競輪一発勝負



花月園記念前節、岸和田記念前節


花月園記念 前節 決勝 98年11月03日

  1加倉正義 福岡 68期差脚
2遠澤健二 神奈川57期差脚
  3小嶋敬二 石川 74期逃捲
  4滝澤正光 千葉 43期自在
× 5山口幸二 岐阜 62期差脚
 6和泉田喜一千葉 59期逃捲
7吉岡稔真 福岡 65期逃捲
  8松本整 京都 45期差捲
9太田真一 埼玉 75期逃捲

吉岡不発、太田−遠澤で綺麗に捲りきってワンツー。

太田−遠澤の車連(9-2)は3,300円、枠連(6-2)は3,070円でスジ車券でした。



東出が和泉田に変わっただけで、特選と同じメンバーになった。

 関東は太田1車、南関勢は遠澤に滝澤と和泉田、中部近畿勢は小嶋に山口と松本、九州勢は吉岡に加倉となった。
 並びは、小嶋−山口−松本、吉岡−加倉、太田−遠澤、和泉田−滝澤、で決まりだろう。 千葉両者が太田ラインに付けて、自力勝負は地元遠澤がいるので有っても遅めになる。 吉岡が仕上がっているようである、小倉競輪祭に向けて調整して来ている。小嶋も太田も吉岡を前には回したくないだろう。
 展開は、小嶋ラインが先手を取って逃げよう、太田は中段から早めの仕掛けで小嶋ラインを捕らえる。 吉岡が最後に捲ってくるだろうが、滝澤が地元遠澤の為にブロックして、太田と遠澤で綺麗に決めてくれるだろう。
 狙い目は、太田からマーク遠澤との折り返し、山口の前残りだろう。押さえに吉岡の意地の強襲。

太田=遠澤(9=2)、太田−山口(9-5)、太田−吉岡(9-7)の4点で勝負する。


岸和田園記念 前節 決勝 98年11月03日

1金田健一郎大阪 60期差脚
2神山雄一郎栃木 61期逃捲
  3濱口高彰 岐阜 59期差脚
  4香川雄介 香川 76期自在
  5小川巧 岡山 57期差捲
×6吉田尚作 大阪 67期差脚
 7馬渕紀明 愛知 68期逃捲
  8石丸寛之 岡山 76期逃捲
9市田佳寿浩福井 76期逃脚

大波乱、神山含め5車が落車して4万車券になった。

小川−馬渕の車連(5-7)は40,480円、枠連(4-5)は9,770円で波乱4万車券でした。



東日本勢は1車で、神山にラインが出来るのであろうか。

 東日本勢はなんとなんと神山1車のみになってしまった。 神山の番手は地域的な結束がある「競輪道」からすると単騎になってしまう。 市田には金田と同県の吉田、馬渕には濱口、石丸に同県の小川、香川が神山マークする事が出来るのであろうか。
 並びは、神山、市田−金田−吉田、馬渕−濱口、石丸−小川−香川、と読んでみたが、香川が神山に切り替えそうである。 神山にラインが出来ないならば、よほどでない限り神山は要らない。「競輪」は仲間がいなければ、ただのタイムトライヤル競争でしかなくなるからである。
 「田」が続く地元ラインが面白そうである、怖いのは馬渕の一発大駆けに乗る濱口の中部勢だが、地元近畿勢は叩けまい。 香川と石丸の76期同期の連係があるかも知れない、香川の根性の入った位置取りに思わぬ大穴が潜んでいるかも知れない。
 狙い目は、地元金田から機関車市田との折り返し、金田マークの同県吉田の大阪両者、単騎で捲ってくる神山かなあ。
 単騎ならば要らない神山だが好調で強いのだ。でも消してしまいたい。

金田=市田(1=9)、金田−吉田(1-6)、金田−神山(1-2)の4点で勝負する。