ショートカット
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はじめにWindows 9x/NTは、UNIXの、aliasや シンボリックリンクみたいな機能としてショートカットファイルを作成することができるようになりました。 ショートカットファイルとはショートカットファイルとは、拡張子に".LNK"、".PIF"をもつ1つのファイルです。このファイルは、オリジナルのファイルの格納ディレクトリなどの情報をもっており、オリジナルとは別のファイルであるがショートカットを実行するとその延長でオリジナルを実行する機能を有している。(OSがそうさせているだけですけどね。) 通常コマンドライン(DOS環境)では、拡張子".COM",".EXE", ".BAT"(NTでは、".CMD"もあります)以外は実行ファイルとして認識されませんが、WINDOWS上で使用する場合には、その他に、".SCR", ".LNK", ".PIF"も実行ファイルとして認識します。つまり、ショートカットファイルは実行ファイルの1つなのです。 ショートカットの有効利用ショートカットファイルが実行ファイルの1つだということが判っていただけたと思います。ここでこの特性をよく考えてみて下さい。 ショートカットファイルは・・・
この特性を利用すると、環境変数PATHに設定しているディレクトリにショートカットファイルを置けば、どのディレクトリからでもショートカットファイルを実行することが可能であり、自分がわかりやすい名前に変更するの自由だ。ということです。 C:\>start ショートカットファイル名 startコマンドをショートカットファイル名の前につけるのを忘れないで下さい。面倒であれば、alias等を利用して別名定義してもいいでしょう(私は、別名定義しています)。ただし、Windows NTでは、startは必要有りません。 私が作成しているショートカットファイル環境変数PATHに、"C:\WIN32\CMD"ディレクトリを定義し以下のショートカットファイルを作成しています。
上記のショートカットを作成しているため、メニュー「ファイル名を指定して実行」に”WD"と入力すると、Microsoft Word97、”WD95"と入力すると、Microsoft Word95 が起動します。マウス操作より早く確実に起動できます。(アイコンの選択ミスなど発生しません)
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