'99.06.30 |
- 『数学者の密室』6章 自然数の加法回文性(palindromic numbers)更新できず。
せっかく計算したデータを、置いてきてしまった。ああ、忘れたい。
簡単に概略だけ話すと、11桁で149回で収束というのが現われます。
これが得られるのが改良版プログラムを走らせて直ぐで、
その後、ほぼ半日動かし続けても、次の解は出現しなかった。
途中経過がわからないのですが、12桁は突破していると思います。
ちなみに196を200回ほどやると100桁を越えてしまうので、
本当は有限回で収束するのだが、ワークの桁数が足りないため、発散したと判定されてしまっている、
という可能性はあります。
それで、桁数を120桁に増やして、かつ、途中経過も出力されるようにしたプログラムで retry してみます。
- という訳で本日は肝心の部分の更新はできませんでした。
かわりに、発散する系譜(100万以下)を更新しました。
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'99.06.29 | |
'99.06.28 | |
'99.06.21 |
- 工作舎の本は、タイトル、装丁共、いきなり読書欲をそそるものが多いのですが、
今回衝動買いしたレメディオス・バロ
『夢魔のレシピ ― 眠れぬ夜のための断片集』
も、そういうものの一つ。
スペインの女流シュールレアリズム画家の自作に対する解説と著作集。
これを読むよりも、実際に新宿伊勢丹の展覧会を見に行った方がいいのですが、
今、日付を確認してみると、6/25(金)まで。じゃあ、行けないじゃないか。
装丁と云えば、新潮社の『海外作家の文章読本 海外作家の仕事場1999』も、
紙質からいきなり高級感を漂わせており、前作に引き続き、傷まないうちに買ってしまおう、
という気にさせられる。
これに比べると
『前日島』
は、装丁があまりよくなく(各ページの上下の余白が狭く)、
フェルマーならずとも文句を云いたくなります。
埴谷雄高
『散歩者の夢想』
も、別にソフトカバーでいいのに、ハードカバーの文庫本、
適度な行間が、いかにも読み易いそうで、所有欲を刺激してくる。
という訳で、積読に関しては一進一退(12の悪いクセ炸裂状態)。
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'99.06.14 | |
'99.06.07 | |
'99.05.31 |
- 例えば、講談社ノベルス、
- 森 博嗣『黒猫の三角』
- 高田 崇史『QED 六歌仙の暗号』
- 浦賀 和宏『頭蓋骨の中の楽園』
を同時に手に入れた場合、どれから読むか?
- で、その直前に、先日読んだ『大航海』からの影響で『現代思想ピープル101』も手に入れていて、
かつ、以前東京新聞のWeb上で連載されていた、中村雄二郎の『正念場 ― 不易と流行の間で ―』を、
岩波新書から出たついでにもう一度読み返そうとして、購入していたとしたら?
- さらに、いかにも傑作という雰囲気をプンプンさせている向山貴彦『童話物語』を店頭で見つけてしまい、
レジに持っていこうとしたところで、視界の隅に何かひっかかるものがあり、眺めてみると、
これまた、3年かかってやっと翻訳が完成したウンベルト・エコ『前日島』だったりしたら?
- で、更に、諸星大二郎の『西遊妖猿伝 10 人参果之巻』が、帯に
初の単行本化!
第2部「河西回廊篇」スタート!!
などと、当社比1.5倍の「.5」に突入したということを匂わせていて、久しぶりに買うか、
と思ってレジに持って行く途中、Brambly Hedge のシリーズ『ジル・バークレムの世界 のばらの村をたずねて』
を見つけてしまったとしたら?
