2001/0901(土) 晴

  あっという間に夏も終わり、9月である。……相変わらず暑いが……。はぁ。
 そんなわけで、土曜出勤である。……っていうか、土曜出勤っていう感覚も既にない……かなり腐ってきている、うぅ。

 それでも、今日は日付変更線更新前に会社を出れたので、旧50円ゲーセンに行ってみる。とりあえず鉄拳4である。何故か調子が良かったので、5面まで行くが、キングに敗れる。無念である。
 乱入者もいないので帰ろうかと、ふと周りを見渡してみると……おお、誰かTTTやってる……ジン&ヘイハチ……相手にとって不足はない。

 で、挑戦してみる。コテンコテンのけちょんけちょんに伸される。それほど実力に差があったとは思いたくはないが、結果的には完敗であった。
 本当なら勝つまでやってやるうぅっ! と、言いたかったのだが、今日は2ゲームですごすごと撤退する。明日から二泊三日の関西出張なのである……はあ。

 はぁ。寝よ。



2001/0904(火) 曇

  ……そんなわけで帰ってくる。っていうか、危うく帰ってこれなくなるところであった。流石に延泊は却下な感じだったし……。なにせケリが付いたのが20時過ぎだったのだ。別に大した時間ではないようにも思えるが、これがかなりデンジャラスなのである。出張最終日の今日は姫路に行って来たのであるが……。
 例えば、JR西日本姫路発で20時以降の帰還手段を調べてみるといい。

 悲惨な結果が帰ってくるはずである。帝都方面の場合は20時16分発の新幹線ひかりレールスター390号2001年9月4日現在)で新大阪まで行って20時54分発の500系新幹線のぞみ30号で行くというのが、ほとんど生命線なのである。このプランの場合、所要時間は3時間8分。到着時にも一応日付変更線に30分近く余裕がある。料金は指定席込みで15,980円。
 だが、これを逃すと事態は加速度的に悪化していく。次のプランは21時35分発の新幹線こだま660号で新大阪まで行き……急行銀河に乗るというモノである。所要時間は9時間7分。到着時間は翌朝の6時42分、指定席と寝台で18,480円……。
 所要時間を7時間40分に押さえる(?)プランもある。23時28分発の特急サンライズ瀬戸である。所要時間は7時間40分で到着は翌朝7時8分。料金は寝台料込みで19,010円……。

 名古屋泊まりで妥協(?)するにしろ20時57分発の新幹線ひかり178号、名古屋止まりで最終である。所要時間はたった1時間33分だが、到着は22時43分である。名古屋で妥協する場合は21時35分発の新幹線こだま660号で新大阪まで行き急行銀河に乗るプランでもなんとか0時53分には名古屋に着く。所要時間も3時間18分と、まだ許せる範囲(?)だ。
 しかし、それ以降だと23時17分発の新幹線こだま665号で岡山に行き、特急富士に乗るプランになってしまい、これだと所要時間5時間59分、到着は翌朝5時16分である……。

 ちなみに、新大阪から名古屋でも21時58分発の700系新幹線のぞみ34号や21時50分発の新幹線こだま494号などが生命線で、22時オーバーだと即寝台車か始発で帰還になってしまうのだ。(なお、こだまというと遅そうだが、のぞみに比べても名古屋到着は27分の差しかない)
 帝都までたどり着きたいなら21時18分発の新幹線700系のぞみ70号しかない。これを逃すと寝台しかないのだ。はぁ。

 そんなわけで、よくもまあ無事に帰ってきたと思うわけである。
 

 まあ、最近は時間の感覚も日付の感覚も曖昧だからどうでもいいという説はないではない。だいたい、今日にしても目覚ましも鳴らないのに朝ふと目が覚めて時計を見たら5時55分だったりしたのだ……真っ青になったことは言うまでもない。まず、午前か午後かわからなかったのである。時計が午前を示しており、TVを点けてモーニングワイドをやっているので朝であることは間違いないことが判明したあと、次に思ったのは、今は一体何日の午前6時なんだということであった。この時間帯のTVを観ていると現在時刻はよくわかるものの、今日は何日なのかと言うことはさっぱりわからないのだ。フロントに今日の新聞を買いに行ったものの、それでも今が間違いなく4日の早朝であることに確信が持てず、ディズニーシーの開幕実況でようやく確信を持てた次第である。結論としては、どうも5時間睡眠という正確に体が慣れてきたようらしい。ディズニーシーに大感謝である。(謎)
 
 なんだかなぁである。そりゃまぁ、昨日ホテルに入ったのは23時くらいで、そのまま24時には寝てしまったので計算としては合っているのだが……はぁ。
 ほんとに、なんだかなぁ、である。



2001/0905(水) 曇

  で、代休である。祝日でもない平日の休みである……そんなわけで手毛手毛と映画を観に行くことにする。そう、何故か彼もお休みだったのである。偶然とはあるものだ……そんなわけで『天国の扉』である。もちろんポール・プロイスの『天国への門』とは全く関係ない。位相差空間ゲートもワームホール航法も似たようなもんだと言えば言えないこともない(全然違う)が、映画版では位相差空間ゲートはほとんど出てこない……。ただし、ボブ・デュランの「KNOCKIN ON HEAVENS DOOR 」とは無関係でもないらしい。(笑)

 で、映画版である。良くも悪くもスタンダードなCOWBOY BEBOPである。MACROS PLUSの渡辺信一郎監督だけあって、格闘アクションだけでなく空戦アクションもきっちり魅せてくれる。映像的にはすこぶる美しく、悪い作品ではない。……ではないのだが、期待を上回る万人にお勧めの映画、というベタ誉めには少し不足ではある。

以下ネタバレ有、注意
 いくらなんでもそりゃ死んでるだろっていうスパイクが生きているのはお約束としても、スパイクは見えないハズのモノレールの爆発シーンが夢で見えたりするのは変である。それに、空中散布した上に雨まで降らせたとはいえカウンター・ナノマシンって、ストーリー的にも空気感染しないと思う(そりゃパンフレットにも言及はあるが、しかし、カウンター・ナノマシンも空気感染するのか? それなら彼らが恋人同士って言う伏線が全然意味が無くなってくるぞ?)し……。欲を言えば両方特殊部隊出身だから生き残った「わけではない」という点も早期に押さえて欲しかった……そもそもハイウェイ高架から飛び降りて死なないような奴が拳銃ぐらいで死ぬモノかね? そういえば、あの状況ならレッドテイルで飛び回ってたフェイだって重要参考人として疑われてもおかしくないし、機体に付着したナノマシンって影響なかったのか?

