C-2000ZOOM


 1999年6月26日、3台目のデジカメを購入した。OLYMPUS CAMEDIA C-2000ZOOMは、211万画素の一見一眼レフっぽいデジカメである。

  単純な感想としては、「あぁ、デジタルカメラもここまで来たか」というもの。画素数は増えているが、同じサイズ(Pixcel)でも画像が綺麗である。
 画像記録モードについては、SQ、HQ、SHQ(jpeg、TIFF)と4つあるが、圧縮後の画像を見るからにはたいていの場合HQ(1600×1280)で十分。用途に応じて無圧縮(TIFF)や低圧縮率(SHQ)を選択すると良いみたい。

  これで3台のデジカメを持つことになったが、用途によって使い分けていきたい。C2000ZOOMはいくらコンパクトであると言っても、鞄に入れて持ち運ぶような物ではない。毎日持ち運ぶのは「三菱DJ-1」、近場に遊びに行くときは「リコーDC2L」、旅行や撮影目的の場合は「オリンパスC-2000ZOOM」と使い分けたい。
 私も高画質機を購入したのは、旅行やドライブでの写真撮影を目的とした物である。この画質で撮影しておけば、紙へプリントしたい場合でも何とかなるし、保存用やレタッチ用にも十分な再利用性がある。

主な仕様

 撮影可能枚数


購入物品と買ってみて分かったこと

主な購入物品
価格
OLYMPUS CAMEDIA C-2000ZOOM
\89800
OLYMPUS ACアダプター C-7AC
\3800
OLYMPUS 充電器・蓄電池4本セット BU-40S 購入時おまけ
OLYMPUS スマートメディア32MB M32P
\12000
ハギワラシスコム スマートメディアアダプタ HPC-SV03A
\4580
レイノックス レンズフィルター(C-2000Z専用) PNF-202
\2880
レイノックス 高倍率マクロ接写レンズ(C-2000Z専用) MSO-400
\7580
レイノックス 高倍率望遠(テレ)レンズ1.8倍キット(C-2000Z専用) OCR-2018
\4580
レイノックス マクロスキャン接写レンズ2本セット MSO-3000 \8980


その他小ネタ
★1 シャッター速度の裏技
 撮影モード「シャッター優先モード」時のみ
 シャッタースピードを選択する時、通常は「1/800〜1/2秒」までの選択が可能だが、、「1/2秒」に設定した所で「OK」ボタンを押下し、さらに「▼」ボタンを押し続けると、「1/2」と表示されていたところが赤色になり「1、2、4、8、16秒」の順に選択できるようになる。
マニュアルには載っていない非公式設定だが、シャッタースピードが遅くなると、夜景や花火、星、UFO等の撮影に活用できる。


少しの困り事

 ここでは私がC-2000ZOOMを利用しているときに感じた少々の困り事を書きます。もしこれらの困り事を解決する手段やアイディアをお持ちの方は、是非ご一報を>ふう

★1 レンズフィルターを付けたまま持ち運びたいが・・・
 レイノックスのレンズフィルターを愛用しています。むき出しレンズのC-2000ZOOMでは、いまいち心配のため、やはりレンズフィルターは欠かせません。また、マクロレンズや望遠レンズの装着時にも、必ず円筒形のアダプタを装着し、そこにオプションレンズを付けるため、電源を落としてもアダプタ+オプションレンズ分の長さが必要になります。
 このまんま持ち運べるともっと便利なので、アダプタをつけたまま運べるボディカバーは無いでしょうか。標準のボディカバーは、電源を落とすと本体レンズも本体に収納されるため、アダプタをつけない限りは必要がないのですが・・・・

★2 日付設定が元に戻りやすい
 説明書によると、本体から電池をはずして「1時間」経つと、本体に保存されていた各種設定が初期化されるとあります。
 まぁ確かに1時間くらい放っておいたら初期状態に戻ってしまいますが、日付は何とかならないでしょうか。

★3 ファイル番号の謎
 撮影後の画像ファイルをコンピュータに転送したときに、自動的にファイル名を付けてくれます。これは必ず「日付+今まで撮影した連番」といったファイル名になるのですが、単に「日付」だけをファイル名にして欲しい物です。管理上すごく楽なので。

★4 ファイル番号の謎その2
 スマートメディアを初期化しても、なぜか次に撮影した画像ファイルのファイル名は、今まで撮影した枚数が連番で付与されます。一体どこで記憶しているのか気持ち悪いのと、数値がオーバーフローした場合のファイル名称がどうなるのか気になるので、どなたか教えてください。


Copyright (C) Fu 1999