ツーリングの紹介(文と写真)

2006/05/03〜05/06:対馬・展望台&岬めぐりツーリング…SV650S
2002/08/13〜08/17:九州ツーリング…SV650S
2001/07/27〜08/05:北海道ツーリング…SV650S
2001/05/04〜05/05:北長門ツーリング…SV650S
2000/05/03:芸北ツーリング…CB1000SF
2000/04/16:津和野ツーリング…CB1000SF
1997/09/20:吾妻山に秋の花を求めてツーリング・・・…CB1000SF
1997/08/30:吉和もみのき森林公園ツーリング…夏の終わりにひと走り/CB1000SF
1997/06/30:八幡高原ツーリング…梅雨の晴れ間に明るい八幡高原を走る/XLR250R−BAJA
1997/06/07:ブナの新緑をたずねてツーリング…緑のシャワーを浴びてきました/CB1000SF
1997/04/13:毎年恒例・さくら花見ツーリング…晴天、文句なし/CB1000SF

〜 ツーリング紹介 〜
吾妻山に秋の花を求めてツーリング

 毎年恒例、9月の中旬に比婆山山系の吾妻山を訪れている。
マツムシソウ、ウメバチソウ、リンドウなど、山野に咲く秋の花が目当てなのである。
今年も9/15に、知り合いを誘ってクルマで訪れるつもりでいたが、
台風19号の”狼少年的迷走”により、中止となった。
それではあまりにもさびしいので、天気のよい9/20にバイクで出かけてきた。

 バイクでツーリングするのは3週間ぶりだが、ここのところ秋が深まっており、
朝方はかなり冷えるようになってきた。バイクで走っていても結構寒気を感じる。
広島市街地を抜けると、道路脇に広がる田んぼには黄金色の稲の穂が豊かに実っている。
きれいに刈り取りを終えた田んぼも所々ある。
あぜ道や川土手ののり面には、真っ赤な彼岸花が群生している。
もうすっかり秋、と言った感じだ。

 いつものように、向原から甲立を抜け、三次→庄原と走る。
庄原からはR432を比和町へ。交通量が少ないので、快適なクルージングだ。
比和町から案内標識に沿って吾妻山へかけ上る。
自宅を出発してノンストップ、2時間少しで吾妻山へ到着した。
天候はくもり時々晴れ。
さすがに標高1000m、じっとしているとウィンドブレーカー無しでは寒いぐらいだ。

 休暇村レストハウス裏の草原の様子。
登山道から見上げた吾妻山山頂はいい雰囲気だった。
吾妻山山頂からは、今日はまずまずの視界。
しかし残念ながら大山は見えなかった。

 ひとしきり花を写真に収めた後、いったん比和町に下り、高野町の毛無山牧場を目指す。
吾妻山から20分ほど走り、牧場に到着した。
愛車を記念撮影し、のんびりと草を食んでいる牛たちを眺める。
15分ほど一服して、帰路についた。

高野町から県道39号・高野−三次線を初めて走ったが、これがおすすめルート。
山間部を走っているにもかかわらず、道幅は十分で路面状態も申し分ない。
交通量はきわめて少ないので、マイペースで思う存分走れるのだ。
この道の発見は収穫だった。
勾配もアップダウンが少なく比較的緩やかに続いているので、
自転車で走っても気持ちいい道だろう。


吉和もみのき森林公園ツーリング

週の半ば、会社の元同僚のAS氏からツーリングへお誘いの電話があった。
そういえば、みんなで走ったのは4月の花見ツーリング以来だから久しぶりである。
午前8時と少々早い待ち合わせ時間であったが、各々±5分以内に到着した。
XLR250R−BAJAの私、DUCATI916のSY氏、CBR250RRのAS氏。
と思いきや、AS氏が新車に買い換えていたのである。
ホンダのCBR250RRからピカピカのVTR1000へ。
私はAS氏が250だとばかり思っていたので、BAJAで駆けつけたものの、AS氏まで1000ccとは。
「これでは完全に置いて行かれる」と心配になったので、いったん自宅に寄ってもらってCBに乗り換えた。

天気の方も良好で、一部山間部でパラパラきたものの問題なし。
交通量も少なく、快適なクルージングができた。
片道80kmちょっとだから、1時間ちょっとで吉和もみのき森林公園に到着。
自慢のバイク3台を並べて集合写真を撮影し、記念撮影も済ませて各自家路についた。


八幡高原ツーリング

このところ、バイクに乗っていないし、ましてやバハでツーリングしたのはいつであったか?
といった状態だったのと、今日は朝から快晴。
素晴らしい天気であったので、広島県芸北地区の八幡高原に出かけた。

月曜日の午前中ということもあり、市街地を抜けると交通量は僅少であった。
太田川に沿って島根県の益田に至るR191を快走する。
川の水は先日の台風8号がもたらした大雨の影響で、黄濁していた。
梅雨時期とはいえ、吹き渡る風はさわやかで、山の緑は6月初旬に比べ、濃く、たくましくなったように感じる。