- こういう状況の中で、ロンドンで買ってきた Robin Hobb "Ship of Magic : Book One : The Liveship Traders"
が、「これはおもしろかった」という留学生の感想とともに手付かずで残っており、かつ、
今年の初めぐらいに衝動買いした、角田文衛『平安の春』、杉本秀太郎『花ごよみ』も、
手付かずで残っているとしたら。
- 以上、普通の人の感覚で云うなら、
順番に読めばいいじゃないか
ということになりますが、その順番が決められなくて悩んでいる訳です。
こんな状況に在りながら、図書館からは古東哲明『現代思想としてのギリシャ哲学』を、つい借りてしまう。
それほどまでに、読書家の業は深い。
という訳でこちらのコーナー復活。
(といっても、同じことを書いているだけですが)
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'99.05.26 |
- 『表紙の言葉』更新。
単なるコメントで終わらせるには惜しい、久々ぶりの長文です。
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'99.05.24 |
- 『数学者の密室』10章 合同数更新。
とりあえず本文はこれで終わりです。来週にはまとめ表を載せられると思います。
次の challenge は、「10000以下の合同数3503個についての表現の探査」ですが、
まあ、1年後ぐらいになるでしょう。
- 先日、小室みつ子本人のホームページを見つけたので、長年の疑問だった
『フィービー仮説』について質問したところ、「そのとおりです」との回答が返ってきました。
この話についてはいずれ詳しく。
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'99.05.17 | |
'99.05.10 |
- 『数学者の密室』10章 合同数更新。
これまで少しづつ触れてきた、各表現間の変換公式、及び、楕円曲線上の有理点の2倍公式に相当する、
他の表現上での2倍公式、等をまとめたものです。
で、最後のまとめとして、合同数の判定条件を書こうと思い『 Unsolved ... 』の second edition を見たところ、
合同数の数が違う
ということが判明。
これまでずっと「1000以下の合同数は358個」と書いてきましたが、その本に書かれている数字は 361。
それで、本の一覧表の「c」という表記を数えたところ、やっぱり、361個。3個足りない。
よくよく調べたところ、
757, 758, 911
の3つが抜けていたことが判明しました。
ページの方はとりあえず直しましたが、解が見つかるか否かは、まだ検証できていません。
- 浦賀和宏は、やっぱりいい。『時の鳥籠』を読了したが、だんだんわからなくなってきた。
今、3作目が出ているが、かなり期待できます。
本と云えば、DANCE MAGAZINE 別冊の『大航海 1999/6』。
まず、この雑誌自体知らなかったし、しかも「DANCE MAGAZINE」の別冊、というところが、ほとんど理解不能なのですが、
表紙の「知の先端の18人」及び、そのラインナップ、
クルーグマン、ハンチントン、ウォーラーステイン、ストレンジ、ポランニー
ポワイエ、アンダーソン、ブルデュー、プリゴジン、チョムスキー、サイード
ホール、ロールズ、クリプキ、ジジェク、デリダ、ドゥルーズ、フーコー
を見て、思わず衝動買い。
- 5/9 深夜にやっていた『F』、鷺沢 萌 原作、羽田 美智子 主演、ということで期待したのですが、みごと期待どおり。
今後、彼女が出るものは「default見」にします。
終わったのが 4:10。おかげで眠い。
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'99.05.03 |
- 『表紙の言葉』更新。
まだ、25000に到達していないですが、彼女のホームページを見つけたので、
敬意を表して、更新しました。
この人は、自分が考えていることを表現するのが好きで、
かつ、読者との対話が好きなので、
(これは、彼女の著作のあとがきを読むとよくわかります)
今の時代なら必ずホームページを持っているに違いない、
と思って、goo で検索をかけたところ、みごとヒットしました。
それにしても、本当にうれしい。
(ホームページはこちらです。)
ついでに、こちらの方も更新しました。
- 音楽ネタ(その1)。
新宿の高島屋の「まちかどドレミコンサート」。
家内と子供の頑強な抵抗にあい、一人で見にいってきました(これが音楽ネタか?)。
目当ては、生チカと生ポップ。
しかし残念ながら、ポップの動きにキレがなかった。
2部構成で疲れたか?
