伊豆大島2泊3日の旅、3日目

旅行最終日の3日目、8時半過ぎにチェックアウトし、50分発の送迎バスで元町港に下りていきました。当初は原付バイクでも借りて空港の方向へ海沿いを走っていこうかとも思ったんですが、この日は(晴れてはいたんですが)伊豆半島などが見えない状況だったので、元町港の周辺を歩くことにしました。


ホテルの玄関前

チェックアウト後、送迎バスの出発時間まで暇があったので、ホテルの庭先(?)をふらふらしてみました。アサガオとかいくつか花が咲いていましたね。写真はホテルの玄関前で撮った写真です。写っているバスは路線バス。空気が澄んでいるときは富士山が見えるかもしれません。



ホテルのフロント

フロントのようすです。ホテルの人たちの対応は良かったと思います。フロントの向かい側には売店があり、お土産や菓子、酒のツマミなどが売っていました。



源為朝の館跡

旅行初日に観光案内所でもらってあったハイキングマップを片手に、元町港をスタートしたのが9時20分ごろ。マップには約6キロ、所要時間2時間半とあったので、1周して戻ってきて昼食をとるのにちょうどよいなぁと思いながら歩き始めました。まずは元町港からすぐの源為朝の館跡へ。保元の乱に敗れた源為朝が流されて住んでいたところと伝えられているとか。今は「ホテル赤門」というホテルの敷地になっているようでした。



椿油製油所

源為朝の館跡から程近いところにあります。素通りしただけですが。



大島は東京都

椿油製油所を通り過ぎ、潮音寺へ向かう途中に大島警察署がありました。写真は警察署の駐車場にあった標示です。当然ながら大島は東京都。ちなみに自動車は品川ナンバーでした。



金光寺

マップにしたがって潮音寺や金光寺といった寺に立ち寄りながら、墓地へ向かいました。マップがけっこう分かりづらく、途中どちらに行っていいのかわからなくなったりしてしまいました。途中にあるはずの庚申塚は結局見つけられず。左の写真は金光寺です。



墓地

墓地にあった間瀬定八と小栗兄弟の墓。間瀬定八は赤穂義士の遺児、小栗兄弟は越後騒動(江戸時代の17世紀後半に越後で起きたお家騒動)で大島に流された兄弟だそうです。山の方へ行く道なので、この辺はずっと上り坂。



溶岩流観察路への道

墓地からさらに登っていくと、86年の噴火時に元町の集落近くにまで溶岩が流れてきた跡があるとマップにあり、とりあえず登っていくことに。
この日も前日に劣らないほど暑く、かなり汗だらだら状態で歩いていきました。



溶岩流観察路入り口

ようやくたどり着いたのが、左の写真の観察路の入り口。でも結局、中には入りませんでした。なぜかというと、それはクモのせい。入り口付近にクモの巣がたくさんあって、まずめげそうになったんですが、とりあえずここまで来たんだからと思いつつ、クモの巣を払って中への進入を試みました。でもほんの2〜3メートル行くと、またクモの巣がたくさん(^_^;)。



観察路は荒れていた

道には雑草や落ちた枝がたくさん (^_^;)。日陰なのに妙に蒸し暑く、しかも蚊もけっこういたので、結局それ以上進むのをやめました。ハイキングマップを作るくらいなら、せめてもうちょっと歩きやすくしたほうが良いんじゃないかと思いましたが、どうなんでしょうか。まあほとんど人が通らないから、あんな状態になったんだと思いますけどね。観光客でも行く人がほとんどいないんでしょうね。



携帯のナビで移動

観察路入り口を出発する段階で、すでにハイキングマップを信用できなくなっており、また途中道に迷って思いのほか時間をとってしまったこともあったので、マップのコースは無視して火山博物館に向かいました。もうハイキングマップを見るのはやめて、携帯のナビ機能を使うことにしました。左の写真はその途中でとった元町の町中のようすです。



火山博物館

そんなこんなでたどり着いたのが火山博物館。三原山だけではなくて、日本や世界の火山や被害などについての展示がしてあり、個人的にはなかなか面白かったです。20分ほどで急いで一回りしたんですが、時間があればもうちょっといてもいいかなと思っていました。



道端のクモ

溶岩観察路で行く手を阻んでくれたクモですが、街中でもあちらこちらで巣を張っていました。上の写真は火山博物館から元町港に行く途中の道沿いで撮ったもの。大島ってクモが多いんでしょうか。
旅行とは関係ないんですが、最近、花をよく撮っているのが、クモを撮るのに役立ちました(^_^;)。



避難時の集合場所

火山博物館を出た後は、元町港に戻りました。左はその途中で撮ったもの。町中のあちらこちらに同じような標柱が建っていました。



昼食は寿司

11時半ごろ、元町港近くにたどり着き、すし光という店で寿司を食べました。美味かったです。
昼食をとった後、港の待合所でしばらく涼んでいました。Tシャツが汗で濡れまくっていたのでトイレで着替えました。前日よりも汗かいたかもしれません。



浜の湯

その後、よせばいいのに、時間があったので浜の湯(左の写真。水着着用の温泉です)まで行ってみることに。歩いても数分だからいいだろうと思いつつ歩き始めたんですが、ちょっと後悔。かなり暑かった(^_^;)。



何の花?

元町港と浜の湯の間の道で撮ったもの。何の花なんでしょう? この花も島内のあちらこちらで見ることができました。
元町港の待合所に戻った後は、暑さに耐え切れずに缶ビール飲みながら、さるびあ号の入港を待ってました。ビールうまかった(^_^;)。



さるびあ丸

大島に行くときはジェット船でしたが、帰りは大型客船のさるびあ丸で帰ってきました。大島の元町港を13時30分に出発して、竹芝桟橋に17時30分に到着予定。ジェット船に比べると時間はかかりますがデッキに出られるので、晴れた日なら景色やほかの船などを見ながらボーっとして乗っていると、あっという間に時間が過ぎます。個人的にはこちらの方が好きですね。船室にはほとんどいませんでした。



大島を出港

船は定刻どおりに元町港を出港しました。2泊3日の短い旅行でしたが、大島自体は2泊もすれば十分かなという感じです。違う季節にまた三原山に登ってみるのも良いかなとは思っています。



出港15分後

船はしだいに大島から離れていきます。写真は出港後15分ほど経ったときに撮ったもの。中央に写っているのは乳ヶ崎という岬ではないかと思うのですが、違うかもしれません(^_^;)。



出港25分後

持っていたカメラ(レンズ)で大島全体が入る位置まで遠ざかりました。出港から25分ほど経過したときに撮影。
ホテルに泊まっていたときは、携帯電話の電波が圏外だったんですが、海上ではアンテナが3本立っていました。



船がたくさん

大島を出てすぐに、まわりにはいろいろな船がけっこうたくさんいましたね。写真はたぶん自衛隊の艦船だと思います。15時24分(出港後約2時間)に撮影したもの。



飛行機もたくさん

竹芝に近づくにつれ、羽田からだと思われる飛行機が上空をひっきりなしに通過するようになってきました。東京湾は船も飛行機も過密状態? 16時30分ごろ撮影。



台場通過

17時過ぎに台場を通過。



レインボーブリッジ

そしてすぐにレインボーブリッジを通過しました。竹芝はもうすぐです。



竹芝到着、旅行の終わり

竹芝桟橋には、予定よりも15分ほど早く到着しました。写真は桟橋のところの広場ですが、帰ってきた人、これから行く人、納涼船に乗る人などでけっこう人がたくさんいましたね。


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