佐賀長崎 -未踏の地をまわる- 3日目


11月1日

 3日目は島原半島に向かう。雲仙岳災害記念館、別名がまだすドームは、目の前に岩肌が生々しい普賢岳の目の前にある。展示物は災害当時のジオラマなどの展示物で、当時のすさまじさをまじまじと伝えてくれる。自然の脅威を肌で感じることができた。がまだすドーム
がまだすドーム
がまだすドーム展望台から見た普賢岳
がまだすドームから見た普賢岳
 がまだすドームから程近いところにある道の駅には、土石流被災家屋保存公園があり、埋没した家屋が当時のまま保存されている。一部家屋は建屋の中に保存されている。いずれも1階部分のほとんどは埋っていて、当時の凄まじさを物語っている。同じ道の駅敷地内に、大火砕流体験館があったのだが、係りの人がいなかったので未見である。

 普賢岳にもう少し近づいたところに、平成3年9月15日の火砕流によって被災した大野木場小学校が当時のまま保存されている。火砕流には飲み込まれなかったが、熱風により被災にあってしまった。建物の外観は姿をとどめているが、内部はぼろぼろ。小学校の隣には大野木場監視所があり、写真を中心とした展示物を見学できる。窓からは火砕流の跡が生々しく残っていて、間近に見る普賢岳は今にも襲い掛かってきそうで、自然の脅威を感じざるを得ない。
土石流被災家屋保存公園
土石流被災家屋保存公園
大野木場小学校と大野木場監視所
大野木場小学校と大野木場監視所
 車を走らせ平成新山ネイチャーセンターに。ここからは普賢岳を反対側から見る事が出来る。頂上からは煙が上がってるのが確認できる。平成新山ネイチャーセンター
平成新山ネイチャーセンター
普賢岳
普賢岳
 「みずほ温泉千年の湯」でひとっ風呂入り、諫早湾堤防を走り抜け、昼食はココと決めていた太良町に向かう。途中のメロンやイチゴをかたどったバス停が微笑ましい。諫早湾堤防
諫早湾堤防
バス停
バス停
 太良町の街道は牡蠣街道と呼ばれているように、あちこちに牡蠣の看板が掲げられている。牡蠣好きは一度は訪れたい場所である。いくつかの店から竹崎海産をチョイスする。牡蠣と焼きおにぎりを注文。炭火でじっくり焼く。牡蠣を焼く時にはタイミングが大事。時を逃すまいと、牡蠣から目を離せない。う〜ん、プリプリしてうまい。牡蠣特有の香りもたまらない。仙台の牡蠣小屋で食べた牡蠣に並ぶうまさである。そのあと「シーボルトの湯」と「武雄温泉 殿様湯」、「武雄温泉 元湯」に立ち寄り、今夜の宿泊地である唐津シーサイドホテルに22時頃に到着した。竹崎海産
竹崎海産
牡蠣と焼きおにぎり
牡蠣と焼きおにぎり



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