午前中は雪も降など、めまぐるしく天気が変わったが、S耐のスタート時には
ようやく晴れ間が見えてきた。100周のレースは80周に短縮され14時にレース
スタート。トップは予選トップのMKｱﾄﾞﾊﾞﾝｴﾝﾄﾞﾚｽﾎﾟﾙｼｪ。まずは木下みつひろ
がステアリングを握る。
その後はADVAN DGｾﾞﾅﾄﾞﾘﾝGT3
そして3番手はFALKENｽﾎﾟﾙｼｪ。ところでFALKENﾎﾟﾙｼｪ（竹内浩典）は
排気系のトラブルが発生、2クラスのｱﾄﾞﾊﾞﾝﾃｰｼﾞ FromA MR （中谷明彦）
に追い回されながらの周回を重ねた。
Group N+。トップはお馴染みMAZIORA Kosei ALTEZZAだが、SPIRIT
Kosei ALTEZZAが僅差で後を追う。
そして23周の最終コーナーでなんとｱﾄﾞﾊﾞﾝﾃｰｼﾞ FromA MR はFALKEN
ﾎﾟﾙｼｪをオーバーテイク。これでなんと総合3位！
しばらくは大きな順位の変動もなくレースは中盤戦に。
34周まずはエンドレスアドバンTMCランサーがピットイン。
そしてレースの丁度折り返し点の40周、MKｱﾄﾞﾊﾞﾝｴﾝﾄﾞﾚｽﾎﾟﾙｼｪがピットイン。
青木孝行に交代してピットアウト。トップでコースに戻った。
同じくGroup N+、トップのMAZIORA Kosei ALTEZZAもピットイン。
4１周目ｱﾄﾞﾊﾞﾝﾃｰｼﾞ FromA MRもピットイン。木下 隆之にドライバー交代
した。
42周目にはクラス 3トップのﾓﾊﾞｲﾙｷｬｽﾄｱﾄﾞﾊﾞﾝ Zがピットイン。こちらは
井出 有冶から星野 一樹へドライバー交代した。
各カテゴリーのトップグループのピットインも終った頃、なんとRSオガワ
ランサーのタイヤがバースト！タイヤから白煙を吐きながらピットへと向
かった。
さて50周を過ぎた頃から4位走行のFALKENﾎﾟﾙｼｪ（田中哲也）の背後に
ｸﾞｰｽﾈｯｸ・ｱﾄﾞﾊﾞﾝﾎﾟﾙｼｪ（佐藤 晋也）が背後迫る。何度もオーバーテイクを
試みる佐藤 晋也だが、さすがベテランの田中哲也。巧みなライン取りで
佐藤 晋也を阻む。
しかし排気系のトラブルのハンディはいかんともし難く、とうとう65周。
オーバーテイクされる。
総合4位、クラス3位に立ったｸﾞｰｽﾈｯｸ・ｱﾄﾞﾊﾞﾝﾎﾟﾙｼｪ。佐藤はそのまま
走りきり、嬉しい表彰台となった。地元仙台の表彰台はまさしく故郷に
錦を飾る事となった。
総合トップのMKｱﾄﾞﾊﾞﾝｴﾝﾄﾞﾚｽﾎﾟﾙｼｪはそのままトップをキープ。
クラス 3トップのﾓﾊﾞｲﾙｷｬｽﾄｱﾄﾞﾊﾞﾝ Zはそのままクラストップでチャッカー
を受けた。
そして80周目。MKｱﾄﾞﾊﾞﾝｴﾝﾄﾞﾚｽﾎﾟﾙｼｪがトップを譲ることなくチャッカーを
受けた。これで開幕戦の雪辱を晴らす事となった。