戸河内から先は交通量がなくなり、思いのままにマイペースでバイクを走らせることが出来た。
とにかく満足だ。
ヘルメットの中で意味のない奇声をもらしつつ、無心で走っていると、深入山麓へ。
ここで20分ほど植物調査を行い、すぐ近くの八幡高原へバイクを走らせた。

八幡高原は、冬は1m以上も積雪する豪雪地帯なのであるが、
それ以外の季節は明るい雰囲気の、のんびりとした田舎である。
ぼくは、ここが好きで年に何度も訪れているが、何度来ても飽きないエリアである。
標高約800mのこの高原には、牧場跡の草原湿原が点在してる。
すぐ南には、臥竜山(1223m)から掛頭山(1126m)にかけてなだらかな稜線が続いている。
このあたりは勾配もほとんどないので、自転車でのサイクリングコースにも良いのだ。
さて、次はいつ来ようか?

165km(+41.8km=前回分)走って6.1リットル消費。燃費は33.9km/lと良好であった。


ブナの新緑をたずねてツーリング

まあ、とにかく天気が良くて、広島市内の自宅から130km離れた比婆山へ愛車を走らせた。
いつもの三次→庄原農道を経由して北上、交通量が少ないせいか気分に余裕を持ってクルージングできた。
西城町あたりから緑がいっそう濃くなり、思わず感激のコトバを吐いてしまう。

比婆山へは、標高1200m付近まで車道が通じているのでアプローチは簡単である。
いつもはクルマで出かけるのだが、今回まで特にバイクに乗る機会が少なかったので、
胸の高鳴りを抑えつつ、ワインディングロードを登坂した。
久しぶりのライディングは本当に気分が良かった。
人車一体のコーナリングバランスは、クルマでは決して味わえない感覚である。

駐車場にバイクを止めて、後はハイキングである。
ハイキングの様子は別ページ(山歩きページ)に説明するので、詳述は避けるが、
とにかく、まぶしいばかりの新緑展望を満喫できたのである。

比婆山(池の段御陵)をハイキングした後は、すぐ隣の竜王山へ上がった。
いつ来ても、天気の良いときは抜群の展望である。
ここは山頂直下まで車道が伸びているので、アプローチはさらに楽である。

比婆山の後は、小さな谷を隔てた吾妻山へバイクを走らせた。
比婆山と吾妻山の間は登山道を歩くと近いのだが、車道は延々とつづら折りを下り登りして結構遠い。
それでも20分ほどで国民休暇村レストハウス前に到着。
標高約1000mの駐車場から1239mの山頂まで一気に上った。
空には薄雲が広がってきたが、まだまだ展望は十分で、山頂で飲む麦茶はおいしかった。

帰りは比和町、庄原を経由して往路を戻った。
278km走って14.9リットル消費。燃費は18.7km/lとまずまずだった。


毎年恒例・さくら花見ツーリング

会社のバイク仲間うちで毎年恒例の花見ツーリングに参加した。
天気は上々、暖かくうららかな春の1日であった。

参加メンバーは、
”最年長”GB500のAK氏、ビラーゴ1100のYS氏、CBR250RRのAS氏、
”走る財産”ドカティ916のSY氏、CB1000SFに乗る私、の5名5台。
平均年齢約40才の”立派な”オジさんライダーたちである。

山間部に入ると空気もしまってきて、十分な装備がないとまだ寒いくらいであった。
沿道では、甲立、三次、庄原、西城の桜がちょうど見頃を迎えていて、いちいち目を奪われた。
また、枯れ野に点在するピンク色のミツバツツジがよく目立っていた。

昼前には広島−島根県境付近の三井野原ループ橋に到着。
道の駅「奥出雲おろちループ」で昼食を兼ねて一服する。

ループ橋を下ると、スイッチバック&延命水で有名なJR出雲坂根駅に寄った。
ここは今時めずらしい、スイッチバックの駅(木次線)なのである。
谷が深く勾配が急なので、その昔、レールを曲線でつなぐことが出来なかったのだろう。
駅構内には、飲むと長生きをするという延命水が湧き出している。定年間近のAK氏は、
「いらんこと、しんさんな!ゆうて女房に怒られるわい」と言いながらも、せっせと延命水を摂取していた。

最終目的地の島根県木次町には午後2時ごろ到着。
木次と言えば、町を流れる斐伊川の堤防沿い約2kmにわたって約2500本の桜並木が整備されていて、
それはそれは素晴らしい眺めなのである。
が、あいにく既に7割方の桜が散っており、ほとんどの木で花は緑の葉桜に変わりつつあった。
この斐伊川には、四万十川で有名な沈下橋があって、中流域特有の川の風景が美しい。
ここに来た時は必ずこの橋を渡ることになっており、この日も誰彼ともなく橋を目指して渡りきったのである。

324km走って16.3リットル消費。燃費は19.9km/lと良かった。

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