車椅子チルティング台座
2016/6/10 木材で台座を作成
2016/7/2 45度と56度の選択式
2016/8/31 台座を常時取付状態に、テーブルと椅子を取り付け
2017/2/11 45度と56度の選択式に改造
2022/2/23 キャスターを着脱式に
車いすチルティング台座の改善 2022/2/23
車載用車いすをチルティングする台座を
チルティングしたまま移動できるように改造しました
以下、経過です。
■現状の課題
2016/6/10車載用車いすをチルティングする台座を作成しました
以来、改良を重ねて、安価にチルティングできるようになりましたが
市販のチルティング車いすとの違いは、
チルティングしたまま移動できないことです
■目的
今までは、移動しない休憩時にチルティングするので問題ありませんでした。
近々コロナワクチンを接種するとき、順番に並んで長時間待つことが想定されます。
チルティングしたまま移動できるようにしたいと思います。
■課題
・移動中は筋交い棒が外れやすい=後ろに倒れてしまう。
・チルティング台座は体重を受けるだけで移動すると引きずることになる
■解決策
・筋交い棒をボルトで固定する。
・台座に着脱式のキャスターをつける。(休憩時には使わない)
順番に並んで待つ程度なら台座を浮かせて移動すればいいが
台座に力がかからないように車輪(キャスター)を付けます
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■筋交い棒が外れやすい(現状課題)
筋交い棒の一方は、車いすの固定フックに引っ掛けるだけです
もう一方もボルトに差し込んであるだけで
外す方向に力を掛ければ外れます。
筋交い棒が外れたとしても、
車輪をロックしてあれば、倒れることもありません。
しかし、車輪を動かすと筋交い棒が外れ後ろに倒れてしまいます。
■筋交い棒をボルトで固定する。(改善策)
引っ掛ける構造をボルトで固定します。
一方は金具を取り付け(家にあったもの)
もう一方はチヨウナットで固定。
これで力を掛けても外れません。
■台座に着脱式のキャスターをつける(改善策)
キャスターを買おうかと考えましたが
使っていないものが1つありましたので流用します。
キャスターであれば旋回するので、向きも変えられます。
足で操作する車椅子の舵の作成 2019/6/15
作成以来、使う機会もなくまったく使っていません。
これを分解して
キャスター車輪径75mm 取付高93mm ¥468
高さを合わせる台座とボルトでキャスターユニットを作成しました。
チルティング台座にボルトで着脱式にしました。
完成。
キャスターユニットを使わない場合。
反対向きに取り付けておけますが、
足とキャスターは1cm以下なので、芝生程度ならそのままでもいいかもしれません。
クッション検討からティルティング改造 2017/2/11
昨年12月末から始まった映画鑑賞で、
「長時間座位のおしり痛い」対策を検討中です。
2月7日のケア会議で使用中のクッションを試してみることにしました。
2月10日に3種類のクッションをレンタル業者が持ってきたので
その日の午後、映画鑑賞で一番効果がありそうな「ソラクッション」を
試してみましたが、結果はよくありませんでした。
値段に比例して期待感が強かったので、残念でした。
そのあと、 私も試してみました。
■クッション検討---自分で試した感想。
③改善案2:自動プッシュアップタイプ…ソラクッション 月額800円
今まで使っているジェルより硬く感じたのと、
広い面で受けるのでなく凸凹の上に座っている感じでした。
確かに時々モータ音が鳴って動いているように感じますが
一番体重が集中している場所は同じです。
私も10分ほどすると痛くなってきました。
②改善案1:エアクッションタイプ…ロホクッション 月額300円
ロホクッションも凸凹感が同じです。
空気をどんどん抜いていくと広く受けてくれるのですが、
底あたりになります。調整が難しい感じです。
妻に食事の時に車いすで試してみましたが「奥の方が当たっている感じ」
どうも、いまいちです。
①現状:ジェルタイプ…デュオジェルクッション 月額150円
従来のジェルの方が広い面で柔らかく受けてくれるような気がします。
■ティルティング改造
これで、クッションはふりだしに戻ってしまったので、
「長時間座位でのおしり痛い対策」は、ティルティングの角度をもっと倒して、
座面の圧力を軽減することにしました。
ティルティングの背もたれの角度は現在45度です。
(何もしない状態で12度。)
当初は56度でしたが、視界が上になるので、
45度と56度の選択式にしました。
その後、選択することもないと思い、
軽量化の名目で現在の45度の固定式にしました。
そこで、今回の「おしり痛い対策」
もう一度、45度と56度の選択式にしようと思います。
映画の時は56度まで倒せば、おしりにかかる圧力も軽減できそうです。
56度の固定式とも考えましたが、
高さが低くなるので、テーブルと折りたたみ椅子を外さないと
倒すことができなくなることが判明しました。
45度の視界も捨てがたいのもあります。
普段は現状の45度にして、
映画の時に、テーブルと折りたたみ椅子は不要なので外していこうと思います。
改造内容は、台座の足をボルトナットで取り付け取外し可能にし、
筋交い棒も2段階にできるように改造しました。
45度仕様(公園仕様)