 ……とまぁ、突っ込みは多々あるが、映像的には凄いモノはあるし、COWBOY BEBOP好きな人にはお勧めである。ただ、ストーリー的に突っ込みの余地がある分、COWBOY BEBOP未体験の人には完成されたOAVシリーズの方をまず観てみることをお勧めしたい。映画版で映像「だけ」の作品と思われるのも残念だからである。(そういう意味でも良くも悪くもMACROS PLUSの渡辺信一郎監督と言えるかも知れない)

 ガンアクションも結構凄いが、ヴィンセントやエレクトラの愛銃は私には見分けられなかった……少なくともデザートイーグルやベレッタM9のようなメジャーな銃ではないようだ。
 ちなみに主人公のスパイクの愛銃は JERICHO 941 というイスラエル製のマイナーな拳銃のカスタム版で、グリップの変更と右側に付けられたレーザーサイトが特徴である。(ファンには常識だったりする) ちなみにモデルガンには MADE IN POSEIDON と刻んであり、ポセイドン軍事工廠製らしい。海王星(Neptunus)製という意味かどうかは私は知らない……。
 ジェリコ941には、9mm、.41AE、.40S&Wという三種類の口径バリエーションがあり、スパイクの愛銃がどのモデルなのは不明なのだが、モデルガンはどのバージョンにも出来るようにパーツ交換式にしているのが笑える。
 一方、ジェットのおっさんの愛銃はWalther P99というえらくメジャーな銃である。最新007(ピアース・ブロスナンのゴールデン・アイ以降)や最新ルパン三世(P38から乗り換えたらしい)が使っていることでも有名で、マルゼンからすこぶる出来のいいガスガンが出ている。
 フェイの銃も割と知られた銃でGLOCK30である。ただし、こちらはモデルアップはされていない(……と、思う) G17やG34、G26とかはあるんだけどな……。
 ちなみに、これらの銃の名前で検索するとCOWBOY BEBOPの記事が山のように出てくるのは笑える。誰かヴィンセントの愛銃調べてくれんかな。ぱっと見はSVみたいな感じなのだが……。

 とまあ、そんなわけで有意義な休日だったのだった。

 長らく探していた旅客機の本も「日本の旅客機2002」(2,381円/イカロス出版) や「旅客機雑学のススメ」(谷川一巳著/AIR BOOKS/1,500円)とか手に入ったので嬉しい限りである。ついでにボードゲームの「MANHATTAN」までゲット、幸せ一杯である。
 ……でも、こんな休日、次にはいつあることやら……。



2001/0907(金) 曇

  で……やっぱりというか、何というか、泊まり込みでお仕事になり、やっと帰ってくる。世の中きちんとバランスは取れているらしい。はぁ。

 ……はぁ。寝るか。



2001/0908(土) 曇

 そんなわけで土曜出勤である。勿論定時ダッシュでパルコと東急ハンズとをハシゴする……ことが出来るほど世の中甘くはなかった。
 はぁ。

 ……ああ、光る蝶が見える……。(危険)

 ……はぁ。寝るか。



2001/0909(日) 曇

 休日である。休日だ。休日なんだってば。
 日曜日に素直に休めると言うことがこんなに幸せなことだとは……ははは。
(この際会社の携帯を持たされたことは伏せておこう)

 そんなわけで、マスターK氏を召還してボードゲームに燃えることにする。本当は『エル・グランデ』をやる予定だったのだが、少しインストが難しい(面倒)なのと、やはり多人数ゲーは多人数でやりたいというのもあって、いきなり『ガイスター』をやり始める。(爆) ルールは簡単だが心理戦になるというかなり出来がいいゲームである。

 『ガイスター』のルールは以下の通りである。
 互いに4つづつの良いオバケと悪いオバケ(このオバケがガイスターの名前の由来である。版権の関係でゲームの名前が変わっており、以前は『ファンタスミ』という名前で知られていた)の、合計8つのコマを持つ。コマの裏には良いオバケと悪いオバケがわかるようにマークが入っており、相手からはどちらのオバケなのかわからないようになっている。オバケは上下左右(斜めは不可)に1マスだけ動かせる。移動先に相手のオバケがいる場合は、そのオバケを取ってゲームから除去する。
 互いにオバケを動かしていき、相手の陣地内にある脱出口から良いオバケを脱出させれば勝ちなのだが、自分の良いオバケが全滅するか、相手の悪いオバケを全滅させてしまったら敗北となる。

 ルールはこれだけである。単純明快なのだが、奥が深い。自陣に単機特攻してくるオバケは、突破を狙う敵の良いオバケなのか、それともブラフの悪いオバケなのか……捕って侵攻を阻止すべきか、それとも罠か……。

 2人用でルールも簡単なのでプレイするのも簡単、単純でありながら奥が深く、短時間で決着が付くという、出来のいいゲームである。いささか神経的に疲れるので、連続して何度もやるには少々辛いかも知れないが……。

 で、勝ったり負けたりしたあと、K氏持参の『バベル』に燃える。これも2人用の対戦ゲームである。
 ルールは(ルールブックを読むと難解そうだが)意外に簡単である。
 盤面には自分と相手の両方についてそれぞれ4つの神殿の建設地が用意されている。自分のコマは最初は盤外(正確には盤の中の待機場所)にいる。それ以外に手札として5枚の「民族」カードと神殿の1段目の建設カードをそれぞれが持つ。
 それぞれのターンで、最初にプレイヤーは3枚の「民族」カードを得る。(最初の「民族」カードの手札は合計8枚になる)

 プレイヤーは、以下のどれかの行動が出来る。
・「民族」カードを1枚使ってその「民族」カードに指定された神殿の建設地に移動する。
・自分の居る神殿の建設地に手札から「民族」カードを(好きなだけ)配置する。
・民族が望む段階の神殿よりも多く配置されていて、かつ、適切な段階の神殿の建設カードが用意されていることを条件に、配置済みの神殿を建設(増設)する。
・自分の居る神殿の建設地に配置済みの「民族」カードで「同種の民族の連続した3枚の組」のうち、1枚を除去して民族の特殊能力を発動させる。
・配置済みの「民族」カードを配置順の後ろから3枚組で他の神殿の建設地に移動させる。

 「民族カードを3枚組で他の神殿の建設地に移動させる」ことは1ターンに一度しかできないが、それ以外は好きな順番で何度でも行うことが出来る。

 民族は4種類あり、特殊能力はそれぞれ異なる。相手の神殿を破壊したり、相手の神殿を奪取したり、相手の民族の一部を味方に付けたり、相手の民族の一部を除去したり、また、共通の能力として相手の手札の半分を破棄させることが出来る……重要なのは、これは「同種の民族の連続した3枚の組」が無ければ発動できないと言う点である。このため、場にカードを配置する順番は非常に重要になる。

 一部省略したが、だいたいこんな感じである……文章で書くとややこしそうだが、実際にプレイするとルールはそんなに難解ではない。むしろ簡単と言ってもいい。しかし、可能な限り好きなだけ行動が行えるために自ターンでの戦略は幅広く、また、「民族の特殊能力」が派手な効果を持っているが為に展開も派手になり、しかも比較的短時間で終わるため、私は結構楽しめた。運の要素は少なくないのだが、自ターンでの選択の幅が広いためにそれを感じさせない。むしろ、戦略性は高いような気さえする。
 あんまり巷で評判にはなっていないようだが、派手な展開が好みで、相手を直接攻撃することに抵抗を感じない人ならばお勧めのゲームである。

 ……そんなわけで、ひとしきりこれらのゲームを遊んだ後、追加の対戦ゲームを買いに出かけることにする。(馬鹿) 本来のターゲットは、一見海カタンをアレンジしたような2人対戦ゲーム『カフナ』だったのだが、残念ながら品切れ、仕方なく2人対戦系では著名なゲーム『ローゼンケーニッヒ』と前から欲しかったこれも2人対戦ゲームの『バトルライン』、それに前々から美しいカードグラフィックに興味を持っていた『ギャラクシー』をゲットする。

 で、帰り道で『ローゼンケーニッヒ』のルールを読む。……意外に簡単である。このゲーム、一応は薔薇戦争をモチーフにした領土拡張合戦ゲームなのだが、感覚的にはむしろ囲碁やオセロに近い。
 ルールはこんな感じである。

