[往路]
助手席にカワハラを乗せ4時を少し過ぎたくらいに奈良を出発。当然まだ暗い。高速に乗る前に
ガソリン補給。広島までは一気に高速を使って行く。さすがに友人を巻き込んで下の道
を使うつもりはない。それに当日出発だと高速を使わなければ間に合わないからね。
彼はロードスターに乗るのは初めての様子。「意外と静かやね」なんて言ってる。
そう言えば前にNAで浜松に遊びに行った時も乗ってもらう機会がなかった。楽しいよ〜
ロードスター。ジープ・チェロキーやめてロードスターにしよう!
まだ車はほとんど走っていない。西名阪から近畿道、中国道というルートだ。途中、
つい最近、近鉄バッファローズのホームグランドの役目を終えた藤井寺球場のある
藤井寺や吹田など大阪の中心部を通る。中国自動車道に入ってからロードスターの
姿もちらほら…山間を走っているせいか、霧がかなり出ている。しばらくすると日の出を
迎えた。朝日を背中から浴びて目指すは三次だ。
三次まであと少し…というところ、考えがあって、PAに入る。そう。やはり
三次にはオープンで入場したい。当日は気温も低く、カワハラもいたので幌を
上げての出発だったのだ。カワハラにもオープンを体験してもらいたかったし、
太陽ものぼってきたし、ということで半ば強制的にエイッとばかりにオープンに
する。そのまま写真を何枚か撮ったりした。陽光の中で撮る初めての写真。
そう言えば中国道のPAではすごいロードスターの方に「おはようございます〜」と声をかけて
もらった。すごいロードスターとは…そう、Cスペックである。3台しか世に
出ていないという、稀少度ではナンバーワンの代物だ。その方のホームページを
拝見した記憶はあるのだが、実物を見たのは勿論初めてである。かなりすごい。
朝日を浴びて、オープン状態で本来のロードスターが三次に向かって走る。
三次に着けば、試験場はすぐ。混雑はしていないが、道はロードスター
が連なっている状態だ。係の方の誘導にしたがって、車をコースに駐車。
歩いて会場に向かう。記念すべき1日のスタート。カワハラにとっては…?(笑)
[謝辞]
カワハラには広島行きの起点として2泊もさせてもらい、しかも10thアニバー
サリーミーティングにも付き合ってもらった。
実際に参加してみて分かったが、特にクラブにも入っていない私が一人で参加しても
かなり手持ちぶさたの時間ができてしまっただろう。彼が付き合ってくれたおかげで
1日楽しい時間を過ごすことが出来た。感謝感激である。どうもありがとう。
[復路]
思いっきり手を振りながら別れを惜しみ、無事試験場を脱出できた我々は即高速に
向かった(脱出と書くと何だか逃げるみたいだけど、事実そういう心境だったのだ)。
途中でロードスターに出会うと手を振り合う。この頃にはカワハラもすっかり染まって
しまい、積極的に手を振るまでになっていた。だからと言って軽トラのオッチャンに
まで手を振らなくても(笑)…オッチャン、びっくりしてたよ。
途中、ドライバーである私が猛烈に眠くなってきた。このままでは危険。
ということでカワハラに運転を変わってもらう。マニュアル車の運転は久しぶり
であるらしい。
私:「まあ、大丈夫だろ。前に運転したのいつ頃?」
カ:「3年くらい前やったかな。」
私:「…。」
カ:「5分くらい運転したで。」
私:「!その前は?」
カ:「教習所で。」
しばらく、助手席に座っていたが、やはり熟睡というわけにはいかない(笑)。
私の眠気がどこかへ行った時点で再び交替。しかし、カワハラはロードスターが
気に入ったようだ。そのうち買うとみた(本当か?)。
大阪が近づくにつれ、道路は渋滞の様相を呈している。むぅ。カワハラの勧めに
従い高速を降りることにする。降りたところは阪神大震災で大きな被害を被ったところ。
でも、街並みからはそんな様子は伺えない。
そして六甲山越え。さすがにその頃には疲れも見え始め、坂道発進でアクセルを
ふかし過ぎてしまったり。気合を入れねば。ところで、こんな山の中なのにクルマ多いよ?
聞くと、夜景で有名なデートスポットでもあるらしい。ふ〜ん。
その後渋滞地点を迂回した我々は再び高速に乗ったり。このあたりはナビの
勧めにしたがったのでよく覚えていないのさ。生駒山とか抜けたような??
近鉄奈良線と同じようなルートかな?
この頃になると私もすっかり大阪のマナーの悪い運転に馴染んでいたりして…。
合流は出来る限り前まで行って突っ込む、とか、手さえ出せば多少強引な割り込みも
オッケーとか。郷に入りては…なのだ。
遅い夕食は閉店間際の回転寿司。一皿100円均一でまあまあだった。悪くないね。
そのお店関東には無いみたい。残念。その後、再びせま〜い道を通ってカワハラの宿舎へ。
三次までは往復711kmの旅であった。お疲れ様!!
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