前田整体院 トップ Q&A集 >花粉症が改善する理由

 

首のこりでそちらに通院していたら花粉症が治りました。どうしてですか?

質問集の頚静脈孔症候群の中でも記しているのですが、もう少し詳しくご説明させて頂きます。頚静脈孔症候群になり舌咽神経が絞扼(こうやく)されると免疫の第一関門であるワルダイエルの咽頭輪(咽頭扁桃、口蓋扁桃、舌扁桃、耳管扁桃)の機能障害が起こり免疫の機能障害(免疫の過剰反応)により花粉症が発症する場合があります。風邪や気管支炎、アトピー性皮膚炎、自己免疫疾患(リウマチなど)にも感染しやすくなります。また、最近非常に多いのがスマホ首、パソコン首、ゲーム首といった前方頭位姿勢(体より頭が前に出ている姿勢)により首の前下面と鎖骨の上の部分が緊張して血液やリンパ液の流れが悪くなっている人が増えています。一昔前までこの症状を訴える人は、長時間のデスクワークをしている会社員の方がほとんどでした(胸郭出口症候群や頚肩腕症候群など)。首の前面には、交感神経管が通っておりその中に星状神経節(神経細胞の集合体)があります。ペインクリニックなどでは、ここに神経ブロック注射をして様々な症状を緩和する処置をしています。前方頭位姿勢により首が硬くなって星状神経節の機能障害が起こると免疫の過剰反応により花粉症や気管支炎になりやすくなります。他の多くの病気とも関連があるようです。前田整体院では、頭蓋骨や頚椎の精密な検査と手技によって体の歪みや緊張を取り除き上記の症状を改善しています。また、前方頭位姿勢になると自律神経(間脳)にみだれが出てくることも解ってきています。ですから姿勢は、多くの病気の元になっています。私事ですが19歳頃より20年以上花粉症でしたが自分で頭蓋骨の調整をするようになってから症状が出なくなりました。何年も治った原因が解らなかったのですが、いろんな勉強をしたり施術法の考案をして自分で試したりしていくと、どうやったら効率よく症状を緩和することができるのか解ってきました。2017年も花粉の飛散量がピークの時に症状がでたので上記のポイントと頚椎の施術すると1時間以内に症状が治まりました。目がかゆくなるのも眼球と顔面骨へのアプローチで改善しました。本当は、重力バランス軸と深く関係があるようです。

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