 最初に盤の中央に王冠マークを置く。プレイヤー両者は5枚の王冠移動カードを手札に持つ。この王冠移動カードは表を向けた状態にしてプレイヤーの前に置く。それとは別に、プレイヤー両者は4枚の戦士カードを得る。
 プレイヤーは、自ターンに以下のどれかの行動が出来る。

・王冠移動カードを1枚使う。使ったカードは除去する。王冠の移動先に自軍マークを表にしたパワーチップを置く。パワーチップ(敵味方を問わない)の置かれている場所や盤外に王冠を移動するような王冠移動カードは使えない。
・王冠移動カードと戦士カードを1枚づつ使う。使ったカードは除去する。王冠の移動先の敵軍のパワーチップを裏返し、自軍マークを表にする。元々自軍マークが表のパワーチップの置かれている場所に王冠を移動するような場合はこの行動は出来ない。
・王冠移動カードを1枚補充する。持ち札が5枚を越えるように補充することは出来ない。
・何もできない場合のみ、パスする。

 両方が手詰まりとなるか、パワーチップが全て無くなるとゲーム終了となり、得点を計算する。得点はパワーチップが連続して置かれている(上下左右につながる場合のみ接続されていると見なす)ほど高くなり、1つの連続しているチップ数につきチップ数の2乗がその領土の得点となる。例えば、1コマの領土が3つ、連続2コマの領土が4つ、連続3コマの領土が1つの場合、(1)2×3+(2)2×4+(3)2×1=1×3+4×4+9×1=28点となる。

 ルールはこれだけである。単純明快なのだが、意外にやってみると奥が深い。しかし、派手さに欠けるためかプレイが終わる頃には両者疲れ切っていた。(笑) 得点計算が面倒で、勝っているのか負けているのかゲームの勝敗が最後まで見えない点を除けばそんなに悪いゲームではない。事実、世間の評判もいいゲームなのだが、精神的にかなり疲れている今の我々には向かなかったかも知れない。(馬鹿)

 で、そのあと気分直しにデジボードミッションをやってみる。……結果は私が逆転負けを喫する。両者、ゲームの内容に苦笑いしたあと封印する。(泣) ……これも「ローゼンケーニッヒ」とは別の意味で悪いゲームではないとは思うのだが、面白さがわかるまでに相当な時間を要する気はする……というより、これ、ガンダムのゲームを求めてくる層には向かないような……ガンダムゲームじゃなくてもいいような気がするし。将棋の各駒にHPや攻撃力、防御力を設定しただけと言ってしまうとそれだけだからなあ……。

 『バトルライン』は残念ながらルールを読破できなかった(訳注:あとで読み直してみるとルールは『バベル』並に簡単であったことが判明する……落ち着いて読めば良かった)ため、その後『ガイスター』と『バベル』をひとしきり楽しんだあと、ボードゲーム漫画という希有なジャンルの『アクア・ステップアップ』のサーチに出かける。
 K氏の古巣近辺で4軒の本屋をハシゴするが、見つからない……見つからないのも凄いが、4軒の本屋の場所を既に覚えているK氏もハンパじゃない。しかし、諦め半分で最後に家の近くの24時まで営業な大型書店に行ってみると……あっけなく見つかる。はぁ。自分がいかに幸せな環境に住んでいるか、たまには神に感謝する必要がありそうである。ははは。
 はは。

 そんなわけで、幸せなボードゲームな一日であった。『バベル』、買おうかなあ。



2001/09/10(月) 雨

 台風である。今度は15号らしい。大雨警報、洪水警報、暴風警報、波浪警報、雷注意報と、まあ豪華絢爛な前回に比べると少し寂しい。(何がだ) 日本の不景気を繁栄しているみたいである。(関係ねーよっ!)

 そんなわけで、少し早めに帰ってきたおかげで20時30分まで営業の本屋さんの閉店間際に寄ってみたのだが、台風接近とやらで今日は閉店を早めたらしく既に閉まっている。なんだよぉ。
 スーパーも閉まってるし……むむむ。一応、地元の21時まで営業の本屋さんは開いていたので『GUNDAM 0083 フィルム・ブックス』(旭屋出版/1,600円)、『究極!X68000エミュレータ』(高木啓多著/株式会社秀和システム刊/1,600円)、『The旅客機』(講談社刊/1,900円)などを買ってくる。
 ……我ながら、なんとも私らしい買い物である。軍用機と比べるとあまりにも資料の少ない旅客機だが、やっぱりそれなりに資料は出回っているらしい。やっぱり毎週のように乗っていれば、興味も涌こうというものである。……乗りたくて乗っているわけではないのがちょっと問題だが。(泣) まぁ、出張なんて飛行機乗れることだけが楽しみみたいなもんだしなぁ。(泣)
(最近は出張でもホテルに戻ってくるのは午前様だったりと、出張ですら睡眠時間も確保できるわけじゃなかったりするのだ……サラリーマンは辛いぜ)

 そんなわけで、帰り道で『バトルライン』(GMT社/R.Kniziaデザイン)のルールを読む。……最初はややこしいと思ったが、読み直してみると大いなる勘違いであることが判明する。『ガイスター』や『ローゼンケーニッヒ』ほどではないが、ルールは簡単である。(『バベル』と同等くらいか)
 むぅ。昨日、落ち着いて読めば良かった……次の機会にやってみることにしようか。



2001/09/10(月) 雨

 台風一過、久しぶりに会社の帰りに鉄拳4をやってみる……タイムリリースキャラがまだ出現したようである。まぁ、ジンの出現は予想通りだったので、あ、そう、という感じだったのだが……今度の新キャラは「ヴァイオレット」というらしい。
 新キャラか……と思ってキャラの容貌を見る。……このグラサン姿、どこかで……ま、まさか
 そう……ヴァイオレット、またの名を、李超狼健在也! や、やるしか!
 レイザーズエッジキックコンボも健在である。で、3連勝してポールに負けて帰ってくる……。
 うむ、今日も世界は平和……ぢゃなかった

 BREAKING NEWS
 AMERICA UNDER ATTACK

 ……CNNである。なんだか凄いことになっている。トム・クランシーが現実に追いつくのは難しいとか言ってるし。
 むぅ。



2001/09/15(土) 曇時々雨

 そんなわけで、三泊四日の出張から帰ってくる。へろへろである。
 今度は東北である。

 行きはJASのMD−90−30(機番JA001D)である。

MD−90−30
全長
46.5m
最大離陸重量
66t
離陸滑走距離
1,970m
全幅
32.9m
最大離陸重量
64t
着陸滑走距離
1,600m
全高
9.4m
巡航速度
815km/h
エンジン形式名
V2525−D5
航続距離
2,330Km
静止離陸推力
11,340kg×2基
標準座席数
166席
 MD−90−30は、1965年にロールアウトしたダグラス社初の短距離双発ジェット機DC9−10に始まるDC−9シリーズの最新型である。DC−9シリーズは、B767シリーズに並ぶベストセラー機で、DC9−10の進化型であるDC9−80シリーズは、MD−80シリーズとして名を変えて、ダグラス社がマクドネル社と合併した後も改良進化が続けられた。
 MD−90はそれまでのMD−80シリーズをベースに、エンジンを換装し、MD−88と同じグラスコクピットを装備した最新モデルであり、JASで数多く採用されている。初号機納入は1996年1月6日で、羽田空港に到着した。JASではMD−90のマーキングとして、映画監督の黒澤明監督のデザインによるレインボーカラーを採用、当時マスコミで話題になった。
 しかし、残念ながら1997年7月、マクドネル・ダグラス社はボーイング社に吸収合併されたため、MD−80/90シリーズは1999年半ばに事実上生産中止となっている。
 上記の通りJASでは1997年より導入されており、2000年7月現在16機を保有している。

