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■アドベンチャーゲーム

ナルキッソス2 ステージななフリーソフトXP/2000/Me/98
ビジュアルノベル。前作「ナルキッソス」のヒロインであるセツミの6年ほど前の状況を描いた物語。前作で語られなかった部分の背景がわかるようになっている。作者によると本作は肉で前作は骨だそうで、プレイ順は2→同梱された前作の1がお奨めとの事。尚、本作品内で両方をクリアすると新たなエピローグが見られるので、既に前作をやっている場合でも、同梱の1をプレイしておきましょう。(2007/07/08)
ナルキッソス ステージななフリーソフトXP/2000/Me/98
ビジュアルノベル。病院のホスピスで出会った男女の患者二人の逃避行を描いた物語。淡々とした文章で、一歩引いたところから眺めているような感触を与えつつ、約4:1のワイド画面、1画面中2行までしか出ない文章は可視範囲が狭い分、よりゲームに集中させられるようだ。クールなBGMも雰囲気を出すのにかなり貢献している。色々考えさせられてしまったシナリオ内容は、このゲームのコンセプトが成功したという証だろう。最後までプレイしてどういう感想を持つか、切ない?シナリオにどこまで同調するのかは個人の経験によるものが大きいと思った。それにしても英語版、中国語版、韓国語版があるのが凄い。サイト上に「語訳変換による海外での公開も全て自由」とあるのだが、海外向けに著作権の警告を出すよりもこんな形で広めようとする前向きな姿勢がいい。(2007/07/08)
去人たち完全版T K2C private import info.k2c.ego;フリーソフトVista/XP/2000/Me/98SE/98
実験的デジタルノベル。醜聞も不祥事も一切起こらない県内有数の進学校、膨雀(ふくらすずめ)高校。その完璧さは「舎密部」と呼ばれる組織の存在にあり、同組織に所属する同校生徒を主人公として物語が展開されていく。文章が難解で理解出来ない部分が多々出てくるが、良質なサウンドと他には無い独特な雰囲気に呑み込まれる。何だか得体の知れないパワーを発散しているサイバーな作品。VOCALOIDを使ったエンディングがかっちょいい。今後は完全版Uのリリースも予定されている。(2006/03/03)
送電塔のミメイ 里見しばさんフリーソフトXP/2000/Me/98SE/98
サウンドノベル。廃墟離島と呼ばれる小さな島のあちこちで発生する化け物・コゴリ鬼。コゴリ鬼を退治しに島を訪れた娘・ミメイの歩みと島に暮らす人々の姿を描いた物語。ゲームでは主にミメイとミメイが初めに出会う人物、夜刀との2人の視点が中心となって進むが、他の人物視点での描写もある。徐々に徐々に核心へ向かっていき、後でなるほどとなる予想の付けにくい展開に、ついつい引き込まれる。島に送電塔の建てられた意味、夜刀とミメイとの関係、結末へ向かってじっくりと読み進めて頂きたい。そして完成されたエンディングムービー(これが非常に良い出来)に見とれて、余韻に浸りながら、あぁ、良かったなと溜息をつくのだ。(2007/02/18)
フリークス・ラウンジ第一話 序曲 DRUG DOGMAフリーソフトXP/2000/Me/98/NT
サウンドノベル。国陸軍所属の社会的異常者で構成された特務部部隊「フリークス・ラウンジ」。本作は特務部隊の司令官に任命された森羅中尉の部隊員との接触、把握していく様を中心に展開されていくのだが、各部隊員の異常な性癖にまず驚かされ、異常ぶりにちょっと腰が引けつつ、個性的で愛嬌のあるキャラクター達に惹かれ、軽快でブラックな会話に引き込まれ、最後には早く続きを見せてくれーな状態に陥ってしまうという魅力に溢れたゲームである。選択肢によりストーリー分岐があったり、EDが変わるので各選択箇所(それほど多くない)でセーブすると良い。CG達成率が出るので100%になるまで遊び尽そう!次作は別ジャンルに展開するような感じもあるのだが、何にせよフリークスとの再開が待ち遠しく楽しみだ。(2006/11/06)
ごがつのそら。 ScrubbingフリーソフトXP/2000/Me/98SE/98
巫女さんの出てくるノベルゲーム。五月病にかかった社会人一年生の主人公と偶然出会った巫女さんとの物語。情感にあふれた曲と文章がいい感じでマッチしているのではなかろうか。本作は同名Flash作品のリメイク版であり、クリア後のおまけシナリオが付いている。おまけといっても結構ボリュームがあり、内容も良くプレイは必須。(2006/10/10)
駅制作委員会フリーソフトXP/2000/Me/98SE/98/95
