はじまり（97/9）
-
農薬づけじゃない、自然な野菜を食べてみたい，育ててみたいという思いから，トマトの有機
栽培に挑戦中です。これが第一歩になって，Ｅ−ＮＥＴの趣旨に沿う何かができればとっても
ＨＡＰＰＹです。
９７年夏のトマト
なぜトマトか？それは昔祖母の家の畑で食べた完熟トマトの味が忘れられなかったから。そし
て周りの人たちのトマトに関する関心がすっごく高いと解ったからです。トマトは野菜の代表で
Ｅ−ＮＥＴのシンボルです。
現在までの経緯
〜1994年：花や野菜を育てるなんて夢にも思わなかった生活でした。(^^;)
1995年：子供が学校で育てたミニトマトを感心して眺めていました。(^^)
1996年：会社の花壇でひまわりを育てる。大きく育ってビックリ。（‘o’）
家ではイチゴの苗を買ってプランター栽培に挑戦開始。
1997年：会社の花壇と家のプランターでトマトを栽培。堆肥作りもスタート。
イチゴは株が増え、ひまわりもいっぱい咲きました。(^_^)
1998年：さらにトマトづくりのレベルアップを計画中。いよいよ昔の味に挑戦。
目次にかえる
トマトのプランター栽培（97/9）
（９７／９／１２）今年のトマトもまだ実がなりつづけていますが、さらに来年の作付け
に向けて準備中です。これからこのホームページでその様子を紹介し
ていきたいと思います。
ミニトマトの種取り
9/14/97ミニトマト（もう終わり）
9/14/97種を出した後の実
9/14/97種のぬめりを取る
9/14/97来年を待つ種
この木は「連珠」という種類でした。一代交配種なので来年は同じ木はできません。
来年どんなトマトになるのか楽しみです。
目次にかえる
堆肥・ぼかし肥つくり（97/10）
有機栽培の基本は「土づくり＝育土」です。良質な有機質肥料を与え，土に養分を持
たせると共に物理性も改善（団粒化）します。有機肥料の中心は堆肥とぼかし肥です。
その働きにより根圏微生物の活動が活発化し,肥料成分の吸収が円滑化され、病害虫の
発生も防がれます。
堆肥とは
堆肥は有機物（木や草の葉，台所ゴミなど）を微生物を使って分解させて作ります。
堆肥の中には，肥料の３要素である「窒素」「リン酸」「カリ」が豊富に含まれます。
また微量要素とよばれる「マグネシウム」などの成分も含まれており，植物と土にやさ
しい肥料です。
堆肥の作り方
有機物の分解には「発酵」と「腐敗」があります。「腐敗」はいやなにおいや植物に
有害なガスを発生します。堆肥づくりには「発酵」による分解が適しています。「発酵」
には微生物の働きが必要です。微生物には酸素が好きな「好気性菌」ときらいな「嫌気
性菌」があります。どちらの菌でも分解が可能ですが、「好気性菌」は高温でよく活動し
分解が早い，「嫌気性菌」は低温でも活動できるが分解が遅いという特徴があります。
分解しにくい「木や草の葉」には「好気性菌」，腐敗しやすい「台所ゴミ」には「嫌気性菌」
を利用した方法が適しています。
11/15/97
好気性菌による堆肥
原料：庭木の葉っぱ
11/15/97
嫌気性菌による堆肥
ＥＭ菌で台所ゴミをリサイクル
目次にかえる
９７シーズン最後のトマト（97/12）
１９９７年度のトマトもこれが最後です。あまり大きくなりませんでしたが、とっても
甘いトマトでした。木の方も葉っぱが枯れ上がり，もう限界です。来年の作付けに向けて
土をリフレッシュします。
12/7/97
12/7/97