- 音楽ネタ(その2)。
せっかく新宿に来たので、西新宿プログレ中古CD街へ。
Eris Pluvia の新譜を期待して行ったのですが、Garden Shed で見つからず、
その後、路上で安売りしていた、Peter Banks の『Peter Banks』を500円で入手。
(これは、
- YES のアルバムで一番好きなのは? ⇒ ファースト !
- YES のメンバーで一番好きなのは? ⇒ Peter Banks !
というマニア(まさに、マニア以外の何者でもない)にはたまらない逸品。)
更にその後、starcastle の『Fountains of light』の新譜を入手。
これは彼らのセカンドアルバムで、日本では第1弾としてリリースされたものですが、
CD化は今回初。
2週間程前、深夜に『Xanadu』をやっていましたが、Xanadu、starcastle、小室みつ子、と
まさに、甦る70年代後半&80年代前半 ⇒ 青春のやり直しといった感じです。
- メールが2通。
Allan MacLeod から。
その後、計算を続けて、367と373の場合の解も見つけたそうです。
直角を挟む一辺を1としたときの、もう一辺の長さが、
N = 367
Numerator = 1628 2356 5135 5530 3405 6025 2182 7396 5057 1871 9056
Denominator = 1400 9078 8018 1902 3411 7257 6682 3592 8185 4059 5095
N = 373
Numerator = 3 1809 1151 2319 0932 9352 2060 1703 4060 7387 5020
Denominator = 2514 1308 2498 4092 9885 1159 7943 5259 9823 5677
苫米地さんから。
ついに、snfs(特殊数体ふるい法)のプログラムリリース。
vector の
http://www.vector.co.jp/soft/win95/edu/se101260.html
に登録されています。
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'99.04.26 |
- 『数学者の密室』10章 合同数更新。
久しぶりの更新ですが、それだけの成果は得られています。
- 『読書記録』の更新は、しばらくここには載せていませんが、まったく読んでいない訳ではありません。
浦賀和宏の『記憶の果て』は、ちょっと収穫。話題に釣られて『日蝕』を読むぐらいなら、こちらを先に読むべきです。
『枕草子*砂の本』にも、盛り上がらないまま終わってしまった作品へのオマージュがあります。
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'99.04.19 |
- 『円分数の素因数分解』76系列がついに分解完了。
- 4/11の夜は妙に繋がりが悪く、更新箇所も特になかったので1回休み。
今回も、特に無し。「合同数」が完了するのはいつの日か。
- で、いつもの雑談ですが、先週は本当に疲れた。
去年の11月に今の部署に異動になって以来、月に1回のペースで英語のプレゼンテーションをやっていますが、
今回は4日間連続。これまでの中で一番きつかった。
で、初日以降 chronological に書いていくつもりだったのですが、書いてみてつまんなかったので、とりあえず、削除。
しかし、それもおもしろくないので、一点だけ。
これまで、中古CD屋で見つけたら買おうを思っていた椎名へきるのCDを、今回新譜で買った(これを説明し出すと長くなる)。
- 今回発見したこと。
いきなり話し掛けられると、答えられない。
というのは、まあそのとおりですが、
複数の日本人がいて、
その中によくしゃべれる人がいると、
他の人はしゃべれなくなる。
ということに気が付きました。
これまでに、「自分で思っていたよりも、よくしゃべれなかった」という経験をしたことがある人は、
多分、このようなシチュエーションに陥っていたはずです。
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'99.04.10 | |
'99.04.05 | |
'99.03.29 |
- 『数学者の密室』10章 合同数更新。
前に予告した、53の具体的表現の話です。
- 京都大の山崎さんが学会で東京に来ているということなので、鵜飼さんとともに会いに行って来ました。
お父さんも同席していましたが、やはり数学関係(関数解析が専門)で、
紀伊国屋から本を出しているそうです(『無限次元……』というようなタイトル)。
実は、『円分数の素因数分解(その4)』を見せてもらえるか、と期待していたのですが、
いつ出版になるかは、まだわからないとのこと。
