開設 2012/07/04
2014/12/04更新(更新情報)
はじめに
 2010年8月、私は静岡県の御前崎を旅行しました。岬の灯台に登ったあとローカルバスに揺られて浜岡原子力発電所PR館「浜岡原子力館」へ。これが原子力発電というものに本格的に興味をもった始めででした。技術的な面白さもさることながら、電力会社のパブリック・アクセプタンス(社会受容)活動というものに興味を持ったのは、私が劣等生でありながら一応「社会学部」を卒業していることに関係あるのでしょうか。調べて見ると、北海道から九州・鹿児島にまである原子力発電所の近辺には必ずといっていい程この「PR館」があることが分かりました。「よし、日本全国のPR館を制覇してやる!」と妙な征服感を持つようになり、福島県富岡町にある福島第二原発のPR館への旅行計画を立てているさ中に、3.11は起きました。世界でも2番目の規模という、とてつもない原発事故を経験してしまった日本という国。事故後、原発について百家争鳴の議論があるなか、「原発というものを語るためには、まず原発というものを知らなければならない」と私の旅に向かう足を加速させ、北へ南へと日本全国の原発のある地を旅行した次第です。
 俄か仕込みながら「原子力発電」というものがある程度理解できたつもりでいます。私なりの意見はありますが、「原発推進」だの「脱原発」だのをここで述べる気はありません。ただ、賛成するにしろ反対するにしろ、判断するための十分な知識と情報が必要です。メディアやネットで半端な知識しかないのに、自分の考えと違う者を一方的に批判したり罵倒したりする様をよく見ますが、これほど見苦しく非建設的なものはありません。最初から結論ありきではなく、先入観なく「原子力発電」というものを知り、向き合う事の一助となるよう、このホームページを立ち上げた次第です。

行き先
旅行日
ひとこと
北海道・泊原発
2011.10.26 積丹半島の付け根に
北海道・幌延深地層研究センター
2012.07.10 地下数百メートルに埋めるゴミ
青森・大間原発(建設中)
旅行計画中 北海道を結ぶ地に
青森・東通原発
2011.10.27 寂しき最果ての地
青森・六ヶ所村
2011.07.15 原発のない原発の村
宮城・女川原発
旅行計画中 津波という宿命を負って
福島・福島第一原発
   
福島・福島第二原発
   
新潟・柏崎刈羽原発
2011.04.28 芭蕉が歩いた道の変貌
茨城・東海第二原発
2011.05.20 原子力さきがけの村は今
静岡・浜岡原発
2010.08.18 来たるべき地震に苦悩する
石川・志賀原発
2011.08.21 なぜか不思議の国のアリス
福井・敦賀原発
2011.08.20 大阪万博に灯った「原子の灯」
福井・もんじゅ
2011.06.05 実用化への茨の道
福井・美浜原発
2011.06.05 海水浴場の向こうに建つ原発
福井・大飯原発
2011.06.04 半島に向かって延びる橋
福井・高浜原発
2011.06.04 なぜか熱帯植物園
岡山・人形峠
旅行計画中 かなわなかった自給の夢
山口・上関原発(計画中)
2011.06.09 賛成と反対のはざまで
島根・島根原発
2011.11.29 県庁所在地にある原発
愛媛・伊方原発
2013.02.20 日本一長い半島とみかん
佐賀・玄海原発
2011.07.06 なぜか合併しない町
鹿児島・川内原発
2014.11.17 超巨大噴火は起こるのか



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