Virtual-Realityの波紋

(1998/06/12)

目次

  1. 最近の3DCG事情とVRML
  2. Communityplace "SAPARi"
  3. インターネット向け仮想人間アニメーション技術(WonderSpace)
  4. 三次元スキャナPICZA、プロッタMODELA
  5. バーチャルペット業界があつい
  6. バーチャルペット業界があつい(2)
  7. ノリノリだぜ、バスト ア ムーブ
  8. 3Dペットでネット対戦 なんバト
  9. ペットと飼い主とのフレンドリー体験 PAW

最近の3DCG事情とVRML

 PUMAN Robot-Simulator for Direct3D をうごかしてみて、 「あなたのマシンのFPS値はいくらですか?」

 FPS値とは1秒間に何回描画するかを示す値のことです。 通常、人間の目は20〜30FPSくらいで動画だと認識できるそうです。 TVは確か30FPSくらいだと思いますが。 最近の3DCGゲームの場合、Vitua-Fighter(SEGA)で30FPS, Virtua-Fighter2(SEGA)で60FPSだそうです。 もしもあなたのマシンのFPS値が低くて、 カクカクと動いてみえて 「アニメーションっていうけど、なんだ意外に遅いじゃん」 という人もいるかもしれません。 昔なら「Pentium-200MHzのマシンを用意しなさい」 なんて言ったかもしれません。 それもいいのですが、 パソコンに2万程度のDirectX2対応アクセラレーションボード を差すだけで、描画スペックは軽く2倍以上になるのです!! 近年のグラフィックまわりのハードウェアの進化は目覚ましく、 高速・低価格の波に乗りつつあります。

 高性能のハードウェアが普及すれば、 ソフトメーカー側の制限の垣根が大きく下げられるため、 今までにない新しいゲームの開発に取り組めます。 私はこれからの業界の流れに期待しています (Virtua-Fighterには驚かされた)。 もちろんゲームだけでなく新しいアプリケーションにも期待大です。 すぐに考えつくのは、3DCGアニメーション作成、 超リアルなフライトシミュレータ、高速3D-CADとかあります。 さらに今までにない分野へ3D-GUIが応用されることもあるでしょう、 ワープロとか表計算とか(何の役に立つかわからないけど)。 しかし実際に3DCGを導入した通信・ネットワーク技術は既に現れています。

 インターネットの普及によって、 私たちは海外ホームページをのぞき、情報を得て、 個人輸入なんかもできるようになりました。ただ私たち日本人にとっては、 「英語を読む」という作業が面倒で、いまひとつ楽しめない場合も多い。
 話は変わりますが、イメージしてください。 あなたは海外旅行中のとある町で、急に喉が乾きました。 もちろん現地の言葉はわかりません。さて、どうするか? 大抵の場合、自販機を探してコインを入れてジュースを買いますが、 このとき言葉を交わすことなく、ごく日常的な動作として行えました。 目にはいった情報に頼って、なんとなくできちゃうんですよね。  こんなやりとりをインターネット上で実現するのが VRML という新技術です。インターネットのホームページ上に、 まず仮想3D空間を設定し、そこに自販機をなにげに置く。 来訪者は自販機を見つけて欲しいものを選んでコインを入れると、 「ガコン」という音とともにジュースをゲットできる。 こんな一連のイベントを実現できるのが Virtua-Reality-Modeling-Language なのです。 これも高速レンダリングのできるマシンが普及したからこそ 可能になる技術なのです。 Internet-Explorer 3.0(Microsoft)では VRMLのグラフィックに DirectX を利用しているそうです。

参考文献:「The-Basic」11月号




Communityplace "SAPARi"

