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98シーズン用の種(98/1)


 いよいよ1998年シーズンの始まりです。まず今年育てるトマトの種を購入しました。
1997年シーズンのトマトからとった種も播いてみますがどうなるかわかりません。(^^)
そこで,種苗会社からカタログを取り寄せ、熟考の結果 下の種を購入しました。    
  大型トマト:タキイ種苗「大型福寿」。昔おばあちゃんの畑になっていたトマトです。 
         タキイ種苗で今有名なのは「桃太郎」。これは前の前の世代のトマトです。
  ミニトマト:タキイ種苗「プチ」。無支柱型でミニプランターに最適な種類。       
  ミニトマト:トキタ種苗「サンチェリーエキストラ」。支柱型だけど栽培適期が長く,促成
         と抑制栽培が容易。アンケートに答えてタダでもらいました。(^^)    

 1/18/98
大型福寿

 1/18/98
プチ

 1/18/98
サンチェリーエキストラ

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カブト虫の幼虫の育て方(98/1)


 去年の夏に生まれたカブト虫の幼虫(生まれたときは卵でした)を
飼っています。もうすぐサナギになって,夏には親になってくれるで
しょう。カブト虫のマットは堆肥の材料になるので,育て方を書いて
おきます。夏に卵が生まれてから次の夏までの育て方です。    

1. 7月〜8月
 同じ飼育ケースにオスとメスを入れておくと,卵を生みます。卵は
直径が3mm位で白いような色をしています。数日すると卵はかえっ
て、幼虫が出てきます。卵や幼虫は見つけたら親とは別の飼育ケース
に移します。ケースに移してからは2項の様に育てます。       

2. 8月〜10月
少し大きめのプラケースに入れて幼虫フード・昆虫マットを入れる。
クヌギや小楢の朽ち木もエサになります。水に2〜3時間浸してから
いれます。                                
 ※昆虫ウォータでしっかり保水する。
マットはマットの上のフンが目立ってきたら取り替える。古いマット
は堆肥の材料になります。燃えるゴミに出してもいいです。ケースは
直射日光があたらないところに置きます。               

3. 11月〜翌年2月頃
あまり餌を食べない。乾燥させないように注意する。霧吹き等で保水
するか,昆虫ウォーターで保水する。霧吹きの水は水道水を汲み置き
して,塩素分をとばした水にする。この頃にはペットショップの店頭
からカブトムシのエサ類は姿を消しているので,昆虫ウォーターやマ
ットは早いうちに買いだめしておく。                    
摂氏15℃以下になると冬眠するそうです。凍らさないようにするた
め、家の中においてやるのがいいです。直射日光にもあてないように

4. 3月〜4月
冬眠から目覚め活動再開です。マットはシットリした状態に保湿します。
さらに大きく育てるのはこの時期なので頻繁に新しいマットと交換し
エサの補給をしてやります。朽ち木もエサですので,水に2〜3時間
くらい浸してからマットに埋めます。急激な温度の変化は良くないの
で,直射日光にはあてない様にします。                  
4月末には幼虫をケースから出して,マットを全部取り替えます。(サナ
ギの準備)                                   

5. 5月〜7月
マットの上にフンがたまってきたら、フンの部分だけ取り出し、その
分だけ上からマットを足します。                    
気温が25℃以上になったらサナギになるための土マユを作ります。
土マユはこわすとうまく成虫になれないので、ケースに衝撃を与えな
いように注意します。ここがガマンのしどころです。何の変化もない
ので土をほじくって見たくなるのですが、それで失敗する人が多数あ
ります。6月の初旬から7月の中旬にかけて成虫になり、自力でマッ
トの上に出てきます。成虫になったら昆虫ゼリーを与えます。   

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シイタケ(98/2)


 カブトムシの幼虫のエサ用の朽ち木にシイタケが生えました。(^^)
この朽ち木はペットショップで買ったものです。どうもシイタケ栽培
の古くなったほた木をカブトムシのエサ用に短く切って売っていた様
です。カブトムシにやろうと水に浸して,おいておいたらシイタケが
でてきました。トマトがお休みの間のちょっとした出来事でした。  

 2/1/98
シイタケが生えた朽ち木

 2/1/98
椎茸

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播種 サンチェリー(98/2)


 今年第1弾の育苗です。露地での早生栽培が可能なサンチェリーエ
キストラの種を播きました。まだ気温が低いので,発芽させるのに苦
労しました。この時期では屋外の温室(無加温)では夜温が零度以下
になるので,暖房する部屋の中で発芽を待ちました。りっぱな苗に育
ってくれるよう祈る様な気分です。                     

 1/31/98
種をまいた育苗トレー

 1/31/98
台所の食器棚の上で発芽を待つ

 2/7/98
発芽したトマト(サンチェリーE)

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播種 大型福寿・プチ(98/3/7)


 今年第2弾の育苗です。大型福寿とプチの種を播きました。大型福
寿は88個、プチは152個の種を播きました。だいぶん暖かくなった
ので暖房のない部屋の中で発芽を待っています。第1弾の苗のサン
チェリーエキストラの苗は順調に成育中ですが,新しい育苗トレーに
場所を譲って外の温室に引っ越しました。3月に入り夜温は高くなっ
て来ていますが,少しきびしい環境です。                

 3/7/98
育苗第2弾(大型福寿,プチの播種)

 3/7/98
生育中の苗(サンチェリーエキストラ)

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移植 サンチェリー(98/3/15)


 第1弾の播種のサンチェリーエキストラが移植の時期を迎えました。
第2弾播種のトマトはまだ発芽しません。周囲の温度が低い様です。 
サンチェリーエキストラの移植は3/14に行いました。育苗トレーか
ら10.5cmビニールポットへの移植です。移植適期の目安は本葉が
2枚揃った時です。播種から58日めです。生育に時間がかかっていま
すが,やはり気温が低いためでしょう。外の小型ビニールハウスで育て
ていますが、ヒーターでの加温はやってません。昼の温度と夜の温度の
差が大きいのでまだまだ苗には厳しい環境です。ポットの土には少し有
機肥料を与えています。水やりのかげんで生育のコントロールをしよう
としています。軟弱徒長にならない様に気をつけています。       

 3/14/98
サンチェリーエキストラの移植

 3/14/98
移植適期の目安(本葉2枚)

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移植 大型福寿・プチ(98/4/19)


 第2弾の播種の大型福寿とプチが移植の時期を迎えました。外気温が
高くなっているので,既に小型ビニールハウスから出して露地で育苗中で
す。各苗で生育にばらつきがあり、適期を迎えたものからポッドに移しまし
た。トレーに残った苗も成育中です。現在の生育状況からすると定植は少
し遅め,5月の中旬の予定です。それに備える為にプランターの土の準備
もしました。                                     
 第1弾の播種のサンチェリーエキストラの苗はすくすくと育っています。
もうすぐ定植です。双葉(発芽して最初の葉)もしっかり,茎もがっちりして
います。こちらも定植用のプランターを準備しています。プランターは定植
の半月から一月前には準備して,土と肥料をなじませておきます。    

 4/19/98
大型福寿とプチの移植
奥がトレー,手前がポッド

 4/19/98
もうすぐ定植のサンチェリー

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