(4) Lucanus lunifer Hope,1833


   

ルニフェルミヤマクワガタとかルニファミヤマクワガタなど、と呼ばれることが多い。北インドから、ネパール、ブータン、あたりに分布している。♂は最大で80mmを超え、頭部から胸部、上羽根にかけて金色の微毛が目立つが、活動するとすぐに擦れてとれてしまうのかそのまま綺麗に残る個体をみる事は意外に少ない。特に上羽根の微毛。  



これは中型個体、
北インドからアッサムには Lucanus lunifer franciscae Lacroix,1971.とされる亜種がいるが、これは割と少ないらしくあまりみかけない。この亜種は大顎の先端の形状と頭盾のかたちにも少し違いが有るが、小型になると原名亜種との区別は難しいようだ。



    

ミヤマ♀の場合、♂より色が黒く艶がある場合が多い ようだが、この種の♀は♂とよく似た色合いをしていて、微毛も♂と同じ。ただし多くの♀を 見ていないので、この限りでない。






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