また、D7という名称は、交戦時代にその原語名を知ることの出来なかった連邦側が、仮に付けたコード名であると思われる。
同胞の死に際してクリンゴン人が行う儀式。息絶えるまで目を覗き込み、死を確認すると、上を向いて激しく吠える。クリンゴン神話によれば、勇敢に死んだ戦士は天界に行き、そこでケイリスと酒を酌み交わすことが出来るという。地球の北欧神話によく似ている。咆哮は戦士の死を天に知らせるためであると解釈されている。死んだ後は、遺体はただの抜け殻として放棄される。ゴルコン宰相が死ぬ際にはこの儀式は行われなかった。これは、彼が戦士ではなかったからか、あるいは和平を求めて暗殺されるという死に方がクリンゴンにとっては不名誉なものであったからか。
ウォーフは、父モーグがキトマーの虐殺でロミュランを手引きしたという罪で彼の一族が名誉を剥奪されることを、生き別れの弟クーンから聞き知る。全くの濡れ衣でありながら、当時の帝国内の情勢によって一度は父の罪を認めざるを得なかった[TNG: Sins of the Father]。その後、ガウロンの総裁就任を手助けすることによってこの「汚名」を晴らした[TNG: Redamption I]。
詳細は不明であるが、ヴァルクリスがジェネシス情報の入手に働いたのも、一族の名誉挽回のためであったらしい。
| 過去の記述 | 現代の公用語にはd'k tahgに当たる言葉が見当たらず、単にSuvwI' taj(戦士のナイフ)と言われる。d'k tahgはおそらく現公用語とは他の言語であろう。 |
| 修正 | 現在ではKLINGON CD-ROMでDaqtaghという語が紹介されています。 |
| 1996.9.6 | 現在のレイアウトに変更。 |
| 1997.2.9 | d'k tahg【ドゥクタグ】Daqtaghの項を修正。 |