OpenGL/OpenGL ES 拡張
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OpenGL は、ベンダーごとに独自の機能を追加することができるようになっています。
拡張機能のいくつかが正式に採用されたものが新しい
OpenGL のバージョンになります。
- OpenGL/OpenGL ES 拡張の内容は次のサイトで確認することができます。
- OpenGL Extension Registry /
(旧) OpenGL Extension Registry
- Khronos OpenGL ES API Registry
- Khronos EGL API Registry
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- GLX
- glX*() 関数郡の拡張。X Window System 上で動作する OpenGL 専用です。
- WGL
- wgl*() 関数郡の拡張。Windows の OpenGL 専用です。
- OpenGL 拡張はベンダーを示す接頭語が付きます。主なものを以下にしめします。
- ARB
- OpenGL ARBにより仕様がまとめられた拡張
- SGIS
- SGI のプラットフォームの一部で使用可能な拡張
- SGIX
- SGI のプラットフォームの一部で利用可能な拡張で、研究段階の試用目的のもの。将来のリリースでは変更の可能性があります。
- OpenGL ES 拡張は接頭語に OES が付きます。
- OpenGL のバージョンによっては、いくつかの OpenGL 拡張を標準で利用できます。
詳しくは OpenGL のバージョンをご覧ください。
- 同じベンダーのグラフィックスカードであっても、そのベンダーの全ての OpenGL 拡張が利用できるわけではありません。
グラフィックスカードやドライバのバージョンによりサポートしている OpenGL 拡張が異なります。
- ARB, EXT 以外の OpenGL 拡張であっても、グラフィックスカードのベンダー以外の OpenGL 拡張をサポートしている場合があります。
Windows 用 SDK
- OpenGL SDK
- OpenGL SDK には、拡張ヘッダーファイルの glext.h, glxext.h, wglext.h が含まれています。
- 拡張ヘッダーファイルが、すべてのGL、GLXおよびWGL拡張のためにインターフェースを定義しています。
- RADEON SDK
- ATI RADEON シリーズの拡張機能を利用するのに便利な SDK です。
- extSetipSrc.zip
の glATI.h, wglATI.h は、ATI の拡張機能を含む各種拡張機能の関数プロトタイプ宣言、定数の定義などが含まれます。