身近なものを使って疑似老人体験(4年生)3時間
(2・3時間目)〜老人体験をしよう

 2・3時間目授業の詳細(全発問+主な反応・全指示・全説明)


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説明1  今日は,お年寄りの体験をします。

発問1  年をとって,体のいろいろな部分の働きが弱くなることを老化といいます。
      体のどのようなところが老化しますか。

「目」,「耳」,「手」,「足」「体」,「こし」という意見が出る。

説明2  みなさんはお年寄りです。だんだん老化が進んでいきます。

指示1  目の老化が進みました。難視マスクをつけてみましょう。

プッチンマットの難視めがねを配る。

指示2  次は耳の老化が進みました。
    脱脂綿の耳栓をつけましょう。

脱脂綿を配り,それを丸めて,耳に入れさせる。

指示3  手先の老化が進みました。
      軍手をつけましょう。

軍手を配り,つけさせる。

指示4  それでは,国語の教科書を読んでみましょう。

難視めがね,耳栓,軍手をつけたままで,国語の教科書を読ませる。

指示5  次は,字を書いてみましょう。

紙を配り,自分の名前をペンで書かせる。

指示6  折り紙を折ってみましょう。

折り紙を配り,好きなものを折らせる。
ここで,いったん身に付けた物をはずして,次の話を聞く。

指示7  次に,さらに,ひざに段ボールを巻き,ペットボトルのおもりもつけて,ろうかや階段を歩きます。
      2人組なって行います。片方の人は,何もつけないで,危なくないように誘導してあげましょう。

道順を示して,用意ができた組からスタートさせる。戻ってきたら交代させてもう片方が体験する。早く終わった組は,感想を書いているようにする。

指示8  老化を体験した感想を発表してください。

・ペットボトルを下げたり,難視めがね,耳せん,軍手をつけたり,だんボールを足にまいたりして歩いたらとても大変でした。お年寄りがこんなに大変だったなんて初めて知りました。

・老人体験をして,耳,目,手,足,こしが,どのように悪くなるかがよく分かりました。

 なお,次のことを最後に補足説明した。

説明3  全てのお年寄りが,疑似体験したようになるとは限りません。年をとっても元気な人もいます。

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