SAPARi

 Community Place Browser は、 ソニーの提供するインターネット上の仮想世界ナビゲーションソフトウェアです。 インターネットからダウンできますが、容量が大きいので、パソコン通信・インターネット本のCD-ROMからインストールしましょう。 たぶんVRML2.0対応
このソフトを使うと、仮想世界Community Placeを、自由に歩き回り、 いろいろな場所を見回したりできます。 その世界に仕込まれた「動きのイベント」にふれることでスイッチが押され、 音楽を聞いたり、映画を見たりすることができます。 くわえて、Community Placeという世界にいる人は他の人と出会うことができます。 ここでは文章のやりとり、音声を使ったリアルタイムな会話、 かわいい3DCG動物モデル同士でOK!I don't know の仕草を送りあうことで、今までになかった新しい形の インタラクティブ体験ができます。 つまり他の人と共有体験をし、 そこで起きたことをいっしょに話し合ったり、 協力して作業を行ったりすることができるのです。

 いろいろと難しいことを書きましたが、結論 かわいい動物がいます。一度ごらんあれ! 画面クリックでGO!!
空からこれがCommunity Place ほのぼの空間"SAPARi"です。 他に武士や町人が歩き回る"時代村"というステージも存在します。


インターネット向け仮想人間アニメーション技術(WonderSpace)

 

 松下電器が、インターネット上で3次元CGキャラクタが本当の人間のような自然な動作をするインターネット向け仮想人間アニメーション技術を開発したそうです。動作パターンの細かさ、連続化、圧縮が売りのようです。VRMLブラウザWonderSpaceになります。

 だいたいのところは上記SAPARiと同様ですが、いままでにない動きのリアリティーさを与えるようです(業務用マシン並の動きをパソコンで、と書いているので、Virtua-Fighter、鉄拳並と勝手に判断します。ではVirtua-FighterPCの立場は?) こういった人体の動きのパターン作成は業務用マシンでもモーションキャプチャを使いますが、結局最終の仕上げは職人芸に近いものなので、結論として人間らしい動作仕草をどれだけ用意し、ユーザー/コンピュータ間のやりとりにどれだけの密接で効果的に取り込むががキーになるでしょう。上記新技術は、音楽と完全に同期をとったダンスとかも可能になるそうなので期待しましょう。カラオケの演出などに効果あり?

 自然な動作というのは感性によるところが大きいので、評価の方は実物みてから(8/2現在、プレビューのみ)ということで。たぶん松下電器/Panasonicの運営するWonderTownとかで動くんでしょう。紹介記事はこちらです。

8/26付けでWonder Spaceのホームページが公開されました。人体モデルによる二段蹴りアニメーションなどがみれます。人間らしい動きに偽りなし!?期待していいかも。



三次元スキャナPICZA、プロッタMODELA

 ローランドデージーから三次元スキャナPICZA(\148,000)、と三次元プロッタMODELA(\120,000)が発売されました。MODELAは三次元データを元に材料を削り出す機械(いわゆるNCフライス盤の小型盤)。PICZAは製品を三次元測定し3Dデータを生成する機械。PICZA、MODELAともにWindows95パソコンと連結して使う機械です。ちなみにスキャニングは最近はやりの光学式(イチローの足形、安室奈見江の顔をスキャンした)ではなく、針状の物で表面をなぞる方式。3次元測定器の場合は、フォースセンサー付きの6自由度水平型ロボットで測定点へマニピュレートする方式なんでそれと近いのかな?PICZAは50ミクロンピッチで格子状に自動スキャンできるから手放しでできるね。

 たとえば紙粘土でつくった模型をスキャニングして3Dデータ化し、それをプラスチック角材から自動で切り出す(ミーリング)といった同品種異材料の量産加工ができます。もちろんPICZAがなくても、実在しないような物体を3Dモデラーで作成して、材料から切り出すのも可。スキャニング、ミーリング装置自体が小さいため、ミニチュアカーくらいの大きさのものしか扱えませんが、個人でも手に入る値段です。
 たとえば民族工芸のブローチなんかをスキャニングしといてデータをライブラリ化する。それをお客さんの要望に応じてWindows95用3Dモデラーソフトで、大きさバランス変更や一部デザインを変えたりする。あとはお客さんの要望に合わせてすきな材料をミーリングして自分だけのブローチが完成。地方のちょっとしたイベント展でつかえそう。