複数の作者が共同で制作したRPG風アドベンチャーゲーム。マップ上に設置された各作者の駅を巡り、それぞれに工夫が凝らされた独自ワールドを楽しむ形になっている。企画として面白い試みであると同時に、「駅」という1ゲームに収める制約よりも、他の作者から良い刺激を受けるのか、より自由にのびのびと作っている感じがして好印象だった。最初の公開から長い時間が経ち、各作者のやる気、とりまとめ等色々と大変だろうが、定期更新での駅が発展していく楽しみを奪わずに維持されていくことを願う。RPGツクール2000作品。(2006/09/30)
白のパターナスター 尚名さんフリーソフトXP/2000/Me/98SE/98
マルチエンディング形式のファンタジーアドベンチャーゲーム。物語はライト系で気軽に楽しめる感じ。ゲーム内で街中のあちらこちらへ何度も移動することになるのだが、絵が良くたくさんあるので飽きさせない。(2006/09/23)
楽園 for Windows Team Eye maskフリーソフトXP/2000/Me/98
デジタルミニノベル。近未来の日本のある農村を舞台として、農村で技師として働いている兄と都会からやってきた妹が三年ぶりに再会するお話。脇役?のロボット案山子のキャラクターがいい味出してる。曲や絵も雰囲気良く、終った後もしばらく記憶に残る、そんなゲームだった。尚、このゲームはHybrid Mini-novel Seriesと名付けられて発表されており、サイト上からPSP版、ウィルコムのPHS端末「WX310K」版もダウンロード可能。(2006/09/17)
TRUE REMEMBRANCE-remake- 里見しばさんフリーソフトXP/2000/Me/98SE/98
白い街での青年と少女の日常を描いたノベルゲームとのことで、本作は2003年にコミックメーカー2にて制作されたサウンドノベルの吉里吉里2/KAG3によるリメイク版である。旧作は未プレイ。選択肢は無く、非常に淡々としたお話が続くので、最後までプレイできるのか不安だったが、終盤より真実が明らかにされていき、終ったあとになるほど前の場面にはこういう意味があったのかという余韻が楽しめた。タイトル通り「記憶」がキーワードとなるこのゲーム、エンディングへの演出が良かった。テキストをじっくりと読みつつ間を置かずに最後までプレイ、しっくりと来なかった方は再プレイすることをお勧めする。(2006/09/03)
Gun Sad 北崎陽一郎、wolfiさんフリーソフトXP/2000/Me/98SE
魔術師や超能力者、戦士達が参加するルール無用の格闘大会での戦闘を主に描いたノベルゲーム。こんな変わったタイプの者達が一体どんな闘いを繰り広げるのか関心を引くが、メインとなる戦闘シーンは効果音、エフェクトシーンが効果的に取り入れられ、文章描写もかっこよく、期待を裏切らぬ出来。エンディングまで一気に遊んでしまった。各シーンの曲や効果音は素材サイトのものが使われているが、うまく選んでいるなとセンスを感じる。シビレタ。(2006/08/28)
8月7日の雨宿り ひろもと弘さんフリーソフトMe/98/95
会話主体のほのぼのアドベンチャーゲーム。バス待ち用の小屋で雨宿りをしている二人の女の子と主人公。忘れ物の1本の傘を巡って繰り広げられるストーリー。ベクター公開当時にダウンロードして、最初に現れたタイトルとバス停の場面を見たときはゾクゾクッとしたものだ。お話も雰囲気のある曲も好きだが、この方の絵の醸し出す雰囲気が何よりも好き!
XPで動作させる場合は98/95互換でモードプレイしましょう。(2006/08/26)
安所通りの殺人 山崎博さんフリーソフト-
公開終了(2006/08/22)
まさに本格的と呼ぶのがふさわしい推理もの。主人公は刑事なのだが地道にコツコツと捜査活動をして、推理して事件を解決する流れが見事に作り出されている。作者自身、フリーウェア史上最高のクオリティーだと謳っているが、確かにこれほど緻密で練られたストーリーのものは今までお目にかかったことがない。ベクターの担当者は見落としたのだろうか?(1999/07/30)
Self よこやまなおきさんフリーソフトNT/95
ファンタジックアドベンチャー。各場面での音の使いどころ、シナリオとの一体感、グラフィックの見せ方、非常にうまいです。プレイする度に感心させられる・・・拍手! ※18歳以上推奨。アリスソフト SYSTEM3.5にて開発。(1999/03/30)
教育実習生 よこやまなおきさんフリーソフトNT/95
公開終了(2006/08/22)
学園ノベルとのことでゲーム性は低い。シナリオは短め。プレイ後は気分が和むでしょう。※18歳以上推奨。アリスソフト SYSTEM3.5にて開発。(1999/03/30)
ぜろぜろななこちゃん2 OVERTUREフリーソフト98/95
CG120枚を費やしたアドベンチャーゲーム。シナリオは終始ほのぼのとした感じで進行していく(非常に濃いネタがあったりする)。主題歌が付いていてなかなかいいです。このジャンルは数が少ないし次回作にも期待したい。(1997/??/??)
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