競輪一発勝負
小倉競輪祭 競輪王 特選 98年11月20日
| 1 | 小嶋敬二 | 石川 | 74期 | 逃捲 |
◎ | 2 | 太田真一 | 埼玉 | 75期 | 逃捲 |
| 3 | 高木隆弘 | 神奈川 | 64期 | 差捲 |
| 4 | 高谷雅彦 | 青森 | 67期 | 逃捲 |
× | 5 | 児玉広志 | 香川 | 66期 | 差捲 |
| 6 | 内林久徳 | 滋賀 | 62期 | 差捲 |
| 7 | 東出剛 | 千葉 | 54期 | 差脚 |
| 8 | 和田誠吾 | 広島 | 55期 | 差捲 |
○ | 9 | 神山雄一郎 | 栃木 | 61期 | 逃捲 |
東の横綱は神山が1着、太田の捲り残り2着。
周回は、内林、高谷−高木、太田−神山−東出、小嶋−児玉−和田、の並びで赤板を通過していくと、小嶋ラインが上昇して主導権を取りに出る。
太田も前に上げていく、内林は先手ラインの番手を欲しいとタイミングを合わせるように構えている。小嶋が先頭に出て打鐘になる。
小嶋−児玉−和田、太田−神山−東出−内林、高谷−高木と一列棒状になって最終ホームを通過する。太田は中段捲り好位置の4番手を難なく確保した。
第2コーナーで太田がもがき始めて、第3コーナーで小嶋を捕らえる、マーク神山は何時でも太田を交わせるように車を外へ向けて余裕を見せている。
ゴール線、神山が太田を残して1着、太田は2着、児玉が切り替えての3着。太田は小嶋には負けない自信がある。小嶋は太田と相性が悪く9着惜敗した。
神山−太田の車連(9-2)は1,200円、枠連(6-2)は1,180円で本命車券でした。
小嶋に強い太田真一と神山のワンツーに期待する。
関東勢は太田に神山で並ぶだろう。南関両車は高谷を目標にして東出と高木の前後は微妙である。
中部近畿では小嶋にS2内林が乗ってくる。中四国の両車は別線で並びそうで、児玉は関東の後ろ、和田は中部近畿ラインであろう。
並びを想定すると、太田−神山−児玉、高谷−高木−東出、小嶋−内林−和田、となるだろう。
機関車が太田、高谷、小嶋と揃いも揃って逃げて持ち味を発揮する選手であるから、共倒れになる可能性も有ろう。
ライン的に太田と神山の関東が結びつきが強そうである。小嶋も内林が番手に入るならば先行試走である。
高谷の一発も警戒が必要であろうが、現況からすると一枚割り引いて考えたい。
展開的には神山が絶対の本命であろう、逃げる太田を使おうが使うまいが、自力で捲り勝負に出てくる。
太田は小嶋を9月向日町記念と11月花月園記念で破っての優勝である。
小嶋と相性が良く、ここも逃げでも捲りでも結果を残せるだろう。また、児玉が神山マークになると早めの仕掛けは出来ないであろう。
神山も太田を残そうと番手の仕事もするし、太田が無風で逃げ切るだろう。高谷と小嶋を捲ることも高速バンクに変身した小倉ドームの無風が味方しよう。
狙い目は、太田真一から神山の本命折り返しと神山と児玉の折り返しで決めたい。
太田=神山(2=9)、神山=児玉(9=5)の4点で勝負する。
山口@富山さんの予想
神山−児玉、高谷−東出、太田−高木、小嶋−内林−和田と想定する。
本線は冬場に調子の上がる高谷。太田と小嶋の先行争いで決着がついたところをタイミングよくいければ
高谷=東出、高谷=内林、高谷=児玉で勝負したい。
森永さんの予想
周回は太田-神山-東出、高谷-高木、小嶋-内林-和田、児玉はとりあえずは高谷3番手も切替含み。
小嶋と太田の叩き合いとなれば高谷の捲り頃だが・・・
ダイヤモンドって意外な選手が出場するんだよなぁ。
93年だか、内田浩司が特選、ダイヤモンド2連勝したこともあったし。