- 今日で、3年目突入です。
2年間でアクセス数が 23500。残念ながら月平均1000件には届かなかった。
それよりも、毎回思うのですが、いったいどのようにして、このページに辿り着くんでしょうか。
ぜひとも、メールでそのへんを教えてもらえると、うれしいです。
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'99.03.22 |
- 『数学者の密室』10章 合同数更新。
今回は 2.1 の部分とその計算結果です。
計算はひととおり終わっているのですが、文を書く時間がない。3月いっぱいでは無理でしょう。
- 「おすすめの本2冊」とは、
- 岡田斗司夫『オタクの迷い道』
- 森 博嗣『森博嗣のミステリィ工作室』
この2名は、Webで自分の著作を公開して出版部数を伸ばした双璧です。
今回の本は、Webでも見ることができるので、基本的に買う必要はありません。
しかし、大多数の人は買ってしまうでしょう。
- 自分のホームページを持っている有名人はいっぱいいますが、上記2名が他の人と決定的に違うのは、
日記ともエッセイともつかない雑文、それでいてその著者のメインのフィールドに近い文章を、
かなりの頻度で、かつ、大量に提供している。
という点にあります。
要するに、読者は著者の雑談を永遠に聞いていたいのです。
この2人は、そのこと及び、Webがそれに適した媒体である、ということを本能的に知っていて、
かつ、本自体の内容の良さとホームページでの宣伝効果が相俟って、これ程出版部数を伸ばすことができたのです。
逆に云うなら、大多数の有名人のホームページというのは、
ここのところがぜんぜんわかっていません。
- まず、更新頻度が月1程度。著作リストは内容に触れていないで、本当に著作名のみ。
日記は仕事に関連する日々のスケジュールの話のみ。まとまった文章は載せない
(本にすれば金になるので、ただで見せるのはもったいない、及び、ネタをとっておきたい、という意識が働いているものと思われる)。
これでは、全然読む気がしません。
というよりも、見に行くたびに失望感を味わされる訳です。完全に逆効果です。
- 私見では、Webは既にブームを過ぎて新しいメディアとして定着しており、
ホームページを持っているだけでめずらしい、という時代はとっくに過ぎています。
検索エンジンがこれだけ進歩した今、ネットサーフィンという行為はほとんど稀で、
自分の欲しい内容が書いてあるサイトをキーワードで探して、その内容を一回読めば事足りる、という状態になっています。
そのページをもう一度見に行くのは、そこに書いてある内容がよほど自分の指向に合致しているか、
一回で読み切れない程、量が多いか、のどちらかに限ります。
例えば、ディズニーランドとの類推で考えると、このことは理解しやすいと思います。
- このページを読んでいて、かつ自分のホームページを持っている人は、自分のページを上の観点からもう一度見直してみるべきです。
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'99.03.17 | |
'99.03.15 | |
'99.03.08 | |
'99.02.22 |
- 『数学者の密室』10章 合同数更新。
今回は 1.1 の単純ループの部分とその計算結果のみですが、それだけでもかなりの成果が得られています。
gについて1000までは計算してあったのですが、m>10000 の解は、今回はじめて得られたもので、その個数を見れば、去年の年末、あれほど騒いだ理由がわかるでしょう。
1.2 以降はまだ前回の内容につながっていますが、あまりにレベルに差がありすぎて、手直しする気も起こりません。
3末に完成したいと思いますが、今のペースだと、4月に入るかも知れない。
計算自体は一応終わっていますが、新たな解を求めて、現在も継続中です。
- 2/22〜2/28 は London に出張なので、素因数分解結果の更新はありません。
送ってもらってもかまいませんが、更新は 3/1 以降になります。
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'99.02.19 |
- 『表紙の言葉』更新。
早い。早過ぎる。3週間しか経っていません。
だいたい、暗唱できる程こだわりを持っている言葉、というものが20も30もあるはずがありません
(ロシュフコーの『箴言と考察』は別。)
それも、一人の作者について一つのみ、というのも(無意味なまでに)きつい制約です。
8割がたのコーヒーを一人で飲み干していた頃は、アクセス数1000件に2ヶ月かかっていましたが、
最近は本当に1ヶ月もちません。しかも途中で1W程、出張が入ったりするし。
まあ、もう少しこのペースでがんばってみます。
