☆信号管理室5


画像・情報提供:Mikage様

(51) 加越能鉄道「万葉線」が走る富山県高岡市から届いたビッグなネタをご紹介! 画像をご覧いただければお分かりですが、まず縦に2つ連なったこの角型灯器を見て第一声、「何これ!?」(汗)。初めて見る灯器ではないでしょうか!? それもその筈、「自転車専用」と書かれたこの灯器、モノとしては京三製角型灯器を縦にして2灯式にしただけであります。機能としては歩行者用灯器と全く同じで、画像の青状態が続いたあと点滅し、そして赤になります。「自転車用」であること、そして「角型縦式2灯式」であることと、二重の意味でめっちゃレアな信号機です。


   画像・情報提供:Mikage様

(52) こちらも同じく富山県高岡市から。茶色くいい感じに錆びているこの歩行者灯器、よ〜く見たら青のひさしが短いです! 普通のは赤も青もひさしは同じ長さですよね。このように青のひさしみ短いタイプはごく稀に存在し、京都市内では現在九条大宮交差点に辛うじて1器のみ残存しています。でも、ここまで錆び錆びで、しかも横のプレートまで錆びで字すら読めないという状況、大いにいいですねえ(爆)。右画像はこの灯器がある地点の全景。加越能鉄道が走っており、電車用信号と並んでいる点も風景として面白いかも。余談ですがこの加越能鉄道の電車、運賃箱がまさに昔懐かしの旧型で、両替の仕方もまさに昔の運賃箱そのものという・・・。ツリカケサウンドも力強く響き、沿線のネタ信号機を眺めながらの電車の旅などいかがでしょう!?(^^;) 加越能鉄道は高岡駅前〜越ノ潟間全区間便と、高岡駅前〜中新湊間区間便が各30分毎に走り、高岡駅前〜中新湊間は15分間隔で運行されています。


(53) 大阪府門真市内に残る小糸製の角型縦式灯器です。青レンズのひさしがやや損傷しているほか、左横のプレートもかつて何か書かれていたような雰囲気がして、味があります(^^;)。しっかし謎なのは電柱に貼られた黄色いシールに書いてある言葉。「信号を守ろう」とは一体どういう意味でしょう!? この言葉をそのまんま信じていいとすれば、この灯器は残してくれるんでしょうね、大阪府さん?(爆)


(54) (問題)この角型灯器はどのメーカでしょうか?・・・答えは、「富士防災(梶j」です。これって完全なオリジナル灯器でして、大阪府内のとある公園内にあるおもちゃの信号みたいなものです(点灯していません)。本灯器・歩行者灯器とも、見たことない形状してますし、まわりに比較出来る対象物がないため分かりにくいのですが、一般の信号機と比べてかなり小さいです。画像の歩行者灯器が一般の歩行者灯器とほぼ同じ大きさであることからすれば、本灯器の小ささがお分かりいただけますでしょうか?(灯器メーカの情報提供:梶様)


(55) 駅長が個人的に好きな小糸製丸型灯器でして、景観上の配慮からか独特の丸いステーに支えられ、灯器自体も茶色く塗装されています・・・が、よ〜く見ると所々塗装が剥げてきていません? うっすらどころか、かなり露骨に元の白色が見えてます。これならいっそ、白く再塗装してもらいたいところ(?)。場所は大阪市内でして、画像中の看板にありますように谷町3丁目交差点です。


(56) 出たっ、バズーカ灯器! 45センチレンズの灯器のことを、その迫力から私は「バズーカ信号」と呼んでいます(汗)←一般的な愛称ではありません。やはり大きいですねえ〜。灯器上の「時差信号」プレートや、交差点名看板等と見比べると、灯器の大きさがお分かりいただけるかと思います。矢印までバズーカですから、実物を近くで見たらそれは凄い迫力でしょう(^^;)。京都にもバズーカ灯器ほしいです(笑)。場所は大阪府内です。


(57) 兵庫県芦屋市内より、側道車両専用信号と2種類の本線車両専用信号、計3種類の樹脂製灯器が並んでいます。本線用で本灯器と縦型灯器が並ぶのも面白いのですが、視認性向上のためでしょうか。密かに縦型はSサイズなのも確認出来ます。側道車両用は1灯式を2つつなげています。いかにも「芦屋」な雰囲気を漂わせる背景の中、このようなユニークな配置例が見られます。


(58) 一見すると普通の樹脂製灯器がガードに設置されている例ですが、よ〜くガード下をご覧いただくと、なんともまあ可愛い縦型灯器があるではありませんか! 決して遠近法を用いた画像ではございません(爆)。ガード下にあるこの縦型角型灯器、マジのマジで小さいんです! 小学生が夏休みの工作でシャレで作ったと言うとこの灯器に失礼(謎)ですが、そう言ってもいいくらいの超小型。一体なぜにこんな小型で、こんなところに設置されたのか、大いに謎であります。私は京三ヒョロ信号を「おじいさん信号」と言いましたが、そうなるとこの灯器は「赤ちゃん信号」ですね(^^;;;)。レンズの大きさで分類すると「SSSサイズ」かな?(爆) この画像だけ大きくしたのも、このかわいい超小型灯器をじっくり見ていただきたいからです(汗)。場所は兵庫県芦屋市内で、上の(57)のところから割と近いところにあります。


(59) ゼブラと言えば角型灯器に付いているのが常識(?)ですが、たまには常識外れな輩もいるものです(^^;)。兵庫県神戸市内の湊川公園交差点にほど近いところにあるこの灯器、小糸製丸型灯器にゼブラが付いているという、何とも何ともレアな信号であります! しかも六角形のゼブラですし・・・。灯器とゼブラ板の間に若干の隙間がある点もポイントかなと(汗)。兵庫県って樹脂製灯器を優先的に採用していますが、古参灯器やレア灯器は意外にも多く残っており、楽しいエリアですよ!


(60) 歩行者灯器にもLED式が登場! 兵庫県神戸市の湊川公園交差点では2メーカ(京三・小糸)のLED式歩行者灯器が試験的に設置され、現在試験運行中です(2002年3月まで?)。画像は京三製で、小糸製ともども既存の灯器の上にそのまま設置され、そのいずれもが使用されており、同じ向きに2つの歩行者灯器が上下に並ぶ姿はとてもユニーク(^^)。2つ同時に使用しているのは、いざLED灯器が故障したときのことを考慮しているのでしょう。さらにLED灯器の横のプレートには「試験中」と書かれてあり、実に分かりやすいです(^^;)。光り方はLED特有で、綺麗な色してます。


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