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おしながき鯖の道ぼくたちの鯖街道Mission4

 鯖の道

■Mission4: 子供たちのお弁当を食べる休憩場所を確保せよ!

 

 8月2日 AM6:00〜12:00
 小黒谷キャンプ場〜針畑古屋〜針畑中牧 (第3フェーズ)

 第3フェーズは、酷暑の針畑地域を歩く。精神的に一番辛いパートなのだ。私は、各グループの記念写 真を撮っていたので、遅れて出発。車で小川(こがわ)まで送ってもらい、子供たちが来るのを待った。待っている間に、柴犬を連れて散歩している地元の人としゃべりこんでしまった。まったりしていたのは後にも先にもここぐらいだっただろう。

  それからは入れ代わり立ち代わり子供たちについていきながら写真を撮る。とにかく撮る。特に平良(へら)分校から合流したグループは、とにかくペースが早い。話によると、一番最後に出発したらしい。ところが、今はトップなのだ。一番年少の女の子Fさん(実は私と同じ名字なのだ)は、
「とにかく、「すこしでも前へ」と思っていれば、多少遅れてもなんとかついていけるもん」
と、前向きの発言。すげ〜しっかりしてるコやねえ。感心している私が実はずんずん遅れていってしまった(汗)。

  桑原(くわばら)は、みんなを撮影するのにとても絵になる場所なので、そこで座って後のグループを待っていたら、通 りすがりの車から私を呼ぶ声が・・・。その方向を見ると、この桑原の在所にお住まいのNさんだった。ここには何度も来ているので、ここでの知り合いがすっかり増えてしまったのだ。友達犬のくたびれたコリー君までいるのだよ。

 最終グループについて撮影していたら、スタッフの村上君が車から降りてきた。 「はい、藤澤さん、回収!」 「え!なんで〜〜〜」 徹夜明けでも私はまだ歩けるぞ!まだ、子供たちと一緒に歩きたいよ。と思っていたのだが、実は影のボスからの緊急司令が下ったのだ。「この先の山村都市交流館「山帰来(さんきらい)」へ行き、子供たちのお弁当を食べる休憩場所を確保せよ!」という事らしい。実は、私はこの施設を管理する団体の役員の一人でもあったので、白羽の矢がたったらしい。

 後ろ髪引かれる思いで車へ乗り込み、「山帰来」へ向かった。後で子供たちから「おっちゃん、車乗ったやろ〜!ずる〜い!」とつつかれたのは言うまでもない。 今回、この第3フェーズでドラマが生まれた。全グループが、時間内にすべてのグループがこのフェーズをクリアできた。そして、一番リタイアが危ぶまれたD君がこのフェーズを踏破できたのだ。すげ〜。


けっこう日差しが強いのだ!

・・・の割に意外としぶとい。
 

休憩地点の山帰来でみんなでお出迎え
 

もう、みんなくたくた〜。

(2004.1.2作成)


こさっく茶房/コサック藤澤
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