プロローグ/それはこんなメールから始まった。

1998.5.2 なりゆきくんへ

連休いかがお過ごしでしょうか。小生、ちょっとホームページづくりに手を出して、こんなのをつくりつつあります。夜毎、1時過ぎまでMacに向かっているので、睡眠不足気味ですが、妙におもしろがってやっております。気が向いた折にはちょっとみてやっておくんなさんせ!ではまた。 shu


1998.5.6 しゅうちゃんへ

ひまと言えばひまだけど、なかなかすごいホームページだね。どのくらい作成するのにかかった?ゴルフ悩んでいるみたいだけど、どんな症状が出るのかメールで送ってくれれば簡単な診断はしてあげますよ。特別に無料で!

これでもカナダのゴルフ雑誌にレッスンを書いている。主に精神面で!ゴルフは不連続のスポーツなので精神的なものが、左右します。それと計算することです。計算とは覚悟です。それとプレーとプレーの間を大事にすることです。気分転換をどれくらいできるかもスコアにかなり影響します。ちょっとしたことがスコアにつながることをわすれないでください。

ある意味では野球のピッチャーと似ています。自分が先発したと思ってください。ハーフを9回と考えてください。完投するには1点や2点できれていては完投できません。何点でここを押えるのかを冷静に考えることができるかが、完投できるかどうかにかかっています。ゴルフもいっしょです。一回や二回、林に入れたからといってゲームを壊すことはありません。自分も目標数字があるならばそれに集中すべきです。目標はプロでもアマチュアでも目標は目標です。それに集中することが目標に到達できるか、できないかにかかっています。

なんてね。こんなことをかいている訳。わかったようなわからないような話だけど。信じるものは救われるということ。 それでは。問診をしますので、メールをください。

1998.5.7 なりゆきくんへ

早速のチェックありがとう!ホームページ大筋の構成が頭に浮かんでぼつぼつ作り出して、大体約3週間だね。ピークは4月20日から29日。とくに22日から23日にかけて夜中3時までいろいろやってしまい、受験生でもないのにと反省あるのみ。タイトルを作り直したり、差し替えたり、つくっては壊し、ついハマってしまったのでした。かみさんには当然のことながら呆れ果てられ散々!でも彼女は朝、起きだすなり、小生が夜中までかかって作ったページに、結構面白がって、アクセスしています。

さて、ゴルフ欄はうじうじとした内容ではなく、誰がみても前向きで参考になるページにしましょう。[めざせ安定90!電脳ネット、しゅうちゃんのゴルフレッスン]どう?このテーマ。講師はスポーツメンタルアドバイザーなりゆきくん、悩みに答える往復書簡スタイルで構成していこう!協力乞う!

早速、9日(土曜日)に真岡市のもうかパブリック鬼怒川公園ゴルフ場に行く予定がありますので、このラウンドレポートをホームページに載っけます。それを診断してみて下さい。ところで、けさも朝練(朝6時−7時、打ち放題1000円)に行って来たのだ。当たりはまずまず。なぜこれが本番でいかされないのか? そんなとこらからレッスンお願いします。ではshu。

1998.5.8 しゅうちゃんへ

さっそくの診断です。練習でうまく出来て、本番で出来ないということはだれでもあります。プロでももちろんあります。ちなみに私が練習で打っていれば回りに人が集まるくらいです。ちょっとおおげさですが・・・・。でもラウンドでは80前後です。それはいいですが。診断ですが、どんな風な良い球なのか、わからないけれど、なぜ良い球を打てたのかをよく考えた方がいいと思います。怖いのは、なんだかわからないけれど調子が良い時です。原因がわからないと、次がわからない。今なぜ良い球を打てたのかをちゃんと考えることです。それが大事です。

それともう一つ、練習場ではマットがあります。多少ダフっても飛びます。しかし、芝の上ではそうはいきません。ダフったショットでは、想定した距離より落ちます。練習場のしゅうちゃんの球を見てみなければわかりませんが、その可能性もあります。

さらに110前後の人によくありがちなのが、足が動いていることです。インパクトの瞬間に足が動いてはいい球が打てません。でも練習でいい球を打っていると話しているので、その可能性は低いです。

グリップはどうでしょうか。バックスイングの時、インパクト、フィニッシュ、最後まできちんと握っているでしょうか?ダフってもフェースに乗っけて持っていけるくらい握っていますか。これは基本ですが、いい球を打ち、ちょっと経つと意外と忘れがちなことです。私もすぐに忘れます。

さて、精神的な点も指摘しておきましょう。

ゴルフは失敗のスポーツです。18ホールすべてうまくいく訳はありません。問題はどんな失敗をするかです。私の場合はハンデが10から8くらいなので、なんとしてもダボは避けようとします。なんとしてもボギーが必要です。ボギーで逃げてパーのチャンスを待ちます。パーチャンスが9ホール中に4つあれば、41です。5つあれば40です。そうやって数えていきます。とにかくチャンスを待ちます。そこはがまんしかありません。

しゅうちゃんの場合、トリプルをなんとか避けるべきでしょう。ダボを辛抱強く取り続ければ、54です。ボギーのチャンスが4つあれば、50です。5つあれば、49です。もちろんパーもあるでしょう。しゅうちゃんにとってパーというのはイーグルです。しかし、考え方は一つのパーがあれば、一回トリプルをたたいてもいいということになります。そういう風に考えてください。リラックス出来ると思います。すぐに結果を求めずにそうやって始めてください。計算の癖が身に付くとだんだんとスコアはよくなってくるなずです。私たちは、仲間でやる時はスコアはつけません。すべて覚えています。これも計算が身につく方法です。

最後に、振り抜いてください。手だけとか、体だけとかではいい球は打てません。振り抜くことですべてのバランスがとれます。練習の時の必ずきちんとフィニッシュまでもっていってください。 きょうの診断はこれで終わりです。がんばってみてください。

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