う〜ん、小嶋主導権として、内林=小嶋、内林-神山、内林-高木の4点。
小倉競輪祭 新人王 特選 98年11月20日
| 1 | 齋藤登志信 | 山形 | 80期 | 逃捲 |
○ | 2 | 小野俊之 | 大分 | 77期 | 逃捲 |
| 3 | 齋藤秀昭 | 群馬 | 78期 | 逃捲 |
| 4 | 尾崎和人 | 群馬 | 79期 | 逃捲 |
× | 5 | 小倉竜二 | 徳島 | 77期 | 自在 |
| 6 | 小泉俊也 | 岩手 | 77期 | 逃脚 |
注 | 7 | 小林正治 | 東京 | 77期 | 逃捲 |
| 8 | 若松将弘 | 愛知 | 78期 | 逃捲 |
◎ | 9 | 岡崎孝士 | 熊本 | 77期 | 逃捲 |
波乱の新人王戦は群馬の齋藤秀昭が1着、若松が捲りで2着に食い込む。
周回は、尾崎−齋藤秀昭−小林、岡崎−小野−小倉、小泉−齋藤登志信−若松、で三分戦に別れての戦いになった。
第二センターから早くも、小泉ラインが動き出してゆっくりと上昇していく、岡崎も此を見て車を外へ出していき、残り2周の赤板を通過していった。
尾崎が突っ張り気味に先行するが、小泉が踏み込んで主導権を奪い打鐘になる。
小泉−尾崎−(イン齋藤秀昭−小林、アウト齋藤登志信−若松)、岡崎−小野−小倉、で最終ホームを通過する。
尾崎−齋藤秀昭で小泉を交わしていく、九州勢の岡崎の捲りは若松に邪魔をされて不発になる。
群馬両車が出切って直線に向かい、尾崎を利した齋藤秀昭が1着。若松が勢いに乗って2着に入り込んで万車券になった。
地元九州勢、東北勢は共には沈没した。
齋藤秀昭−若松の車連(3-8)は19,230円、枠連(3-6)は2,760円でスジ違い車券でした。
77期九州両車が有力だが、思わぬ伏兵になるのは?
逃げてなんぼの選手から抜け出すのは大変である。兎に角このタイトルは欲しいと願っているだろう。
S1が岡崎一人しかいないので例年になく寂しい感がする。北日本から注目されている齋藤登志信と小泉が結束する。
関東勢は競輪王国群馬から尾崎と齋藤秀昭に東京は小林で一番長い隊列になりそうである。西勢は若松に伏兵の小倉だ。
地元九州地区からは期待されていた大分の小野とS1全国区になった岡崎である。
並びは地域的に、尾崎−齋藤秀昭−小林、齋藤登志信−小泉、岡崎−小野、若松−小倉、と想定してみた。
関東の前後が微妙な処であろう。誰が逃げてもおかしくはないし、展開が並びがめまぐるしく変わりそうである。
要するに落ち着いて脚を貯めた選手が有利ということである。力は岡崎がS1で格が高そうである。
狙い目は、負けられない九州勢の岡崎と小野の折り返しを本線にして、小倉から岡崎と小林に振り込みたい。
岡崎=小野(9=2)、小倉−岡崎(5-9)、小倉−小林(5-7)の4点で勝負する。
山口@富山さんの予想
並び、岡崎−小野−小倉、斉藤登−小泉−小林、尾崎−斉藤秀−若松、のなんとなく3分線状態だと思います。
ここは、はっきりいって桁違いだと思うのが、斉藤登です。尾崎が行きそうなんで、捲くりになると思いますが、
斉藤から、岡崎、斉藤秀、小倉、小野=小倉の裏表で勝負したい。
森永さんの予想
並びは小野-岡崎、若松-小倉、斎藤秀-尾崎-小林、斎藤登-小泉、群馬両者の並びはわかりません。
(ちゅうか尾崎和人見たことなかったい。すまんばってんさ。)
主導権をとるのは斎藤登として、あとは捲り合いと予想。
是非とも優勝したい岡崎も、特選は無理しないだろうし、ここは小野任せ。
割と自在や追込み型が連に絡む決勝と違い、ここは素直なレースとなるのではないでしょうか。
斎藤登番手の小泉が展開有利で、小泉=小野、小泉=若松、小泉−岡崎の5点。