※掲載スペックはJASホームページJASフォトギャラリー」による。(データは1号機


 JAS採用の機体は、機内装備のビデオサービスが天井から液晶ディスプレイがせり出してくるタイプである。結構かっこいいが、この機体は短距離路線で、私の場合、小牧〜仙台間がたった1時間5分、これでは映画も観られない。……しかし、JASのサービスは私の予想の上をいっていた。何を思ったのか、なんと機体の現在の速度、高度、機位を見せてくれたのである。
 や……やってくれるじゃないか、JAS。
 シートベルト解除まではかなり低速(戦闘機のフライトシミュレーターなんかやっていると、時速300Km/h台なんざ失速ギリギリの速度なのだ)で、「旅客機ってこんなものか」と思ったものだが、巡航時は高度8,200m、速度866km/hで結構スピード出ていたりするのだった。まぁ、短距離便なので巡航時間もそんなに長くなかったのだが……。なお、外気温は−22度……寒そうであった。

 ちなみに、JAS採用のMD−90/80シリーズの機体は日本では珍しく2−3という横5列の座席配置の機体である。
 帰りは前回同様ANAのA−320(JA8609)、右3列が茶色、左3列が緑色という変わった配色の座席であった。ハイテク機の割にビデオサービスはなしである。(無論、非常時の案内は添乗員さんの実演である)
 ……ひょっとしてJASの方がサービスいいかも知れない。うーむ。

 そんなわけでふらふらになって帰ってきた私なのであった。で、家に帰って鞄を放り込み、近くのコンビニにジュースを買いに出かける。……知らないうちに出張中のビジネスホテル宿泊ビジネスマンな生活スタイルが板に付いている……ははは。
 何故かビジネスホテルの周りにはコンビニが必ずあるのである。ゲーセンはないのに……ゲーセンがあったのは神戸出張の時くらいである。(馬鹿) 仙台にもあったが、辿り着いたときには閉まってたし……。(泣)
 はぁ。

 寝るか。



2001/09/16(日) 晴

 快晴の日曜日なのでボードゲーム屋に「バベル」を買いに行く……「CLOSED」と書いてある。イベント参加により今日はお休みらしい。
 はぅぅ。

 仕方ないのでドラゴン太氏と『DRIVEN』を観に出かける。シルベスター・スタローンが脚本と出演の両方をこなしていることが世間では有名だが、シルベスター・スタローン一色の映画ではない。やっぱりこの映画の主役はカートである。サービス精神旺盛というか、お約束な展開はかなり笑える。町中で痴話喧嘩の憂さ晴らしにカートを乗り回す(!)わ、レースを放り出してコースを逆走し救助活動に突っ走っていくわ……ノリとしては『サイバー・フォーミュラ』にかなり近い。
 故にリアリティを求める向きにはあんまり向かないかも知れないが、そういうノリが好きな人にはお勧めである。なので突っ込みを入れるのはやめておくことにする。(笑) しかし、いくらなんでも予選に出ないで(最下位とはいえ)本戦に参加するのはいかんのではないかい。その辺り、カートに詳しい人が居たら教えて欲しい今日この頃である。
 所々にいかにもと言った形で挿入されるCGの演出は個人的にはあまり好きではないが、まあ許そう。

 やっぱ、アクション映画はいいよね、はは。

 で、当然の如くゲームセンターでレースゲームをやったあと、鉄拳4をやってみる……ぉぃぉぃニナがいるぞ!(爆喜)
 我が鉄拳人生に一片の悔い無し、である。しかし、感激を押さえて、まずヴァイオレットでクリアする。実を言うと鉄拳4のクリアは今日が初めてだったりする。最終面でヴァイオレットの髪が白銀に染まり、キャラ名もLEEに変わる……操作系が同じ別キャラではない、と言うことも判明する。ふふ。エンディングは今まで通りのリプレイ集でCGムービーは無し、これはPS2移植の布石だろう、うむ。ついでにニナもクリア、少し自信が涌いてくる。
 これで多少は対戦できる体になりそうである。くくく……。

 白銀の悪魔とスカーレットニードル、復活! 



2001/09/17(月) 晴

 流石の私もつかれたので代休を取る。ニュースをTV、新聞、インターネットをフル活用して貪るように観る。サラリーマンなんかやってると、普段はニュースもまともに観られないのである。むぅ。

 で、一通りニュースを観たあと床屋に出かける……が、月曜日で定休日、諦めてボードゲーム屋に「バベル」を買いに行く……売り切れらしい。(爆) 仕方ないので、2人プレイゲームの傑作である『LOST CITIES』、『Kahuna』を押さえ、ついでに『CASTLE』を買ってくる。

 帰りにゲームセンターでヴァイオレットで7連勝をキめ、上機嫌で帰宅する。幸せな休日である。……明日からは戦場である。はぁ。



2001/09/18(火) 晴

 連続出張の影響か、体調が復活しないので、20時半には仕事を切り上げてさっさと帰ることにする。(笑う泣かれ、これでも早いのだ)
 で、鉄拳である。(爆) 李とニーナが復活すれば怖いモノなど何もない……ハズだったが、世間のレベルは既に相当なもので、全然太刀打ちできないのであった。まあ、勝てることは勝てるのだが、連勝しても3回まで、あとはけちょんけちょんに叩きのめされ、連敗しながら死ぬ思いで勝ちを掴む……という繰り返しである。たまに全然勝てないジンとかも居たりする。ううう。
 修行しないとなぁ……。



2001/09/19(水) 晴

 そんなわけで、今日もさっさと帰って鉄拳である。(爆)
 とりあえず、李でさらりとクリア、続いてニーナでのクリアを目指すが、ヘイハチに叩き潰され夢やぶれる。むぅ。
 しばらくすると、他の人がやり始めたので李で乱入、あっさり蹴散らすが5面で負ける。……はぅ?

 油断大敵である。うーん、とりあえずコンピュータ相手くらいは無敗を誇れるよう修行しなきゃ……。



2001/09/20(木) 晴

  雪辱のため、今日もさっさと帰って鉄拳である。(爆)
 今日は、普段よりも更にさっさと帰ってきたので、21時までやってるパルコに寄り、タロットの本を2冊購入する。
 ……いつもこうなら、私も少しは景気に貢献できるんだけどなあ……。(苦笑)

 で、今日もニーナでのクリアを目指すが、ヘイハチに叩き潰される……ダメだぁ。
 仕方ないので李でさらっとクリアするが、対戦者もいないので、そのままとぼとぼと帰ってくる。

 ……はぁ。



2001/09/21(金) 曇時々雨

 最近早く帰っていた反動で、午前壱時様になる。まぁ、今日はバイク通勤だったので問題はないのだが……。
 で、深夜までやってる旧50円ゲーセンに寄り、鉄拳する。
 李で開始したら早速乱入されるが、返り討ちにする。3連勝したところでニーナに切り替えてみるが負ける……むぅぅ。
 やはり、ニーナの方は今ひとつ未熟なようである。むぅ。
 仕方なく、李で再乱入、勝って、その勢いでさらっとクリアする……うーん。

 ……でもって、帰りにゲーム屋に寄り、『HRESVELGR』と『7BLADES』を買う。両方かなり安価だったのだが、ガストの『HRESVELGR』はやはり今ひとつであった……。

