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久喜の天王様について


「天王様」=提燈祭り

 久喜の提燈祭りは、「久喜の天王様」として知られ、旧久喜町の総鎮守である八雲神社の
 祭礼で、200年以上の歴史を誇ります。

 「久喜の天王様」はかつては牛頭天王(ゴズテンノウ)を祀る天王社と呼ばれていましたが、
 明治の神仏分離により素戔嗚尊(スサノオノミコト)を祭神とする、八雲神社として生まれ
 変わりました。
 このため、久喜の提燈祭りは「天王様」の愛称で現在も呼ばれています。

  祭礼そのものは毎年7月12日から18日ですが、山車の曳き廻しが行なわれるのは初日の12日と
 最終日の18日
です。山車の曳き廻しは、旧久喜町の本壱、本二、本三、新一、新二、仲町
 6台の山車と、東一の神輿一基が参加して盛大に行なわれます。


「天王様」の由来

  祭りの由来は、天明3年(1783)浅間山大噴火によって桑をはじめとする作物が全滅し、
 これから立ち直ろうと本町の宮本家の祭礼用山車を借りて、これを町内に引き回し、豊作を
 祈願したのが始まりと伝えられています。
  浅間山の噴火が7月8日だったので、10日遅れの7月18日にこれを行なったものが、
 現在も受け継がれています。



「久喜市指定文化財第29号」

平成16年4月1日より「久喜八雲神社の山車行事(天王様・提灯祭)」として無形民俗文化財の
指定を受けています。詳細はこちら



「天王様」当日の様子

 祭りの大まかな流れを参考までにまとめてみました。こちらへどうぞ。


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