西部太平洋 温帯の岩礁域
ダイビングしない人にこの写真を見せると 『へぇ〜、
伊豆にこんなカラフルな魚いるの?』と驚きます。
サクラダイは伊豆を代表するハナダイの仲間で、特に
オスは美しいので大好きです。
撮影地:大瀬崎・先端
水深25m
西部太平洋 サンゴ礁域 温帯の岩礁域
スジハナダイはくっきりと赤いラインが特長です。
サクラダイより深場に見られます。この写真は
珍しい婚姻色バージョン。恋の季節になると、更に
美しくメイクアップします。
撮影地:大瀬崎・柵下
水深30m
← さてさて、こちらが婚姻色の出る前のメス。上の写真との
違いが判りますか?ハナダイの仲間は生まれた時は皆な
メス。群の中で優勢な個体がオスに性転換していきます。
撮影地:大瀬崎・柵下
水深28m
このハナダイも美しさでは引けをとりません。少し
深場に生息しています。ヒレの色はとても伊豆の
魚とは思えない程キレイなのです。この仲間は
素早っこいので撮影は難しいのです。
撮影地:大瀬崎・先端
水深37m
普段は浮遊しているけど、危険を感じると あっと
いう間にダテハゼ&テッポウエビが共生している
巣穴に入り込む臆病者です。そのスピードたるや
なかなかのものです。
撮影地:大瀬崎・一本松跡
水深18m
ボロは着てても心は錦ぃ〜、はい 伊豆にいる魚の
普通種です。地味な魚で、あまり目立っていないと
言うのが正直なところ・・・ でも見て下さい。薄い
水色のラインがとてもキレイなんです。 キレイには
見えませんか?
撮影地:大瀬崎・湾内
水深10m
珍しいと言えば珍しい魚です。南国にはカニに擬態
するハゼ、カニハゼという魚がいるのですが、何処と
なくこのササハゼは似ています。砂泥底に住んでいる
為か、しりビレの黄色が良く目立ってキレイです。
撮影地:大瀬崎・湾内
水深20m
体長は3〜4センチの小さなハゼ。体は透けていて
見れば納得するガラスハゼの名前の由来。よくウミ
カラマツ類のムチヤギに生息しているのを見ます。
殆どペアでいる仲の良い?ハゼです。
撮影地:大瀬崎・一本松
水深15m
たまにスーパーマーケットでも売られていて食通には
旨い魚として有名。でも食べるだけじゃもったいない位
胸ビレは輝いて美しい魚です。胸ビレの下部が発達して
指のようになって海底を歩いています。個人的にはビラ
星人(ウルトラセブン)のモデルと考えています
撮影地:大瀬崎・湾内
水深15m
ヨウジウオの仲間はどれも、とてもおもしろい体型で
ユニーク。このノコギリヨウジは細長い体がおもしろい
ばかりでなく、尾ビレが扇子(センス)の様にパッと
開いて奇麗です。写真はメス。良く見ると腹下部に
育児嚢(のう)と呼ばれる卵を抱える部分が見えます。
撮影地:大瀬崎・湾内
水深18m