 別にMODELAで加工しなくても、ポリゴンを一枚一枚ちょこちょこ貼って3Dモデリングしないひとにとっても福音だね。折り紙をPICZAでスキャニングして、3DCG画像をつくってホームページに貼るとお手軽できれいかも。

 もう一例。模型や人形を品定めするときって、手にとっていろんな方向から眺めるでしょ?最近、インターネットでのオンラインショッピングが増えてるけど、商品を3D映像化してInternetExplolerなどのブラウザ上で360度方向から眺められるといいよね。PICZAは3DデータVRMLを配布する事も可能なんで、新しい商売が生まれそうだ。日本経済新聞をみるとわかるけど、いまインターネットと3D(CG)技術は商品になる時代なんだね。


バーチャルペット業界があつい

ピカチュウいまバーチャルペット業界が熱い。

まずは携帯ゲーム「たまごっち(*1)」。ポケベルサイズのゲームで、実在しないデジタルペットの世話をやくゲーム。この世話のやき方加減で、数十種類のペットへと成長、派生していく。これがキャラクターの可愛らしさと手軽さが受けて、幅広い層に指示されたゲームです。「暴力団がたまごっちで恐喝」とか「小学校教員、休み時間にたまごっち。大人だからOK?」など社会現象にもなった。(*1 Copyright バンダイ inc.)


 つぎがハンディゲーム機ゲームボーイポケットの「ポケットモンスター(*2)」。ドラクエのようなロールプレイングゲームに分類されるのですが、主人公が戦うのではなく捕獲したモンスターを戦わせるという設定で、ということは鍛えるプレイヤーはペットモンスターです。RPGゲーム探検、友人間のモンスターの貸し借り、バトル対戦、モンスター収集、モンスター育成、かわいいペットモンスターなど、いろいろな要素が詰まりまくったゲームで、本当の意味での、子供どうし、多重なコミニュケーションを可能にしたゲームといえます。まあ大人同士では遊べない、子供同士でしかできないゲームでもありますね。これが結構面白かった。自分が小学生だったら多分はまっちゃっただろうなと。(*2 Copyright Nintendo/Creature inc./GAME FREAK inc.)
 このピカチュウ人気で、「Nintendo64を買うと、波乗りピカチュウデータが当たる!!」、「もうすぐ発売"ピカチュウ元気でちゅう"(凄いネーミングだ!)」などまだまだ勢いの止まらないゲームですね。
 左画像はポケモンの中でも一番人気のキャラクター「ピカチュウ」で、2時間程度で完成させた8個のパーツから成る3Dデータです(著作権に配慮してデータ配布の予定なし)。拙作PUMAN Robot-Simulatorでテクテクと歩かせてみると結構かわいかったりする。

 「ピカチュウ元気でちゅう」は、バーチャルリアリティー空間に置いた3DCGピカチュウをペットとして飼うゲーム(つまり上のような3Dモデル)です。なんと「音声認識機能付き」。このほかにもゲームボーイで鍛えたポケモン同士をNintendo64上のバーチャル空間で戦わせる「ポケモンスタジアム」バーチャルアイランドに生息するポケモンを監視、写真撮影して自分だけのアルバムを作るポケモンスナップ」など。はなしは変わって、最近の学会発表をみると、このバーチャルペットの思考を構成するアルゴリズム研究の分野が活気づいています。そこらの技術が役立つのかもしれません。

PlayStationゲーム「モンスターファーム(*3)」は自分の育てた3DCGモンスターを戦わせるゲームです。こいつの特色は音楽CDもしくはゲームCD-ROMを読み込ませると、そのデータ内容によって出現するモンスターが異なるのです。さらに複数のCDで合成させることも可能。つまり最強のCDレシピが存在するのです。なかにはCDの曲名にあったモンスターが現れることがあるというのが面白い。たとえば「パフィーのCDを読み込ませると、Tシャツ姿の猫モンスターが出現」します。 (*3 Copyright TECHMO inc.)