 『HRESVELGR』は、小型高速戦闘機によるレースゲームである。やりこめば楽しいかも知れないが、素直すぎる作りなので今一歩……と言う感じである。

 『7BLADES』は7つの剣を使いこなすサムライと女銃使いの2人の主人公によるアクションゲームで、プレイヤーはどちらかを選択してゲームを進めていく。格闘アクションかと思ったら、ミッション遂行型のアクションゲームであった。なかなか狂った世界観であるが、いい感じのゲームである。意外にハマってしまい、深夜までやり込むハメになったのであった。(爆)
 はははは……はっ空が明るい……。

 ね、寝るべし。



2001/09/22(土) 晴

 最近は休日でも早起きだったのだが、流石に朝まで『7BLADES』していたおかげで寝坊する。で、床屋に行った後、さらりと鉄拳(クリアはしたもののヘイハチに1本取られたのでスコアが残らなかった)、で、帰ってから『7BLADES』する。

 昨日は地獄極楽丸編の二度目の茶屋でクリア条件がわからず諦めて寝てしまったのだが、結局、時間がたつと脱出口が出来ることが判明、先には進んだのだがその先の連続ボスキャラステージで回復アイテムを乱用しつつ狛犬と風神雷神を倒したおかげで回復アイテム不足に陥り、次のボスキャラ陰陽師が倒せなくなってしまう……。

 息詰まったので、鉄砲お百合編をやってみる。遊女館で道に迷って中断する。

 と言うか……夜中になると結構怖くていやな感じなのである。(泣) このゲーム、見かけによらず完璧なホラーゲームなのだ。(スプラッタ、ではない。あくまで「ホラー」である)
 面白いには面白いんだけど……怖い
 困ったモノである、うう。



2001/09/23(日) 晴

 休日なのでココストア氏&マスターK氏を召還してボードゲームに燃える。とりあえず、せっかくメンバーが揃ったのでカタンをやることにする。

    ……結果。3戦全敗、一人平和にフェザーン的日和見を決め込んだマスターK氏の圧勝であった。むぅ。

マンハッタン(MANHATTAN) 仕方ないので気分直しに平和的なゲームでもやろうかと、『マンハッタン』を持ち出すことにする。断っておくが、カタンはまれにみるほど平和的ゲームであるので念のため……。
 で、『マンハッタン』である。このゲームは3〜4人用なので今までプレイする機会がなかったのだった。ルールはこんな感じである。

 『マンハッタン』は世界の都市にビルを建設するゲームである。
 最初にゲームの準備として、各プレイヤーは、順に1つづつ1〜4階建てのビルのコマを取る。(3人プレイの場合は合計4つになるまで順に取る) 次に、配置カードを4枚づつもらい、ゲームをスタートする。

 各プレイヤーは自分のターンに配置カードを使い、そこに書かれた場所に手持ちの1〜4階建てのビルのコマを1つ置く。各都市は3×3の区画に区切られている。何も置かれていない場所には1〜4階建てのどのビルのコマでも置けるが、既に相手のコマが置かれている場合でもその上に重ねて置くことが出来る。ただし重ねて置く場合は、そこに積まれている相手のビルのコマの合計階数以上のコマを置かねばならない。その中に既に自分のコマが置かれているなら、その分の数は計算から除いて良い。
(自分が黒で、青赤青青青赤黒からなる全7階建ての上に重ねておく場合、このビル最大勢力の青が4階分を支配しているので、4から自分の支配する1階分を除いた3階建てのコマ、または、それより大きい4階建てのコマならば置くことが出来る)

 各プレイヤーは手持ちのビルのコマを1つ置いた後、配置カードを1枚補充して自分の番を終える。こうして各自がビルのコマを全て使い切るまで(3人プレイの場合は4回づつ)手番を行なう。これを1ラウンドとし、1ラウンド毎に得点計算をする。
・全都市で最も高いビルの最も上に自分のビルのコマを置いているプレイヤーは3点。(同じ高さの人が他にいる場合は0点)
・都市ごとに、一番上に自分のビルのコマが置かれているビルの数が最も多いプレイヤーは(都市ごとに)2点。(同じ数の人がいる場合は0点)
・一番上に自分のビルのコマが置かれているビルの総数。(1つのビルにつき1点)

 こうして1ラウンドが終了する。次のラウンドの開始前に、順に1つづつ1〜4階建てのビルのコマを補充する。(3人プレイの場合は合計4つになるまで順に取る)
 このようなラウンドを、ビルコマがなくなるまで(コマは各自全部で16個あるので、3人プレイの場合、4回)繰り返し、最後に合計点数が最も多かった人が勝利者となる。

 ややこしそうに思えるが、実際はとても簡単なルールである。
 ただし、ゲーム内容の方は「ビルを建てていくだけなのでとても平和的なゲーム」というイメージとは少々かけ離れている。実際には、都市の支配権を激しく争う過激なゲームなのだ。
 ゲームの主な得点源は都市内の最大数のビルを確保による都市の支配であり、そのためには他のプレイヤーの支配権を突き崩す必要がある。その主な手段とは、他のプレイヤーのビルの上に自分のコマを重ねて置いて支配権を奪いとり、都市内で最大数のビルを支配することなのである……無論、空き地にビルを建てて平和的に着実にビルを増やすことも出来るが、相手のビルを支配する方が、自分の都市支配力の向上と相手の都市支配力の減少を同時に行えるので効率がいいのだ……。

 かくて、ゲームが進むと各都市ごとに抗争は激化、ほとんど戦争状態となるのであった。(爆) この結果、香港侵攻だの、マンハッタン奪回だの、ゲームのモチーフからは想像も出来ないような物騒な台詞が飛び交うことになるのである。(笑) 泥沼化した抗争を横目に、他の平和な都市で着実にビルを増やすのが最も優れた戦略なのだが、これは実際には難しい……。
 おまけに、世界で最も高いビルにはボーナス点があるので話はさらにややこしくなるのであった。もっとも、これがこのゲームの最大の特徴とも言えるのだが……。
 世界で最も高いビルを目指してゲーム後半ではビルの建築競争が繰り広げられ、これに巻き込まれてバベルの塔のごときビルを建造するハメになると……悲惨な結末が待っているのである。世界で最も高いビルのボーナスは僅か3点、そのために注がれる巨大な経済力(ビルコマ)を考慮すると割に合わないことが多いのだ。……のだが、男たちは何故か憑かれたように世界で最も高いビルの栄光を目指して巨大高層ビルの建築とその支配に挑むのであった……。(笑) 
 このタワー・ビルの建築を巡って激しい戦いが繰り広げられたこのゲーム、結局、私は世界で最も高いタワー・ビルの支配と勝利を同時に掴むという奇跡の1勝以外は勝つことが出来ず、ココストア氏2勝、マスターK氏1勝という不本意な結果に終わった。……カタンも完敗だったし、どうも私はこの手のゲームは弱い人らしい。(泣)

 この『マンハッタン』は割に短時間で終わることもあって我々の中では結構評判が良かった。カタンの間の息抜きとしてこれからも長く遊べるゲームになるかも知れない。2人でもプレイできることもあり、結構お勧めの逸品である。(ただし楽しむためには3〜4人を強く薦める) 勝利のコツは世界最大のビルには関わらないことだ。(爆)

