男の自宅介護

車いす牽引棒  2014/12/18--12/28完成 1/17補強

 

2015/1/17 補強と車載方法

車いす牽引棒はたまに使えそうなので、車に常備しようと思います。

今回作成の車いす牽引棒は妻の車いす専用ですので
市販の汎用品のように
サイズ調整や分解して持ち込む必要がありません。
むしろ、すぐ装着できるように、組み立てた状態で車載しておくのが便利です。

コの字の形にしておくと、ちょっと強度に不安があります。
そこで、組み立て状態の補強改造と車載の方法を考えました。

追加投資 ¥414
M4x15mm…8円+税x2本
T管…73円+税x2
金具x2…¥85+税x2 
ボルト…¥13x4+税

コの字をロの字にして補強です。

持ち手のほうにSフックを入れて、荷物かけ兼、車載用にしました。
Sフックは車いすの荷物かけの残りです。(4個¥108)

車にフックを取り付けSフックをかけます。

上だけ引っ掛けるとカタカタふらつくので、ゴムと針金で下も引っ掛けます。

車載の全景

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2015/1/5 兼六園で使用。・・・砂利道効果あり
あまりにいい天気なので、兼六園へ。・・・積雪の心配ありましたが・・。
駐車場は雪があったので、「車いす牽引棒」を装着。



兼六園内は除雪しています。


「車いす牽引棒」…雪での必要はあまりありませんでしたが、
砂利道の振動は、前輪を浮かしているので、効果があります。

 

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2014/12/28
内灘総合運動公園で車椅子牽引棒 試用・・・雪道で効果あり


「ボンジュルネ」でケーキを食べた後、内灘総合運動公園へ

駐車場にも一部雪が・・。

日陰の通路にはまだ雪が残っています。

早速、車いす牽引棒を装着。

見晴台へ。 日本海が見えます。

妻も不安はなかったようです。
坂道の上りは引っ張り上げましたが、
下りは後ろからブレーキかけながら下りました。
 



雪が10cmほど積もっていると、前輪が取られて進めなくなります。
車いす牽引棒が威力発揮しました。

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2014/12/28
車いす牽引棒 完成


車いす接続部を補強することにしました。

①T管を短く切って作りましたが、そのままの長さで使います。
・再度半分に切って

・中の段差を削って、直径26mmにしました。これが時間かかった。

 



②補強金具を下半分で取り付けましたが、上下2か所にしました。

③車いす接続部も分解できるように抜け止めで穴にパチンとはめます
・アルミパイプ25mmには、ダイモテープを二重張りして26mmにします。


追加購入 合計¥426

M4x15mm…8円+税x6本…接続用ビス
T管…73円+税(78円)…長さ作り直し
金具x2…¥85+税x2 …補強のため追加。
ボルト…¥13x8+税 …金具のボルト長さを最小(10mm)に



実質投資(ロス含む)¥2277
12/23 ¥1020
12/27 ¥831
12/27 ¥426


作り直しや塩ビ管のロスがなければ、¥2000くらいでできたと思います。

---最終必要材料---
金具 …¥85+税x4
ボルト…¥13x8+税
L管 …¥51+税x2
T管 …¥75+税x2
アルミ丸パイプ1.0tx25x2m… ¥770+税
VP20 1m …¥200+税
M4x15mm …8円+税x6本

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今さらですが、欠点もわかってきました。。

・ブレーキがありません。…1人で引っ張る時、坂道を下るのは危険かな?
・全長が長いため込み入った場所は曲がれない。…室内では外す。
・幅を平行にしたため、腰の幅より狭くなった…先を広く作り直してもいい。

=使い道として2人以上で砂利道など使うのに限定されるかもしれません

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車いす牽引棒 持ち手の部分 試作   2014/12/27

12/23の試作で塩ビパイプは「しなる」ということで、


アルミパイプを購入。
アルミ丸パイプ1.0tx25x2m 770円(831円)
↓半分に切って1m2本


外径は25mmしかありません。

塩ビパイプが外径26mmなので、
T継手やL継手には、少し隙間ができます。


まず、持ち手の部分を作ります。

塩ビパイプ部はビスで固定します。

アルミパイプ接続部には、抜け止めを作りました。

分解できるように4つの抜け止めを作成。
パイプを差し込んでから穴にパチンとはめます。


アルミパイプ25mmには、ダイモテープを二重張りして
26mmにします。

持ち手の部分完成。

 

