男の自宅介護

不明熱騒動顛末 2013/12/24-2014/9/27

 ①不明熱発症----2013/12/24~1/14
②入院/退院3回~原因不明----1/14~3/17
③自宅療養/試行錯誤---3/18~6/28
 ・永遠に治らない覚悟・・・自宅介護体制の構築。
  ・リクライニングシャワーキャリー購入、 ・訪問診療6/12-  ・訪問リハビリ6/20-
④発熱スイッチ発見~検証/手術------6/28~8/27
 ・シャント弁を刺激すると7時間後に38度超える。
 ・8/22外科手術+シャント抜去手術


⑤収束宣言---8/27~9/27 手術後1か月間、発熱無し

まだ、37度の微熱があったりしますが、クーリングで下がるので大丈夫です。
また、廃用症候群で座位時間が20分でしんどくなりますが、
手術後、1か月経って、シャワー浴4回、弾丸散歩3回、車いすでの食事
38度越えの発熱はなくなりました。

まだ、デイケアには行けそうにありませんし、
昨年末の状態になるまでには、リハビリは続きますが、
今後、発熱はないという確信になりました。


⑥教訓・・・創意工夫しながら、あきらめない。

3か月間医療で検査して原因不明と治療放棄され、
熱が出るので介護保険の施設、デイケアも利用できない。
座位もできず、発熱も続くのに
医療保険にも介護保険でも救済されず、すべて自宅でやることになることがあります。
出口が見えず追い詰められるというのはこういうことかと思いました。


永遠に治らない覚悟で自宅介護体制も構築しました。
訪問医療、訪問リハビリ、自宅入浴(座位不可のためリクライニングシャワーキャリー)
それから、
自宅で3か月試行錯誤して、

原因らしきものを見つけるまでに発熱から7か月かかりました。
そして、検証、手術までに2か月。
手術後1か月、発熱無く、
発熱から9か月でようやく収束した気がします。

もがきながら試行錯誤して解決策を探す。
これぞ、男の介護ではないかと・・。
もしくは、理科系の特徴かな?
会社の仕事でで困難を切り抜けた経験だと思う。

「創意工夫しながら、あきらめない。」
力ずくで頑張っているわけじゃないけど、
あきらめない。時間かかっても解決策を探す。
それが男の強さだと思います。


一時は、永遠に治らない覚悟・・・自宅介護体制の構築をしました。
「あきらめる」「受け入れる」という選択肢もあったと思うが

「止まない雨はない」 「明けない夜はない」
「神様はあなたが耐えられない試練は与えない」
と言い聞かせながら、ずいぶん長いトンネルだったけど。

この歳で感じる。若いころでは無理だと思う。
自分でも不思議なくらい辛抱強くなったと感じます。


------ちなみに----
◆試行錯誤
①蒸しタオルで頭清拭+体清拭・・・発熱
②蒸しタオルで頭のみ清拭・・・発熱
③低温タオルで頭清拭+体清拭・・・発熱
④低温タオルで頭のみ清拭・・・発熱
⑤ドライシャンプー・・・発熱
⑥やさしく頭清拭・・・発熱
⑦体のみ清拭・・・発熱なし
⑧乾布頭清拭・・・発熱
⑨散髪・・・発熱なし
⑩リクライニングシャワー浴・・・発熱
⑪シャワー浴中止・・・発熱なし
⑫短髪3mm・・・発熱なし  
⑬短髪シャワー浴短時間・・・・・発熱
⑭洗髪槽(ベッド上)・・・発熱なし
⑮短髪シャワー浴短時間ぬる湯・・・・・発熱
⑯短髪でぬる湯タオルで頭清拭・・・発熱あるときとないときあり
⑰シャント弁触らず頭清拭・・・・・・発熱なし

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