匠の館 3
使用する道具・材料
・製本機
「製本屋さん」の製本機です。本文、表紙の製作に何度も使います。
本文紙を揃えてボンド付け、圧着等に使用します。
大型クリップ等では、限界があります。
・ボンド
主にコニシ鰍フ製本用ボンド「B1]を使用しています。
業務用の3Kgを小分けして使っています。このボンドは水性エマルジョン系のボンドです。
小分けの方法は、「匠の館 1」を見てください。
このボンドの主成分は「酢酸ビニール樹脂」で、pHは4.5〜7、保管温度は2〜40℃。
通常は白色で水分量が多く、乾くと透明になりますが、弾力性があります。
私は長年指で塗っていますが、まったく問題無いです。
注意事項として「皮フにふれないよう注意し、保護具を着用する」と書かれていますので、気になる方はご注意願います。
金属製のお玉などに付いても水で簡単に洗い落とせます。
これ以外では、コニシのボンド「G17」とトンボ鉛筆のスティック糊「消えいろPiT N」も場面によって使用します。
・小道具
写真は使用している道具のホンの一部です。
この中で「へら」は特に重要です。折りや溝を付けたり、いろんな場面で使います。
この「へら」は和裁用で牛骨製です。手製本工房「MARUMIZU」で購入しました。
「定規」は30センチのスチール製が一番使いやすいです。
圧着するために版画用の「バレン」も使っています。
でも意外と売っている店は少ないです。何軒も駆けずり回ってようやく手に入れました。
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