 で、彼らが帰ってから『7BLADES』する。なんだかんだで深夜までプレイして地獄極楽丸編と鉄砲お百合編の両方をクリアする。
 難易度的には鉄砲お百合編の方が圧倒的に簡単であるが、ストーリー的には鉄砲お百合編の方がホラー色が強い気がする。
 地獄極楽丸編の方は行け行けゴーゴーなストーリーなのだが(比較の問題で、こっちも暗いことは暗い)、難易度は凄まじく高い。ラスボス級の敵キャラが連続でこれでもかこれでもかと言わんばかりに出てくるのだ。中でも黄金王の硬いことと言ったら……はぁ。しかし、本当のラスボスを倒す武器が龍の剣ではなく「飛廉」というブーメランだったのには笑ってしまった。(爆)
 両方クリアの恩恵はフル装備でのゲームと、敵キャラでのプレイが遊べることであった。敵キャラでのプレイはなかなか楽しいが、爽快感という意味では鉄砲お百合のフル装備が一番な気はする。「岩黄奢」(ガトリングガン)を好きなだけ撃ちまくれるのは爽快である。(正確には一応弾切れはある) まぁ、ゾンビ相手には「犬枯」(ショットガン)を使う方が定番かもしれないが。派手好みの方には「石榴」(グレネードランチャー)も捨てがたいモノはあるが、味方を巻き込むのがたまに傷である。フル装備モードで撃ちまくっていると、頭領を巻き添えでブチ殺してしまったりしていてなかなか……。(ぉぃぉぃぉぃ)

 そんなわけで最初は鉄砲お百合編をお勧めする次第である。飛び道具はやはり偉大である。まぁ私でもクリアできたので地獄極楽丸編の難易度もさほどではないかも知れないが……うーん。まぁ、なんだかんだでこの値段で手に入れたにしては佳作であることは間違いないだろう。



2001/09/24(月) 晴

 快晴の平和な祝日である。そんなわけで、まったりと『7BLADES』をプレイしてみる。今回は敵キャラを使ってのプレイである。このゲーム、地獄極楽丸編と鉄砲お百合編の両方をクリアすると本編に登場した敵キャラを自キャラとして使えるようになるのである。この敵キャラを使って各ステージを攻略していくことすらできるのだ。(!)
 元々地獄極楽丸編と鉄砲お百合編ではキャラの特性もステージ構成も違うので一粒で二度おいしいゲームではあるのだが、これはもう骨までしゃぶってみるしかない。
 とりあえず、妥当なところで地獄極楽丸編を鉄砲お百合を使って挑戦してみる。(笑) 両方をクリアするとこんなお遊びも可能になるのである。鉄砲お百合編は鉄砲お百合の特殊アクション(壁に掴まってよじ登る)が必要なステージもあるが、地獄極楽丸編は基本的に制約がないのでクリア不能にはならないはずである。で、やってみる……か、簡単だ。鉄砲お百合、強すぎである。キャラ選択モードだと弾切れ制限が甘い(ステージ毎に補充される!)ので、「岩黄奢」(ガトリングガン)を撃ちまくるだけで居並ぶ敵を一掃することが出来るのだった。黄金王すら意外と簡単に倒せてしまう……むぅぅ。

 では、他のキャラはどうであろうか。とりあえずいくつか選んでやってみる。

黄金王
 キャラ選択モードで誰もが一度は使ってみるであろうキャラである。動きは鈍いしジャンプ力も今ひとつだが、攻撃力と防御力は絶大である。ただし、飛び道具は持たない。(もっとも、キャラが巨大なのでヒミカとの戦闘は通常攻撃で対応できる……まぁ少々辛いが)
 強力無比なキャラであるが、クリアだけなら鉄砲お百合の方が簡単か?

ジゴ
 黄金王と似たような印象があるが、剣を持たないため攻撃力が今ひとつで黄金王に比べるとやや見劣りする。ジゴも飛び道具は持たないが、足踏みによる地雷波(□)と、突撃の後の衝撃アッパー(△)という二つの特殊技を持つ。しかし、地雷波は隙が大きく、衝撃アッパーは突撃しつつの攻撃なので今ひとつ使いにくい。通常攻撃は殴るだけなので攻撃力が今ひとつなのだ。はっきり言えば黄金王に比べると使いにくい。
 黄金王とは違って正真正銘ラスボスなんだけどなぁ……。

半蔵
 地獄極楽丸のライバル。主な技は二連手裏剣(□)や剣での連続攻撃(○)。その他、鎖鎌(□+×)などを持つ。ジャンプしながら攻撃(×を押して○)すると残像蹴りになり全周攻撃になる。かわし(△)動作もある。ジャンプ力、移動速度も申し分なく、使い勝手は良いが、十字手裏剣を持つ綾音に比べると攻撃力の点でやや見劣りする。
 このキャラでクリアを目指してみるのも悪くない。
 (脚注) 後から判明したのだが、このキャラにはロケットランチャー(△を押しながら×)という必殺技がある。反動が大きいが直撃すると超強力。
 

綾音
 本編に登場したくの一。十字手裏剣(□)が超強力。攻撃範囲がかなり広いため、半蔵の手裏剣よりも強力である。かわし(△)動作もある。剣は持っておらず、格闘(○)は残像蹴りである。ジャンプ力、移動速度も申し分なく、使い勝手はかなり良い。強いて言うなら、このクラスのキャラとしては防御力が今ひとつなのが欠点である。
 このキャラでクリアを目指すのも悪くはないが、防御力に欠けるために苦戦するかも知れない。

狛犬
 ゲテモノ系のキャラである。石で出来ているはずだが、その動きは軟体動物かと思えるほどである。流体金属製かも知れない。(笑) 後ろ足蹴りと突撃、火炎放射と技は豊富だが、図体がでかいため使い勝手は良くない。
 それでも一応プレイしてみたが、神社での黄金王との一回目の対決で、体が低いために攻撃が当たらず(爆)、敗退してしまった。勝てないことはないとは思うが……うーん。誰か挑戦してみてください。

鬼瓦
 ゲテモノ系のキャラ、ここに極まる。技はジャンプのみ、体当たりで敵を吹き飛ばすという恐るべきキャラである。(水平移動は一応可能) 意外なことに使い勝手はそんなに悪くない。(爆)
 このキャラでゲームクリア可能かどうか、誰か試してみてください。いや、ほんとに。

土偶
 結論から言おう。このキャラほど見かけ倒しという台詞が似合うキャラも珍しい。ヤマタイ国が滅びたのも無理はない。
 デモシーンや本編では派手に大砲を撃ちまくっていたこの大型メカだが、この大砲(○+×)の威力が哀しいくらい弱いのである。一応バルカン砲(△)も装備しているが、これとて威力は極小、機動力こそ低くはないがジャンプは出来ない。装甲も決して硬いとは言えない……。
 一度使って笑うためのキャラ(メカ?)である。うーん。

ヤマタイ軍
 ……ヤマタイ国というのはどうしてこうなのか……。このキャラ、一見使い勝手は良いように見える。各種の剣による攻撃は結構派手で効果範囲もこの手のキャラとしては比較的広い……のだが、威力が極小なのである。このキャラでプレイすると雑魚キャラの堅さに驚くことになるだろう。(笑)

雷神
 強力なイカズチ攻撃で苦しめてくれた雷神であるが、自分で使ってみるとどうも使い勝手は良くない。攻撃に隙が大きすぎるのである。通常のライトブレードによる攻撃も隙が大きいため、敵に包囲されるとかなり辛い。イカズチ攻撃も派手な割に効果範囲が今ひとつで、そこそこ威力はあるものの敵を一掃できるほどではない。
 このキャラの特色として移動速度が異様に速いのだが、残念ながら、これもこのキャラの使い勝手を悪くしている。
 クリア目的ではなくて、少し遊ぶにはいいかな、と言った感じのキャラである。コンビの風神が使えないのが少し残念。

