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【 シビックタイプ R で FSW 初走行 】
【 タイヤ空気圧の悩み 】
【 プラグ(プラグコイル)から回転信号ゲット 】
【 ハイビームを H.I.D. 化 】
【 オイル交換 】
【 シビックタイプ R のフロントブレーキディスク片減り? 】
【 シビックタイプ R のフロントブレーキ 自作シム ver.1 】
【 スパ西浦モーターパーク! 】



2010 年 10 月 20 日(水)【 シビックタイプ R で FSW 初走行 】

カート用のマイクロン 4 をシビックタイプ R で使いたいのに、回転信号が拾えない!
最近のクルマは殆んどダイレクトイグニッション式で、高圧電線にアンテナ線が巻けないからです
それがつかないとデータロガーが使えないし、ラップタイムも計測できない!

本日午前中もいろいろとテストしたのですが、断念・・・

ビデオカメラもセットできてない・・・

それでもとにかく走ってこようと決め、FSW (富士スピードウエイ)に行ってきました

気温 16 〜 17 ℃と急激に下がりましたね
路面は小雨の後でダンプ状態から少し乾いてきたところ・・・



新調した激安ホイール BR-10 は黒っぽくて精悍な感じ?
安っぽいところとあいまって、走ってるな、って思わせると思います

フロントの牽引フックも装着してます

本日初走行に行った理由は、混合クラスという低速車向けの枠があったから・・・
まずはそこで走り、慣れてから一般枠で走ろうかと・・・

30 分枠を 1 枠だけ走りましたが、最初にしてはまあまあだったかな・・・?

2 周めにコカコーラコーナーという怖い左コーナーで大ハーフスピン!
運よくコースに沿って立ち直って戻れましたが、クルッと回ってたら危なかったかも・・・

あとは最終手前のプリウスコーナーで縁石を大きくはみ出ちゃったくらい・・・
その手前の 13 コーナー先でもコースアウトしたっけ?
後半の低速セクションは難しい!

後半は慣れてきて、ある程度安定したラインをトレースできるようになりました
4 周目ににハンドルにつけたタイマーで 1 周だけ計測したら 2'20" でした
後半はだいぶ慣れて上手になったので? 2'15" くらいと思います
トリップで見たところ、コース走行は約 60 km
コース 1 周の距離で割ると 13 周走ったようです・・・
平均ラップが 2'20" としても 30 分を超えるので、フルに走ったってことですね

それでもいくつか問題はあり、その一つがシフトミス!
4 → 5 が 4 → 3 になってしまうことが数回あり、エンジンを壊してしまうところです・・・
シフトダウンも、全開状態での 6 → 5、5 → 4 は殆んど経験がない・・・
当然ヒ−ル・アンド・トゥになりますが、うまく入らないことが数回ありました
ブレーキをしっかり踏んでればあまり問題はありませんが、ビシッと決めたいところです

後方からすごく速いクルマが来ないのは良いのですが、前方には遅いクルマがたくさん
エコ走行とかいう訳分からんクルマも走ってて、超低速です

慣れる意味ではいいのですが、しっかり走るなら一般枠で走るしかないでしょう・・・



さて、新調したタイヤはズルズル滑ってスピンもあったのにほとんど減ってない・・・
温まらずに良いグリップ状態を発揮できなかった様子・・・
それでもスピンした後は少しバイブレーションが出るようになったかな?
コンパウンドのカスを拾って凸凹になったのかな?


(恥ずかしいので小さな写真で・・・)

通りがかりのおっさんが撮ってくれた写真
着替え途中だし、忍者村のバイト後みたいですね・・・
レーシングスーツの袖を抜いてない時ならまだよかったんですが



走行後、富士山が顔を出しました

30 分の走行枠 1 回では走り足りないですね・・・
今度は一般枠で 2 枠くらい走ろうかな?
30 分枠は 6,300 円ですからムダにたくさん走っても勿体ないですけど

とにかく一刻も早くデータロガー(マイクロン4)を搭載しないと!
あとビデオカメラも・・・

これから冬場、山は走りにくくなってきますから、走るならサーキット?
そのうちもてぎにも?
コース的にはロードコースよりもショートサーキットの方がよさそう・・・
特に FSW はコーナーが少ないですよね
愛知県ですが、「スパ西浦モーターパーク」って行ってみたい



