GeodeGX1 | Cyrix時代にMediaGXと命名されていたCPUをプロセスの微細化、バグ修正などで改良し高速化、低消費電力化を図ったCPUです。Geodeの代名詞のような存在です。 AMDによる公式の説明はここをクリックしてください。 GX1アーキテクチャのページ |
GeodeGX | GX1の後継CPUです。ちょうどGeodeの事業がナシュセミからAMDに売却される時に開発が行われていたCPUです。そのために開発がずいぶん遅れてしまいました。また将来性への不安から採用を控えるメーカが続出し、折角のローパワーCPUもなかなか市場で目にすることができませんでした。 しかしながらこのCPUからGeodeのアーキテクチャ上、きわめて重要な変更がなされています。すなわちVGA互換のH/Wを搭載したことです。これによりGX1で経験したVGAモードを使う日本語DOS画面の遅さが大きく改善されました。 また内部接続も新たにGeodeLINKという概念を取り込み、拡張性と内部ブロック同士の接続性の改善を図っています。 AMDによる公式の説明はここをクリックしてください。 GX533アーキテクチャのページ |
GeodeLX | GXプロセッサーに128Kの1次キャッシュと128Kの2次キャッシュを追加し,CPUコアクロックを500Mhzに上げています。 またSC系で採用されているデジタル画像入力機能も追加されています。 さらにメモリークロックはCPUクロックとは独立して設定でき、 最大DDR400まで対応できます。 VIA EDENの800MHz動作と同程度のシステム性能がでます。グラフィックコントローラの性能も格段に上がったこともあり、WindowsXPがまったくストレスを感じることなく動きます。 なおコンパニオンチップとしてCS5536も同時に発表されています。現在GeodeLXが搭載されたボードを販売しているのは株式会社ピノーのみです。 AMDによる公式の説明はこちらをクリックしてください。 LXアーキテクチャのページ |
SC系 | GX1 CPUコアを中心にCS5530のサブセットのサウスブリッジとSuperI/O機能の一部をインテグレーションしています。またデジタル画像入力機能も持っており、CPU内部の画像プロセッサーでPC画像とデジタル入力画像の重ね合わせなど、さまざまな機能を実現できます。提供される機能により4種類のCPUに分かれています。SC1200がこのシリーズの基本アーキテクチャです。 限定された機能でよければこのチップのみでPC-AT互換機が実現できます。残念ながら性能はGX1コアですのでWindows系ではCE4.xやWin98、NT4.0などです。Linuxでは重たいGUIの無いモードでの動作程度の用途が主になります。 SCシリーズ搭載ボードは国内では株式会社ピノーから購入できえます。 AMDによる公式の説明はこちらをクリックしてください。 SCアーキテクチャのページ |