AZ−1のエンジンルームからの出火を想定した消火実験、消火状況の見える化
写真の丸で囲った部分がエキマニである。
この付近における二酸化炭素の流れを見える化するため、線香を設置した。
本当は、ロウソクを置きたかったのだが、ロウソクの炎は意外と熱く、ホースなどを溶かしてしまう懸念が強いため、線香にした。線香の煙の動きで、二酸化炭素の流れを見える化するのだ。
さらにエキマニより少し離れたインタークーラーにも、線香を置いた。インタークーラーから出火する可能性は極めて低いと思われるが、広い範囲での二酸化炭素の流れを見える化するため、ここにも設置した。
このままメンテナンスハッチの蓋をすると全く見えないため、蓋の代わりにB4のクリアファイルを使用し、テープで目張りした。これで二酸化炭素の流れが見え、二酸化炭素が蓋から漏れることはない。
次頁では、いよいよ消火実験を行う。