ファイル名を指定して実行


 

はじめに

Windows 9x/NTでは、DOS窓を開かなくでもコマンドを実行できます。またヒストリー機能を有しています。また実行ファイルでないものは、startコマンド付きで実行します。

ファイル名を指定して実行

「ファイル名を指定して実行」のメニューから実行できるファイルは、実行ファイルを含め全てのファイルです。拡張子".TXT"等でも実行できます。
ここで指定するファイルは、環境変数PATHで定義されているディレクトリに格納されていれば、ファイル名だけで実行できます。逆に環境変数PATHで定義されているディレクトリに存在しなければ、フルパス指定でないとエラー「ファイルが見つかりません。」とになり実行できません。(コマンドラインでコマンド実行するのと同じイメージです。)

PATH環境変数

コマンドを実行するときに、OSが実行しようとするファイルの格納場所を検索するディレクトリを定義した環境変数です。
詳しい説明は、MS−DOSのページを参照して下さい。

startコマンド

startコマンドは、MS−DOSには存在しなかったコマンドで、Windows9xで追加されたコマンドです。コマンドの機能を簡単に説明すると、マウスでダブルクリックしたのと同じ動作させるコマンドです。
ファイル名を指定して実行の欄に、実行ファイル以外のファイルを指定した場合は、このstartコマンドを先頭に付与し実行されます。
また、このstartコマンドは、もちろんDOS窓で使用できます。

(例)拡張子".TXT"にメモ帳が関連付けられている場合
ファイル名を指定して実行メニューで、"C:\README.TXT"を指定した場合、"C:\README.TXT"をファイルを読み込んだメモ帳が実行されます。

 

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Last Updated: 2002/01/19