Gonzui Graphic Japan (G.G.J)     −ごんずい写真館 −
日本海で見られる生物

ごんずいにとって日本海は未だ未だ未知のエリアですが敦賀で見た生物の写真です。


キヌバリ(日本海型)  <日本海型キヌバリは1本縞が多い!!>

   ゼ科     学名:Pterogobius elapoides
 
  北海道〜九州、朝鮮半島の藻場、岩礁域

   このキヌバリというハゼ、おもしろい事に日本海側に
   いるものと太平洋側にいるもので 体の横縞模様の
   本数が違うのです。日本海型キヌバリは7本の縞が
   あります。両者をかけ合わせたら・・・?興味津々
   ですネ。

  撮影地敦賀半島色浜  水深3m
 
 



ハオコゼ  <アップで見ると結構グロい>

   ハオコゼ科     学名: Hypodytes rubripinnis

   南日本〜朝鮮半島

    日本海には本当にハオコゼが多くちょっとビックリ。
    背中にはトゲがあり毒があります。でも丁度手の
    ひらに乗るお手ごろサイズなのでついつい乗せて
    しまいます。アップで見ると結構グロテスク・・・

    撮影地:敦賀半島色浜  水深3m
 
 

 



 アナハゼ  <ぼぉ〜としている海の脇役>

   カジカ科     学名: Pseudoblennius percoides
 
   南日本の岩礁域

   ハゼの名前が付いていますがカジカの仲間。特に
   可愛いわけでもなく、存在感をアピールするモノも
   ない海の脇役といったところ。こうやってぼぉ〜と
   しています。何考えているのか一度聞いてみたい。
 
    撮影地:敦賀半島色浜  水深5m
 
 

 



ヨウジウオ   <写真に撮るのは構図が難しい>

   ヨウジウオ科     学名: Syngnatus schlegli
 
   インド−西太平洋

   爪楊枝(つまようじ)の様に細長ぁ〜い魚です。なので
   全身を写真に納めようとすると顔の表情が撮れません。
   本当に写真構図の難しい魚です。こうやって顔だけ
   アップにすると今度はヨウジウオを知らない人には判ら
   ないし・・・

    撮影地:敦賀半島色浜  水深3m
 
 
 



フレリトゲアメフラシ  <只今交尾中! 模様が奇麗>

   アメフラシ科     学名: Bursatella leacbii leacbii 

    相模湾以南 九州まで

    やってるぅ? やってる・やってる!という訳で只今
    卵を産んでいます。ラーメンみたいなのがその卵。
    海そうめんと呼ばれます。”フレリトゲアメフラシ”は
    コバルトブルーの斑点がとても奇麗です。

    撮影地:敦賀半島色浜  水深2m
 
 
 

 
 

  ← これが斑点の拡大写真

      確かに気味の悪い生物なのですが
      このコバルトブルー斑点だけは妙に
      美しいのです。
 
 

 



ミドリイソギンキャク  <もえぎ色の疣が特長>

   ウメボシイソギンチャク科   学名: Antbopleura
                                                      fuscoviridis

    北海道南西部〜九州

    イソギンチャクにも無数の種類があって、それぞれに
    特長があるのですが、このミドリイソギンチャクは体壁
    (写真下部)に疣(いぼ)があって色はもえぎ色。えっ?
    もえぎ色・・・? 久しく聞いた日本語です・・・

    撮影地:敦賀半島色浜  水深2m