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21.虹北恭助の冒険−高校編− 22.都会のトム&ソーヤ1 23.ぼくと未来屋の夏 26.都会のトム&ソーヤ2 29.都会のトム&ソーヤ3 |
【作家歴】、怪盗道化師、バイバイスクール、オタカラウォーズ、そして五人がいなくなる、亡霊は夜歩く、消える総生島、魔女の隠れ里、踊る夜光怪人、機巧館のかぞえ唄 |
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都会のトム&ソーヤ4、ハワイ幽霊城の謎、赤い夢の迷宮(勇嶺薫)、卒業、恐竜がくれた夏休み、虹北恭助の冒険−フランス陽炎村事件−、モナミは世界を終わらせる? |
●「少年名探偵
虹北恭助の冒険−高校編−」● ★ |
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2008年04月
2003/12/28 |
“虹北商店街”シリーズ第4冊目ですが、ただしコミック。 この虹北恭助、基本的に安楽椅子型探偵ですから、漫画には本来向いていません。 虹北ミステリー商店街/幽霊ストーカー/江戸川乱歩賞と暗号/人消し城伝説(前編)/人消し城伝説(後編)/Good Night,And Have A Nice Dream |
●「都会のトム&ソーヤ1」● ★★☆ |
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2012年09月 |
“トム&ソーヤ”と来れば、誰だって思い出すのはM・トウェインの「トム・ソーヤーの冒険」でしょう。 そう、本書はその冒険に負けず劣らない、現代の少年たちによる都会を舞台にした冒険物語なのです。 主人公は、内藤内人と竜王創也という中学生2人。 OPENING/ぼくたちの砦/休憩時間:竜王創也と砦に関する一考察/おうちにつくまでが遠足です/「視聴率」命!/ENDING |
●「ぼくと未来屋の夏」● ★ |
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2010年07月 |
“かつて子どもだったあなたと少年少女のための−ミステリーランド”シリーズ(講談社)の第2回配本作品。 本書は、小学6年生である主人公・山村風太の、未来屋と知り合った風変わりな夏休みを描いた作品。 OPENING/未来屋とぼく/未来屋と神隠し/未来屋と肝だめし/未来屋と自由研究/未来屋と暗号/未来屋と大冒険/未来屋と夏の終わり/ENDING |
●「僕と先輩のマジカル・ライフ」● ★ |
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2006年12月
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「天狗と宿題、幼なじみ」でデビューした井上快人と幼馴染・川村春奈のコンビが、大学生となって再登場した一冊。 はやみねさん自らあとがきで記しているとおり、貧乏な学生生活へのノスタルジーが、本作品の特徴です。 M大学生になったからには自立した生活をとばかりに、安下宿・今川寮に入寮した快人、相変わらず彼にぴったり寄り添う春奈、M大学8年生ともいい寮仲間に恐れられる先輩・長曽我部慎太郎という3人が、本書の主要な登場人物。 OPENING/騒霊/地縛霊/河童/木霊/ENDING |
●「天狗と宿題、幼なじみ」● ☆ |
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ミステリー・アンソロジー4「殺意の時間割」(角川スニーカー文庫)に収録された一篇。 小学生6年生の井上快人と、幼馴染で霊能力者である川村春奈の2人が活躍するミステリ。 天狗山に現れる子供の霊を成仏させるため、戦前の時代に子供たちの間で起こった天狗山の事件を、快人が解明するというストーリィ。 特にどうということもない小品ですが、井上快人と川村春奈のコンビ初登場というところがミソ。 「僕と先輩のマジカル・ライフ」における大学生の2人と、雰囲気はまるで変わりません。 |
●「怪盗クイーンと魔窟王の対決」● ☆ |
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2004/12/04 |
怪盗クイーン、パートナーのジョーカー、人工知能のRDという3人組が活躍する“怪盗クイーン”シリーズ・第3作目。 強運に恵まれて富を築き、香港島沖に四龍島城砦を構えて“魔窟王”と呼ばれる王嘉楽。 はやみねさんのシリーズには、“名探偵夢水清志郎事件ノート”をはじめ幾つかありますけれど、この“クイーン”シリーズは特に子供向けのドタバタ活劇という傾向が強い。 ※アブナイ考古学者のパシフィスト、クンフー映画の主役を目指す変なイタリア人スケルツィ、四龍島の少年・小牙と、登場人物はかなり豊富で賑やか。その点でも児童向き。 |
●「都会のトム&ソーヤ2−乱!RUN!ラン!−」● ★ |
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2012年09月 2004/11/14 |
内藤内人と竜王創也、中学生2人による都会派冒険物語シリーズ第2弾。 1作目に似て2部構成+1ショートストーリィ。そしてストーリィは、前作に引き続き伝説のゲームクリエイター・栗井栄太を探しとその対決。 前半は、栗井栄太を探して深夜の竜王デパートに潜入する内人と創也。後半は、“ゲームの館”に招待された2人と栗井栄太の宝探しゲームによる対決というストーリィです。 本シリーズの面白さは、ゲームオタク的なストーリィの中で、内人がおばあちゃんに教わったというサバイバル・テクニックが披露されるところにあるのですが、この2作目ではそれが物足りない。 OPENING/鬼ごっこ Day and Night/箸休め:わたしを音楽堂へつれてって/ゲームの館/ENDING |
●「少年名探偵
虹北恭助のハイスクール・アドベンチャー」● ☆ |
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“虹北商店街”シリーズ、第4作目。 本巻で“虹北商店街”シリーズも終わりかと思ったところ、恭助がミリリットル家と知り合うフランスの古城事件が書かれるとのこと。最後となるその巻を楽しみにしていましょう。 ミステリーゲーム/幽霊ストーカー事件/トップシークレット/人消し村の人消し城/最後の挨拶 |
●「笛吹き男とサクセス塾の秘密−名探偵夢水清志郎事件ノート−」● ★☆ |
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2005/02/20 |
“名探偵夢水清志郎事件ノート”シリーズの第10作。 「あやかし修学旅行」から久々の夢水清志郎シリーズですが、満足度からいうと、期待度が高かった所為かミステリとしてはちと物足りず。 「ハーメルンの笛吹き男」の物語から始まり、戦時中の日本軍にも少年兵たちが姿を消すと言う“笛吹き男”物語があった、というのがまずプロローグ。 |
●「都会のトム&ソーヤ3−いつになったら作戦終了?−」● ★☆ |
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2005/08/06 |
内藤内人と竜王創也、中学生2人による都会派冒険物語シリーズ第3弾。 今回は2部構成+二階堂卓也が主人公となる1ショート+おまけ(3Dボーリング)、という構成。二階堂卓也の存在感も今回は充分あります。 前半は堀越美晴を映画のデートに誘うため、内人が創也に付き添われて下見にいく話。2人はデート中の子供2人に出会い、彼らを誘拐犯から守るため大活躍するというストーリィ。 OPENING・作戦開始/S計画/おまけ:ボウリングやっほ〜!/ミッション・イン・スクールフェスティバル/ENDING・作戦終了・・・してません |
●「オリエント急行とパンドラの匣」● ★☆ |
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2005/10/15 |
名探偵夢水清志郎と怪盗クイーンがW登場するスペシャル篇。 トルコの有力者で警察も手が出せないというジェラールとジャンダン双子の兄妹は、犯罪組織「黒猫」を操り、博物館から“パンドラの匣”を盗み出します。 最後に謎を解き明かして存在感を示した清志郎に対して、怪盗クイーンの活躍はちと影が薄い。この勝負、夢水清志郎の勝ち。 |
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