 パソコン用メールソフト「Postpet(*4)」は、Mac/Windows上でメール宅配ペットを飼育するソフト。自分で決めたペット(亀、パンダ、猫、ウサギなど)にメールを書いて渡すと、喜んで相手に届けてくれます。もし相手がPostpetを起動したていたら、相手のペットと勝手に遊んだり、そこの飼い主にかわいがられたり、ご飯を横取りしたり、ユーザーを楽しませてくれます。たまにペット自身が勝手に手紙を書いてくれたり、なかにはインターネットで開催される大運動会に参加して競技で優勝してしまう、という。つまりメールを書くのをたのしくするばかりでなく、ペットの飼い主どおしという新しいコミニュケーションの場を提供してくれるソフトなのです。(*4 Copyright So-Net .inc)

以上、私の知る限りのことを書かせてもらいました。新聞の社会評論なんかで、このブームと人間の深層心理のはたらきについて関連づけて書かれます。そこらへんの解釈は任せるとして、、、
わたしの観点からは、ぬいぐるみもバーチャルペットであったわけで、思考アルゴリズムや成長する様をコンピュータ上に再現できたことでバーチャルからリアルへの接近が起きた。さらにバーチャルリアリティーの3Dグラフィック技術により、反応のリアルさ仕草の可愛らしさを表現できつつある(かわいい仕草は母性本能を促す本能動作らしい)。けれども、これが実在しないモンスターであるからこそ、ヒューマノイドのように「人間に近づくほど遠く感じる」像といった微妙な違和感を感じることなく受け入れられるのではないでしょうか。

おいおい待ってくれよ ピカチュウ2Dチック
やっぱり12月はサンタでしょ。
今回バーチャルアイドルを作る前に、よりポピュラーなサンタクロースをつくってみました。
近々ダウンロード可能(フリー)にします。
ライティングをOFFにすると3Dでもこんな効果を得ます。


バーチャルペット業界があつい(2)

 「育成型散歩計 てくてくエンジェル」って知ってますか?万歩計+たまごっちと考えてください。てくてくエンジェルのメーカーはハドソンです。

 てくてくエンジェルを腰のベルトに付けておくと、歩数がカウントされると同時に、ユーザーの歩き方に応じてデジタルペットが成長する。普段よく歩く人なら同調してペットはスリムになる。対して怠惰な人が持つと、ペットはぶくぶくに膨れてしまうし、不健康になってしまうというシロモノ。ちょっとおせっかいかもしれませんが、夜中に散歩する傾向にあるユーザーの場合、不良化してしまう。

 私、現在この「てくてくエンジェル」をつけて歩いてるんですね。実はこれ、わたしの親との競争です。運動不足の親につけてもらって、競争することで、少しでも運動意欲を持ってもらおうと。

 4日目でベビージェルから、はむジェルという4足動物になりました。そしてノルマ達成直後に、わんジェルという犬型のペットに変身します。このタイプに変身するのは、よく歩いているユーザーの場合らしいです(私の自動ノルマ設定が14,000歩)。一月後には、羽の生えたエンジェルになってくれるでしょうか?

 対して同じ日に使い始めた親ですが、案の定もちジェルという肥満型のペットに変身してしまったそうです。で、「もっと歩かんね!」としかっておきました。まったく、、、

 こんな新しいコミュニケーションを作れる てくてくエンジェル。ちょっと注目している健康グッズです。

 、、、1998/1/15の新聞発表ですが、「ピカチュウの散歩計(ポケットピカチュウ)」3月中旬発売!だそうです。こちらはペットが変身するのでなく、歩数=成長にあわせてピカチュウのアクションが増えていくそうです。
 デジタルペット、バーチャルペットは、ポケットモンスターの独壇場になりつつあるようですね。


ノリノリだぜ、バスト ア ムーブ!!

