パソコン経歴の話

(1998/01/18)

はじめに

 ここでは私のプログラミング開発環境についてのお話。一方では自分のパソコンの自慢話であり、もう一方では新マシンの購入意欲を極限まで高めるページであったりします。

パソコン履歴

 私の家庭は中流家庭ですので、けして裕福だからパソコンを買えた、というわけではありません。下記のパソコンのほとんどは自分で貯金をはたいて購入したり、借金をして(ほとんど終了)たりします。しかしこうやって買い換えていけるのも、私の家族が「最新機器を買うこと」(いいかえれば新しい物好き)については理解があるからでしょう。

マシン スペック 備考

FM-77 D2

富士通製

1983年〜1986年

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PC-88ゲーム隆盛を迎えようとした頃。私が中学1年生で初めて購入したマシンです。まだ記憶媒体はカセットテープ記録が全盛だったので、3.5インチDiskドライブは珍しかった。POPCOM(小学館)やBASICマガジン読んでBASICプログラムの基礎を勉強しました。遊んだゲームは、リザード、ハイドライド、ザナドゥなど。

 

PC-9801UX2

NEC製

1986年〜1993年

286-10MHz

 

高校1年生。PC-98全盛期に入ろうという頃。FM-77の流れで3.5インチのモデルを購入しました。けれど当時は5インチでのゲームの貸し借りばかりで、実際にゲームをした記憶はあまりありません。ゲームができたのは金銭的に余裕がでてきた大学時代でソーサリアン、シムシティーなど。

ところが大学4年にあがる頃、ロボット研究でパソコンを用いた計測制御の魅力に目覚め、Cによるロボットプログラミング、シミュレーションプログラミングとTex論文作成を学びました。

大学4年のとき先輩に売りました。

※外部HD120MBを6万円で購入。

PC-386NOTE

EPSON製

1992年〜1993年

386-16MHz

 

親の職場で余っていたマシンを一時期借用しました。

自分の思いついた時にDOS環境を再構築し、論文を書きためることができるという携帯性の有効性に感心しました。

 

PC-486NAS2

EPSON製

1993年9月〜ほぼ休止

486DX2-50MHz
8MB-RAM

 

Windows3.1が一世を風靡しようとする頃。Windowsにはあまり関心が無くて、TFTカラー液晶の600*400の、当時としては大変高速なDOSマシンとしての環境を得ることができました。

毎日大学に持ち込んで、卒業論文を作成しました。OHPや資料作成に一太郎や花子を用い、論文に貼り付けるグラフ作成のNGRAPHを駆使し、さらには自作シミュレータも制作しました。

ちょうどNifty-serveでパソコン通信を開始したときでもあります。93年11月頃PC-98用3DシステムAPEXに遭遇し、人体モデルアニメータHUMANを制作し、Nifty-serveに公開することで大きな反響を得ました。それ以降は、本格的にCプログラミングを修行したマシンです。

最近ではほぼ休止状態。たまに昔のPC-98ゲームを起動したり、マイコン制御ボードTRN-Jrをアセンブラ言語で動かしたりしてます。メカトロのハードの勉強に使ってます。

※9600bpsモデム。グラフィックアクセラレータ。外付けCD-ROMなどを購入。

Vividy-NOTE

EPSON製

1996年1月〜

Pentium-90MHz
16MHz-RAM
6倍速CD-ROM

 

Windows3.1マシンとして初めてのDOS/V機を購入しました。これでDOS/VとWindowsの仕組みを理解することになります。大学院での論文制作(Tex for Win)やシミュレーションに大いに役立ちました。当時、実家(宮崎)と下宿(鹿児島)と大学とを、自動車で頻繁に行き来していた私は、ノートマシン無しでは論文完成しなかったかも。

就職し上京する頃(96年3月)に、Windows95をインストールし95マシンとしました。当初はパソコン通信マシンとワープロとして活躍していたのですが、96年秋よりWindowsプログラミングを開始。また自作ソフト宣伝の場として、インターネット上にホームページを開設しました。

機能面ではまだまだ現役ですが、最近では長期の帰省時に使うくらいになってしまいました。バッテリー駆動30分というデスクtoデスク状態でモバイルにはほど遠いものです。

※100MB-ZIPドライブ。14400bpsPCカードモデム。720dpiカラープリンタBJ-401Jを購入。

Vividy-Tower

EPSON製

1997年〜


MMXPentium-200MHz
32MB-RAM
16倍速CD-ROM
Mistique
17インチモニタ

 

就職してはじめて購入した超高速Windows95マシン本格的なWindowsプログラミングのために購入した、マルチメディアに力を発揮する実力あるマシンです。今のところ不都合は全く感じていません。

※650MB-PDドライブ。720dpiカラースキャナを購入。

Libretto70

東芝製

1997年12月〜

MMXPentium-120MHz
16MB-RAM
6.1-TFT 

本格的なモバイルマシンとしてミニノートを購入。パソコン通信・インターネットなど日常的な作業には過不足なく、作業場所を限定しないため、メインマシンとなっています。
ソフトウェア開発環境としても、一応使えます。

※PIAFS対応カードつきPHSを購入。デジタルカメラ(?)を購入するかも。

ZAURUS_POCKET

SHARP製

1997年12月〜

 

Libretto+LOtus Organaizerによって、モバイルの有意義を感じました。けれど仕事としては、とてもLibrettoを持ち歩ける環境ではない。

これを実現するツールがZAURUS POCKETでした。購入してすぐに紙の手帳を捨てる決意をしました。

※携帯用ケーブル。ニッカド充電池。



その他(番外編)

大学時代までは結構ゲーム機で遊びました。友人間の貸し借りが多かった。

就職してからこの頃は選びに選んで購入しています。ですので年間に購入するソフトは片手で数えるほど。時間のかかるようなR.P.Gは全くと言っていいくらいやりません。また毎日ゲームをすることもなく友人が遊びに来たときだけ、いわば「接待ゲーム」ぐらいしかやってませんね、最近。

マシン 備考
  1. ファミリーコンピュータ(実家にて休眠)
  2. セガマークII(実家にて休眠)
  3. メガドライブ(実家にて休眠)
  4. スーパーファミコン(家族へ譲渡)
  5. ゲームボーイポケット(家族へ譲渡)
  6. サターン(現在所有)
  7. プレイステーション(現在所有)