2006年3月21日 更新

 燃費を稼ぐにはどうすれば良いのか? 荷物の積み方で変わる車の性能

ガソリン代があがり、気ままにドライブができなくなって来ましたが、ちょっとしたした工夫で燃費は改善できます。
ここでは燃費を稼ぐための工夫をのせます。

1)車のトランクが倉庫になっていませんか?
車のトランクを確認してください。普段使わないゴルフバックや釣りの道具などが入れっぱなしになっていませんか。ドライブに不要な荷物を降ろしてください。余計な荷物は燃費を悪くします。ガソリンも40L、60Lと増えると結構な重量です。長距離ドライブに行かないのであれば、ガソリンを満タンにせず 20Lくらいでこまめに給油する方法も燃費の改善につながります。不要なものをできるだけなくす。これが重要なポイントです。

2)アイドリング時間はできるだけ短く、信号で停止した時もエンジンを切りましょう。
最近のエンジンは、性能が向上していますので、寒冷地以外では始動時のアイドリングは不要です。冬場でも氷点下になる地域を除いて、始動してミラーを直して、方向指示器、ブレーキランプ、ヘッドライトなどの始業点検をしているくらいの時間で十分です。また、信号待ちや渋滞で停止した時にはエンジンを切りましょう。

3)急発進、からふかしはやめましょう。
急発進やからふかしは、ガソリンを大量に消耗します。急発進してもすぐに信号につかまるのが普通です。日本の道路は、信号につかまることなく通り抜けるためのスピードは60km/hで設計されています。また自動車のエンジンも60km/hくらいの速度で走る時にもっとも燃費が高くなる様に設計されています。エンジンの回転計を見ながら運転してください1000回転でギアがトップでどれくらいのスピードになるか、2000回転では何キロか、回転数と車の速度の相関関係がはっきりすれば回転数をできるだけ落とした状態で走行可能な速度がわかるはずです。オーバードライブ機能がある場合は利用しましょう。馬力が足りない時は、シフトダウンやキックダウンを使えばいいのです。

4)スキーやスノーボードの乗せ方
スキーの板を屋根に載せて走るときは、スキーの板が風の抵抗となって燃費が変わります。パジェロなどの4wdの車でスキーを立てて収納するキャリアがありますが、このタイプは、燃費に対してはもっとも悪い収納方法です。 屋根の上にのせる場合も、進行方向に対してそり上がっているヘッド部分を前にして走る場合と後ろにして走る場合は燃費が50%くらい変わります。スキーのヘッドを進行方向前にして、菅平まで横浜から中央高速を使っていったとき、往路350Kmを40Lで走り、ガソリンがなくなりかけてひやひやした思いがありました。復路は、そり上がっている部分を後ろにして走ると自宅まで350kmを20L位で走りました。気温や高速道路の混雑状態に差があるかも知れませんが、確実に復路の燃費を改善した原因は、スキーの板の載せ方と推定されます。

5)タイヤの空気圧は確認していますか
タイヤの空気圧が低いと路面との接触面積が増えて路面抵抗が増えます。これも燃費を悪くします。特にエンジンの過重を受けている前輪の空気圧はやや高めに設定してください。推奨空気圧は運転席のドアにシールが張られていますので参照してください。低いよりも高いほうが問題が起こりにくいです。また、タイヤの幅を狭くする方法も燃費を稼ぐことができます。 くわしくは、タイヤの空気圧は確認していますかを参照願います。

6)オイル添加剤やガソリン添加剤による燃費の改善

モリブデンやテフロンを含むオイル添加剤を使ったり、ガソリン添加剤を使ってエンジン内部の汚れを取り回転を滑らかにすることで燃費を改善できます。
詳しくは、エンジンオイルに関する項目を参照願います。


7)高速道路走行は先頭を走らない。無理な追い越しをしない。
先頭を走ると風の抵抗を受けます。2番目に走ると先頭の車が風を受けるため風の抵抗を低減できます。トラックが連続して走っている間にもぐりこむ方法は結構良い燃費改善方法です。ドラックが連続して走っているのは、経験から得た燃費改善方法を実践していると思われます。ただし、トラックとトラックの間にもぐりこむのは結構度胸も技術もいりますので無理な追越もせず、走行車線を80Km/hくらいの速度で走行するのが無難かもしれません。

   埴原さんちの車 TOPへ