 以前からこのコラムで、「これからの注目株はモーションウェア!!」と言いつづけていました。

 モーションウェア(Motion-Ware=Motion-software)とは、人間ほか生物の動きをキャプチャーして、Virtual-Reality空間でユーザーが思い通りに、リアルタイムに動かせるソフトウェアの意をさす造語(読み人知らず)。

 バーチャファイターのような3DCG対戦ゲームや、CGソフトがこれにあたるんですが、最近ではダンスゲーム「パラッパラッパー」なども、モーションウェアとして売れまくって、ひとつのジャンルを築き上げました。

 このダンスゲームジャンルに、1998/1/29発売エニックス製のBust A Move Dance&Rythm Actionを加えたいと思います。



 ゲームの遊び方は、流れるファンキーな音楽BGMのリズムにのって、矢印キーや○×ボタンを押すだけ。タイミングよく連続しておせば、かっこいい(Coolな)コンビネーションを繰り広げてくれる。単純でありながら、タイミングの妙というか、非常に奥深く面白い!

 もちろんこのゲームの最終目標は、どちらのダンスが「かっこいい〜〜」かを競う対戦ゲーム。つまり、当然、よりノリノリだった方が勝つ!!
 なんて明快なルールなんでしょう。

 操作系以外で面白いのは、

  • 途中でコマンドの分岐があって、ダンスを自分で自由に選べること。
  • 相手以上にかっこいいダンスが踊れたら、カメラがずっと自分の操作キャラを舐めるように映してくれる。まるで自分が注目されているみたいに。
  • 相手のダンスを途中で邪魔することもできる。もちろん逃げることも可能。
  • これって3DCG人体モデルだからこそできる演出だ。やはりモーションウェアは新しい演出技法と、楽しみを提供してくれる。

    売り切れ店続出!!


    3Dペット対戦 なんバト

     インターネットの3Dバーチャルリアリティー業界に新しいジャンルが誕生しました。松下電器のホームページHi-hoなんバトです。

    Hi-hoのホームページから「ポリペッツ」をダウンロードすると、デスクトップ上に3Dペットのはいった木箱があらわれて、ゴミ箱の代わりにその木箱にファイルをドラッグ&ドロップすると、この3Dペット(ポリペッツ)が成長します。さらにHi-hoの「なんサーバー」に接続すると、自分のペット同士を戦わせることができる(なんバトする)というもの。
    (ペット育成+ペット対戦は、以前に紹介したPlaystationのモンスターファームと同じコンセプトか)

    戦わせるといっても、ゲームは「かけっこ」「つなひき」「ふうせん」の3イベント。それも右画像のようにほんわかムードです。

     今後このジャンルは拡がりをみせてくれるかも、と期待しています。セガの新ゲーム機 ドリームキャストのようにモデム標準装備型ゲームが当たり前、そしてネット対戦が当たり前になっていく気配を見せているのですから。



    ペットと飼い主とのフレンドリー体験 PAW

    Sonyの運営するSo-net Home Pageから、新コンテンツが始まりました。
    以前このページにて、インターネット仮想3D空間でチャットを行うSAPARIを紹介しましたが、その発展型といってもいいでしょう。

    PAW(Personal-Agent-World)もSAPARI同様、インターネットの中に浮かぶインターネットの中の島ですが、3DCG技術にVRML1.0からVRML97(VRMLはこちらを参照)を採用することで、その空間を動くユーザー(アバターともいう)以外に、仮想動物(パーソナル・エージェント)を置いています。

    つまりインターネット空間に、あなたとあなたのペットが遊べる空間を実現しました。ちなみにペットのデザインは「うちのタマしりませんか」の作者です(いままでにない可愛らしさです)。いまのところペットは犬に限定のようです。

    PAWへGO!

    この犬は少しだけ人の言葉を理解することができるようで、ワールド内で起きたことなどをメールで報告してくれます。またPAWには1日が2時間で過ぎるという時間の流れが存在しペットは成長します。と同時に、季節も変化してそれぞれに特徴的なイベントが存在するようです。

    たとえば、花の種を蒔いたり、サンタクロースのプレゼント配達を手伝ったり。よりアクティブな展開が期待できます。

    相変わらず狙い所を心得てるSonyです。


    とりあえず転載禁止
    Copyright Takashi Horinouchi 1997. All rights reserved.


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