2010 年 10 月 22 日(金)【 タイヤ空気圧の悩み 】

以前からよく分からないタイヤの適正空気圧・・・
ホントによく分からんのです

知りたいのは走る前に空気圧をいくつにしとけばいいのか、ってことですが・・・
走るとタイヤ温度、空気温度が上がり、空気圧が上がるわけで難しいわけです

今のところ、テキトーに決めて走り、上げ下げして良い空気圧を経験的に知るしかない
でも、気温や路面温度が低い時の一発勝負ではいくつにしていいのやら・・・

具体的には

@ 冷間、って何℃?
A 温間、って何℃?
B ベストグリップを発揮する空気圧はどれくらい?

基本的にはこの 3 点ですね・・・(ちょっと言葉が難しいですが・・・)

@ の冷間は走行していない時点のタイヤ温度と解釈?、それとも 20 ℃ とか?

A の温間は十分ベストの状態に温まった状態のタイヤ温度と解釈
っでも、夏と冬では全く気温が違うし、冷たい路面では温間ってもほとんど温まりませんから・・・

B のベストグリップを発揮する空気圧は、路面状態、路面温度、タイヤ温度に関係しそう
あと、ロードインデックス変化に伴う適正空気圧の変化も難しい

さらに、

C 標高が変わると空気圧が変わること
( 標高が 1,000 m 変化すると 12 kPa 変わる )

D 注入する空気の湿度によってタイヤ温度上昇に伴う空気圧変化の割合が変わること
( 湿っけてると熱膨張率が高い )

っが加わってさらに難しいのです

ひたすら走って自分でデータを探るしかないのでしょうか?

ってもタイヤラバーの温度が測れる温度計なんか持ってないし・・・
走行中に車内からタイヤの空気圧と温度が分かる監視システムを買おうかな?



今日はグチです・・・



2010 年 10 月 24 日(日)【 プラグ(プラグコイル)から回転信号ゲット 】

カート用のデータロガー、マイクロン4をどうしてもシビックタイプ R に使いたい
それにはとにかくプラグ周りから回転信号をゲットする必要あり



プラグコイルを抜くのはかなり大変
黄色矢印の部分にあるタワーバー(プレート)を外さねばならない
左右のワイパーを外し、フロントウィンドウ下のプラを外し、さらにボルト 7 本です



やっと外せた 4 番のプラグコイル
穴に入る長さは 14 cm もあり、これでは電線を少し入れたくらいでは先端まで届きませんね



先端付近に電線を巻いてみました
写真のようにプラグ付近まで伸ばした電線は狭くて入りませんでした
グルグル巻くだけにして再度挿入



テストで回転信号が得られたので、ソーっと固定
車内に引き込み、マイクロン4に接続できるように端子を取り付け

マイクロン4 は回転信号が入ると自動で電源 ON になります
エンジンをかけると電源が入ってロガーもスタートするのでカッコいいです
これで走りが検証できます

やっと面倒な作業が片付きました



【 ハイビームを H.I.D. 化 】

夜走ることが多く、ハイビームを H.I.D. にしてみました



よく分からんのですが、ザウバーの 55W H.I.D. キットというもの
シビックタイプ R のハイビームに合うよう、HB3 タイプのバルブ
色温度は 4,300 k です
これも少し低い 3,900 k くらいのが欲しかったのですが、手頃なのがありませんでした



バラストはズッシリと重く、取り付け場所にも困ります

ちなみにバラストの重さは約 466 g × 2 個
リレー配線 201 g と合わせ、ノーズが 1,133 g 重くなります


フロントノーズ部を左から見た写真

バラストの取り付けは、フロントバンパーのビーム裏側にしました
両面テープと太いタイラップで固定
メンテも簡単だし、熱的にもそれ程空気の流れを妨げないでしょう

点灯テストも OK で、取り付けは思ったよりも簡単でした
明るさは山で走ってみないと分かりませんね
今日は雨だし、街中でハイビームを点けたことってあまりないから・・・

あとは安価なキットなので耐久性が心配かな?
ハイビームだから切れちゃっても帰ってくるには問題ない・・・
安いのテストするにはいいですね

欠点は重量増・・・
サーキット走行では牽引フックと合わせ、フロントオーバーハングが 2 kg くらい重くなります
たかが 2 kg ですが、ちょっとイヤなんですよね



【 オイル交換 】

とっても早いのですが、前回から走行 759 km でオイル交換しちゃいました

サーキット走行以後、エンジン?から異音がするようになった
サンプルを採取したら予想以上に濁っていた
数回シフトミスでオーバーレブさせたのが原因?


