初出 98-11-21

リス研クラブ カリキュラム 試案

4 林の高さ・面積・林内外の環境を調べる

【準備するもの】
巻き尺
棒(1m)
温度計
湿度計
曲管温度計
照度計
方眼紙
筆記具
  やること ねらい 記録

4−1
木の高さを測る

1. 林を構成している木の高さを調べる。指を使って測る方法と棒の影を利用してはかる方法の二つで調べる

簡単な方法で、特別な道具なしでも木の高さを測る方法を学ぶ。

 

2. グル−プの一人一人で同じ対象の木の高さを測り、違いをなくす訓練をする。

二つの方法で計測した事項と方法を自分なりに記録し他人に知らせるようにまとめる。

報告書

4−2
林の面積を調べる

1. 地図から森林の面積を、いろいろな形に分割して計算する。

森林面積の出し方を学ぶ。

 

2. 東谷山の森林面積の計算結果をまとめる。

東谷山の森林面積の計算結果を他人に知らせられる形にまとめる事を学ぶ。

報告書

4−3
林内外の気温・地温・湿度・明るさを調べる

1. 気温・地温・湿度・明るさを調べる場所を決める。( 落葉樹と常緑樹林の中と外の3ケ所)

器具の使い方、表示の読み方を学ぶ。

 

2. 温湿度計は地上1.2-1.5mに固定し、曲管温度計を温室度計の下に設置する。

 

 

3. 気温・地温・湿度・明るさの4 項目を日の出から1 時間毎に日没まで測定し結果をグラフに表す。

1時間毎に、デ−タを記録する方法を学ぶ。(後で整理しやすいように)

データ
グラフ

4. 樹木による4 項目の違いを明らかにして関係を分析する。

樹木と温室度照度の相関をつかみその林床への影響を推定する

分析報告書


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