鏡地獄
 本編ではうっとおしいことこの上なかった鏡地獄だが、使ってみると意外に使い勝手のいいキャラである。攻撃の隙は大きいが呪文とともに放たれる暗黒弾(△)の破壊力は絶大で、雑魚なら数体まとめて蹴散らすことが出来る。この技だけでほとんどのステージをクリアすることが出来る。このキャラで最初からプレイしてみるのも一興である。私はヒミカが倒せず断念してしまったが、隕石攻撃さえかわせればクリアも不可能ではないはずだ。

シムカ
 南蛮人の黄金郷陸軍総司令官で二丁拳銃の使い手。腹から必殺のロケットランチャーを放つ(○+△)ことができる。これは強力だが反動で自分も吹っ飛ぶ上に立ち上がった後高笑いする(笑)ため、隙がとてつもなく大きい。
 メインとなる二丁拳銃の連射は強力だが、真っ正面に死角がある。また、六連発のレボルバーなので六発の連射毎にチャージ動作が入る。攻撃力は低くはないのだが、一撃必殺と言うほどの威力は持っていない。接近戦時には拳銃で殴る格闘動作も可能である。
 太っているため移動速度はノロく、ジャンプ力も少なめである。正面のガードが堅く、通常攻撃に対してはほぼ完全に防御するのも特徴といえる。
 結構面白いキャラであるが動きが鈍いため使い勝手がいいとは言い切れない。このキャラでクリアを目指すのも面白いかも知れないが、強行突破のステージでは少々辛いかも知れない。

小銃南蛮人
 黄金王やジゴに比べると使用される率は極端に低いと思われるキャラである。一見、普通のキャラに見えるこのキャラであるが、異様に身が軽い。異常なまでのジャンプ力を誇るのである。持っている小銃の攻撃も鉄砲お百合の短銃と違ってチャージ動作がないので連続射撃ができ、使い勝手がよい。また、接近戦時の銃底で殴る攻撃も可能である。
 しかし、所詮は雑魚キャラ、防御力が低いため、このキャラで各ステージをクリアするのは至難の業である。私は一度目の神社での黄金王との対決で断念した……うーん。
 オプションでの難易度指定がないこのゲームで SPECIAL HARD を味わってみたい人にはお勧めである。(笑)

腐敗信者
 誰もが一度は試してみるであろうキャラである。ひたすら弱い。生半可に耐久力があるのがよけいな気がするくらいである。ジャンプすら出来ない。攻撃力が情けないほど低く、相手にダメージを与えているのか、肉眼では確認できない。(爆)
 このキャラでのクリアは不可能だろう。(笑) 移動速度も低く、このキャラでクリア可能なステージを探すのも困難である。(爆)

信者甲
 まだ腐っていない黄金教信者である。(笑) 腐敗信者よりはかなりマシでジャンプもできるし、腕の振り回し攻撃(○)の他に突き飛ばし(□)というわざまである。(笑) 少なくとも賞金稼ぎは撃退できたし、移動しながら攻撃できるので長崎の宿は脱出できた。(笑) ……与力のところに辿り着くことは出来なかったが、それも不可能ではないだろう。(笑)
 まぁ、このキャラでまともにプレイする人間がいるとは思えないが……実際どこまで行けるのか試した人がいたら教えてください。(爆)

土忍
 比較的まともなキャラの一つ。ジャンプ後に再度ボタンを押すことで地中に潜って無敵状態になることができる。(この状態では攻撃できない) 見かけによらず接近戦での攻撃力はかなりのモノで攻撃スピードも速いので、使い勝手はいい。欠点は飛び道具(□)で、鎖鎌のため射程が短く、気休め程度にしかならない。また、防御力は低いため、小銃南蛮人の集中砲火を浴びるとあっけなくやられてしまう。
 そんなわけで私は地下通路の影地獄に勝てずにクリアは断念してしまった。
 使い勝手はいいのでどこまで行けるか挑戦してみるのも悪くはないかも知れない?

壁忍
 特殊攻撃は攻撃力のない煙玉(□)。奇妙な軌跡を描く剣による攻撃の攻撃力は高いが、飛び道具もなく、防御力も低いのでクリアは困難。身が軽いのが唯一の救い。しかし、なんで「壁忍」なのか不明。

野犬
 ゲテモノキャラの一つであるが、芸は細かい。後ろ足での蹴り(□)や威嚇(△)など、技は意外に豊富である。しかし、実際に使うのは通常攻撃の飛びつき(○)だけと思われる。(蹴りは射程が短すぎる)
 攻撃力は意外にマトモなので雑魚相手に苦戦することはないが、流石にボス相手には少々辛いかもしれない。
 ニンジャ並の異様なジャンプ力と移動速度を誇るので、移動には困ることがない。このキャラを使うと、犬視点でのプレイという希有なプレイが楽しめる。
 一度は使ってみて欲しいキャラである。

頭領
 賞金稼ぎの頭。剣による攻撃の威力は比較的高いがジャンプ力は低く特殊能力もない。挑発技は豊富だが、敢えてこのキャラを選ぶ理由はない。

達磨
 賞金稼ぎのうちの一人で錫杖を使う坊主。武器の威力は今ひとつ。念仏(□)と挑発(△)という妙な技(?)を持つが、使いにくいキャラである。このキャラでゲームクリアするのは至難であろう。

稿
 賞金稼ぎのうちの一人で居合い斬りの達人。隙は大きいが地獄極楽丸の持つ刀「白虎」もかくやという破壊力を持つ。出の早い攻撃(△)も使える。咳をする(□)こともできる。(笑)
 賞金稼ぎの中では使いやすい方だが、実際にこのキャラで各ステージをプレイしていくのは少々辛い。

定色
 賞金稼ぎのうちの一人で弓使い。一応飛び道具使いなのだが、隙があまりにも大きい上に威力も今ひとつ。鉄砲使いも居るこのゲームでは少々辛い。現実では隠密性がある弓も利点はあるのだが、このゲームでは……。

地八
 賞金稼ぎのうちの一人でハンマー使い。賞金稼ぎの中では最も使い勝手がよい。隙は大きいが攻撃範囲が広く、地獄極楽丸の持つ斬馬刀「玄武」に近い攻撃が出来る。しかし、他に技がないのでこのキャラで各ステージをプレイしていくのは少々辛い。

 まぁ、とりあえずこんなところである。(与力とか、まだ残っているキャラも多いが……)
 そんなわけですっかりはまっている私なのであった。まぁ、最近PS2でゲームをやり込むこともなかったし、たまにはいいか。(いいのか?)