左が走行 876 km 全開走行 110 km
右が今回の 走行 759 km 全開走行 110 km(FSW 連続30 分 走行含む)

写真では難しいのですが、右の方が黄土色っぽいというか濁ってるんです
粒子が多いし、不純物が入った感じです
濃さはともかく、濁った感じがイヤですね

まずはオイル交換して様子を見ることにしたのです




2010 年 10 月 31 日(日)【 シビックタイプ R のフロントブレーキディスク片減り? 】

今週は走りに行けませんでした〜
雨模様だったし、昨夜は台風 14 号接近で大雨・・・
さらに、フロントブレーキの効きが悪く、不満だったことも原因です

先週の整備の際、フロントブレーキの純正シムを外した!
レーシングパッドに換えたら外す人が多いようだし、外周半分なので・・・

外周半分が押されていたのでパッドもディスクも外周側が減っている
斜めに減ってるわけですね・・・



現在のフロントブレーキディスク

写真で分かるでしょうか?
現段階では外周側にパッドが当たってませんね・・・
ブレーキを強く踏めば十分効きますが、初期制動が悪くてダメです

@ しばらく走って均等に当たるまで待つ
A また純正シムを入れる
B ディスクもパッドも新品にする

すぐに制動力を得るには @ はダメですね
すぐに走りに行くなら A
根本的に治すなら B ですが・・・

※ 結局その後山に走りに行き、長い下りを数本走ってブレーキ攻撃!
急激な @ ですね
ブレーキの初期制動も回復して「良し」としました




【 シビックタイプ R のフロントブレーキ 自作シム ver.1 】


パッドとディスクの片減りに困ってるのに、シムを作ってみました
構想約 3 年〜の穴明きステンレス板によるものです



左が今回自作のシム、右が純正のシム、上にあるのはキャリパーのピン
純正シムの厚さは 0.4 mm

自作に使用したのは厚さ 0.6 mm のチドリ(穴明き)で、穴の大きさは 6 mm
材質は磁石が着くので SUS430 という質の劣るステンレスです

理想的には厚さ 0.4 mm の SUS304(18-8ステンレス)なのですが、入手できてません

ピストン全面に当たる大きさにし、キャリパーのピン穴は位置に合わせて大きくしています
黄色矢印は取り付けやすくする爪です

金切りバサミで切り、グラインダーで切削
思ったよりも簡単で、0.4 mm 厚ならもっと楽々でしょう
ハサミで切ると曲がってしまいますが、鉄板に挟んで万力で締めれば許容範囲?

純正シムと比較し、厚さが 2 枚で 0.4 mm 厚くなる
新品ディスク+新品パッドだと入らないかもしれません
パッドは厚みがあれば断熱性も高いんだと思います
だから、新品時にシムが入らなければ、まずはシム無しで走行し、少し減ったらシムを入れればよいでしょう



取り付けたところ・・・
取り付けてから黄色矢印の爪を折り、次回からの取り付け性を向上させました

自作シムの目的は遮熱
パッド → ピストン → ブレーキ液への熱伝達を遮断したい
ブレーキ液が熱くならなければフェードしない んですから
→ ベーパーロックしないんですから(訂正しました)

ステンレスは熱伝導率が低く、耐熱性や強度もあって最適な素材と思います
穴明きにすることでピストンとの接触面積を減らし、さらなる断熱効果を狙ってます

予想されるデメリットはダイレクト感の低下、ブレーキ離れの悪化、でしょうか・・・
ステンレス板の平坦性、表面処理などに注意が必要と思います

検証が難しく、効果は判定できないかも・・・

今回のステンレス板は SUS430 と思われ、熱伝導率は 0.063〜 と推察・・・
SUS304(18-8ステンレス)は 0.039 と 1.5 倍以上断熱性が良いハズ
入手できれば ver.2 を作るつもりです

厚さが 0.4 → 0.6 mm と厚い分、断熱性は向上してるハズ
ですから、現時点でも .0.4 mm の SUS304 に近い断熱性能はある??