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'99.02.15 |
- 素因数分解結果。
j(τ) の分解結果を4つ追加。
- また『表紙の言葉』の更新時期がせまってきたので、『表紙の言葉』及び
過去の更新記録のファイルを分割しました。
この調子だと来週中に22000突破ということになりそうですが、2/22〜2/28 はロンドンなので、
行く前にやるか帰ってきてからにするか微妙なところ。
とにかく、最近ペースが速いので、いい言葉が全然思いつかない。
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'99.02.08 | |
'99.02.04 | |
'99.01.28 | |
'99.01.26 |
- 『読書記録』1999年分、初更新。
高田崇史
『QED 百人一首の呪』
はよかったのですが、後は不作。
- 『表紙の言葉』をそろそろ考えないと。
今回は途中一週間の空白があるので、特に、もう早、という感じがします。
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'99.01.25 |
- 『円分数の素因数分解』
1/23に山崎氏から過去分が送られてきて、アップデートしました。
これで、バックログはなくなったと思いますが、とりあえず、確認してみて下さい。
1/22の鵜飼氏からの更新だけで2時間、1/23の山崎氏分は5時間程かかっています。
円分数については、こちらに whatsnew があるので、更新情報はこちらを見てください。
- 合同数は、3番目のケース(m, n, m+n, m-n のうち、3個が2乗数)の探査に、
思ったより時間がかかっており、1月中の全面改訂は無理かもしれません。
関連する話としては、101の場合の解、
g=101
X2+gY2=Z2
X2-gY2=W2
X=2015242462949760001961
Y=118171431852779451900
Z=2339148435306225006961
W=1628124370727269996961
をどうやって求めたのか、わかりかけてきた、というのがあります。
これは、
k2g=mn(m+n)(m-n)
となるm、nについて、
X=m2+n2
Y=2k
Z=m2-n2+2mn
W=m2-n2-2mn
とおくと、上の X, Y, Z, W に関する不定方程式の解になるというのを利用すると、
m=44715091781
n=3975302500
と求めることができ、このm、nは、
m=44715091781=101 * 210412
n=3975302500 =630502
m+n=2206592
m-n=2018412
となっているので、
x=63050
y=21041
z=220659
w=201841
とおくと、
x2+gy2=z2
x2-gy2=-w2
が成り立ちます。これを更に小さくできるかどうかはわかりませんでしたが、
x=63050、y=21041 ぐらいであれば、しらみつぶし探査で見つけられる範囲です。
ここまでつきとめておけば、後は論文を読むと一発で理解できるでしょう。
そろそろ取り寄せる時期かもしれません。
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'99.01.21 |
- 『円分数の素因数分解』データ管理を開始。
京都大の山崎氏から依頼があり、とりあえず、山崎氏と森本教授のデータを比較して、
新しい方を全てコピーしました。
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'99.01.18 |
- 今回、特に更新はありません。近況報告を少し。
- まず前回、アクセス数20000を突破したというのに、妙に記述があっさりしていた、
しかも、1/11の更新がなかった、というのを意外に思った人がいたかもしれません。
これは、腕が痛くて、キーボードが叩けない以前に、座っていることもできず、
そもそも物を考えられかった、というのが原因です。
まだ、完全には直っていません。何がどうなったのかは、後日。
賽銭70円の御利益は早くも崩れたか?
- 1/11〜1/16、Sydneyに行ってきました。
Sydneyは2回目で、前回は新婚旅行、今回は仕事です。
ずっと曇りで、かつ部屋の中にいたので、全然日焼けしていません。
この話もいずれ詳しく。
- 合同数について。
m、nの単純ループで廻す探査について、m、nが1,000,000以下の場合のしらみつぶし
探査を完了しました。
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'99.01.07 | |
'99.01.04 | |