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車いす牽引棒 試作中 苦戦! 2014/12/23

車いす牽引棒(JIRIKI)構想ができたので、試作してみることに・・。

まず、材料として、給水用塩ビ管を選定。(のちにこれが曲者)

車いすの径は20mmなので、
硬質塩化ビニール VP管(肉厚管)
呼び径20・・・外径26mm 内径20mm 定尺4m

VP20 4m…¥550+税
金具x2…¥85+税x2
L管x2…¥51+税x2
T管…¥75+税x2
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投資額¥1020



さっそく、Tの字の継手を加工しましたが
外径26mmにするため、内壁の段差を削るのに時間がかかりました。


片一方だけ仕上がったので、とりあえず固定してみます。。

車いすの足載せ部の径は20mm

なんとなく、固定はできましたが・・。

塩ビ管はしなる!

取り付けた1.2mの塩ビ管が車いすの重さを持ち上げるのにしなってしまいます。

対策案…中に補強の金属棒を入れるか、20mmの金属棒を探すか・・。

とにかく、ビ管のみではだめということがわかったので金属棒を探します。

しばらく、再構想します。

------2014/12/21----

「JINRIKI」見てきました。

2014/5/29のブログで発見したことを紹介しましたが
テレビで紹介され気になっていた”JINRIKI”です。



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11/21兼六園の砂利の坂道、11/28尾山神社の神苑の砂利に
埋もれて車いすがなかなか進まなかった。

必要な場面は、比較的少ないと思われますが、
また、 作成意欲が出てきました。 (3万円は高い)




福祉用具情報プラザで展示しているのがわかったので
先日、見てきました。



連結部は金属製で、しっかり固定できる構造です。
赤いいノブを回すと挟むようになります。

 

車いすとの連結部がwebではよくわからなかったので
現物確認できてよかったです。
ここが外れると事故になりますから、
自作するにしてもしっかりしたものにしないといけません。


自作。構想中です。

2015/1/5 金沢福祉用具情報プラザへ
「JINRIKI」をもう一度確認してきました。



「JINRIKI」の取手部は組み合わせで、長さが調整できるようになっています。


全長は118cmくらいです。



----web情報----

http://www.jinriki.asia/

JINRIKIR QUICK(クイック)
¥29800
JINRIKIR (じんりき)を装着していない車いすには
簡易装着型けん引式車いす補助装置JINRIKIR QUICK(クイック)

装着方法はワンタッチ!
緊急避難時はもちろんアウトドアへの外出時など一時的な用途にも対応 。
介護施設、観光地、交通機関などに設置しておけばご利用者様を安全に介助することが可能。
「フレームサイズが17~25Φの車いすに対応」

----想定場面
・各種防災訓練でも実証された、不整地での車いすの機動力と登坂能力向上により、
 芝生や土の路面、積雪・砂浜などでも移動が可能 
・神社仏閣などの石畳や玉砂利の移動でも、前輪を持ち上げて移動することで振動も軽減 
・今まであきらめていた観光地へのお出かけに大きな力を発揮します

----メリット
1.介助者が車いすの前方で対応することにより
 前方の障害物にぶつかる危険を回避
2.前輪を持ち上げることで、路面の振動が軽減
3.車いす前方の座面が上がるので、下り坂を前向きに降りることも可能


腕の筋力に付加がかかっていた「押す」対応よりも、
「引く」ことにより体全体の筋力を利用できるので、
楽に且つスムーズな移動が可能になります 



-----5/29ブログ----
本日のテレビで 
人力車のように車いすを引く補助器具 
が映っていました。 

テレビの内容はバリアフリー旅行に兼六園を車いすで 
回れるように調査している様子でしたが 
それより、この補助具が気に入りました。 

なんとなく、作れそうで・・・。 

早速、webで検索すると、いろいろ紹介されているようです。 
テレビでも取り上げられているようです。 

jinrikiで検索すると出てきます。 
販売価格 39,800円(税別)は結構な値段です。 

作成意欲が出てきました。 

でも、なかなか散歩に行ける状態ではないので・・・。 


---以下webの説明----写真もそこから引用しました。---- 
一般的な車いすは搭乗者が自力で車輪を回すか、
介助者が後ろから押して移動しますが、
そういった方法では災害時など急を要する状況で
舗装されていない道などを通って避難するのが困難でした。
そこで開発されたのが、市販の車いすに取り付けるだけで災害時などに
素早い移動を可能にする補助器具「JINRIKI(じんりき)」です。

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