※ ブレーキは安易にいじると危険な部分です
整備ができる方のみ自己責任で行ってくださいませ

免責事項
このサイトはあくまで筆者の備忘録を目的とします。
したがって、本サイトの情報によって生じたいかなる障害にたいして責任を負うものではありません、念のため。



2010 年 11 月 10 日(水)【 スパ西浦モーターパーク! 】

本日は愛知県の蒲郡(がまごおり)にあるスパ西浦モーターパークに行ってきました!
コース全長 1,561 m、幅 12 m のサーキットです
初めてなので勝手が分かりませんでしたが、走りに来ている人に聞いて何とかなりました



オープンピットのシビックタイプ R
50 分枠 2 本走行しました
50 分連続では走れないので、20 分走行 → 10 分休憩 → 20 分走行にしました
だから、20 分×4 回って感じですね

YouTube にある動画など見て行ったのですが、思うようには走れず!
突っ込み過ぎてクリップに着けなかったり、プッシュアンダーだったり・・・
本日のベストは 1 分 04 秒 286 というタイムで、あまり良くないですね〜
1 本目にオイルを多量にこぼしたクルマがあり、2 本目はラインに制限があって残念でした

サーキットの管理はしっかりしていて、とてもいい感じ
コースレイアウトもよく、2 速・3 速メインで、メインストレートは 4 速に入る
ちょうどいいと思います
コースがクロスしていて 8 の字なので、片側だけ極端に減ることもない!

ただ、横浜の自宅から片道 300 km 3 時間ですからちょっと遠いですね
朝の 4 時過ぎに出発し、昼過ぎからまっすぐ帰宅して 16 時過ぎ・・・
50 分枠 2 本走るのに 12 時間です
1 泊して 4 枠くらい走る方がいいかもしれませんね



左サイド下に取り付けたマイクロン4 のラップセンサー
磁気検知は問題なかったのですが、途中から回転信号を感知できなくなって電源 OFF ・・・
プラグ周りの配線がダメになったものと思われます
燃えた?

計測器をレンタルしたのでラップタイムは分かるんですけどね
エンジン回転のモニターができないと走りの解析?ができませんから・・・



スパ西浦モーターパークは海沿い(三河湾)にあり、こんな感じ
モロに海です



帰りに東名高速から見えた富士山
富士山を西から見るのは久しぶりです

帰路ではブレーキからゴーゴー音がする
サイドから見た感じではパッドはまだあったのですが・・・
すり減ってメタルブレーキになってないか心配でした



帰宅後、右前輪だけパッドを外して確認
メタルは出てませんが、パッド面にヒビ!?(黄色矢印)
平気なのかな〜?



シムはこんな感じ
なんだかシムグリスが焦げ付いて黒っぽくカサカサになって取れない



ディスクの鉄が赤サビっぽくなってホイール内面も茶色いダストがたくさん
ブレーキにかなりの熱負荷がかかったものと思われますが・・・
熱が入るとこうなるのかな?

でもフェードする気配はなかったので、シムの効果はあり?


今日の走行で思ったのは、L.S.D. 欲しい!ってこと・・・
コーナーの立ち上がりでホイールスピンというか「ウィーーーン」って回転が上がる
そのあと「クゥーーーン」みたいな音がする
ビスカスの滑ってる音だと思いますが、温まってくるとひどくなるように思います
「ウィーーーン」って回転が上がるとレヴに当たってシフトポイントが微妙・・・
どう考えても L.S.D. を入れた方が良い気がしました

どうしようかな・・・


※ スパ西浦の走行記録と給油量などを検討してみた
今回は 61 周走行し、距離は約 101 km
ガソリン消費は約 35.8 L で、燃費は 2.8 km/L !
どーいうこと??
そんなもんなんでしょうか??
アイドリング時間を加味しても 3 km/L〜 ・・・
2 枠で 35.8 L 消費は変わらず、これでは 1 回満タンで 3 枠は走れませんね











つづく・・・


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