56度仕様(映画館仕様)
車いすティルティング台座の改造 2016/8/31
車いすティルティング台座は、散歩や通院など長時間の外出に活躍しています。
使用頻度も多くなりました。
しかし、課題が出てきました。
折りたたみ椅子とテーブルの外側に吊り下げているので
・使用時はテーブルと椅子、デイバックを外して、取り付けないといけない。
そのため通院時はテーブルと椅子を外して外出している。
・取り付けはゴムバンドなので手間がかかる。
・吊り下げた状態が低いので階段など傾けた時台座が地面に当たる。
・椅子やテーブルを使うときはティルティング台座の下から外しにくい。
・追加の台座を脱着できようにして
45度。56度を選択できるようにしたが、追加台座の45度で十分です。
改造前
そこで、
・ティルティング台座を常時取付状態にする。
・角度固定用の筋交い棒の引っ掛け形状を変更。
・台座にテーブル、その上に椅子を取り付けるようにする。
・45度の足の長さに固定し軽量化する。
・車いすに固定
・台座にテーブル、取り付け(引っ掛け)
・その上に椅子を取り付ける(引っ掛け)
・デイバックを車いすに取り付け
効果
・固定したので、台座が簡単に使える。階段の時に地面に当たらない。
・台座装着時もテーブルと椅子、デイバックを付けたままにでき、
簡単に椅子やテーブルを脱着できる。
・コンパクトになりました。
改造後
車椅子ティルティング台座 改良 2016/7/2
6/10作成の台座は散歩に、通院に活躍しています。
前回作成の台座は背もたれの角度が56度です。
休むのにはいいのですが、
倒し過ぎの感があり。倒した状態で前の景色が見にくい。
足が上がりすぎです。
もう少し起こすパターンもできるように2段階にしました。
台座を10cmほど高くするように追加の台座を作成しました。
固定用の筋交い棒も穴を追加しています。
これで、背もたれの角度は45度になりました。
これ以上起こすと、前荷重になり前輪を支える必要があります。
これで、背もたれの角度は、何もしない状態で12度。
ティルティングで45度。56度を選択できます。
早速、妻に試してみると・・。
「あんまり変わらん」とのことでした。
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6/13病院の待合室でも大活躍です。
リクライニングではなく、ティルトタイプですね。
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ティルト・リクライニング車椅子
【リクライニング車椅子】
背もたれのみ角度を変えることができるタイプ
座面にかかる体圧を分散させます。
【ティルティング車椅子】
姿勢を維持したまま、座面ごと角度を変えるタイプ。
身体のズレを防ぎながら座圧を変更したい方に。
【ティルト&リクライニング車椅子】
ティルティング機構とリクライニング機構が
一体になったタイプ。身体のズレを防いで、
より安定した姿勢を保ちたい方へおすすめです。
2016/6/10
車載用車いすをリクライニングにする器具を作ってみました。
一昨日の血液検査、脳外科、内科、眼科のハシゴでは、
半日がかりで、長時間の座位でした。
脳外科、眼科では毎度のことなので、待っている間ベッドを借りて、
寝かせてもらって待っていましたが、血液検査、内科では混んでいるのもあって
車いすで待たされることになりました。
散歩のように動いていれば気もまぎれますが、同じ姿勢で同じ場所では
やっぱり、しんどくなるようです。
そこでの思いつきですが、車いすを倒せばリクライニングになると。
早速、作ってみました。
最初は1本の棒で作ってみましたが、安定しないので、木材で作りました。
・デイバックやテーブル、折りたたみ椅子は外すことになります。
・装着
・上はヘッドレストの横棒にゴムバンドで仮止め
・下は、筋交い棒をボルトで回転自在に止めてあり
・筋交い棒の反対側は、車いすの固定フックに引っ掛けます
・車輪のロックをする。
・そのまま、倒す。
検証
・私がやってみました。…安定しています。
筋交い棒は位置決めだけで、力はかかりません。
車輪をロックしておけばグラグラすることはありません。
・妻にやってみると、最初は「怖い」と言ってましたが、
倒すと安定しているので、「大丈夫」です。
材料費はありもので作ったので0円。
(ただし、最初の1本試作で金具を購入したので数百円使いました)
----6/10 リクライニング器具にビーチパラソル取付
本日、海でのリクライニング器具は上々でしたが、
ビーチパラソルの取付も傾いたので使えなくなりました。
早速、リクライニングした状態でビーチパラソルを着脱できるように
改造しました。
上は車いすに輪っかを結束バンドでとめて。
下は、筋交い棒に蝶番でかまぼこ板を取り付け。
持ち運びの紐も付けましたので、車いすに装着できます。
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---大乗寺丘陵公園 6/11
リクライニング+ビーチパラソル。いい感じです。
一応、景色も見えるようです。
ちょうど、陰の位置も全身がかかりいい感じです。
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フル装備。すべて、車いすに装着。
ビーチパラソルだけは私が袈裟懸けで運ぶので両手は自由になります。