初出 98-11-15
給餌台は、リスが落ち着いて接近できるようにするために、人気(ひとけ)の多い山道沿いではなく、少し藪に分け入ったところに設置してある。観察会がたどるコースも、山道は割合楽に登れるハイキングコースであるが、道をはずれて給餌台を見に行くときは、クモの巣にからまりながら藪をかき分けて行くことになる。
東谷山の周辺には、このような給餌台が10台ほど設置してある。リスの行動範囲を考慮して、給餌台と給餌台の間には数百mの間隔を置いている。給餌台には、月3-4回、オニグルミを100個ずつ置き、その際、いくつ減ったかを記録してリスの活動を調べる資料としている。
自動撮影装置(右)が設置された給餌台(左)
取り付けのゆるんだ給餌台を再び固縛しているところ