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日程表:2000年

前期
テーマ ： 論点
  1. 不作違犯：保証人説、不作為による放火、殺人、故意の内容 作為義務の根拠についての判例の変遷
  2. 因果関係：相当因果関係、他人の行為の介入、因果関係の中断と因果関係の断絶、大阪南港事件
  3. 正当防衛、緊急避難、誤想過剰防衛（共犯の場合）
  4. 責任能力：限定責任能力、原因において自由な行為
  5. 事実の錯誤：法定的符合説、具体的符号説（薬物犯罪の故意）
  6. 違法性の意識：故意の要件か
  7. 教唆犯：未遂の教唆、教唆の未遂の区別
  8. 共同正犯：過失の共同正犯、共謀共同正犯、見張りは共同正犯か、従犯か
  9. 中止犯：減刑の根拠は何か
  10. 不能犯：危険説、空気注射は不能犯か
  11. 予備罪：予備の共同正犯、従犯
  12. 共犯と身分：65条の解釈、１項と２項の関係

後期
テ−マ ： 論点
  1. 強制執行妨害罪 論点 不動産の所有者が、直接、賃貸するのを止め、
    中間に第三者を入れ、 第三者が転貸する契約は犯罪か。
  2. 虚偽告訴の罪論点、法益
  3. 犯人蔵匿罪 論点 身代わり犯人となった者の責任
  4. 放火罪　論点 建造物の一部か否か。具体的危険犯、抽象的危険犯か。
    エレベーターの建造物性、防火構造の建物に対する放火
  5. 住居侵入罪　論点 保護法益 人の看守する建造物の意味
  6. 私文書偽造罪　論点 偽造の意味、代理名義の文書
  7. 収賄罪　論点 職務関連性
  8. 名誉毀損罪　論点 事実の証明、表現の自由との関係
  9. 傷害罪　論点 傷害の意義、暴行との関係
  10. 横領罪 論点 不法原因との関連、背任との区別
  11. 詐欺罪 論点 キセル乗車
  12. 恐喝罪　論点 権利の行使との関連
  13. 窃盗罪 論点 保護法益、死者の占有 強盗罪との関係、 不法領得の意思

登録 2000/7/11