2001/09/25(火) 晴

 午前様である。はぁ。

 はぁ。寝るべし。



2001/09/26(水) 晴

 社外講習会でさっさと帰ってくる。で、大須で『スコットランド・ヤード』を買ってくる……といっもボードゲームの方ではない。ボードゲームから移植されたパソコンゲームである。ただし、純粋にボードゲームを楽しむモードの他に、パソコン版独自の追加モードがついてくる。
 ドラキュラ伯爵、フランケンシュタイン、ドイツの女スパイ マタハリ、フランスの奇術師ウーダンなどのキャラクター名の怪盗Xが登場。全てのキャラクターには、それぞれ特有の動き方、特殊能力、攻撃法があります。(原文のまま)
 ……だ、そうである。どういうゲームだ?(謎)

 だから、早く帰れれば世間の景気に貢献できるのである。
 うむ。

 ……なんだかなぁ。



2001/09/27(木) 晴

 昨日の反動で、またも午前様である。で、『7BLADES』を少しやることにする。今日は綾音で商館からやってみる……ら、楽勝である。くの一だけに防御力は弱いのだが、機動力と強力な十字手裏剣がそれを補ってあまりある……うーん。
 特にヒミカなんて楽勝である。お百合はともかく、地獄極楽丸や影地獄でプレイしたときはかなり苦労した(影地獄では未だにクリアできていない)のだが、あっけなく勝ててしまった。……ひょっとして、こやつお百合に次いでクリアしやすいキャラなんじゃないか?
 これでは半蔵の立場がないような……まぁ、半蔵ではそれほどやり込んだわけではないのだが。

 次は半蔵でやってみるかな……。



2001/09/28(金) 曇

 完全午前様で爆沈する。
 はぁ。

 ……はぁ。
 ねるべえ。



2001/09/29(土) 晴

 脳が痛い風邪か単なる睡眠不足かよくわからない(爆)のだが、どうも体調が悪いので一日寝込む。

 夜になってようやく体調が快復したので、『7BLADES』をプレイする。キャラは半蔵を使用する。綾音に比べると半蔵は攻撃力で見劣りするように思っていたのだが、ロケットランチャーという必殺技(△を押しながら×)があることが判明したため、使ってみることにしたのである。地獄極楽丸編はやり込んだのでシナリオはお百合編である。地獄極楽丸編に比べると強敵が存在しないため難易度は低いがホラー色の強いという印象のあるお百合編だが、特殊アクションがないとクリアできないステージが存在するため、その意味での難易度は地獄極楽丸編より高い。このため、お百合編はジャンプ力のないキャラではクリアできないのだ。
 倉庫のステージなどではジャンプ力のあるキャラでも苦労することもしばしばある。半蔵の場合ロケットランチャーの反動を利用して空中移動すると意外と楽だったりするのだが。(笑)

 で、なんだかんだで結局クリアしてしまう。前言撤回というか、半蔵強し、である。綾音に比べると圧倒的な防御力を誇る分、クリアも楽だったのかも知れない。……お百合編の難易度の低さもあるかも知れないが……。
 そういえば、お百合の強化アイテムのアタッチメント全部見つけてないし。商館で銃身みつけただけだな……。

 そんなわけで、どうも私は『7BLADES』にハマってしまったらしい。このゲーム、世間ではあまり評判にはなっていない。このゲームには欠点もいくつかあるからだろう。

 欠点の一つは視点移動である。私はあまり気にならなかったのだが、このゲームでは視点移動は自分で行う。演出的に計算された場所からの視点(バイオハザードが有名)や、自キャラの後ろからに固定された視点ではないので、場合によっては壁に隠れて何も見えなくなることがあるのである。

 処理落ちもある。ステージによっては大量の敵キャラが現れるので、処理落ちすることがあるのだ。
 また、大量に敵が出現する割に、一撃すると倒れてしまい起きあがるまで攻撃できずストレスが貯まるというきらいもある。

 クリア条件が明確でないステージが多い、と言う欠点もある。特に敵が大量に出てきて、一定時間生き延びるというシナリオはかなりうっとおしいものがある。敵の全滅や謎解きの「鏡を壊す」とかならば、まだ納得できるのだが……。
 目標地点に辿り着くことがクリア条件になっているステージも、目標を示す矢印が今ひとつ明快でないので道に迷うことも多い。お百合編の洞窟など明らかにクリア条件である遺跡の入り口の扉ではない場所(それも妙なカプセルがある怪しい場所)を示していることもあったりするのだ。

 ただ、私的にはこういった欠点も許容範囲だったりするのであった。傑作の名高い『鬼武者』をプレイしていないこともあるが……。
 敵キャラが少ないとか、ストーリーが短いとか、難易度が低いといった意見もあるが、私的にはバランスが取れているように思う。少なくとも、私的には難易度は低くない。(笑) むしろ、地獄極楽丸編後半のボスキャラ連続ステージときたら……確かに後でお百合を使ってプレイする分には全然簡単なのだが、そういう裏技(爆)を使わないで普通にプレイする分には、むしろ激しく難易度高い。(泣) それだけに、後で別キャラを使ってプレイしたときはギャップに驚いたものだが……はは。
 まぁ、このゲームの真髄は別キャラでのクリアにあるような気もする。腐敗信者とかお約束のキャラ(笑)は別にすれば、これがなかなか楽しいのである。黄金王とかのボスキャラが必ずしも使いやすいわけではないのもなかなか楽しい。半蔵では楽勝のヒミカが黄金王では強敵(笑)というのも興味深い。
 そんなわけで私的には楽しんでいたりするのであった。そろそろ最新ゲームに手を出してもいいかも知れないが。(笑) ねるべえ。



2001/09/30() 雨

 昨日は一日寝込んだので今日はお出かけしようかと思ったのだが、あいにくの雨である。私は周知の通りバイク乗りなので雨の日には弱いのだ。(笑)

 ……そんなわけで、一日また寝ようかと思ったのだが(ぉぃ)、それもアレなので、本屋さんに出かけることにする。
 本日の戦果は、『COMBAT MAGAZINE 2001 11』、『飛行機 No.1 図鑑』(鴨下 示佳著 / グランプリ出版)、『アクア・ステップ・アップ(2)』(ソニーマガジンズ 作画:田嶋安恵 / 原作:安田 均・友野 詳)、『小説アクア・ステップ・アップ(2) 不思議に幸福』(ソニーマガジンズ・ノベルズ 原作:安田 均・友野 詳 / 著:川人 忠明 / 画:田嶋安恵)である。

 まずは定番の『COMBAT MAGAZINE 2001 11』である。今月号は特に読むべきところは……って、なにい、マルシンから 8mm がでるう!? 8mmと言っても無論ニコラス・ケイジ主演の映画ではない。COLT ANACONDA .44 MAGNUM MAXI 8mm BB弾仕様である。しかもカートリッジ仕様! ……こ、これは買うしかあるまい……うぅ。マルシンも罪作りなアイテムを作ってくれる……。

 次に『飛行機 No.1 図鑑』である。イラスト主体の本なのだが(というより、実機写真はない)、興味深い機体が山のように載ってる本である。これはしばらく通勤の友になるであろう……。

 最後に『アクア・ステップ・アップ』である。ボードゲームをモチーフにした珍しいコミックである。
 参考までに、登場作品は以下の通りである。

 『アクア・ステップ・アップ』コミック版1巻登場作品。
 「エルフィンランド」、「ボナンザ」、「スコットランド・ヤード」、「どきどきワクワク相性チェックゲーム(コンパチビリティ)」、「マンハッタン」、「ミシシッピー・クイーン」、全6作品。

 『アクア・ステップ・アップ』コミック版2巻登場作品。
 「ドリーム・ファクトリー」、「6ニムト!」、「カラバンデ」、「ブラフ」、「カルカソンヌ」、全5作品。

 『小説 アクア・ステップ・アップ』1巻登場作品。
 「6ニムト!」、「フォレロッテ」、「カタンの開拓者たち」シリーズ(「カタンの開拓者たち 5〜6人用拡張セット」、「カタンの航海者たち」)、全3作品。

 『小説 アクア・ステップ・アップ』2巻登場作品。
 「ミッドナイト・パーティ」、「ファンタスミ」、「コズミック・エンカウンター」、全3作品。

 ……だんだん紹介ゲームが「今風」のゲームになっているような気がするのは私だけだろうか。(笑)



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