精米) 昔からの道具を使い手作業で行います。
○精米したお米と自然農の野菜で作ったお味噌汁を その場で炊いていただきます。
(弁当不要。各自、箸、おわん2つ持参)
2023年
2月19日(日)
冬の仕事
○学びの場、実践地の見学
○お米の苗床の準備 (畑の作物の苗床作りにも応用できます。)
○新たに畑の畝を立てる、低くなった畝を立て直す。
○エンドウの種おろし等

見学学習会の一日の流れ

9:00 集合・受付(松国学びの場−糸島市二丈松国 )
9:30 開始
午前中は松国学びの場の見学と畑の実習を行います。その後、一貴山へ移動して昼食をとっていただき、 午後は、鏡山農園と一貴山学びの場の見学、田んぼの実習を行います。見学実習終了後は、言葉を交わし ながらの学習会となります。参加者の皆さんの質問等に応じ、また、自然農の世界について、深いところ から視野を広げてあらゆるテーマで話し合いたいと考えております。
17:00 終了
●参加費: 1,000 円
●持ってくるもの:軍手、帽子、長靴、あればノコ鎌、弁当( 11 月は不要 )、水筒
*毎回、種の交換コーナーを作りたいと思います。余分に採れた種を皆で持ち寄って分け合いましょう。

●見学学習会についての問い合わせ先

鏡山 TEL 092-325-0745
村山 TEL 090-7927-2726
木下 TEL 090-8418-5801

福岡自然農塾各学びの場と農園


福岡自然農塾(代表:鏡山 悦子)とは、松国、一貴山、花畑の3ケ所の学びの場と農園 を総称しての名称です。見学学習会においては、主に松国と一貴山がその対象となります。 個々に農園等を見学されたい方は、必ず前もってご連絡ください。

松国自然農塾

◆所在地 福岡県糸島市二丈松国
◆代表 村山 直通[TEL 090-7927-2726]
現在、75 名の方が一年間を通して、自然農のお米づくりと野菜づくりを学んでいます。 田んぼが約2.2 反、畑約3.5 反、果樹1 反で一人当たりの広さはそれほど広くはありませんが、週末や休日を利 用して福岡市内や近郊より通って楽しく学んでいます。毎月1回(第2 日曜日)に指導と共同作業をやっています。 周囲の斜面や山林もお借りして果樹やシイタケの栽培にも取り組み、年末には育てた稲藁でしめ縄作りなど、総 合的な学びを心がけています。

一貴山(いきさん)自然農塾

◆所在地 福岡県糸島市二丈一貴山
◆代表 鏡山英二[092-325-0745]
一貴山は松国から、少し山手に入った、空気と水のきれいな中山間地の棚田地帯です。2002 年に学びの場が開か れ、鏡山家を中心にして現在34 名が学んでいます。広さは田と畑を合わせて約1町7 反に増えました。1人当た りの広さもかなり広く、将来の農的暮らしを見据えての学びの場です。自然農に目覚めるのは、農地を持たない都 市生活者が多いので、具体的に農的暮しを始めるとなると、一貴山のような中山間地の放棄された棚田がいろいろ な視点から最適だと思います。平地にはない厳しさもありますが、生きるための総合力を身に付けられたらと思っ ています。

鏡山農園

◆所在地 福岡県糸島市二丈一貴山
◆代表 鏡山悦子[092-325-0745]
1992 年より夫婦で自然農を学び始め、今年で31 年目を迎えます。「唐原」と「上の山」での学びを経て、1996 年より一貴山で自然農を営み始めました。1999 年には家を建て、長年の夢であった農的暮らしが始まりました。現 在は、田んぼ8 畝、畑3 反、果樹地1反を営んでいます。果物を加工したり、コンニャクや豆腐を作ったり、日々 の暮らしに田畑の恵みを様々に利用する知恵は、昔は当然だったことを、今は一つ一つ学びながら自らに備え、次 の世代にも伝えていくことが静かな喜びです。今年は、お醤油造り5 年目です。今年は11 家族が醤油造りに取り 組むことになり、先日、各々1年分の醤油を搾ることができました。また、ニホンミツバチを飼い始めて11 年目 になります。感動がいっぱいです。

木下農園

◆所在地 福岡県糸島市加布里
◆代表 木下まり[090-8418-5801]
自然農に切り替えて今年で28 年目になりました。糸島半島の海沿いの温暖な地域にあります。田んぼは2 反2 畝ありますが、そのうち8 畝程でお米を作っています。畑は7 畝で、自給用の米と野菜はほぼまかなっています。 食卓を囲む家族の人数も少なくなり、作付面積を少なくしたり、周りの方にお分けすることも増えました。農園の 周囲は慣行農法の田に囲まれています。獣の害はあまりありませんが、カモの食害や、潮風の害が、まれにありま す。また、近隣の田と水を入れる時期の調整など、ここなりの工夫も要します。醤油、味噌、豆板醤 とうばんじゃん 、マスタード 等、自然の恵みを手作りして日々楽しんでいます。

花畑(はなはた)自然農塾

◆所在地 福岡市南区花畑3丁目
◆代表 村山直通[090-7927-2726]
都市の中の自然農学びの場です。現在28名が約2 反の畑で学んでいます。下記の日程で見学会を開催しています。

<花畑自然農塾見学会>2022年の予定
3/6(日)、5/1(日)、7/3(日)、9/10(土)、11/3(祝)、2023 年1/8(日)
集合場所:福岡市南区花畑3丁目 花畑小学校正門付近
集合時間:午後1時30分 (参加費無料)

福岡自然農塾学びの場の地図

地図は、クリックすると拡大します(ダウンロードできます)

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