「草野球の窓」

第6章
「冬季練習の重要性」
 最近、「近頃の若いのも何ですが、近頃の古いのもどうかと思いますねぇ」というコマーシャル
(注:94年、某缶コーヒーCM)が流れている。冬季練習に関してもそう思う。冬、少し寒いと参加者が激減する。この傾向は若手にもベテランにも当てはまり、特にベテラン組がサッパリである。

 冬は欠点克服の時期である。肩に故障のある者は直す、肩の弱い者は強くする、球を怖がる者は怖くなくなるようにトレーニングする、スタミナのない者は走り込む、バントのヘタな者はできるようにする、バッティングフォームを直す、投球フォームを直す、打球に対する感を養う・・・etc。

 やるべきことは山のようにある。シーズン中にできないことを冬にやり、オープン戦でそれを検証し、自信をつかみ、実戦の感を養い、そしてシーズンを迎える。

 冬寒いのは当たり前だ。だから体を動かし、鍛えるチャンスなのだ。昼休み、実質30分間の練習では目に見えるような進歩はないかもしれない。しかし、毎日の積み重ねこそがモノをいう。

 来季、好成績を挙げたいと思う者は、積極的に冬季練習に参加してもらいたい。特にチームの要となっているベテラン組(※)は、若手に手本を示す必要があるのではないだろうか。ベテラン組が率先して練習に参加してこそ、若手もついてくるのではないだろうか。30歳台、40歳台組は、昼休み、せめて昼休みぐらい外に出ようではないか。そして若手は年寄りのまねをするな! 軟弱な若手は若年寄りだ!

    冬こそ命!!

これゆめゆめ忘れることなかれ。

 (※)現在野球部の要となっているのは、若手部員達であると強く主張する。(主将)



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