飼い猫つんつん
2003年1月〜2003年6月

<2003年1月>

2003年が始まりました。
現飼い主は、誕生日だ誕生日だとか言って騒いでいるけど、ボクニは関係ないね。今年は、さらに楽しい年にしたいです。
ま、それよりも何よりも健康でいたいね。

2003年も、一緒に遊んで下さいね。
みなさん新年のメッセージありがとうございます。うちの飼い主は、新物食いのくせに、古い物がやたらと好きで、レコードやカメラなどは骨董品に類する物ばっかり使ってる。
レコードはLPで、すぐ終わってしまうのに、聞いている。
アンプなんかも、もうかなり古いけどパソコンとつないで聞いている。
ま、それで楽しいならいいとしないとね。
そのくせ、MDなんかは最新のを買ってパソコンから音楽を取り込んでる。
支離滅裂人間には違いない。
ボクはこうしてプレヤーの上から、パソコンをたたくのを眺めている。

このごろ現飼い主は忙しくて、僕を外に連れ出してくれない。少し欲求不満。
しかたなくボクは、このカップボードの上でいろいろ考えている。
ここはストーブのぬくもりが上がってきて暖かい。つい大きなあくびをしてしまった。
あずきさんから、虫歯にならないようにメンテしなさいと忠告を受けた。
カリカリご飯ばかりの時はあまりなかったけど、缶詰を少し食べるようになってからかな?
今度お医者で健康診断してもらおう。
現飼い主の、歯が悪くて悪戦苦闘してる姿を見てると、何とかしなければと思うね。
みなさん今年は健康に注意しましょうね。

   

<2003年2月>

もう2月。
あっという間やね。この前ボクは事件を起こしてしまった。
ボクは欲求不満がたまったので、玄関の扉が開いた瞬間に外に飛び出した。
現飼い主は、ボクをつれもどそうと追いかけてきた。
ボクはそんなのに捕まらないけど、ちょうど庭にヒヨドリが来たので、それを追いかけようと戻ったところ、しっぽを掴まれた。
ボクは楽しい遊びを途中で止められ、しっぽを引っ張られて腹が立ち、あちこちひっかいてやった。
現飼い主のダメージは意外に大きかったらしく、血がいっぱい出ていた。
そして串本から帰ってきた時は、指から手の甲が腫れ上がっていた。
指が曲がらなくて、バイクへ乗れないと言っていた。ボクの遊びの邪魔をした罰やね。

わざわざ、こんなのを書いてね。
はじめは「医者要らず(アロエ)」を貼ってたけどやっぱりダメだったみたい。ざまあ見ろやね。
でも残念なことにそれ以来なかなか外に出してもらえなくなった。


串本のラブちゃん「クーマ」くん

(少しはボクのことを聞きなさいよ)

<2003年3月> 
 やっと暖かくなってきたね。花の3月。
桃の花のつぼみがふくらんできた。
暖かくなるのはうれしいけれど、ボクは事件以来外にほとんど出してもらえない。
現飼い主は、オフになると雨が降るので欲求不満がたまっている。
ま、仕方ないね。
相手はお天道さんやものね。

ところで、現飼い主は以前から言っていたアナログ回帰をやり出して、写真も白黒ばかりを焼いている。
でも白黒というのはいいね。
元々ボクは白黒やから、どっちでもいい。
少し残念なのは、自慢のピンクの鼻の色がわからないということだけ。
それと、庭に来る鳥を撮り出した。
大きなレンズを三脚につけて、待っている。でもボクがその下に行くと鳥は逃げてしまう。ざまーみろやね。
現飼い主は最近友達から、5.1チャンネルのサラウンドシステムをもらった。
それで、ビデオを聞いていたけど、物足りなくなったのかとうとうDVDデッキを買ってきた。
ボクも時々、猫の声などがリアルなので、ふっと聞き入ってしまう。
音が、前後左右に移る感覚というのは、臨場感があっていいね。
でも音を聞くのに光ファイバーで聞くようになったってすごいね。


(うーん、いい音やね)

(あー春が近いね。ぼやーっとする)

(春なのにボクは家の中。少し寂しい)

<2003年4月>

桜の4月。春ですね。一斉に桜が咲き出し、もう満開に近いところもあります。これからいい季節ですね。
またわくわくの季節となります。
てんてんも、えさをねだるようになってきました。また一回り大きくなってしまい、水槽を大きくしなければなりません。

現飼い主は、今年こそいい桜をと意気込んでいたけど、仕事が忙しくて空振りばかり。
それと今年は何故か3月4月と休みに雨が多いね。

 
(狭いところが好きなんです)

(しばし考え中) 

<2003年5月>

 新緑の5月。風薫る季節やね。
もう暑い感じです。
依然雨が多くて困ってしまうけど、自然は間違いなく季節を移してる。
庭のシマヘビ君も生け垣の間をにょろにょろしてる。ボクと同い年らしい。最初現れた時はちっちゃかったそうで、それがもう今年はかなり大きくなっている。
現飼い主は、子供の時からは虫類が好きで、特に彼らのつぶらな瞳が好きらしい。
表情が変わらないので、クールでいいという。
ボクにであったら、いい遊び相手になるんだけどね。姿を見るとすぐにどこかに行ってしまう。
おっちゃんちにシマヘビ君を送ったら、トカゲ君を送ってくれました。
てんてんは大きくなったので、衣装ケースの古いのに入れられた。

 
(すこーし眠い)

(あれ?何かな?) 

<2003年6月>

 鬱陶しい毎日が続いている。降りそうで降らないね。
蒸し暑い。
こんな時は、涼しいタイルの上で寝るのに限るね。
でも自然とはうまいことできてるもので、こんな鬱陶しいときに限って、山野には綺麗な花が咲くんやね。
我が家の庭もたくさんの花が咲いている。
同い年のドジェイフォスターも、6月になってから急に元気に動くようになっている。
てんてんが、家の中からベランダに移されたので少し注目度が薄くなってる感じやね。

実はこの頃、ボクを慕って来るバットマンニャンコがいる。
以前のバットマン猫は、ボクを目の敵にして挑んできたけど、ボクも大きくなって経験を積んだので、何となく子分にして欲しいなんて言ってる感じがする。
逆に、下の写真の薄虎ニャンコは、少し挑発的。
メンチの切り合いをしている。
彼らの動きに合わせて、部屋の中をあちこちするんだけど、シャッターが邪魔で下の写真のようにのぞいてしまう。
はじめは元に戻っていたんだけれど、終いには戻らなくなり、今は中央がだらしなく垂れ下がっている。


(猫生を考える。このままでいいのだろうか)

(シマドジョウのドジェイフォスター)

(食い物はあるしね。飼い主はアホやけど)
 
 

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